JPS62156401A - レ−ル頭部削正装置 - Google Patents
レ−ル頭部削正装置Info
- Publication number
- JPS62156401A JPS62156401A JP29356085A JP29356085A JPS62156401A JP S62156401 A JPS62156401 A JP S62156401A JP 29356085 A JP29356085 A JP 29356085A JP 29356085 A JP29356085 A JP 29356085A JP S62156401 A JPS62156401 A JP S62156401A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side chamber
- hydraulic cylinder
- piston rod
- rail
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、鉄道線路の軌道上を移1FIJ可能なレール
削正車に取付けられ、レール頭部の輪郭を修正するレー
ル頭部削正装置に関するものである。
削正車に取付けられ、レール頭部の輪郭を修正するレー
ル頭部削正装置に関するものである。
「従来の技術」
鉄道線路の軌道のレール頭部表面には、軌道上を走行す
る鉄道車両の車輪との間の摩擦等により、レールOr+
頂面の長手方向に波状に凹凸を呈する波状摩耗やレール
頭側面の変形等が発生し、鉄道線路の軌道、路盤および
鉄道14両に激しい振動や衝撃を与え、軌道や路盤の破
壊を促進するとともに、乗客の乗心地や安全を阻害し、
また、騒音を発生して、鉄道沿線に騒音公害を惹起する
等の不都合を生ずる恐れがある。従って、鉄道線路の定
期的保線作業等の際に、レール頭部表面の波状摩耗や変
形等を削正してレール頭部の輪郭を修正し、上)本のよ
うな不都合を解消することが必要となる。
る鉄道車両の車輪との間の摩擦等により、レールOr+
頂面の長手方向に波状に凹凸を呈する波状摩耗やレール
頭側面の変形等が発生し、鉄道線路の軌道、路盤および
鉄道14両に激しい振動や衝撃を与え、軌道や路盤の破
壊を促進するとともに、乗客の乗心地や安全を阻害し、
また、騒音を発生して、鉄道沿線に騒音公害を惹起する
等の不都合を生ずる恐れがある。従って、鉄道線路の定
期的保線作業等の際に、レール頭部表面の波状摩耗や変
形等を削正してレール頭部の輪郭を修正し、上)本のよ
うな不都合を解消することが必要となる。
一般に、軌道のレール頭部表面に発生した波状摩耗や変
形等を削正してレール頭部の輪郭を修正する方法として
は、第3図に示すように、波長が3 cmから60 c
m位の短波長摩耗に対しては、レール表面に沿って削正
工具を押圧しながら凸部りを削正する定圧削りと、第4
図に示ずように、波長が70ctnから2TrL位の長
波長摩耗に対しては、波の山の部分haだけを削正する
定位削りの二つの方法がある。
形等を削正してレール頭部の輪郭を修正する方法として
は、第3図に示すように、波長が3 cmから60 c
m位の短波長摩耗に対しては、レール表面に沿って削正
工具を押圧しながら凸部りを削正する定圧削りと、第4
図に示ずように、波長が70ctnから2TrL位の長
波長摩耗に対しては、波の山の部分haだけを削正する
定位削りの二つの方法がある。
そして、従来の技術としては、例えば、特公昭58−3
2241号公報に示されているように、定圧削り方法を
用いた「レールのヘッドの表面をv1道上で修正するた
めの装置」があり、また、実開昭57−202402号
公報に示されているように定位削り方法を用いた[敷設
軌条研磨車の砥石圧力調整i横1がある。しかしながら
、従来の公知技術には、定圧削りと定位削りを任意に選
択使用できるレール頭部削正装置はなかった。
2241号公報に示されているように、定圧削り方法を
用いた「レールのヘッドの表面をv1道上で修正するた
めの装置」があり、また、実開昭57−202402号
公報に示されているように定位削り方法を用いた[敷設
軌条研磨車の砥石圧力調整i横1がある。しかしながら
、従来の公知技術には、定圧削りと定位削りを任意に選
択使用できるレール頭部削正装置はなかった。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、定圧削り
