JPS62154000A - ホルマント抽出器 - Google Patents

ホルマント抽出器

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JPS62154000A
JPS62154000A JP60296934A JP29693485A JPS62154000A JP S62154000 A JPS62154000 A JP S62154000A JP 60296934 A JP60296934 A JP 60296934A JP 29693485 A JP29693485 A JP 29693485A JP S62154000 A JPS62154000 A JP S62154000A
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poles
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホルマント抽出器に関し、特に線形予測係数を
介してホルマント周波数を算出するホルマント抽出器に
よって抽出されるホルマントの連続性、処理効率の改善
に関する。
〔従来の技術〕
音声信号のホルマント抽出には糧種の手段が利用されて
いるが、その代表的なものとして線形予測係数(Lin
ear Prediction Coefficien
t、以後LPC係数と略称する)を利用してホルマント
周波数を算定するものがある。
このホルマント抽出手段は、あらかじめ特定する次数の
L P C係数、通常はαバラメークを分析フレームご
とに求め、このαパラメータを係数とする次の(1)式
に示す高次方程式を零とする複素共役解として提供され
る極周波数を求めるのが基本的である。
1+α z−1+αfZ−2+−一−−−−α z −
P == 0・・・・・・(1) (1)式においてPは線形予測次数、 Z=e1″であ
り、また(1)式の左辺は全極型ティジタルフィルタと
して構成される音声合成フィルタの伝達関数H(Z−’
) = t /AP・(Z−’)  の右辺の分母A 
11・(Z−’)に対応するものであることもよく知ら
れている。
(1)式の根はPの偶数、奇数に対応してP/2個もし
くはそれよりも少ない数の複素共役根が極周波数を提供
するものとして得られ、根としては他に、複素共投機数
の2倍とPとの差の実数根が得られるが、この実数根は
極周波数の決定、すなわちホルマント周波数の決定には
不敬なものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のホルマント抽出器には、しかしながら次
の如き問題がある。
すなわち、LPC係数を介してホルマント周波数を算出
する場合にはLPC係数の次数推定が重要な鍵となる。
しかるに、Li’C係数の次数推定それ自体極めて困難
であるので、実際には運用条件等にもとづいてあらかじ
め設定した範囲のすべての次数のL P C係数を求め
、これらLPC係数を介して求めた極周波数から最適な
ものを何等かの手段で選択するという形式でホルマント
周波数の推定が行なわれているため必然的に演算量が膨
大化するという欠点がある。
本発明の目的は上述した欠点を除去し、あらかじめ設定
された範囲の最高次数のi、 p c係数を求め、次数
過剰により発生する双峰特性の結果発生したものと考え
られる2つの極を新たな1つの極と見なしつつホルマン
ト周波数を推定する手段を備えることによって演算量を
大幅に削減しうるホルマント抽出器を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のホルマント抽出器は、線形予測係数を介してホ
ルマント周波数を算出するホルマント抽出器において、
互いに周波数が近接しかつ帯域幅が共に狭い相隣接する
2極があるときはその中間的な周波数を第1のホルマン
ト候補とし前記2極をそれぞれ第2および第3のホルマ
ント候補として時間的前後の分析フレームの分析結果と
の連続性を評価しつつ前記ホルマント候補のうちのひと
つをホルマントとして推定するホルマント推定手段を備
えて構成される。
し実施例〕 次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
第1図に示す実施例は、LPG分析器1.極算出器2.
不要極削除器3.候補ペア極選択器4゜D P (Dy
namic Programing )処理器5等を備
えて構成される。
入力音声信号はLPC分析器lに入力され、所定の低域
フィルタリングを受けたのちA/Dコンバータで量子化
データとされる。本実施例では低域フィルタリング10
0Hz〜3.4kHzの帯域を対象とし、またディジタ
ル変換はサンプリング周波数8kHz、12ビツトで行
なっている。
この量子化データは自己相関法等の公知の手法にもとづ
き、分析フレームごとにP次のLPC分析を施される。
この場合、分析次数Pは、分析フレームごとの極数を抽
出するのに必要かつ十分と考えられる次数があらかじめ
設定され利用される。
LPC分析器lはこのP次のLPC分析によってP次の
αパラメータを分析フレーに抽出し極算出器2に供給す
る。
極算出器2に供給されたP次のαパラメータからは極周
波数と帯域幅とが公知の手法で求められる。一般的には
αパラメータを定数としαパラメータと同次数の(1)
式に示す高次方程式の複素共役解を求め、次にとの複素
共役解から極周波数と帯域幅を求めることが基本的手段
となっている。この場合、複素共役解は最大数をP/2
個とする8個が得られ、従の凡の倍数2几とPとの差が
実数解の数となる。前述した如く、この実数解は極の推
定には不要なものであり、複数共役解のみを対象として
次の(2)式によって帯域帯を求め、これら極周波数、
帯域幅に関するデータは実数解データとともに不要極削
除器3に供給される。
B i=−1og r(/x −△T        
−=・−(2)(2)式において△Tは入力音声信号の
サンプリング周期、rIは(1)式の根を極座標表現し
たZl−γ1・eI  におけるベクトルの大きさであ
る。なお、λiは極周波数f、に対応する波長を示す。
不要極削除器3は、あらかじめ設定する削除基−6= 準にもとづき著しく広帯域の極周波数ならびに実数解デ
ータの実極を除去したうえ残りの極周波数。
帯域幅に関するデータを候補ベア極選択器4に供給する
