JPS62154592A - 誘導加熱コイル - Google Patents

誘導加熱コイル

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Publication number
JPS62154592A
JPS62154592A JP29322185A JP29322185A JPS62154592A JP S62154592 A JPS62154592 A JP S62154592A JP 29322185 A JP29322185 A JP 29322185A JP 29322185 A JP29322185 A JP 29322185A JP S62154592 A JPS62154592 A JP S62154592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
induction heating
automobile door
parts
heating coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP29322185A
Other languages
English (en)
Inventor
舘 秀夫
明弘 野村
安松 智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Trinity Industrial Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Trinity Industrial Corp
Priority to JP29322185A priority Critical patent/JPS62154592A/ja
Publication of JPS62154592A publication Critical patent/JPS62154592A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は誘導電流によって二次回路を形成する品物を加
熱する誘導加熱コイルに係り、例えば周縁に沿って互い
にはぜ継ぎされた自動車ドアの外板と内板の継目を誘導
加熱して、該継目にコーキンされた熱硬化性シール材を
硬化させる場合等に好適な誘導加熱コイルに関する。
C従来技術とその問題点〕 自動車ドアDは、第3図に示すように、鉄板で成る外板
(アウターパネル)1と内板(インナーパネル)2とを
互いに重ね合わせ、外板1の周縁部1aを内側に折り返
して該外板1と内板2の周縁をはぜ継ぎによって接合す
ると共に、その継目には防錆のために水の侵入を阻止す
る熱硬化性シール材3及び4をコーキンすることとして
いる。
第4図は、この自動車ドアDの外板1と内板2の継目を
誘導加熱して前記シール材3.4を熱硬化させる誘導加
熱コイルCの従来例を示し、該コイルCは誘導加熱する
自動車ドアDの周囲を囲繞し得るように所定の形状に一
体的に形成されている。そして、このコイルCの中に自
動車ドアDを入れ、該コイルCに所定の出力及び周波数
で高周波電流を流してコイルCの内側にある自動車ドア
Dの周縁を電磁誘導によって加熱し、外板Iと内板2の
継目にコーキンされたシール材3.4を熱硬化させるよ
うに成されている。
ところで、誘導加熱コイルCの各部を総て自動車ドアD
の周縁に対して一定の間隔で平行に撓らせた場合には、
自動車ドアDの角隅部が均一に加熱されないという問題
がある。
即ち、自動車ドアDの凸コーナ一部DIでは、これに相
対するコイル各部で高周波電流が短絡して熱硬化性シー
ル材3及び4の反応温度が得られず、また凹コーナ一部
D2では誘起される渦流が該凹コーナ一部D2に集中し
て400 ”C近い異常な高温に加熱され、シール材3
,4の変質等を起こして製品不良の原因となる。
このような弊害を防止するためには、自動車ドアDの凸
コーナ一部り、及び凹コーナ一部D2とこれに相対する
コイルC各部との間隔を互いに接近もしくは離間させて
電流密度を調節し、均一な加熱を行い得る適正な距離に
設定することが必要となる。
しかし、従来のコイルCは自動車ドアDの周囲を囲繞す
るように一体的に形成されるから、これを製作した後に
自動車ドアDの凸コーナ一部り。
や凹コーナ一部D2に対して適正な間隔に設定されてい
ない不良箇所が発見された場合に、当該箇所を部分的に
修正することができず、コイルC全体を作り直さなけれ
ばならないという面倒があった。また、自動車ドアDの
形状が多少とも異なれば、各ドアDの形状に応じて夫々
個別に製作しなければならないという面倒もあった。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、誘導加熱される自動車ドア等の品物の
凹凸部とこれに相対するコイル各部との間隔を自由に調
節して不良箇所のない均一な加熱を行うことができる誘
導加熱コイルを提供し、従来技術におけるコイル作り直
しの面倒や、形状が僅かに異なる各品物ごとに個別にコ
イルを製作する面倒を解消することを目的とする。
〔発明の構成〕
この目的を達成するために、本発明は、誘導加熱される
品物の周囲を囲繞するように形成された誘導加熱コイル
において、前記品物の凹凸部に相対するコイル各部が他
の部分から分割されて、前記凹凸部に対して進退する方
向に移動調節可能に成されていることを特徴とする。
〔発明の作用〕
本発明による誘導加熱コイルは、誘導加熱される品物の
凹凸部に相対するコイル各部が他の部分から分割されて
、凹凸部に対して進退する方向に移動調節可能に成され
ているから、分割されたコイル各部を品物の凹凸部に対
して所要距離だけ接近もしくは離間させて該凹凸部との
間隔を自由に調節し、凹凸部における電流密度を最適な
状態に維持して均一な加熱を行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は本発明による誘導加熱コイルCの一例を示す平
面図、第2図はその要部を示す斜視図である。
誘導加熱コイルCは、全体が例えば厚さ61m。
幅30龍程度の銅板から成り、自動車ドアDの周縁に沿
って所定の間隔を保ちながらその周囲を囲繞するように
形成されると共に、自動車ドアDの凸コーナ一部D1及
び凹コーナ一部D2に相対するコイル各部CI及びC2
が、隣接する他のコイル各部Cnから分割されている。
コイル各部C+(又はCz)は、その左右両端を外方に
折曲して接合フランジ5R及び5Lが形成され、これら
各接合フランジ5R,5Lには第2図に示すような横長
の透孔6が夫々穿設されている。
また、コイル各部C5及びC2に隣接するコイル各部C
nの端部も夫々外方に折曲されて前記接合フランジ5R
,5Lと摺接する接合フランジ7が形成され、ボルト8
が接合フランジ7を貫通して隣接するコイル各部C+、
Czの接合フランジ5R又は5Lの透孔6内に夫々挿通
されてナツト9で締め付けられ、コイル各部C1及びC
2が夫々隣接するコイル各部Cn、Cn間に連設された
状態で固定されている。
そして、ボルト8及びナツト9を緩めることにより、コ
