JPS62156527A - 炉頂装入装置の原料秤量方法および装置 - Google Patents

炉頂装入装置の原料秤量方法および装置

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JPS62156527A
JPS62156527A JP29603085A JP29603085A JPS62156527A JP S62156527 A JPS62156527 A JP S62156527A JP 29603085 A JP29603085 A JP 29603085A JP 29603085 A JP29603085 A JP 29603085A JP S62156527 A JPS62156527 A JP S62156527A
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俊郎 田中
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、バンカ内部が空の状態から原料投入が完了
した大気圧の状態となり、そして炉内圧に等しい加圧状
態となってから内部の原料か炉内に装入され、モして内
部が空となってから大気圧状態とされるバンカを炉頂に
備え、そしてこのバンカの全重量を測定するバンカ秤量
器を用いて、バンカ内の原料を秤量する炉頂装入装置の
原料秤量方法、およびその方法を実施するための装置に
関するものである。
[従来の技術] 一般に、この種の原料秤量装置においては、炉頂におけ
るバンカの全重量を測定するバンカ秤量器としてロード
セルが用いられている。
第5図に、炉頂装入装置の稼動に伴うバンカ用ロードセ
ルの出力の経時変化を表す。図において、A点はバンカ
内ffi、B、点およびB1点はバンカ自重に原料重量
を加えた重量、01点お上びC1点はバンカ自重に原料
重工を加えてかつバンカの内圧による持ち上げ力を差し
引いた重量、B1点およびり7点はバンカ重量からその
バンカの内圧による持ち上げ力を差し引いた重量をそれ
ぞれ意味する。
まず、バンカ内に原料がなくかつ大気圧下の状態のとき
のA点を原点として、そのバンカ内に原料を投入すると
A点から81点へと移動する。つまり、原料の役人分に
対応してロードセルの出力が増大する。そして、83点
の時点からバンカ内を加圧するとその内圧に上ってバン
カに持ち上げ力が作用し、その分、ロードセルの出力が
減少する。01点にてバンカ内が炉内と等しい均圧とな
る。そして、C3点の時点からバンカ内の原料を炉内に
装入するとロードセルの出力は徐々に減少し、その原料
の装入終了後はり、点に達する。そして、D、点の時点
からバンカ内を排圧してもとの大気圧にするとバンカに
作用していた持ち上げ力がなくなり、その分、ロードセ
ルの出力が増大して、再び元のA点に戻る。したがって
、Slの範囲ではバンカ内は大気圧状態にあり、S、の
範囲ではバンカ内は炉内と等しい加圧状態にある。
このようにしてロードセルが逐次、バンカの全重量を計
測し、そしてその計測値に基づいて原料秤量装置がバン
カ内の原料を求める。
従来、このようなバンカ秤量器としてのロードセルの出
力は、バンカ内■の負荷に応じて直線的に変化するもの
として扱われていた。ずなわら、第6図に表すように縦
軸にロードセルの出力をとり、溝軸に負荷をとった座標
上において、A点とZ点とを結ぶ直線りをロードセルの
出力特性としている。A点は、第5図の場合と同様にバ
ンカ内に原料がない大気圧の状態のときの点であり、原
点となっている。Z点は、100%負荷の状態のときの
点である。
このように、従来はバンカ秤量器の出力特性を直線りと
し、その出力を単純に取り扱って秤量していた。
[発明が解決しようとする問題点] 従来は、バンカ秤虫器としてのロードセルの特性を直線
的なものとして単純に取り扱っていたため、次のような
問題がありノー。
すなわち、重1比が3〜4倍あるコークスと鉱石を秤量
する場合に、バンカの自重分に装入原料の合計重量を加
えfこ最大重量に対応する大容屯のロードセルが必要と
なり、実際に測定する原14重屯に対して4虫の大きな
ロードセルを使用することになって、その測定誤差が大
きくなる。これは、特に比重の小さいコークスの重量を
測定する場合に顕著であった。また、炉内への原料の装
入中に、バンカ内を炉内圧に等しく加圧して大気圧に対
してプラス側に保持したとき、そのバンカに対して発生
