JPS62154611A

JPS62154611A - コイル製造装置

Info

Publication number: JPS62154611A
Application number: JP60295610A
Authority: JP
Inventors: Makoto Tanaka; 誠田中; Takayoshi Ito; 孝義伊藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-12-26
Filing date: 1985-12-26
Publication date: 1987-07-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の利用分野］この発明は、連続的に送り出される芯線の外周面にコイ
ル素線を巻き回し、コイルを製造する装置に関する。

［従来技術］白熱電球の光源等に用いる微少コイルの製造は、例えば
第１図のようにして行なイつれてきた。基板（１）にス
ピンドル（２）を装着し、基板（１）と共に高速で回転
させる。スピンドル（２）の先端にはノズル（３）を設
けて、芯ＩＩ（４）を低速で送り出す。

一方スピンドル（２）にはボビン（５）を取り付け、基
板（１）と共に回転させる。ボビン（５）からのコイル
素線（６）をプーリー（７）を介して芯線（４）に巻き
付はコイルを形成する。

適宜の長さのコイルが形成されると、芯線（４）をステ
ップ状に送り、飛ばし巻きを行う。飛ばし巻き時にコイ
ル素線（６）が芯線（４）から離れることを防止するた
め、ガイド（８）を用いる。

このようなコイル製造装置には、２つの問題点が有る。

コイル素線（６）はノズル（３）の端部において芯線（
４）に巻き付く。従ってノズル（３）の端部の形状、特
にその部分のテーパーが重要な意味を持つ。ノズル（３
）は素線（６）と接触して削られる。これは素線にタン
グステン等の硬い金属が用いられること、ノズル（３）
と素線（６）とは相互に高速で回転していることにより
、昔しくなる。ノズル（３）が研削されるため、頻繁に
ノズル（３）を再加工することが必要となるが、これは
ノズル（３）に高い加工精度が要求されるため困難であ
る。

次にこの装置では、飛ばし巻き時のみでなく、通常ら芯
線（４）を低速で送らねばならない。このため飛ばし巻
き時の高速送りと、コイル形成時の低速送りとの２つの
間の切り替えが必要となる。

［発明の課題ｊこの発明の課題は、コイル素線によるノズルの摩耗を防
止すること、及びコイル巻き時の芯線の低速送りを不要
とすること、に存る。

［発明の構成ｊこの発明のコイル製造装置は、高速で回転し得る基板と
、この基板に装着したスピンドルと、スピンドルの先端
に設はノーノズルと、スピンドルに装着１７基板と共に
回転するコイル素線供給用ボビンと、基板と共に回転し
かつボビンからのコイル素線を芯線に供給するためのプ
ーリーと、芯線に接触し飛ばし巻き時にコイル素線を芯
線に押圧するためのガイドとを汀する製造装置において
、面記プーリーのコイル素線供給面をノズルとガイドと
の間としたことを特徴とする。

この発明の装置の動作を説明する。飛ばし２巻き直後の
状態に着目すると、コイル素線の先端は、ガイドの位置
にａる。ここで素線はプーリーの素線供給面の直下に戻
ろうと１ろので、芯線を送らなくと乙、自動的に二重巻
きになることなく、奇麗なコイルが形成されろ。次に適
当なターン数のコイルが形成されると、芯線がステシブ
状に高速送りされ、飛ばし巻きが行なイっれる。このと
き素線の先端はガイドの位置まで送られ、最初の状態に
戻る。この過程ではコイル素線自体に働く力を利用し、
芯線を低速で送る必要がなくなる。また素線はノズルに
は接触しない。

［実施例］第２図にこの発明の実施例を示すが、これに限られるも
のではなく、本発明の要旨を損ねない範囲で自由に変形
して実施することが出来る。

図において、（１）は基板であり、図示しないモーター
等により高速で回転する。基板（１）には同軸で回転す
るスピンドル（２）が取り付けである。

スピンドル（２）の先端にはノズル（３）が阿り、ここ
から芯線（４）が送られる。ただしノズル（３）はスピ
ンドル（２）と遊合しており、芯線（４）は回転せずに
、取り出される。またスピンドル（２）にはボビン（５
）か装着してあり、スピンドル（２）とと乙に回転する
。

ボビン（５）には、コイル素線（６）が巻き取っである
。素線（６）には、例えばタングステン、白金、銀等の
線材を用いる。素線（６）は補助プーリー（１０）を介
して、プーリー（Ｉｆ）へと送られ、その素線供給面（
１２）から芯線（４）へと巻き取られる。なお補助プー
リー（１０）やプーリー（Ｉ２）は、基板（１）に装着
してあり、基板（＋）とともに回転する。ｈｌｉ助プー
リー（１０）は必ずしら設けなくと乙良い。（８）は、
飛ばし巻き時に素線（に）を芯線（４）に押圧するため
のガイドで、回転ローラー等を用いる。さらに図示しな
い適宜のカム機構やギア機構が設けてあり、基板（１）
の回転数を検出して、適当な回転数毎に、芯線（・ｔ）
を高速で送り、飛ばし巻き部を形成する。

ここでプーリー（ＩＩ）の素線供給面（１２）は、ガイ
ド（８）とノズル（３）との間に有る。

実施例の動作を説明する。飛ばし巻きを行うと、芯線（
４）は高速で送られ、これにつられて素線（６）もガイ
ド（８）側に引き込まれる。ガイド（８）より外側、（
図の右側）、では素線（６）はガイド（８）で押圧され
るので、コイルの形成はガイド（８）の位置から始まる
。

基板（（）の回転により、素線（６）は芯線（４）に巻
き取られる。供給面（１２）はガイド（８）の後方、（
図の左側）、にあるので、素線（６）は自分自身の力で
供給面（１２）の直下に戻ろうとずろ。この力は、索線
（６）の先端が供給面（Ｉ２）の直下にくるまで働く。

この力のため、素線（６）が芯線（４）に巻き付く位置
は自動的に後方、（図の左側）、に移動し、適当なピッ
チのコイルができる。従って芯線（４）の低速送りは必
要ではない。また索線（６）はノズル（３）に接触しな
い。

ギア機構やカム機構により、基板（１）の回転数を検出
する。これはコイルのターン数の検出に当たる。必要な
ターン数のコイルを形成すると、芯線（４）は高速で送
られ、飛ばし巻きが行なわれる。

なお飛ばし巻きの直前において、素線（６）は供給面（
Ｉ２）の直下か図での右方に有るものとする。

飛ばし巻きにより、装置の動作は最初の状態に戻る。

［発明の効果］この発明では、コイル素線との接触によるノズルの摩耗
を防止できると共に、コイル巻き時の芯線の低速送りを
不要にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来例のコイル製造装置の要部側面図。第２
図は実施例のコイル製造装置の要部側面図である。図において、（１）　　基板、　　　　（２）　　スピンドル、（３
）　ノズル、　　　　（５）　　ボビン、（８）　ガイ
ド、　　　　（１０）補助プーリー、（１１）プーリー
、　（１２）　コイル素線供給面。第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）高速で回転し得る基板と、この基板に装着したス
ピンドルと、スピンドルの先端に設けたノズルと、スピ
ンドルに装着し基板と共に回転するコイル素線供給用ボ
ビンと、基板と共に回転しかつボビンからのコイル素線
を芯線に供給するためのプーリーと、芯線に接触し飛ば
し巻き時にコイル素線を芯線に押圧するためのガイドと
を有するコイル製造装置において、前記プーリーのコイル素線供給面をノズルとガイドとの
間としたことを特徴とするコイル製造装置。