と定位削りを任意に選択使用できるレール頭部削正装置
を1!2供するものである。
と定位削りを任意に選択使用できるレール頭部削正装置
を1!2供するものである。
[問題点を解決するための手段]
そのため、本発明は、軌道上を走行可能なレール削正中
に収納設定用油圧シリンダを介して取付(プられ、原動
機により回転駆動される所定数の削正工具を有するレー
ル頭部削正装置において、各削正工具を上下方向に移動
可能にピストンロッドを介してそれぞれ上下用油圧シリ
ンダで支承し、この各上下用油圧シリンダに圧力油を供
給する油圧ポンプの吐出側に、削正工具の削正深さに関
連して任意に油圧ポンプの吐出圧力を調整することごと
に、上下用油圧シリンダのピストンロッド側室とピスト
ン側室を、流量調整弁とこの流量調整弁と並列に接続さ
れた切換弁を介して接続する循環油圧回路を設け、切換
弁により定圧削りと定位削りを任意に選択することがで
きるようにしたものである。
に収納設定用油圧シリンダを介して取付(プられ、原動
機により回転駆動される所定数の削正工具を有するレー
ル頭部削正装置において、各削正工具を上下方向に移動
可能にピストンロッドを介してそれぞれ上下用油圧シリ
ンダで支承し、この各上下用油圧シリンダに圧力油を供
給する油圧ポンプの吐出側に、削正工具の削正深さに関
連して任意に油圧ポンプの吐出圧力を調整することごと
に、上下用油圧シリンダのピストンロッド側室とピスト
ン側室を、流量調整弁とこの流量調整弁と並列に接続さ
れた切換弁を介して接続する循環油圧回路を設け、切換
弁により定圧削りと定位削りを任意に選択することがで
きるようにしたものである。
「作用」
まず、レール削正中を作業現場まで走行又は牽引し、収
納設定用油圧シリンダにより、レール頭部削正装置をレ
ール上に下降させ、各削正工具をレール頭部表面に係合
させる。ぞして、レール頭部表面の摩耗の凹凸の状態や
変形により削正工具に与えるべき削正深さを決める。通
常、削正深さは、削正工具の回転数、送り速度を一定と
した場合、削正工具によりレール頭部表面に加えられる
押圧力に比例する。この場合、上下用油圧シリンダのピ
ストンロッド側室とピストン側室には、圧力調整弁によ
り調整された同一圧力の圧力油が供給されるので、ピス
トンロッドには、ピストン0ツド側室とピストン側室の
ピストン面積差により発生する上向ぎの力が作用し、削
正工具の押圧力は、削正工具の自重ど上下用油圧シリン
ダのピストンロッドに作用する上向ぎの力の差となる。
納設定用油圧シリンダにより、レール頭部削正装置をレ
ール上に下降させ、各削正工具をレール頭部表面に係合
させる。ぞして、レール頭部表面の摩耗の凹凸の状態や
変形により削正工具に与えるべき削正深さを決める。通
常、削正深さは、削正工具の回転数、送り速度を一定と
した場合、削正工具によりレール頭部表面に加えられる
押圧力に比例する。この場合、上下用油圧シリンダのピ
ストンロッド側室とピストン側室には、圧力調整弁によ
り調整された同一圧力の圧力油が供給されるので、ピス
トンロッドには、ピストン0ツド側室とピストン側室の
ピストン面積差により発生する上向ぎの力が作用し、削
正工具の押圧力は、削正工具の自重ど上下用油圧シリン
ダのピストンロッドに作用する上向ぎの力の差となる。
従って、圧力調整弁を調整して、上下用油圧シリンダの
ピストンロッド側室およびピストン側室に油圧ポンプか
ら供給される圧力油の圧力を変えることにより、ピスト
ンロッドに作用する上向きの力の大きさが変化し、任意
の削正深さに対応する押圧力を削正工具に与えることが
できる。ぞして、レール頭部表面の摩耗が短波長摩耗の
場合には、切換弁により、上下用油圧シリンダのピスト
ンロッド側室とピストン側室とを直接連通させ、削正工
具を回転させながら、レール削正中をレールに沿って走
行させれば、削正工具はレール頭部表面の凹凸に追従し
て上下に移動しながら、レール頭部表面に常時所定の押
圧力で押圧され、レール頭部表面を定圧削りにより削正
することができる。
ピストンロッド側室およびピストン側室に油圧ポンプか
ら供給される圧力油の圧力を変えることにより、ピスト
ンロッドに作用する上向きの力の大きさが変化し、任意
の削正深さに対応する押圧力を削正工具に与えることが
できる。ぞして、レール頭部表面の摩耗が短波長摩耗の
