JPS62153281A - 6−(1,4−ジメトキシ−5,8−ジオキソナフタレン−2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2h−ピラン誘導体 - Google Patents

6−(1,4−ジメトキシ−5,8−ジオキソナフタレン−2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2h−ピラン誘導体

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JPS62153281A
JPS62153281A JP60292240A JP29224085A JPS62153281A JP S62153281 A JPS62153281 A JP S62153281A JP 60292240 A JP60292240 A JP 60292240A JP 29224085 A JP29224085 A JP 29224085A JP S62153281 A JPS62153281 A JP S62153281A
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孜郎 寺島
Mototsuchi Kawasaki
川崎 元土
Fuyuhiko Matsuda
松田 冬彦
Kaoru Yamada
薫 山田
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Sagami Chemical Research Institute
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トキシー5.8−ジオキソナフタレン−2−イル)−新
葉!3.4,5.6−チトラヒドロー2H−ビラン誘導
体に関する。
〔従来の技術〕
優れた制癌剤の開発には社会からの強力な要請があり、
種々の制癌剤が医薬において重要な位置を占めている。
一般に化合物の制癌活性はその化学構造に大きく依存す
ることから既知のものと異なる構造を有するものの中か
ら優れた制癌剤として実用に供せられるものが見出され
る可能性は極めて高い。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は制癌活性を有する新規な6−(1,4−
ジメトキシ−5,8−ジオキソナフタレン−2−イル)
−3,4,5,6−テトラ誘導体−2H−ビラン誘尋体
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は一般式 「0 (式中、Wは水酸基の保護基である。)で表わされる新
規な6−(1,4−ジメトキシ−5,8−ジオキソナフ
タレン−2−イル)−3,4,5゜6−テトラヒドロ−
2H−ビラン誘導体である。
前記一般式(I)で表わされる6−(1,4−ジメトキ
シ−5,8−ジオキソナフタレン−2−イノリー3.4
,5.6−チトラヒドロー2H−ビラン誘導体は以下の
反応式に従い製造することかできる。
(JMe OMe lJMe L)Nle (式中、几1は水酸基の保膣基である。)〔第1工程〕 本工程は前記式(11)で衣わされるヘキサン−2−オ
ン誘導体に前記式(1)で表わされる1、4,5゜8−
テトラメトキシナフタレンのリチウム塩を付加させ、前
記式■)で我わされる2−ヘキサノール透導体を製造す
るものである。
本工程の原料である6−t−ブチルジメチルシリルオキ
シ−4−(N−メトキシカルボニル−N−メチル)アミ
ノ−3,5−ジメトキシメチルオキシ−ヘキサン−2−
オンは)は公知の方法により合成できる化合物である(
M、Kawasakj、et al、。
Tetrahedron Lett、、 26 、26
93(1985) )。
本工程の付加反応を行なうには溶媒中で行なうことが望
ましく、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル
、1.2−ジメトキシエタン、ジオキサン等のエーテル
系溶媒を用いることができる。
反応は一78℃〜50℃で円滑に進行する。
〔第2工程〕 本工程は前記第l工程で得られる前記式W)で表わされ
る2−ヘキ叶ノール酩導体のt−ブチルジメチルシリル
基を除去し前記弐関で表わされる1゜5−ヘキサンジオ
ール誘導体を製造するものである。
本工程の保護基の除去にあたっては、脱シリル化剤とし
て、例えはテトラブチルアンモニウム=フロリド、フッ
化水素酸、酢酸等を使用することができる。
本工程を行なうには溶媒中で行なうことが望ましく、例
えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1.2−
