JPS62156005A - 研削ベルト用カ−トリツジ及びロ−ル研削装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明け、研削ベルト用カートリッジ及びロール研削装
置に関するものである。

［従来の技術］ 圧延材の圧延により作業ロールには段差摩耗による板道
が生じるため、従来から一定量圧延優圧延作業を中断し
て作業ロールを圧延機作業側に引出し、ロールショップ
にて研削作業を行うようにしている。このため圧延ライ
ンを頻繁に停止させる必要があり、従って生産能率が悪
いという問題があった。

そこで圧延ライン内に、研削ベルトを備えた研削装置を
配設し、圧延作業を中断することなくオンラインで作業
ロールを研削することが提案されている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上述のオンライン研削装置では、研削ベ
ルトを交換する場合には作業層が中に入ってその作業を
行うため、圧延作業を中断しなければならず、研削ベル
トの交換に難点があった。

本発明け上述の実情に鑑みてなしたもので、圧延作業を
中断せずに研削ベルトの交換を容易に且つ自動的に行い
得るようにしようとするものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明け、垂直な基板に所要の空間を明け上下にリール
を収納出来るリール受ビームを水平方向に突設せしめる
と共に、上下リール間に巻付けられている研削ベルトの
ベルト通路を規制するためのガイド部を設け前記基板又
はリール受ビームにカートリッジ受台と嵌合可能な固定
部材を設けて構成した研削ベルト用カートリッジを備え
、作業ロール軸心と平行に移動可能にトラバースフレー
ムを設けると共にトラバースフレームの行程端に嵌合可
能な固定部材を設けたカートリッジ受台を設け、該トラ
バースフレームに研削ベルトに押付力を与えるための部
材、案内ロール等から成る研削ヘッドを作業ロールに対
して進退せしめる進退シリンダを出入自在に設け、更に
作業ロールの軸心と平行に前記カートリッジ受台側に突
出せしめた主軸を有するマンドレルを進退シリンダの上
下に設け、該主軸を回転駆動させ得ると共に主軸に拡縮
可能にセグメントを設けたことを特徴とするロール研削
装置に係るものである。

［作　　　用］ 研削ベルトの運搬は研削ベルトを２個のリールに巻付け
、両リールをカートリッジのリール収納空間に装填した
状態で行なう。

又、研削ベルトのＯ−ル研削装置への着脱はリールが装
填されたカートリッジをカートリッジ受台上に設置後ト
ラバースフレームをカートリッジ受台側行程端へ移動さ
せ主軸をリールに挿入した状態でセグメントを拡縮する
ことにより行う。

［実　施　例］ 以下図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。

尚、本発明の研削ベルト用カートリッジについては、本
発明に係るロール研削装置に具体化したものとして、ロ
ール研削装置と共に説明する。　第１図〜第３図はロー
ル研削装置の全体概略図であり、１は作業ロール、２は
控ロール、３は圧延材を示す。

左右のハウジング４間に、作業ロール１の入側に作業ロ
ール１と平行にガイドビーム５．６を設け、該ガイドビ
ーム５．６にトラバースフレーム７を移動自在に設ける
。前記ガイドビーム５゜６１１１にはその両端位置にシ
ャフト８．９を回転自在に設け、両シャフト８．９の両
端近傍にそれぞれスプロケット１０．１１を固着し、ス
プロケット１０．１１間にチェーン１５を掛回す。前記
シャフトの１方のシャフト９をギアボッ・クス１２を介
してモータ１３に連結し、又モータ１３には位置検出器
１４を連結している。前記チェーン１５とトラバースフ
レーム７とはガイドビーム５．６の各々近傍に爪２１に
よって連結してあり、モータ１３によりチェーン１５を
周回させればトラバースフレーム７は作業ロール軸心と
平行に移動し得る様になっている。

プラテン１６及びその上下に配した案内ロール１１等に
よって構成した研削ヘッド１８をドラバ、−スフレーム
７に作業ロール１に近接離反可能に設け、該研削ヘッド
１８は進退シリンダ（２段シリンダ）２０に取付ける。

又、前記トラバースフレーム７の反作業ロール側には進
退シリンダ２０の上下に亘ってリール収納部２９を設け
ると共にカートリッジ受台３４に面した側面は開放して
あり且つ進退シリンダ２゜を挾んで上下にマンドレル３
０．３０を設ける。マンドレルの主軸３１にはリール３
２が装着され、モータ３３によって回転される様になっ
ている。両リール３２．３２には研削ベルト２２が巻付
けられ、巻付られた研削ベルト２２は案内ロール１７．
１７、プラテン１６を掛回される様になっている。