場合には、切換弁により、上下用油圧シリンダのピスト
ンロッド側室とピストン側室とを直接連通させ、削正工
具を回転させながら、レール削正中をレールに沿って走
行させれば、削正工具はレール頭部表面の凹凸に追従し
て上下に移動しながら、レール頭部表面に常時所定の押
圧力で押圧され、レール頭部表面を定圧削りにより削正
することができる。
また、レール頭部表面の摩耗が長波長摩耗の場合には、
削正工具が長波長摩耗の山がら出へ移動するときに、削
正工具が押圧力により下降して長波長1γ耗の谷を削正
しないように、予め流量調整弁を絞り、削正工具の下降
速度を遅くしておく。そして、切換弁を上述の定位削り
の位置にして削正工具をレール頭部表面に係合させて侵
、切換弁を切換えて、上下用油圧シリンダのピストンロ
ッド側室とピストン側室を、流!l調整弁と逆止弁を介
して連通させる。しかる後、削正工具を回転させながら
、レール削正車をレールに沿って移動させ、削正工具が
長波長摩耗の一つの山に乗り上げると、ピストンロッド
を介してピストンが上下用油圧シリンダ内を上方に移動
し、ピストンロッド側室の圧力油は逆止弁を通ってピス
トン側室に急速に移動し、削正工具はその山に所定の押
圧力で押圧され、その山を所定の押圧力で削正すること
ができる。しかし、削正工具が一つの山を削正し終って
、次の山に向かって移動するときは、削正工具はその押
圧力により下降しようとして、ピストン0ツドを介して
ピストンを下方に押すが、上下用油圧シリンダのピスト
ン側空内の圧力油は、逆止弁に阻止されて、流量調整弁
を通ってしかピストンロッド側室内に移動できず、従っ
て削正工具の下降速度は遅くなり、削正工具は僅か下降
するが、長波長摩耗の谷を削正することなく次の山に到
達して、定位削りを行うことができる。
削正工具が長波長摩耗の山がら出へ移動するときに、削
正工具が押圧力により下降して長波長1γ耗の谷を削正
しないように、予め流量調整弁を絞り、削正工具の下降
速度を遅くしておく。そして、切換弁を上述の定位削り
の位置にして削正工具をレール頭部表面に係合させて侵
、切換弁を切換えて、上下用油圧シリンダのピストンロ
ッド側室とピストン側室を、流!l調整弁と逆止弁を介
して連通させる。しかる後、削正工具を回転させながら
、レール削正車をレールに沿って移動させ、削正工具が
長波長摩耗の一つの山に乗り上げると、ピストンロッド
を介してピストンが上下用油圧シリンダ内を上方に移動
し、ピストンロッド側室の圧力油は逆止弁を通ってピス
トン側室に急速に移動し、削正工具はその山に所定の押
圧力で押圧され、その山を所定の押圧力で削正すること
ができる。しかし、削正工具が一つの山を削正し終って
、次の山に向かって移動するときは、削正工具はその押
圧力により下降しようとして、ピストン0ツドを介して
ピストンを下方に押すが、上下用油圧シリンダのピスト
ン側空内の圧力油は、逆止弁に阻止されて、流量調整弁
を通ってしかピストンロッド側室内に移動できず、従っ
て削正工具の下降速度は遅くなり、削正工具は僅か下降
するが、長波長摩耗の谷を削正することなく次の山に到
達して、定位削りを行うことができる。
「実施例」
以下に、本発明の一実施例を図面について詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明のレール頭部削正装置を取付けたレール
削正車の側面図、第2図はレール頭部削正8置の削正工
具の油圧制御回路図である。
削正車の側面図、第2図はレール頭部削正8置の削正工
具の油圧制御回路図である。
第1図に示すように、レール頭部削正装置1は、前車輪
2と後車輪3により軌道のレール4上を走行可能なレー
ル削正車5の台車6の下方の左右のレールの上方に複数
個の収納設定用油圧シリンダ7を介して取付けられ、こ
の収納設定用油圧シリンダ7により、回送時には車両限
界内に収納保持され、作業時には左右のレール上に下降
されて、作業状態に設定され、案内車輪8.8によりレ
ール4上をレール削正車5とともに走行する。
2と後車輪3により軌道のレール4上を走行可能なレー
ル削正車5の台車6の下方の左右のレールの上方に複数
個の収納設定用油圧シリンダ7を介して取付けられ、こ
の収納設定用油圧シリンダ7により、回送時には車両限
界内に収納保持され、作業時には左右のレール上に下降
されて、作業状態に設定され、案内車輪8.8によりレ