ジメトキシエタン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、ク
ロロホルム、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素
系溶媒を用いることができる。
反応温度はO″c−ioooCで円滑に進行する。
〔第3工程〕 本工程は前記第2工程で得られる前記式(7)で表わさ
れる1、5−ヘキサンジオール訪等体を酸化して前記式
(VDで表わされる6−(1,4,5,8−テトラメト
キシナフタレン−2−イル)−3゜4.5.6−テトラ
ヒドロ−2−ピラノン誘導体を製造するものである。
本工程の酸化にあたりては酸化剤として、例えば、ジメ
チルスルホキシド/オキサリルクロリド/トリエチルア
ミン混合系酸化剤、ジメチルスルホキシド/無水トリフ
ロロ酢酸/トリエチルアミン混合系酸化剤、ピリジニウ
ムクロロクロメート等を用いることができる。
本工程を行なうには溶媒中で行なうことが望ましく、例
えばクロロホルム、ジクロロエタン、ジクロロエタン等
のハロゲン化炭化水素系溶媒を用いることができる。
反応温度は一60℃〜50℃で円滑に進行すム〔第4工
程〕 本工程は前記第3工程で得られる前記式(VDで表わさ
れる6−(1,4,5,8−テトラメトキシナフタレン
−2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2−ピ
ラノン誘導体を還元し前記式■で衣わされる6−(1,
4,5,8−テトラメトキシナフタレン−2−イル)−
3,4,5,6−−テトラヒドロー2H−ビラン誘導体
を製造するものである。
本工程の還元にあたっては還元剤として例えば、ジイソ
ブチルアルミニウムヒドリド、水素化トリー1−ブトキ
シアルミニウムリチウム等を用いることができる。
本工程を行なうには溶媒中で行なうことが望ましく、例
えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1.2−
ジメトキシエタン等のエーテル系溶媒、トルエン、ヘキ
サン等の炭化水素系各課を用いることができる。
反応温度は一78°c −o ’cで円滑に進行する。
〔第5工框〕 本工程は前記第4工程で肖られる前記式へりで表わされ
る6−(1,4,5,8−テトラメトキシナフタレン−
2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2ti−
ビラン誘導体θc2位水酸基に水酸基の保鵬基を導入し
前記一般式−で表わされる6−(1,4,5,8−テト
ラメトキシナフタレン−2−イル)−3,4,5,6−
テトラヒドロ−2H−ビラン誘導体を製造するものであ
る。
本工程に用いられる水酸基の保護基としては、メチル基
、t−ブチル基、アリル基、2,2.2−トリクロロエ
チル尤、ベンジル基、p−メトキシベンジル基等のアル
キル基およびアリールメチル基、トリメチルシリル基、
トリエチルシリル基、イソプロピルジメチルシリル基、
t−ブチルジメチルシリル基、t−ブチルジフェニルシ
リル基等のトリアルキルシリル基、メトキシメチル基、
2−メトキシエトキシメチル基、ベンジルオキシメチル
基、2−トリメチルシリルエトキシメチル基、2.2.
2−1−リクロロエトキシメチル基等のアルコキシメチ
ル基、メチルチオメチル基、フェニルチオメチル基など
のアルキル及びアリールチオメチル基等が例示できる。
これらの保護基は当業者間で公知の方法(C,B、1k
ese 、“ProtectiveGroups  i
n Organic Chemistry  、ed、
by J。
F、W、Mcαnie、Plenum Press、L
ondon andNew York、t973.pp
9s−t44;T、W、Greene。
”Protective Groups in Org
anic Chemistry”。
John Wiley & 5ons、New Yor
k、 1981 、pPIO−86;大石武、有合化、
封、715(1978)、)によって導入することかで
きる。
前記一般式&Iの水酸基の保護基としてアルコキシメチ
ル基を導入する場合には、ハロゲン化アルコキシメチル
をジイソプロピルエチルアミンの存在下面と反応させる
ことにより、==−−−6前記一般式〜υで表わされる
6−(1,4,5,8−テトラメトキシナフタレン−2
−イル)−3゜4.5.6−テトラヒドロ−2H−ビラ
ン訪導体を製造することかできる。tt庫六bジアルコ
キシメチル化に用いられるハロゲン化アルコキシメチル
としては、例えば、塩化メトキシメチル、臭化メトキシ
メチル、塩化2−メトキシエトキシメチ等を挙げること
ができる。本工程は無溶媒中で行なうこともできるが、
例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1.