前記ガイドビーム５の端部にカートリッジ受台３４を設
け、該受台３４には侵述するカートリッジ３５を位置決
め載置し得る様になっている。

又、２３は冷却水ヘッダで、該ヘッダ２３にノズル２４
が取付けられ作業ロール１に冷却水を噴出し得る様にな
っており、研削ヘッド１８の下方にはブラケット２６を
介してロールワイパー２７を枢支せしめ、シリンダ２８
によって作業ロール１に押付けられている。

更に、第４図、第６図に於いて詳細を説明する。

先ず、マンドレル３０．３０について説明すると、収納
部２９に取り付けたケーシング３６に拡縮シリリンク（
図示せず）を内蔵した主軸３１を回転自在に設け、該主
軸３１には被動ギア３７を嵌着し、被動ギア３７は図示
しないビニオンギアを介して前記モータ３３に連結しで
ある。拡縮シリンダのロッド３８は主軸３１の軸心位置
を貫通して、その先端部が突出している。ロッド先端部
に係着カラー３９を取付ける。主軸３１の円周等分した
位置にそれぞれ先端位置、根本位置にブラケット４０゜
４２を固着し、先端のブラケット４０にくの字状リンク
４３、根本位置のブラケット４２にサブリンク４５を枢
着し、リンク４３．４５の先端にセグメント４６を枢着
する。セグメント４６の先端にはセグメント外面より突
出する引込みリンク４７を取付け、該引込みリンクは各
々圧縮バネ４４で一方向に押されているリール３２が無
いときには（つまり縮小している時は）引込みリンク４
７はボルト２５で保持されている。前記係着カラー３９
とくの字状リンク４３とは中間リンク４８によって連結
する。

而して、ロッド３８の出入れによりリンク４３゜４５が
揺動しセグメント４６を拡縮し且引込みリンク４１がリ
ール３２の端面を抑える様になっている。

前記カートリッジ受台３４には第５図に示す様にカート
リソ９３５位置決め用の２本のビン４９を立設している
。

又、該カートリッジ３５を第５図、第６図に於いて説明
する。

下端がカートリッジ受台３４に当接する垂直な基板５０
に位置決め用の孔５１を穿設した固定板５２゜５２を固
着し、補強板５３で補強する。基板５０の上部、下部に
リール受部分を凹ませたリール受ビーム５４．５５を突
設し、上部ビーム５４には下部を欠切した円筒状のカバ
ー５６を取付け、下部ビーム５５には上側部を欠切した
円筒状のカバー５７を取付ける。又、上下のカバー５６
．５７には前記進退シリンダ２０に沿って延びるカイト
部５８．５９を設けてあり、該ガイド部５８．５９間に
研削ヘッド１８および進退シリンダ２０が通過出来る様
になっている。更に円筒カバー５６．５７は前記収納部
２９に出入自在になっており、基板５０の上端にはクレ
ーンにより吊下げる為の吊孔６０を穿設しである。

次に、作動を説明する。

モータ１３を駆動し、スプロケット１０，１１　、チェ
ーン１５を介してトラバースフレーム７をカートリッジ
受台３４より離反させておく。

一方カートリッジ３５には研削ベルト２２を巻付けたリ
ール３２　、３２間を、ガイド部５８．５９の先端を経
由した状態にして装填する。リールを装填したカートリ
ッジ３５をクレーン等で吊上げ運搬し、孔５１をビン４
９に嵌合せしめてカートリッジ受台３４に載置せしめる
。

このカートリッジ３５取付作業に於ける、研削ヘッド１
８の待機位置は第６図想像線で示す位置迄後退させ且拡
縮シリンダによりロッド３８を引込ませセグメント４Ｇ
を縮小させて置く。

カートリッジ３５の取付作業が終るとモータ１３によっ
てトラバースフレーム１をカートリッジ３５側へ移動す
る。トラバースフレーム７の行程端で縮小したセグメン
ト４６はリール３２の中心に挿入された状態となる。ロ
ッド３８を突出させてセグメント４６を拡大させ、セグ
メント４６とリール３２を嵌着状態とする。この時リー
ルはセグメント４６の拡大により引込みリンク４７の端
縁に係合し、軸心方向の動きが拘束される。前記セグメ
ント４６の拡大によってリール３２がリール受ビーム５
４．５５より浮上り、リール３２．３２はマンドレル３
０．３０にのみ支持された状態となる。