第2図は人力音声信号の′屯カスベクトルならびに分析
スペクトル包絡の一例を示す電力・分析スペクトル特性
図である。
第2図に示す電カスベクトルは人力音声信号の1分相フ
レームあたりの知時間逼カスベクトルの一例をボし、ま
た3個の分析スペクトル包絡は、上述した前カスベクト
ルの8次(P=8)、10次(P=IO)、および12
次(P=12)の分析αパラメータによって表現される
スペクトル包絡を示す。電力ならびに分1iスペクトル
の周波数範囲は0〜4kl−1z、また3個のスペクト
ル包絡はそれぞれ独立的に示すものであり、従って相互
間のレベルの大小とは無関係である。さらにP−12の
スペクトル包絡の場合でいうと、Ql〜Q6の記号で示
すものが分析極周波数と帯域幅を示し、縦が極周波数、
横が帯域幅であり、これらはすべてR−6(個)の複素
共役群として得られたものであり、従ってこのP−12
の場合には、たまた壕実数解けない。
ふたたび第1図に戻って実施例の説明を続行するO 極算出器2はL P C分析器1から供給を受けたP次
のαパラメータにもとづいて算出(7た実数解と複素共
役群に関するデータを不要極削除器3に供給する。
不要極削除器3は、こうして入力したデータのうちから
極推定に不要な極、すなわち実数解に対応する実極、複
素共役群に対応する極であってもその帯域幅が過大であ
るものはいずれも不要極として排除し、他の複素共役群
のみ候補ベア極選択器4に供給する。不要極削除器3に
よって過大と判定される帯域幅の削除判定域値は音声資
料にもとづきあらかじめ設定される。第2図の例で言え
ば、P−12の場合、Q4とQ6とが帯域過大で削除さ
れるものである。
候補ベア極選択器4はL P C分析次数が過剰である
ため発生するスペクトル包絡の双峰特性に対応してあら
れれる2つの極、たとえば第2図の場合でいうとQlと
Q2のペアが1つの極を表現するものであるとし、これ
ら2つの算出極の中間値の周波数、帯域幅を第1のホル
マント候補(候補l)とし、また2つの極のそれぞれを
第2のホルマント候補(候補2)、第3のホルマント候
補(候補3)としてホルマント推定器5に供給する。
候補ベア極選択器4はまた、ベア極を構成せずかつ明ら
かに極と判定しうる極があるときはその極を特定ホルマ
ントとして出力しこれをホルマント推定器5に供給する
とともにこれを推定ホルマントのひとつとする。候補ペ
ア極選択器4においてこうして選択される特定ホルマン
ト、ならびに前述した候補1〜3によって特定されるべ
きホルマントが入力音声信号の何番目のホルマントに対
応するかはホルマント周波数の分布資料にもとづいて容
易に判定しうる。
ホルマント推定器5は、こうして入力する候補1〜3に
対し時間的に前後する分析フレームの候袖1〜3間の差
分を求めつつ、この差分の総和が最小となり連続性が最
も高いデータをホルマント周波数と推定するDP処理を
あらかじめ設定した個数の分析フレームごとに実施する
。一般的に、ある分析フレームでは候補1〜3をもたな
くとも、分析フレームの時間系列を通してみた場合には
どのホルマントについても前述したペア極が随時発生し
易く、この場合、これらを単純にそれぞれ独立したホル
マントを見做すよりは上述したDP処理によって時間的
前後の連続性が極めてすぐれたホルマント推定が可能と
なる。
こうして、明らかにどのホルマントかの条件を容易に満
足するものがあるときはこの特定ホルマントを含み、推
定ホルマントが分析フレーム間で高い連続性を保ちつつ
対象とする次数のうち最高次数のみを利用し、演算量を
大幅に削減した状態で求めることができる。
なお、第1図の実施例において、LPC分析器l、極算
出器2によるLPC係数、極の算出は、これ(zLPc
係数を利用して極を求める他の処理−1〇− 手段、たとえは帯域分割形式のLPC係数、極算出手段
轡で置換しても一向に差支えない。又、前述のDP処理
を最小二乗処理に置換しても一向に差支えない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、LPC係数を介し
てホルマント周波数を算出するホルマント抽出器におい
て、互いに周波数が近接し、かつともに狭帯域の相接す
る2極がある場合、その中間的な周波数を第1のホルマ
ント候補とし前記2極のそれぞれを第2.3のホルマン
ト候補として時間的前後のフレーム分析結果との連続性
を評価する手段を価えてホルマント抽出を行なうことに
よって、演算量を大幅に削減するとともに抽出ホルマン
トの時間的連続性も著しく改善しうるホルマント抽出器
が実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
入力音声信号の電カスベクトルならびに分析スペクトル
包絡の一例を示す電力・分析スペクトル特性図である。 l・・・・・・LPC分析器、2・・・・・・極算出器
、3・・・・・・不要極削除器、4・・・・・・候補ベ
ア極選択器、5・・・・・・ホルマント推定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 線形予測係数を介してホルマント周波数を算出するホル
    マント抽出器において、 互いに周波数が近接しかつ帯域幅が共に狭い相隣接する
    2極があるときはその中間的な周波数を第1のホルマン
    ト候補とし前記2極をそれぞれ第2および第3のホルマ
    ント候補として時間的前後の分析フレームの分析結果と
    の連続性を評価しつつ前記ホルマント候補のうちのひと
    つをホルマントとして推定するホルマント推定手段を備
    えて成ることを特徴とするホルマント抽出器。
JP60296934A 1985-12-27 1985-12-27 ホルマント抽出器 Expired - Lifetime JP2560280B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60168198A (ja) * 1984-02-13 1985-08-31 松下電器産業株式会社 ホルマント抽出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60168198A (ja) * 1984-02-13 1985-08-31 松下電器産業株式会社 ホルマント抽出装置

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