2−ジメトキシエタン、ジオキサン等のエーテル系溶媒
を添加しても行なうことができる。反応温度は室温〜8
0℃で円滑に進行する。
〔第6エ程〕 本工程は前記第5工程で得られる前記一般式−で表わさ
れる6−(1,4,5,8−テトラメトキシナフタレン
−2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−
ビラン訪導体を還元し前記一般式(2)で衣わされる6
−(1,4,5,8−テトラメトキシナフタレン−2−
イル)−3,4゜5.6−テトラヒドロ−2H−ビラン
誘導体を製造するものである。
本工程の還元にあたっては還元剤として例えば、水素化
アルミニウムリチウム、水素化ホウ素リチウム等を用い
ることができる。
本工程を行なうには溶媒中で行なうことが望ましく例え
ばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン1.2−ジメ
トキシエタン、ジオキサン等、のエーテル系溶媒を用い
ることができる。
反応温度はO℃〜80℃で円滑に進行する。
〔第7エ程〕 本工程は前記第6エ程で得られる前記一般式■で表わさ
れる6−(1,4,5,8−テトラメトキシナフタレン
−2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−
ビラン彷導体を酸化し、前記一般式(1)で表わされる
6−(1,4−ジメトキシ−5,8−ジオキソナフタレ
ン−2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H
−ビラン誘導体を製造するものである。酸化剤としては
硝酸セリウムアンモニウムを選択できる。
本工程は溶媒中で行なうことが望ましく、例えばメタノ
ール、エタノール、プロパツール等のアルコール系溶媒
、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の極性溶媒を用いることができる。
反応温度は一50℃〜50℃で円滑に進行する。
以上の如くして得られる前記一般式(1)で表わされる
6−(1,4−ジメトキシ−5,8−ジオキソナフタレ
ン−2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H
−ビラン誘導体は悪性腫瘍細胞増殖抑制試験を行なうこ
とにより、制癌剤としての有用性を確認した。
試験はマウスのリンパ性白血病細胞(93gg)を用い
、常法に従って実施し、抑制率を求めた。
以下参考例、実施例及び試験例により本発明の詳細な説
明する。
一一二\ごm− 参考例1 1.4,5.8−テトラメトキシナフタレン(m、p、
167−169℃)1.74g (7,0mmol)を
無水テトラヒドロフラン180m1に溶かし、0℃にて
攪拌しながらn−ブチルリチウムヘキサン溶液(1,2
7モル濃度)5.5℃m1(7,0mmol)を加え、
さらにその温度で20分間攪拌を続けた。(−)−(3
R,4S、53)−5−t−プチルフチルシリルオキシ
−3,5−ジメトキシメチルオキシ−4−(N−メトキ
シカルボニル−N−メチルげミμξ2−ヘキサノン(T
etra、hedron  Lett、、26゜269
3 (1985)の方法により合成) 2.13g (
4,9mmo l)の無水テトラヒドロフラン溶液15
m1を0℃にて30秒間にわたって滴下した。さらにそ
の温度で3分間攪拌を続けた。続いて飽和塩化アンモニ
ウム水溶液100m1を性別して反応を止めた。トルエ
ン200m1を加えて攪拌し有機層を分離後飽和塩化ナ
トリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム(n
 −ヘキサン/酢酸エチル謔3続いてクロロホルム/酢
酸エチル−3)に通し、(−)−(2R,3R。
4S、53)−6−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
3,5−ジメトキシメチルオキシ−4−(N−メトキシ
カルボニル−N−メチル)アミノ−2−(1,4,5,
8−テトラメトキシナフタレン−2−イル)−2−ヘキ
サノール1.90g(57%収率)を淡黄色のカラメル
として得た。
〔α) ”−35,5へ (cm1.oo  クロロホ
ルム)質量スペクトルm/e685(M”)。
NMR(CDCIs) δ(ppm): 0.03゜0
.05 (6H,2s、Si  (CHコ)露)。
0.86,0.90 (9H,2g。
S i C(CHs) り 、  1.76 (3H,
s。