ール4上をレール削正車5とともに走行する。
第1図には、レール頭部削正5A置1に左右の各レール
当りそれぞれ4台の削正工具11を取付けた場合が示し
てあり、これらの各4台の削正工具11は、第2図の分
岐回路工、■、■、■により全く同様に制御される。第
2図には分岐回路Iにより制御される削正工具11のみ
が示されている。
当りそれぞれ4台の削正工具11を取付けた場合が示し
てあり、これらの各4台の削正工具11は、第2図の分
岐回路工、■、■、■により全く同様に制御される。第
2図には分岐回路Iにより制御される削正工具11のみ
が示されている。
すなわち、レール頭部削正装置1は、左右の各レールあ
たり原動119(電動機、油圧モータ、空圧モータ等)
と、この原動機9によって回転駆動される砥石10とか
らなる4台の削正工具11と、この削正工具11ごとに
設GJられ、削正工具11をピストン12およびピスト
ンロッド13を介して上下方向に移動可能に支承し、削
正工具11に上向きの力を与える上下用油圧シリンダ1
4と、削正工具11を取付け、かつ上下用油圧シリンダ
14のピストン0ツド13に連結され、案内稈15に沿
って削正工具11とともに上下方向に移動する案内1’
116と、エンジン、電動機等の原fJ+ fa17に
より駆動され油槽18から作動油をフィルタ19を介し
て吸入し、圧力油を各上下用油圧シリンダ14に供給す
る油圧ポンプ20と、この油圧ポンプ20の吐出側に設
けられ、油圧ポンプ20の吐出圧力を削正工具11の削
正深さに関連して任意に調整できる圧力調整弁21と、
この圧力調整弁21と各上下用油圧シリンダ14の間に
、各上下用油圧シリンダ14ごとに設けられ、上下用油
圧シリンダ14のピストンロッド側室22とピストン側
室23を、lfl調整弁24とこの流量調整弁24と並
列に接続された切換弁25を介して接続した循環油圧回
路26とを有している。そして、切換弁25は、第1位
置27と第2位置28を有し、切換弁25を第1位置2
7にすると、第2図から明らかなように、上下用油圧シ
リンダ14のピストンロッド側室22とピストン側室2
3は、流量調整弁24と逆止弁29を介して連通し、切
換弁25を第2位置28にすると、上下用油圧シリンダ
14のピストンロッド側室22とピストン側室23は直
接連通ずる。
たり原動119(電動機、油圧モータ、空圧モータ等)
と、この原動機9によって回転駆動される砥石10とか
らなる4台の削正工具11と、この削正工具11ごとに
設GJられ、削正工具11をピストン12およびピスト
ンロッド13を介して上下方向に移動可能に支承し、削
正工具11に上向きの力を与える上下用油圧シリンダ1
4と、削正工具11を取付け、かつ上下用油圧シリンダ
14のピストン0ツド13に連結され、案内稈15に沿
って削正工具11とともに上下方向に移動する案内1’
116と、エンジン、電動機等の原fJ+ fa17に
より駆動され油槽18から作動油をフィルタ19を介し
て吸入し、圧力油を各上下用油圧シリンダ14に供給す
る油圧ポンプ20と、この油圧ポンプ20の吐出側に設
けられ、油圧ポンプ20の吐出圧力を削正工具11の削
正深さに関連して任意に調整できる圧力調整弁21と、
この圧力調整弁21と各上下用油圧シリンダ14の間に
、各上下用油圧シリンダ14ごとに設けられ、上下用油
圧シリンダ14のピストンロッド側室22とピストン側
室23を、lfl調整弁24とこの流量調整弁24と並
列に接続された切換弁25を介して接続した循環油圧回
路26とを有している。そして、切換弁25は、第1位
置27と第2位置28を有し、切換弁25を第1位置2
7にすると、第2図から明らかなように、上下用油圧シ
リンダ14のピストンロッド側室22とピストン側室2
3は、流量調整弁24と逆止弁29を介して連通し、切
換弁25を第2位置28にすると、上下用油圧シリンダ
14のピストンロッド側室22とピストン側室23は直
接連通ずる。
次に以上の構成を有するレール頭部削正装置1の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
まず、レール削正車5を作業現場まで走行又は牽引し、
収納設定用油圧シリンダ7を作動させて、レール頭部削
正装置1をレール4上に下降させて、各削正工具11の
砥石10をレール4の頭部に係合させる。第1図および
