JPS6215413A - 超音波リニア・エンコ−ダ - Google Patents

超音波リニア・エンコ−ダ

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JPS6215413A
JPS6215413A JP15407285A JP15407285A JPS6215413A JP S6215413 A JPS6215413 A JP S6215413A JP 15407285 A JP15407285 A JP 15407285A JP 15407285 A JP15407285 A JP 15407285A JP S6215413 A JPS6215413 A JP S6215413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
linear body
magnetic head
output
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP15407285A
Other languages
English (en)
Inventor
Arata Nakamura
新 中村
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Publication of JPS6215413A publication Critical patent/JPS6215413A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 磁歪効果をもつ線状体、とくにアモルファス合金線を移
動量測定方向に張り、この線状体の所定位置に送波用磁
気ヘッドにより超音波を発生させ、線状体を伝播する超
音波を、線状体にそって移動する受波用磁気ヘッドによ
り受波し、送波信号と受波信号との位相差により受波用
磁気ヘッドの位置に関するデータを得ることを特徴とす
る超音波リニアやエンコーダ。
[技術分野] この発明は、移動物体の直線的な移動量を測定するリニ
ア・エンコーダに関し、さらに詳しくは、線状体を伝播
する超音波を利用したリニア・エンコーダに関する。
[従来技術] 従来のリニア・エンコーダには光学式のものと磁気式の
ものとがある。
光学式のものは、移動物体がその」二を移動するテーブ
ルに、移動物体の移動直線方向にそって所定間隔で多数
のスリットを形成し、移動物体に取付けられた同一間隔
のスリットをこれに重ね、これらのスリットによりスリ
ット1ピッチ分の移動量ごとに遮光を繰返すことによっ
て、透過光量の変化を表わすパルス信号を得る構成とな
っている。このような構成では、移動物体の移動距離の
長さにわたってテーブルにあらかじめ多数のスリットを
形成しておく必要がある。移動距離が1m、2mという
ように長くなると、このような長さにわたってきわめて
細かい間隔でスリットを精密に形成することは不可能に
近い。
磁気式のものは、多数のスリットの形べに代えて、所定
間隔で帯磁方向を反転させた磁性材料を移動方向に配置
し、移動物体に取付けられた磁気ヘッドによってこれを
読取ることにより、移動量に関するデータを得るもので
ある。このような磁気式の構成のものでも、磁性材料に
あらかじめ所定間隔で正確に帯磁させるには限界があり
、精度も不十分であった。
[発明の目的] この発明は、比較的簡単な構成で長い移動距離であって
も正確に移動量に関するデータを得ることのできる超音
波リニア・エンコーダを提供することを目的とする。
[発明の構成と効果] この発明による超音波リニア・エンコーダは、移動量測
定方向に張られた磁歪効果をもつ線状体、測定原点に配
置され、送波電気信号から線状体を伝播する超音波を発
生させる送波用磁気ヘッド、線状体にそって移動自在に
配置され、線状体を伝播している超音波を受波電気信号
に変換する受波用磁気ヘッド、および送波用磁気ヘッド
に入力する送波電気信号と受波用磁気ヘッドから出力す
る受波電気信号との位相を比較し、その比較結たは複数
のレベルで弁別することにより、受波用磁気ヘッドの移
動量を表わすパルスないしは方形波信号が得られる。受
波用磁気ヘッドが移動物体に取付けられるかまたは移動
物体と一緒に動くように構成されよう。
アモルファス合金材料は高い磁歪効果をもつとともに超
音波の伝播損失が小さいので、線状体の材料として好適
である。線状体材料としては、通常の磁性材料、たとえ
ば帯磁したピアノ線などを使用することも゛できる。
送波電気信号および受波電気信号のいずれか一方の位相
を所定角度シフトさせる位相回路、ならびに送波電気信
号および受波電気信号のいずれか他方と位相回路の出力
との位相を比較し、その比較結果を表わす第2の電気信
号を出力する第2の位相比較回路を設けると、受波用磁