3H+)、3.02 (3H,s、NCHs) 。
3.10.3.29,3.33.3.37.3.55゜
3.64,3.7G、3.81,3.84.3.86゜
ts 3.89 (2180CHs) 、 2.9−5.0 
(10H,m、OH,0CHtX 3゜Hs、Ha、H
s)、6.84 (2)(、s。
ArH)、7.00 (IH,s、ArH)。
IR(naa t): 3’450 (OH)。
1690 (Co)、1600 (Ar)cm−’。
元素分析値:CxxH□No、、S lとしての計算値
: C; 57.79. H、8,0B。
N;2.04%。
分析値: c ; 57.76、H; 7.93゜N;
1.99%。
参考例2 (−) −(2R,3R,43,53) −6−t−ブ
チルジメチルシリルオキシ−3,5−ジメトキシメチル
オキシ−4−(N−メトキシカルボニル−N−メチル)
アミノ−2−(l、4.5.8=テトラメトキシナフタ
レン−2−イル)−2−ヘキサノール1.50 g (
2,19mmo 1)を無水テトラヒドロフラン50 
m lに溶かし、15〜;フ 25℃で攪拌下テトラブチルアンモニラを弓リドのテト
ラヒドロフラン溶液(1モル濃度)5.0m I  (
5,0mmo l)を加え、その温度で1時間攪拌を続
けた。溶媒を留去した後残渣をシリカゲルカラム(酢酸
エチル)通しく−)−(23゜3S、4R,5R)−3
−(N−メトキシカルボニル−N−メチル)アミノ−2
,4−ジメトキシメチルオキシ−5−(1,4,5,8
−テトラメトキシナフタレン−2−イル)−1,5−ヘ
キサンシイ 1¥とルー、22g(98%収率)を無色カラメルとし
て得た。
〔α) ”−31,4=  (c−1,25クロロホル
、ム)質量スペクトルm/a571(M”)。
NMR(CDCI、)  δ(ppm): 1.73(
3H,s、3Hb)、2.96 (3H,s。
NCHs) 、3.2 4.1 (28H,m。
7 CHx、2 H+、Hz、Hコ、H4゜20H)、
4.4−5.0 (4H,m。
OCHgOX2)、6.81  (2H,s。
ArH)、T、Q5.7.22 (11L  2s、A
rH)。
IR(nea t)  : 3450  (OH)。
1680  (Co)、1600  (Ar) cm−
’。
参考例3 オキザリルクロリド0.38 g (3,0mmo 1
)を無水ジクロロメタン25m1に溶がし、−60℃で
撹拌しながら、ジメチルスルホキシドo 、 s 誇(
7,0mmoりの無水ジクロロメタン溶液5mlを加え
、その温度にて2分間攪拌した。(−)−(23,33
,4R,5R)−3−(N−メトキシカルボニル−N−
メチル)アミノ−2,4−シメトキシメチルオキシー5
− (1,4,5,8−テトラメトキシナフタレン−2
−イル)−1゜無水ジクロロメタン溶液5 m lを加
え、−60℃にて20分間攪拌したのちこの温度にてト
リエチルアミン1.52g (15,0mmo +)を
滴下し、反応温度を20分間かけて0℃まで上げた。飽
和塩化アンモニウム水溶液100m1と酢酸エチル10
0m1を加えて反応を止めた。有機層を分離懸し 後飽和食塩水(20mlX2)で洗浄しのち、無水硫酸
マグネシウムで乾燥、溶媒を減圧下留去した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキ
サン−2)で精製し0.82g(91%収率)の(3S
、4R,5R,6R)−4−(N−メトキシカルボニル
−N−メチル)アミノ−3,5−ジメトキシメチルオキ
シー6−得た。
質量スペクトル:m/5567 (M”)。
N M R(CD C1s )δ(ppm): 2.0
4(3H,s、  6  CH3) 、  2.97 
(3H。
s、NCHs)、3.20,3.36 (6H。
2 s、0CHsX2)、3.66.3.70゜3.8
6,3.90,3.92 (15H,5s。
Ar0CH3X4.CO*CHi)、4.56(2H,
dd、J=7Hz、8Hz。
OCH*O)、4.92 (2)1.dd、J−36H
z、  7 Hz、 OCH*O) 、  6.84(
2H,s、ArH)、7.00 (LH。
s、ArH)。
IR(neat):174G (Co)。
1695 (Co)、1600 (Ar)。
1025 (−0) cs−’。
参考例4 (33,4R,5R,6R,)−4−(N−メトキシカ
ルボニル−N−メチル)アミノ−3,5−ラノン435
g (0,77mmo 1)を無水トルエン30m1に
溶かして一78℃で攪拌しながら、ジイソプチルアルミ
ニウムビドリドのヘキサン溶液(1,0モル濃度)0.