第2図には、削正工具11でレール4の頭頂面を削正す
る場合が示しであるが、削正工具11の軸線を鉛直線に
対して傾斜させて、削正工具11の砥石10をレール4
の頭側面に係合させれば、レール4の頭側面を削正する
ことができる。
収納設定用油圧シリンダ7を作動させて、レール頭部削
正装置1をレール4上に下降させて、各削正工具11の
砥石10をレール4の頭部に係合させる。第1図および
第2図には、削正工具11でレール4の頭頂面を削正す
る場合が示しであるが、削正工具11の軸線を鉛直線に
対して傾斜させて、削正工具11の砥石10をレール4
の頭側面に係合させれば、レール4の頭側面を削正する
ことができる。
次いで、レール4の頭頂面の摩耗の凹凸の状態により削
正工具11に与えるべき削正深さを決める。通常、削正
深さは、削正工具110回転数、送り速度を一定とした
場合、削正工具11によりレール4の頭頂面に加えられ
る押圧力に比例する。
正工具11に与えるべき削正深さを決める。通常、削正
深さは、削正工具110回転数、送り速度を一定とした
場合、削正工具11によりレール4の頭頂面に加えられ
る押圧力に比例する。
例えば、削正工具110回転数1800rpm+送り速
度1 km/F−1rとした場合、削正深さ0.1m−
に対して、約3 K’J / ciの押圧力が必要であ
る。この場合、上下用油圧シリンダ14のピストンロッ
ド側室22とピストン側室23には、油圧ポンプ20よ
り圧力調整弁21により調整された同一圧力の圧力油が
供給されるので、ピストンロッド13には、ピストン0
ツド側室22とピストン側室23のピストン面積差によ
り上向きの力が発生し、削正工具11によりレール4の
頭頂面に加えられる押圧力は、削正工具11の自重と上
下用油圧シリンダ14のピストンロッド13に作用する
上向きの力の差となる。従って、圧力調整弁21を調整
して、上下用油圧シリンダ14のピストンロッド側室2
2およびピストン側v23に供給される圧力油の圧力を
変えることにより、ピストンロッド13に作用する上向
きの力の大きさを変えて、任意の削正深さに対応する押
圧力を削正工具11に与える。
度1 km/F−1rとした場合、削正深さ0.1m−
に対して、約3 K’J / ciの押圧力が必要であ
る。この場合、上下用油圧シリンダ14のピストンロッ
ド側室22とピストン側室23には、油圧ポンプ20よ
り圧力調整弁21により調整された同一圧力の圧力油が
供給されるので、ピストンロッド13には、ピストン0
ツド側室22とピストン側室23のピストン面積差によ
り上向きの力が発生し、削正工具11によりレール4の
頭頂面に加えられる押圧力は、削正工具11の自重と上
下用油圧シリンダ14のピストンロッド13に作用する
上向きの力の差となる。従って、圧力調整弁21を調整
して、上下用油圧シリンダ14のピストンロッド側室2
2およびピストン側v23に供給される圧力油の圧力を
変えることにより、ピストンロッド13に作用する上向
きの力の大きさを変えて、任意の削正深さに対応する押
圧力を削正工具11に与える。
そして、レール40頭頂面の摩耗が短波長摩耗の場合に
は、切換弁25を第2位置28にすれば、上下用油圧シ
リンダ14のピストンロッド側室22とピストン側室2
3とは直接連通し、削正工具11は押圧力によりレール
4の頭頂面上に下降し、レール4の頭頂面を常時所定の
押圧力で押圧する。
は、切換弁25を第2位置28にすれば、上下用油圧シ
リンダ14のピストンロッド側室22とピストン側室2
3とは直接連通し、削正工具11は押圧力によりレール
4の頭頂面上に下降し、レール4の頭頂面を常時所定の
押圧力で押圧する。
従って、削正工具11を回転させながら、レール削正車
5をレール4に沿って走行させれば、削正工具11はレ
ール4の頭頂面の凹凸に追従して上下に移動しながら、
レール4の頭頂面を所定の押圧力で削正し、レール4の
頭頂面を定圧剤りにより削正する。また、レール4の頭
頂面の摩耗が長波長摩耗の場合には、削正工具11が長
波長摩耗の山から山へ移動するときに、削正工具11が
押圧力により下降して長波長摩耗の谷を削正しないよう
に、予め流量調整弁24を絞り、削正工具11の下降速
度を遅くしておく。そして、切換弁25を第2位置28
にして削正工具11をレール4の頭頂面に係合させて後
、切換弁25を第1位置27に切換えれば、上下用油圧