ずる上向きの持ち上げ力によってロードセルに対する見
掛は上の荷重が減少するために、その持ち」二げ力の補
正誤差にロードセル自体の測定誤差が加わって、装入中
の原料の減少時の秤量を正G1fに行うことが困難であ
った。特に、原料のバンカ内残量が僅かになったときの
秤量が不可能であった。
しかも、従来においては、ロードセルの検出特性を直線
的なしのとして取り扱っているが、それがロードセル本
来の特性と異なることから更に大きな検出誤差を生じて
いた。
すなわち、ロードセル自体には、検出誤差を生じさせる
要因となる代表的な特性として次の3つがある。その第
1は、第7図に表すようなロードセル特性の非直線性に
よるものであり、同図において0〜100%の点を直線
で結んだときの出力に偏差δ、が生じる。その偏差δ1
は、一般には負荷増加時における50%負荷との偏差で
表される。第2はロードセル特性のヒステリシスによる
ものであり、同第7図に表すように50%負荷時の出力
増加時と減少時に偏差δ、が生じる。第3は、ロードセ
ル特性の繰り返し誤差によるものであり、第8図に表す
ように同一負荷条件で繰り返し負荷を加えた時に偏差δ
3が生じる。
ところが、従来はこのように本質的に第7図、および第
8図のようなカーブを描くロードセルの特性を第6図の
ような直線りを描くものとして近似させている。そのた
めに、大きな検出誤差が生じる訳である。
第6図には、ロードセル本来の検出特性と直線りとを合
わせて表している。そこで、この図(二基いて測定誤差
の現状について説明する。
まず、ロードセルの本質的な特性カーブ上においては、
バンカ内に原料がなく大気圧下のA点の状態から、その
バンカ内に原料を投入すると、カーブ上を移動してB点
に達する。そして、原料の投入完了後、バンカ内を加圧
して炉内と均圧にすると、そのバンカ内の圧力によって
バンカに持ち」二げ力か作用し、特性カーブ上を0点に
移動する。そして、原料を炉内に投入中は特性カーブ上
を移動して点りに向かい、その投入完了後はD点に至る
現状は、このようなロードセルの本質的な特性カーブ上
の検出信号を直線り上におけるものとして近似している
。そのため、B点および0点においては、実際の重量よ
りそれぞれwb、wc分大きく、またD点においてはw
d分小さく計測されて、これが誤差となる。このような
誤差において特に大きな問題となるのは、バンカ内の原
料が全量投入されたことを検出するときである。すなわ
ち、バンカ内の均圧による持ち上げ力の影響を一定の(
Δpm)とすると直線り上のり3点が求まるが、これを
出カ一定とし、09点を求めると、実際の装入完了のD
点よりも萌の時点のD2点にて装入完了したことになっ
てしまう。そのため、装入完了を他の手段によって検出
したり、または充分な時間的余裕を見込んだ上で次の動
作に入る必要があり、装入装置全体のタイムサイクルを
長くする要因となっていた。
この発明は、以上のような問題を解決するものである。
[問題点を解決するための手段] この発明の炉頂装入装置の原料秤量方法は、バンカ内部
が空の状態から原料投入が完了した大気圧の状態となり
、そして炉内圧に等しい加圧状態となってから内部の原
料が炉内に装入され、そして内部が空となってから大気
圧状態とされるバンカを炉頂に備え、そしてこのバンカ
の全重量を測定するバンカ秤量器を用いて、バンカ内の
原料を秤量する炉頂装入装置の原料秤量方法において、
バンカ内部が空の大気圧状態のときのバンカ秤量器の出
力を基準点として記憶し、バンカ内部への原料投入が完
了した大気圧状態のときのバンカ秤1器の出力を、バン
カ内部が空の大気圧状態のときの負荷に予め秤量したバ
ンカ内への装入分原料の重量を加えた負荷に対応するも
のとして記憶し、バンカ内部への原料投入か完了した加
圧状態のときのバンカ秤量器の出力を、バンカ内部への
原料投入が完了した大気圧状態のときの負荷にバンカ内
の加圧によるバンカ持ち上げ力の分を減じた負荷に対応
するものとして記憶し、バンカ内部の原料が炉内に投入
されてバンカ内が空の加圧状態となったときのバンカ秤
量器の出力を、バンカ内部への原料投入が完了した加圧
状態のときの負荷に予め秤量したバンカ内への装入分の
原料の重量を減じた負荷に対応するしのとして記憶し、
そしてこれらの記憶したデータを統計処理することによ
り秤量器の出力と負荷との関係式を決定して、その関係
式に基づきバンカ内の原料を秤量することを特徴として
いる。
この発明の炉頂装入装置の原料秤量装置は、バンカ内部