92m1  (0,92mmo 1)を滴下し、この温
度にて20分間撹拌した。メタノールQ、5mlを性別
して反応を止め更に飽和塩化アンモニウム水溶液100
m1を加え、酢酸エチル(30mlX2)で抽出した。
有機層を合わせ、飽和食塩水(20mlx2)で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧留去した。
残渣をメタノール30m1に溶かし無水炭酸カリウム2
.Ogを加え、30分間加熱還流した後、反応液を濾過
し、濾液を減圧上濃縮した。このものをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン−2井手
)で精製しく+)−(3S、4R,5R,6R)−2−
ヒドロキシ−4−(N−メトキシカルボニル−N−メチ
ル)アミノ−3,5−ジメトキシメチルオキシ−6−メ
チル−6−(1,4,5,8−テトラメトキシナフタレ
ン−2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H
−ピラン354■(82%収率)を淡黄色カラメルとし
て得た。
〔α〕2°+12.1° (C−1,05クロロホルム
)MWスペクトルm/e569  (M” )。
NMR(CDCIs) δ (ppm): 1.83゜
1.91  (3H,2s、  6−CHs)。
2.96. 2.99  (3H,2s、  NCHり
3.28  (3H,s、0CHs)、  3.37(
3M、s、0CHs)、3.44.3(19H,m、 
 OC[i3X 4.  COgCHs。
OH,HI  H,、Hs)、  4.4−4.9(5
H,m、0CH3X2.Ht)、6.80(2H,s、
  ArH)、  7.72  (IH,s。
Arc)。
IR(nea  t)  :  3450  (OH)
1690  (Co)、  1600  (Ar)。
1070、 1030  (0)am−’。
(+)−(33,4R,5R,6R)−2−ヒドロキシ
−4−(N−メトキシカルボニル−N−メチル)アミノ
−3,5−ジメトキシメチルオキシ−6−メチル−6−
(1,4,5,8−テトラメトキシナフタレン−2−イ
ル)−3,4,5゜6−テトラヒドロ−2H−ピラン3
50■(0,62mmo りを無水テトラヒドロフラン
5.0mlに溶かし、ジイソプロピルエチルアミン4.
44 g (34mmo 1)りooメチルメチルエー
テル3.181(39mmo l)を加えたのち3時間
加熱還流した。続いて水冷攪拌下トリエチルアミン2m
l、メタノール3 m lを注加してこの温度で15分
間おいたのち酢酸エチル80m1を加えた。有機層を冷
3NHC1水、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄し無
水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧上留去した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
/ヘキサン−2)で精製し、(−)−(3S、4R,5
R。
6R)−4(N−メトキシカルボニル−N−メチル)ア
ミノ−2,3,5−)リメトキシメチルオキシー6−メ
チル−6−(1,4,5,8−テトラメトキシナフタレ
ン−2−イル’)3,4.5゜6−テトラヒドロー2 
H−ピラン343曜(91%収率)を無色結晶として得
た。
m、p、115−116℃。
〔α) ”−16,2°・ (C−1,10クロロホル
ム)質量スペクトルm/ e 613  (M’″)。
NMR(CDCIs) δ (ppm)71.82(3
H,s、G  CHs)、2.96゜3.00  (3
H,2s、NCHs)、3.23゜3.2B、3.40
 (9H,3s、0CI(り×3) 、  3.5 4
.3 (17tt、 fn。
0CHsX5.Hs、Hs)、  4.3 5.3(2
H,s、ArH)、7.74  (LH,s。
ArH)。