イル各部C3及びC2を夫々コーナ一部D1及びD2に
対して進退する方向(矢印F、及びF2図示)に所要距
離だけ移動させ得るように成されている。
以上が本発明による誘導加熱コイルCの一例構成であり
、次にその作用及び効果について説明する。
まず、自動車ドアの製造ラインを稼動させる前に、試験
的に自動車ドアDを誘導加熱コイルCの中に入れて、該
コイルCに所定の出力及び周波数の高周波電流を流し、
熱電対等を使用して熱硬化性シール材3.4がコーキン
される自動車ドアDの周縁部の温度を測定する。
そして、自動車ドアDの凸コーナ一部り、における温度
が熱硬化性シール材3,4の反応温度に達しない場合や
、凹コーナ一部D2における温度が異常な高温になる場
合には、これら各コーナ一部D+、Dzに相対する誘導
加熱コイルCのコイル各部C+、Czを固定するボルト
8.ナツト9を緩めて、夫々矢印F1及びF2方向に所
定距離だけ接近もしくは離隔させ、各コーナ一部D1゜
D2との間隔が適正になるように移動調節する。
このように調節して、自動車ドアDの周縁部全体が適正
な設定温度に加熱されることが確認されたら、その位置
で再びボルト8.ナツト9を締め付けてコイル各部C,
,C2を隣接する他のコイル各部Cn及びCn間に固定
し、自動車ドアの製造ラインを稼動開始させる。
これにより、間歇コンベア等で移送される自動車ドアD
が次々に所定のタイミングで誘導加熱コイルC中に入れ
られると同時に、タイマーで加熱時期及び時間が制御さ
れた誘導加熱コイルC中の自動車ドアDの周縁部が所定
の設定温度で所要時間加熱されて、外板1と内板2の継
目を熱硬化性シール材3,4でコーキンした自動車ドア
Dが連続生産されることとなる。
また、形状が多少相違する自動車ドアDを新たに製造す
る場合には、その形状の変更に応して誘導加熱コイルC
のコイル各部C+、Czと他のコイル各部Cn、Cn−
・とを相対的に所要距離だけ前後に移動させると共に、
前述したように新しい自動車ドアDを誘導加熱コイルC
中に入れ、該コイルに対し試験的に所定の出力及び周波
数の高周波電流を流して自動車ドアDの周縁部の温度を
測定し、その測定値に応じてコイル各部C,,C。
を各コーナ一部り、、D、に対して矢印F、及びF2方
向に所定距離だけ近接もしくは離隔させて各コーナ一部
D+、Dzとの間隔が適正になるように移動調節すれば
よい。
以上のように、本発明による誘導加熱コイルCは、不均
一な加熱を生じやすい自動車ドアDの凸コーナ一部DI
、凹コーナ一部D2に相対するコイル各部c、、C2を
夫々矢印F+、Fz方向に移動させ、該コイル各部C,
,C,と各コーナ一部り、、]:hとの間隔を自由に調
節して所要の加熱温度に設定することができるから、こ
れら各コーナ一部り、、D2とコイル各部C1,C2と
の間の間隔に不良箇所があっても従来のようにコイルC
全体を作り直す必要はない。また、自動車ドアDの形状
に多少の変更があっても、コイル各部c、、C2と他の
コイル各部Cnとを相対的に移動させて追従することが
できるから、各自動車ドアDに合わせて個別にコイルC
を製作する面倒も解消される。
なお、本発明による誘導加熱コイルCは、自動車ドアD
以外の品物を誘導加熱する場合にも勿論使用することが
できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、誘導加熱される品
物の凹凸部とこれに相対するコイル各部との間隔を自由
に調節して不良箇所のない非常に均一な加熱を行うこと
ができると共に、従来のようにコイルを作り直す面倒や
、品物ごとにコイルを製作する面倒が解消されるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による誘導加熱コイルの一例を示す平面
図、第2図はその要部を示す斜視図、第3図は誘導加熱
される品物の一例を示す部分断面図、第4図は従来の誘
導加熱コイルを示す平面図である。 符号の説明 C−・誘導加熱コイル、C+ 、C2”−コイル各部、
3.4・・・熱硬化性シール材、5R,5L−・−接合
フランジ、6−・・透孔、7−・接合フランジ、8・−
ボルト、9−ナツト、D−・自動車ドア(品物)、D。 ・・・凸コーナ一部、D2・−凹コーナ一部。 特許出願人  トリニティ工業株式会社トヨタ自動車株
式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 誘導加熱される品物の周囲を囲繞するように形成された
    誘導加熱コイルにおいて、前記品物の凹凸部に相対する
    コイル各部が他の部分から分割されて、前記凹凸部に対
    して進退する方向に移動調節可能に成されていることを
    特徴とする誘導加熱コイル。
JP29322185A 1985-12-27 1985-12-27 誘導加熱コイル Pending JPS62154592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29322185A JPS62154592A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 誘導加熱コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29322185A JPS62154592A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 誘導加熱コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62154592A true JPS62154592A (ja) 1987-07-09

Family

ID=17791988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29322185A Pending JPS62154592A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 誘導加熱コイル

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JP (1) JPS62154592A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012114068A (ja) * 2010-11-01 2012-06-14 Fuji Electronics Industry Co Ltd 四角形状中空金属製部材の拡散接合・加熱アプセット接合用高周波加熱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012114068A (ja) * 2010-11-01 2012-06-14 Fuji Electronics Industry Co Ltd 四角形状中空金属製部材の拡散接合・加熱アプセット接合用高周波加熱装置

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