が空の状態から原料投入が完了した大気圧の状態となり
、そして炉内圧に等しい加圧状態となってから内部の原
料が炉内に装入され、そして内部が空となってから大気
圧状態とされろバンカを炉頂に備え、そしてこのバンカ
の全重量を測定するバンカ秤量器を用いて、バンカ内の
原料を秤量する炉頂装入装置の原料秤量装置において、
バンカ内へ装入される原料を予め秤量する原料秤量器を
備えると共に、この原料秤量器と前記バンカ秤量器の出
力を入力する記憶演算装置を備え、この記憶演算装置は
、バンカ内部か空の大気圧状態のときのバンカ秤量器の
出力を基準点として記憶し、バンカ内部への原料投入が
完了した大気圧状態のときのバンカ秤量器の出力を、バ
ンカ内部が空の大気圧状態のときの負荷に予め秤量した
バンカ内への装入分原料の重量を加えた負荷に対応する
ものとして記憶し、バンカ内部への原料投入が完了した
加圧状態のときのバンカ秤量器の出力を、バンカ内部へ
の原料投入が完了した大気圧状態のときの負荷にバンカ
内の加圧によるバンカ持ち上げ力の分を減じた負荷に対
応するものとして記憶し、バンカ内部の原料が炉内に投
入されてバンカ内が空の加圧状態となったときのバンカ
秤量器の出力を、バンカ内部への原料投入が完了した加
圧状態のときの負荷に予め秤量したバンカ内への装入分
の原料の重量を減じた負荷に対応するものとして記憶し
、そしてこれらの記憶したデータを統計処理することに
より秤量器の出力と負荷との関係式を決定して、その関
係式に基づきバンカ内の原料を秤量するものであること
を特徴としている。
[作用 ] この発明によれば、バンカ内への投入前に予め計測した
原料重量と、ロードセル等のバンカ秤量器によって計測
したバンカの全重量を演算処理して、バンカ秤量器の出
力と負荷との関係式を決定し、そしてその関係式に基づ
いてバンカ内の原料を正確に秤量する。
[実施例] 以下、この発明の実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。本実施例はベルレス・2バン力式の炉頂装
入装置への適応例を示す。
まず、この発明が適応される炉頂装入装置について説明
する。
図においてlは高炉本体であり、その炉頂には分配シュ
ート2と、2つのバンカ3と、伸縮管4が備えられ、ま
た高炉本体Iの内部には旋回シュート5が備えられてい
る。分配シュート2には、原料装入コンベア6によって
、原料設備のコークス用原料ホッパ7内のコークスと、
鉱石用原料ホッパ8内の鉱石が装入される。コークスと
鉱石は、ホッパ7.8を経て1回装入分ずつ炉頂まて運
搬され、そして分配シュート2から2つのバンカ3に交
互に投入されてから、旋回シュート5によって炉内に分
配装入される。バンカ3には、シール装置しての」二下
のシール弁9.10と、バンカ3内の均圧と排圧のため
の均排圧管I+と、バンカ3内からの原料の流債を調整
するためのゲート12か備えられている。
この発明による原料秤量器にあっては、バンカ3に、そ
の内圧を測定するセンサ13を備えると共に、そのバン
カ3を支える箇所に、バンカ3の自重を計測するバンカ
秤1器としてのロードセル14を介在させている。また
、コークス用原料ホッパ7を支える箇所に、そのボッパ
フの自重を測定するコークス用秤量器としてのロードセ
ル15を備え、鉱石用原料ホッパ8を支える箇所に、そ
のホッパ8の自重を測定する鉱石用秤債器としてのロー
ドセル16を備えている。そして、それぞれのロードセ
ルI4.15.16は記憶演算装置I7に接続されてい
る。この記憶演算装置17は後述するように、それぞれ
のロードセル14.15.16からの信号を処理してバ
ンカ3内の原料を高精度に秤量する。
次に、作用について説明する。
バンカ3の自重を計測するロードセルI 71の出力は
、重連した第5図の場合と同様の経時的な変化を現す。
また、ロードセル15.16は、バンカ3内に投入され
ろ原料を小面に精度良く秤量する。演算処理装置17は
、このようなロードセル14、I5.16からのデータ
を処理して、まずは第2図中の/\点、B点、C点、D
点にお:上るロードセル14の出力と負荷との関係を次
のようにj−て求めて記憶する。
A点は、コンベア6によってバンカ3内に原料が投入さ
れる直前におけるロードセル14の出力から求め、この
点を負荷ゼロの基準点として記憶する。
B点は、バンカ3内への原料の投入が完了し、かつ均圧
されろ直前において、基準のA点より乙原料ホッパ7.