シリンダ14のピストンロッド側室22とピストン側室
23とは、流量調整弁24と逆止弁29を介して連通ず
る。
5をレール4に沿って走行させれば、削正工具11はレ
ール4の頭頂面の凹凸に追従して上下に移動しながら、
レール4の頭頂面を所定の押圧力で削正し、レール4の
頭頂面を定圧剤りにより削正する。また、レール4の頭
頂面の摩耗が長波長摩耗の場合には、削正工具11が長
波長摩耗の山から山へ移動するときに、削正工具11が
押圧力により下降して長波長摩耗の谷を削正しないよう
に、予め流量調整弁24を絞り、削正工具11の下降速
度を遅くしておく。そして、切換弁25を第2位置28
にして削正工具11をレール4の頭頂面に係合させて後
、切換弁25を第1位置27に切換えれば、上下用油圧
シリンダ14のピストンロッド側室22とピストン側室
23とは、流量調整弁24と逆止弁29を介して連通ず
る。
従って、削正工具11を回転させながら、レール削正車
5をレール4に沿って走行させれば、削正i具11が一
つの山に乗り上げると、案内筒16およびピストンロッ
ド13を介して、ピストン12が上下用油圧シリンダ1
4内を上方に移動し、ピストンロッド側室22内の圧力
油は逆止弁29を通ってピストン側室23内に急速に移
動し、削正工具11は、その山に所定の押圧力で押圧さ
れるので、その山を所定の押圧力で削正する。しかし、
削正工具11が一つの山を削正し終って、次の山に向っ
て移動するとぎは、削正工具11はその押圧力により下
降しようとして、案内筒16およびピストンロッド13
を介してビス!・ン12を下方に押すが、上下用油圧シ
リンダ14のピストン側室23内の圧力油は、逆止弁2
9により阻止されて、流量調整弁24を通ってしかピス
トンロッド側室22内に移動できないので、削正工具1
1の下降速度はdくなり、削正工具11は僅かに下降は
するが、長波長摩耗の谷を削正することなく次の山に到
達して削正する、これを長波長摩耗の山から山へ繰返す
ことにより定位削りを行うことかできる。
5をレール4に沿って走行させれば、削正i具11が一
つの山に乗り上げると、案内筒16およびピストンロッ
ド13を介して、ピストン12が上下用油圧シリンダ1
4内を上方に移動し、ピストンロッド側室22内の圧力
油は逆止弁29を通ってピストン側室23内に急速に移
動し、削正工具11は、その山に所定の押圧力で押圧さ
れるので、その山を所定の押圧力で削正する。しかし、
削正工具11が一つの山を削正し終って、次の山に向っ
て移動するとぎは、削正工具11はその押圧力により下
降しようとして、案内筒16およびピストンロッド13
を介してビス!・ン12を下方に押すが、上下用油圧シ
リンダ14のピストン側室23内の圧力油は、逆止弁2
9により阻止されて、流量調整弁24を通ってしかピス
トンロッド側室22内に移動できないので、削正工具1
1の下降速度はdくなり、削正工具11は僅かに下降は
するが、長波長摩耗の谷を削正することなく次の山に到
達して削正する、これを長波長摩耗の山から山へ繰返す
ことにより定位削りを行うことかできる。
また、上述の実施例では、削正工具11の上下方向の移
動を、案内稈15に沿って上下方向に移動する案内筒1
6に削正工具11を取付けて行っているが、これは何も
これに限定されるものでなく、平行うランク機構を利用
し、一方のクランクを上下用油圧シリンダのピストンロ
ッドに連結し、ピストンロッドに上向きの力が作用する
ように構成してもよい。
動を、案内稈15に沿って上下方向に移動する案内筒1
6に削正工具11を取付けて行っているが、これは何も
これに限定されるものでなく、平行うランク機構を利用
し、一方のクランクを上下用油圧シリンダのピストンロ
ッドに連結し、ピストンロッドに上向きの力が作用する
ように構成してもよい。
「発明の効果」
上述のように、本発明のレール頭部削正V装置は、各削
正工具ごとに、削正工具を上下方向に移動可能にピスト
ンロッドを介して支承する上下用油圧シリンダを設け、
これらの各油圧シリンダに圧力調整弁により吐出圧力を
調整できる油圧ポンプにより圧力油を供給し、圧力調整
弁と各上下用油圧シリンダの間に、各上下用油圧シリン
ダごとに、上下用油圧シリンダのピストンロッド側室と
ピストン側室を、流器調整弁とこの流層調整弁と並列に
接続された切換弁を介して接続する循環油圧回路を設け