進退シリンダ２０を突出させれば、研削ヘッド１８は作
業ロール側へ前進するため研削ベルト２２は案内ロール
１７．１７　、プラテン１６に掛回った状態でリール３
２より引出される。更に進退シリンダ２０を突出させれ
ば、研削ベルト２２は作業ロール１に接触し、図示しな
い押付シリンダ１９によって所要の研削圧が与えられる
。１方のモータ３３の巻取りにより研削ベルト２２に送
りをかけると共にトラバースフレーム７を適宜移動させ
作業ロール１の全長に亘って研削をする。

研削作業続行中には冷却水をノズル２４から研削面に噴
出させ、冷却する。冷却水は作業ロール１周面に沿って
落下するが、シリンダ２８によって作業ロール１に推し
当てられたロールワイパー２７により掻集められ圧延機
の外に排出される。従って、冷却水が圧延材料に落下し
て材料品質の劣化を招くことはない。

研削作業が完了すると進退シリンダ２０によって研削ヘ
ッド１８を所要位置迄後退して待機させ、次の研削作業
に備える。

次に、研削ベルト２２が摩耗し交換する場合は、研削ヘ
ッド１８が待機位置の状態で、モータ１３を駆動せしめ
てトラバースフレーム７をカートリッジ受台３４側行程
端迄移動させる。行程端ではリール３２がカートリッジ
３５のカバー５６．５７内に遊嵌した状態であり、次に
進退シリンダ２０を縮短させて研削ヘッド１８を第６図
の想像線の位置迄後退させる。研削ヘッド１８の後退と
共に研削ベルト２２を巻取る。拡縮シリンダによりロッ
ド３８を引込めれば、セグメント４６が縮小してリール
３２．３２はリール受ビーム５４．５５上に載置される
と共にセグメント４６とリール３２とは遊合状態となる
。

セグメント４６の縮小が完了するとトラバースフレーム
７を移動させてカー７トリツジ３５より離反せしめる。

セグメント４６がリールより抜脱されると、カートリッ
ジ３５はリール３２が装填された状態で取外し可能とな
る。

而して、クレーン等でカートリッジ３５を吊上げ取外し
、カートリッジ３５内の研削ベルトを新しいものに交換
するか、予め新しい研削ベルトとしてリールを装填した
カートリッジ３５を前述した様にクレーン等でカートリ
ッジ受台３４に取付ければ研削ベルト２２の交換が出来
るのである。

［発明の効果］ 以上述べた如く本発明によれば、研削ベルトの交換を直
接作業者が手を下すことなく交換し得、且面倒な研削ベ
ルトの掛回し作業も必要なく極めて容易に行え更に研削
ベルトの取扱もカートリッジ単位で扱えクレーン等荷投
機械による作業も特別な段取作業が必要ないので極めて
効率的に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るロール研削装置の正面断面概略図
、第２図は平面概略図、第３図は第１図ＡＡ矢視側面概
略図、第４図は第１図ＢＢ矢視断面図、第５図は第２図
ＣＣ矢視断面図、第６図は第５図ＤＤ矢視図である。 １は作業ロール、７はトラバースフレーム、１６はプラ
テン、１７は案内ロール、１８は研削ヘッド、２２は研
削ベルト、３０はマンドレル、３１は主軸、３２はリー
ル、４６はセグメント、４９はビン、５０は基板、５４
．５５はリール受ビーム、５６　、５．７はカバーを示
す。 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）垂直な基板に所要の空間を明け上下にリールを収納
   出来るリール受ビームを水平方向に突設せしめると共に
   、上下リール間に巻付けられている研削ベルトのベルト
   通路を規制するためのガイド部を設け前記基板又はリー
   ル受ビームにカートリッジ受台と嵌合可能な固定部材を
   設けたことを特徴とする研削ベルト用カートリッジ。 ２）垂直な基板に所要の空間を明け上下にリールを収納
   出来るリール受ビームを水平方向に突設せしめると共に
   、上下リール間に巻付けられている研削ベルトのベルト
   通路を規制するためのガイド部を設け前記基板又はリー
   ル受ビームにカートリッジ受台と嵌合可能な固定部材を
   設けて構成した研削ベルト用カートリッジを備え、作業
   ロール軸心と平行に移動可能にトラバースフレームを設
   けると共にトラバースフレームの行程端に嵌合可能な固
   定部材を設けたカートリッジ受台を設け、該トラバース
   フレームに研削ベルトに押付力を与えるための部材、案
   内ロール等から成る研削ヘッドを作業ロールに対して進
   退せしめる進退シリンダを出入自在に設け、更に作業ロ
   ールの軸心と平行に前記カートリッジ受台側に突出せし
   めた主軸を有するマンドレルを進退シリンダの上下に設
   け、該主軸を回転駆動させ得ると共に主軸に拡縮可能に
   セグメントを設けたことを特徴とするロール研削装置。