8のロードセル15.16がi!III定した投入原料
分だけ負荷が増大した乙のとして、このときのロードセ
ル14の出力から求める。
C点は、バンカ3内の均圧が完了して炉内への原料装入
が開始される直前において、センサI3の出力によりバ
ンカ内圧相当の持ち上げ力を演算し、その分だけB点の
負荷値から減じた負荷が掛かっているものとして、この
ときのロードセル14の出力から求める。
D点は、バンカ3内から炉内への原料の装入が完了して
バンカ3内を排圧する直前において、B点の負荷値から
、バンカ3内への原料の投入重量と、バンカ内圧相当の
持ち上げ力の分を減じた負荷が掛かっているものとして
、このときのロードセル14の出力から求める。その際
、バンカ3内への原料の投入重量は、B点を求めたとき
と同様に原料ホッパ7.8のロードセル15.16が測
定した投入原料の重量であり、一方、バンカ内圧相当の
持ち上げ力は、C点を求めたときと同様にセンサ13の
出力により求めたものである。
このようにして、第2図中のA点、B点、C点、D点に
おけるロードセル14の負荷−出力のデータを得る。
そして、このA点、B点、C点、D点に関してのデータ
を過去何回かにわたって最小2乗近似等によって統計的
処理し、ロードセル特性を荷重増加時(A点〜B点)と
荷重減少時(C点〜D点)に分けて、その標準近似曲線
を求める(第3図参照)。
第3図において、X印はコークスに関してのB点相当の
Ba点を求めるためのデータ、Δ印は鉱石に関してのB
点相当のBb点を求めるためのデータ、印はコークスに
関しての0点相当のCa点を求めるためのデータ、口中
は鉱石に関しての0点相当のcb点を求めるためのデー
タをそれぞれ示す。A点とD点に関しては、原料がコー
クスまたは鉱石であるとには拘わりなく求められる。そ
のA点についてのデータをO印で示し、D点についての
データを・印で示す。
記憶演算装置17は、このようにして求めた標準近似曲
線を用いてロードセルl =1の出力を負荷に変換する
。したがって、ロードセルI4の誤差ノ内、ロードセル
特性の非直線性とヒステリンス(第7図参照)および温
度変化による原点Aの変動と出力の変化に関しての誤差
がなくなる。
更に、本例においては、ロードセル14の繰り返し誤差
(第8図参照)をもなくすため、記憶演算装置17は次
のような機能を存する。すなわち、前回の装入までの標
準近似曲線(第・1図中実線で表す曲線)を求めた後、
バンカ3内に原料を投入しつつ、今回におけろA点、B
点、0点を求め、このときの!F!a近似曲線上のA。
点、Bo点、c。
+Q、との偏差dA、dB、dC分だけ標準近似曲線を
スライドさせる。そして、このスライドさせた標準近似
曲線(第・1図中2点鎖線で表す曲線)を用いて、年回
の0点からD点における原料装入時の秤量を行う。した
がって、ロードセルの繰り返し誤差がな、くなる。一般
に、このロードセルの繰り返し誤差は、事前に予測する
ことが不可能であり、しからロードセル特性の非直線性
による誤差とほぼ同程度に生じるため無視できない。
5発明の効果コ 以上説明したようにこの発明によれば、バンカ内への投
入前に予め計測した原料重量と、ロードセル等のバンカ
秤量器によって計測したバンカの全重量を演算処理して
、バンカ秤量器の出力と負荷との関係式を決定し、そし
てその関係式に基づいてバンカ内の原料を秤量するから
、次のような効果を奏する。
(1)ロードセル等のバンカ秤量器の特性の非直線性、
ヒステリシス等の誤差要因の影響を大幅に改善すること
ができると共に、過去のデータに基づく統計的処理によ
って自己修正を行うことができる。
(2)温度や経年変化によるロードセルの負荷−出力特
性の長期変動についても対応することができる。
(3)測定精度が大幅に向上し、その測定結果を原料の
流量制御へのフィードバック信号として活用することが
できる。
(4)バンカ内からの炉内への原料の流出完了時期が正
確に求まるから、直ちにその後の動作に入ることができ
て、タイムサイクル上宵利である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の一実施例を説明するた
めの図であり、第1図は装置全体の概略構成図、第2図
ないし第4図は記憶演算装置の機能を説明するための図
、第5図は炉頂装入装置の稼動に伴うバンカ秤量用ロー
ドセルの出力の経時変化を表す図、第6図は従来の原料
秤量方法における測定誤差の説明図、第7図および第8