、レール頭部表面の摩耗の凹凸の状態に応じて、圧力調
整弁を調整して所要の削正深ざに対応する押圧力を各削
正工具に付与するとともに、レール頭部表面の摩耗が短
波長摩耗か長波長摩耗かに従って、切換弁を切換えて、
短波長摩耗の場合には定圧削りを、長波長摩耗の場合に
は定位削りをそれぞれ選択することができるようにした
ものである。従って、レール頭部表面の摩耗状態に応じ
て、削正工具に適正な削正深さに対応する押圧力と、定
圧削りまたは定位削りを選択付与することができる。ま
た定位削りの場合、削正工具の下降速度を流母調整弁を
介して調整することにより、削正工具はその砥石の摩耗
に追従して適正な押圧力を保持しながら下降し、自動的
に削正作業中の砥石の位置補正を行うことができる。ま
た、定圧削りの場合、切換弁により、上下用油圧シリン
ダのピストンロッド側室とピストン側室をi接連通する
ので、削正工具はレール頭部表面の凹凸に追従しながら
、レール頭部表面を滑らかに削正することができる等の
効果を有する。
正工具ごとに、削正工具を上下方向に移動可能にピスト
ンロッドを介して支承する上下用油圧シリンダを設け、
これらの各油圧シリンダに圧力調整弁により吐出圧力を
調整できる油圧ポンプにより圧力油を供給し、圧力調整
弁と各上下用油圧シリンダの間に、各上下用油圧シリン
ダごとに、上下用油圧シリンダのピストンロッド側室と
ピストン側室を、流器調整弁とこの流層調整弁と並列に
接続された切換弁を介して接続する循環油圧回路を設け
、レール頭部表面の摩耗の凹凸の状態に応じて、圧力調
整弁を調整して所要の削正深ざに対応する押圧力を各削
正工具に付与するとともに、レール頭部表面の摩耗が短
波長摩耗か長波長摩耗かに従って、切換弁を切換えて、
短波長摩耗の場合には定圧削りを、長波長摩耗の場合に
は定位削りをそれぞれ選択することができるようにした
ものである。従って、レール頭部表面の摩耗状態に応じ
て、削正工具に適正な削正深さに対応する押圧力と、定
圧削りまたは定位削りを選択付与することができる。ま
た定位削りの場合、削正工具の下降速度を流母調整弁を
介して調整することにより、削正工具はその砥石の摩耗
に追従して適正な押圧力を保持しながら下降し、自動的
に削正作業中の砥石の位置補正を行うことができる。ま
た、定圧削りの場合、切換弁により、上下用油圧シリン
ダのピストンロッド側室とピストン側室をi接連通する
ので、削正工具はレール頭部表面の凹凸に追従しながら
、レール頭部表面を滑らかに削正することができる等の
効果を有する。
第1図は本発明のレール頭部削正装置を取付けたレール
削正車の側面図、第2図はレール頭部削正装置の削正工
具の油圧制御回路図、第3図は定圧削りの説明図、第4
図は定位削りの説明図である。 1・・・レール頭部削正装置、9・・・原動機、10・
・・砥石、11・・・削正工具、12・・・ピストン、
13・・・ピストンロッド、14・・・上下用油圧シリ
ンダ、15・・・案内稈、16・・・案内筒、20・・
・油圧ポンプ、21・・・圧力調整弁、22・・・ピス
トンロッド側室、23・・・ピストン側室、24・・・
Fffi調整弁、25・・・切換弁、26・・・循環油
圧回路、27・・・第1位置、28・・・第2位置、2
9・・・逆止弁。 n許肚J慎友 日オun猶釦迄E S式会江工陣゛蝦作ρケ アル埋入 弁理で 片山博°之
削正車の側面図、第2図はレール頭部削正装置の削正工
具の油圧制御回路図、第3図は定圧削りの説明図、第4
図は定位削りの説明図である。 1・・・レール頭部削正装置、9・・・原動機、10・
・・砥石、11・・・削正工具、12・・・ピストン、
13・・・ピストンロッド、14・・・上下用油圧シリ
ンダ、15・・・案内稈、16・・・案内筒、20・・
・油圧ポンプ、21・・・圧力調整弁、22・・・ピス
トンロッド側室、23・・・ピストン側室、24・・・
Fffi調整弁、25・・・切換弁、26・・・循環油
圧回路、27・・・第1位置、28・・・第2位置、2
9・・・逆止弁。 n許肚J慎友 日オun猶釦迄E S式会江工陣゛蝦作ρケ アル埋入 弁理で 片山博°之
Claims (1)
- 軌道上を走行可能なレール削正車に収納設定用油圧シリ
ンダを介して取付けられ、レール頭部の輪郭を修正する
レール頭部削正装置において、原動機とこの原動機によ
り回転駆動される砥石とから成る所定数の削正工具と、