気ヘッドの移動量のみならず、移動方向も知ることが可
能となる。
この発明によると、移動量測定方向にそって線状体を張
っておけばよく、精密なスリットや精密に帯磁された磁
性材料を形成しておく必要がなく構成が簡素となる。
超音波が大きく減衰して測定不可能とならない距離であ
れば、単に線状体の長さを変えるだけで任意の長さのリ
ニア・エンコーダを構成することもできるし、測定範囲
も比較的長い距#(たとえば4〜5m程度)にすること
ができる。超音波の周波数、すなわち送波電気信号の発
振周波数を安定にすることによって検出精度を非常に高
くすることができる。塵埃や外乱光によっても検出精度
は低下しない。
超音波を反射しない、またはほとんど反射しない2つの
支持体5aが設けられ、これらの支持体5a間に線状体
3が緊張した状態で張られている。線状体3としてはア
モルファス合金相料が好ましい。すなわち、線状体3は
アモルファス合金線、アモルファス合金リボン等がよい
線状体3の、!11(準位置に送波用磁気ヘンド2が線
状体3と非接触状体で配置されかつ固定されている。受
波用磁気ヘッド4は、線状体3にそってその長さ方向に
かつ線状体3に非接触状態で移動自在に設けられている
。受波用磁気ヘッド4それ自体が移動物体である場合も
あるが、この磁気ヘッド4は移動物体に固定されもしく
は一緒に動くように構成されている。
発振器1からは超音波帯域の送波交番電気信号が発生し
、適当な駆動回路(図示略)を介してこの送波(i号が
送波用磁気ヘッド2に加えられる。
線状体3の歪(疎密)の変化に変換され、超音波が発生
する。この超音波は線状体3を伝播していく。
一方、受波用磁気ヘッド4においては、そのコイルに一
定電流が流され、一定の磁界が発生している。伝播して
きた超音波は線状体3の歪の変化にして現われているか
ら、これが線状体3を貫いているヘッド4の磁束の変化
に変換され、コイルの電愉の変化として現われる。超音
波に応じたコイル電流変化(受波信号)は増幅器6で増
幅されたのち位相比較器7に入力する。
位相比較器7には発振器1の送波信号も入力している。
この比較器7で送波信号の位相と受波信号の位相とが比
較され、比較結果を表わす信号が出力される。比較器7
の出力は、次に波形整形回路8でパルス状ないしは方形
波状(移動距離を横@l+とじて)の信号に変換ネれる
。位相比較器7および波形整形回路8の出力信号の一例
が第2図に示されている。
送波用磁気ヘッド3の位置にバイアス用の微小永久磁石
を設け、磁歪効果を強調するようにすることが好ましい
。また、位相比較器7の出力の給性反転を防止するため
に、必要ならば受波用磁気ヘッド4の位置にもバイアス
用微小永久磁力を設けておくとよい。
いま、送波用磁気ヘッド2と受波用磁気へラド4との間
隔文が、線状体3を伝播する超音波の波長入の整数倍で
あるとすると、発振器1から出力される送波信号と増幅
器6から出力される受波信号の位相は同位相となり、位
相比較器7の出力は最大値を示す。この状態から入/2
だけ受波用磁気ヘッド4がいずれかの方向に動いたとす
ると、両信号の位相差は180°となり(逆位相)、位
相比較器7の出力は最小値(零)となる。受波用磁気ヘ
ッド4が線状体3にそって連続的に移動すると、位相比
較器7からは第2図(A)に示されているように、−波
長入の周期で正は的に変化するアナログ信号が得られる
。このアナログ信号を波形整形回路8で波形整形すると
、第2図(B)に示されているように、受波用磁気ヘッ
ド4の一波長入の移動ごとに1個のパルスが出力される
したがって、このパルス出力をカウントすることによっ
て、移動距離が超音波の一波長入のカウント数倍として
検出される。
たとえば、線状体3を伝播すると超音波の速度が500
0 m / sの場合、発振器lの発振周波数を50M
Hzとすると、波長入=0.1mmとなり、0.1mm
の移動ごとに1パルスが出力されるリニア會エンコーダ
となる。
この発明では、送波信号と受波信号の位相差に基づいて
移動距離が測定されており、発振器1や増幅器6の出力
の振幅に影響されない。したがって、発振器1の発振周
波数を安定させることのみで正確な距#測定が可能とな
る。
移動距離分解能(検出精度)は、位相比較器7の出力の
弁別レベルにより任意に定めることができる。第2図に
おいては、1つのスレシホールド・レベルで弁別してい
るので、−波長入(たとえば、0.1mm)当り1個の
パルス出力が発生するようになっているが、100のス
レシホールド・レベルで分割すると、実にIgmの分解
能を得ることができるようになる。
−4−記の実施例は移動距離が測定できるにすぎないが
、A相、B相とよばれる2つのパルス出力を取出すこと
により移動方向の判別も可能となる。
第3図は、移動方向の判別が可能な超音波リニア・エン
コーダの実施例を示しており、第1図に示すものと同一