図はバンカ秤量用ロードセルの本来の特性による測定誤
差の説明図である。 1・・・・・炉本体、  3・・・・・・バンカ、  
7・・・・コークス用原料ホッパ、  8・・・・鉱石
用原料ホッパ、  9、lO・・・・・ソール弁、  
11・・・・・・均排圧管、  13 ・・・圧力セン
サ、  14 ・・・バンカ秤量器 (ロードセル)、
  15・・・・・コークス用秤量器(ロ −トセル)
、  16・・・・鉱石用秤量器(ロートセ ル)、 
 17・・・・・・記憶演算装置。 出願人  石川島播磨重工業株式会社 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バンカ内部が空の状態から原料投入が完了した大
    気圧の状態となり、そして炉内圧に等しい加圧状態とな
    ってから内部の原料が炉内に装入され、そして内部が空
    となってから大気圧状態とされるバンカを炉頂に備え、
    そしてこのバンカの全重量を測定するバンカ秤量器を用
    いて、バンカ内の原料を秤量する炉頂装入装置の原料秤
    量方法において、バンカ内部が空の大気圧状態のときの
    バンカ秤量器の出力を基準点として記憶し、バンカ内部
    への原料投入が完了した大気圧状態のときのバンカ秤量
    器の出力を、バンカ内部が空の大気圧状態のときの負荷
    に予め秤量したバンカ内への装入分原料の重量を加えた
    負荷に対応するものとして記憶し、バンカ内部への原料
    投入が完了した加圧状態のときのバンカ秤量器の出力を
    、バンカ内部への原料投入が完了した大気圧状態のとき
    の負荷にバンカ内の加圧によるバンカ持ち上げ力の分を
    減じた負荷に対応するものとして記憶し、バンカ内部の
    原料が炉内に投入されてバンカ内が空の加圧状態となっ
    たときのバンカ秤量器の出力を、バンカ内部への原料投
    入が完了した加圧状態のときの負荷に予め秤量したバン
    カ内への装入分の原料の重量を減じた負荷に対応するも
    のとして記憶し、そしてこれらの記憶したデータを統計
    処理することにより秤量器の出力と負荷との関係式を決
    定して、その関係式に基づきバンカ内の原料を秤量する
    ことを特徴とする炉頂装入装置の原料秤量方法。
  2. (2)バンカ内部が空の状態から原料投入が完了した大
    気圧の状態となり、そして炉内圧に等しい加圧状態とな
    ってから内部の原料が炉内に装入され、そして内部が空
    となってから大気圧状態とされるバンカを炉頂に備え、
    そしてこのバンカの全重量を測定するバンカ秤量器を用
    いて、バンカ内の原料を秤量する炉頂装入装置の原料秤
    量装置において、バンカ内へ装入される原料を予め秤量
    する原料秤量器を備えると共に、この原料秤量器と前記
    バンカ秤量器の出力を入力する記憶演算装置を備え、こ
    の記憶演算装置は、バンカ内部が空の大気圧状態のとき
    のバンカ秤量器の出力を基準点として記憶し、バンカ内
    部への原料投入が完了した大気圧状態のときのバンカ秤
    量器の出力を、バンカ内部が空の大気圧状態のときの負
    荷に予め秤量したバンカ内への装入分原料の重量を加え
    た負荷に対応するものとして記憶し、バンカ内部への原
    料投入が完了した加圧状態のときのバンカ秤量器の出力
    を、バンカ内部への原料投入が完了した大気圧状態のと
    きの負荷にバンカ内の加圧によるバンカ持ち上げ力の分
    を減じた負荷に対応するものとして記憶し、バンカ内部
    の原料が炉内に投入されてバンカ内が空の加圧状態とな
    ったときのバンカ秤量器の出力を、バンカ内部への原料
    投入が完了した加圧状態のときの負荷に予め秤量したバ
    ンカ内への装入分の原料の重量を減じた負荷に対応する
    ものとして記憶し、そしてこれらの記憶したデータを統
    計処理することにより秤量器の出力と負荷との関係式を
    決定して、その関係式に基づきバンカ内の原料を秤量す
    るものであることを特徴とする炉頂装入装置の原料秤量
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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