この各削正工具ごとに設けられ、前記削正工具を上下方
向に移動可能にピストンロッド側室を上方にして、ピス
トンロッドを介して支承する上下用油圧シリンダと、こ
の各上下用油圧シリンダに圧力油を供給する油圧ポンプ
と、この油圧ポンプの吐出側に設けられ、その吐出圧力
を前記削正工具の削正深さに関連して任意に調整できる
圧力調整弁と、この圧力調整弁と前記各上下用油圧シリ
ンダの間に、各上下用油圧シリンダごとに設けられ、前
記上下用油圧シリンダのピストンロッド側室とピストン
側室を、流量調整弁とこの流量調整弁と並列に接続され
た切換弁を介して接続し、前記切換弁により、前記上下
用油圧シリンダのピストンロッド側室とピストン側室を
、前記流量調整弁とピストンロッド側室からピストン側
室方向には連通するが、その反対方向には連通しない逆
止弁とを介して、または直接連通させる循環油圧回路と
を有することを特徴とするレール頭部削正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29356085A JPS62156401A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | レ−ル頭部削正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29356085A JPS62156401A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | レ−ル頭部削正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62156401A true JPS62156401A (ja) | 1987-07-11 |
JPH0377881B2 JPH0377881B2 (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=17796327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29356085A Granted JPS62156401A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | レ−ル頭部削正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62156401A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577127A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-03-30 | Takahiro Imahashi | 加工圧制御方法及び装置 |
JP2015101820A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-04 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | レール削正台車およびレール削正方法 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP29356085A patent/JPS62156401A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577127A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-03-30 | Takahiro Imahashi | 加工圧制御方法及び装置 |
JP2015101820A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-04 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | レール削正台車およびレール削正方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377881B2 (ja) | 1991-12-12 |
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