物には同一符合が取付けられている。
発振器1の出力信号の位相を90°遅らせる位相器9が
設けられ、この位相器9の出力と増幅器6の出力の位相
差がもう1つの位相比較器10により検出される。位相
比較器10の出力は波形整形回路11に送られる。波形
整形回路8の出力がA相の、同回路11の出力がB相の
パルスとなる。
両ヘッド2.4間の距#、fLがu=n入(nは整数)
のとき、第1の位相比較器7の出力は、位相差φ=0°
であるから最大値を示し、第2の位相比較器11の出力
は位相差小=90°であるから最大値の坏となる。この
状態で受波用磁気ヘッド4がλ/10だけ送波用磁気ヘ
ッドから遠ざかると、すなわち両ヘッド2.4間の距離
が上述文を用いて文+λ/10となると、第1の位相比
較器7の出力(A相)は、φ=36°となるため、最大
値より少し小さくなり、第2の位相比較器11の出力(
B相)は、φ=126°となるため、さらに小さくなる
。すなわち、A相はB相よりも90°進み位相となる。
この様子が第4図(A)に示されている。
他方、受波用磁気ヘッド4が送波用磁気ヘッド2に入/
10だけ近づくと、すなわち両ヘッド2.4間の距離が
文−人/10となると、A相は、位相差φ=−36°と
なるため少し小さくなるが、B相は、φ=54°となる
ため、増大する。この場合には、B相の方がA相よりも
90’進み位相となる。この様子が第4図(B)に示さ
れている。
以上のようにして、A相のパルスとB相のパルスの位相
進み、遅れの関係が、受波用磁気ヘッド4の移動方向の
正負によって逆転するので、この移動方向を判別するこ
とが可能となる。
位相器9は入力信号の位相を90°遅らせるものである
が、90’進ませるものであってもよい。この位相シフ
ト量は90’に限らず任意の角度とすることができる。
また、増幅器6の出力の位相をシフトさせるようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す構成およびブロック図
、第2図は第1図のブロックの出力信号波形を示す波形
図である。 第3図はこの発明の他の実施例を示す構成およびブロッ
ク図、第4図はヘッドの移動方向に対するA相およびB
相の進み、遅れの関係を示す波形図である。 1・・・発振器、2・・・送波用磁気ヘッド、3・・・
線状体、4・・・受波用磁気ヘッド、7.10・・・位
相比較器、8.11・・・波形整形回路、9・・・位相
器。 以  上 ゛特許出願人立石電機株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動量測定方向に張られた磁歪効果をもつ線状体
    、 測定原点に配置され、送波電気信号から線状体を伝播す
    る超音波を発生させる送波用磁気ヘッド、 線状体にそって移動自在に配置され、線状体を伝播して
    いる超音波を受波電気信号に変換する受波用磁気ヘッド
    、および 送波用磁気ヘッドに入力する送波電気信号と受波用磁気
    ヘッドから出力する受波電気信号との位相を比較し、そ
    の比較結果を表わす電気信号を出力する位相比較回路、 を備えた超音波リニア・エンコーダ。
  2. (2)線状体がアモルファス合金からなる、特許請求の
    範囲第(1)項に記載の超音波リニア・エンコーダ。
  3. (3)送波電気信号および受波電気信号のいずれか一方
    の位相を所定角度シフトさせる位相回路、ならびに送波
    電気信号および受波電気信号のいずれか他方と位相回路
    の出力との位相を比較し、その比較結果を表わす第2の
    電気信号を出力する第2の位相比較回路を備えている、
    特許請求の範囲第(1)項に記載の超音波リニア・エン
    コーダ。
JP15407285A 1985-07-15 1985-07-15 超音波リニア・エンコ−ダ Pending JPS6215413A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0274817A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Nippon Steel Corp 距離センサ
JP2007225500A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Denso Corp 距離測定方法及び装置
JP2012058095A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Nhk Spring Co Ltd 波長検出方法、波長検出装置、溶存ガス総量評価方法、溶存ガス総量評価装置、溶存ガス総量制御方法、及び溶存ガス総量制御装置

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