IR(KBr)  :1700  (Co)、  16
00(A r) 、  1020  (−0−)  C
11−’。
元素分析値:C□H45NOtsとしての計算値: C
; 56.76、 H; 7.06゜Ni2.28%。
分析値: Ci 56.63. Hi 7.1?。
Ni2.21%。
参考例6 ! (−)−(33,4R,5R,6R)−4−(N−メト
キシカルボニル−N−メチル)アミノ−2,3,5−)
ジメトキシメチルオキシ−6−メチル−6−(1,4,
5,8−テトラメトキシナフタレン−2−イル)−3,
4,5,6−テトラを無水エーテル40m1に溶かし水
素化アルミニ1時間加熱還流後メタノール1mlを注加
して反応を止めた。酢酸エチル100m1を加え、この
有機層を飽和食塩水(20mlx3)で洗浄し無水硫酸
マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル/ヘキサン−2)で精製しく−)−(3S、4R,5
R,6R)−4−ジメチルアミノ−2,3,5−1−ジ
メトキシメチルオキシ−6−メチル−6−(1,4,5
,8−テトラメトキシナフタレン−2−イル)−3,4
,5,6−テトラヒドロ−2H−ピラ7641■(95
%収率)を無色結晶として得た。
m、  p、109−110℃。
〔α)”O(cm1.08  クロロホルム)[) (cr) ” −10,3’″ (C−1,08りoo
ホル@5 ム)質量スペクトルm/e:569 (M”)。
NMR(CDCI、)  δ(ppm): 1.84(
3H,g、6  CHs)、2.53  (6H。
s、N (CHs)g)、3.02  (I H,t。
J=8.7Hz、Ha)、3.35 (6H,s。
0CHsX2)、3.38 (3H,s。
OCR,)、3.71.3.84,3.90゜3.92
 (121(,4s、Ar0CHsX 4)。
3.5−4.2 (2H,m、Hs、Hs)。
4.6−5.3 (7H,m、0CHtOX3゜Hz)
、6.80 (2H,s、ArH)。
7.70 (IH,s、ArH) rR(KBr)  :l600  (Ar)、  10
70゜1 040、  l  O20(−0−)  c
m−’。
元素分析値’ C* * Ha s N O□として計
算値: C,59,04,H; 7.61゜N;2.4
G%。
分析値: C,58,86,H; 7.57゜N;2.
40%。
実施例1 (−)−(3S、4R,5R,6R)−4−ジメチルア
ミノ−2,3,5−)リメトキシメチルすキシ−6−メ
チル−6−(1,4,5,8−テトラメトキシナフタレ
ン−2−イル)−3,4゜5.6−テトラヒドロ−2H
−ビラン300■(0,53mmol)をエタノール8
mlに溶かし、−40℃で硝酸セリウムアンモニウム1
.80g(3,28mmo 1)の3ml水溶液を加え
、温度を上げた。0℃で10分間攪拌後、酢酸エチル2
0m1.水20m1を加えて激しく攪拌しながら飽和重
曹水を滴下して水層をpH−8とした。を機層を分離後
飽和食塩水(loml)で洗浄したのち0.5NHC1
水(20mlx2)で逆抽出し、飽和重曹水でpH−8
としたのち再度酢酸エチル(20mlX2)で抽出した
、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧上
留去し得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル)で精製し、(33,4R,5R。
6R)−6−(1,4−ジメトキシ−5,8−ジオキソ
ナフタレン−2−イル)−4−ジメチルアミノ−2,3
,5−トリメトキシメチルオキシ−6−メチル−3,4
,5,6−テトラヒドロ−2H−ビラン59w(21%
収率)を黄色カラメルとして得た。
質量分析m/e : 539 (M” )。
NMR(CDCIs)  δ (ppm): 1.81
(3H,s、6  CHs)、2.48  (6H。
s、N (CHs)t) 、2.83  (L H,t
J= 6 Hz、H4)、3.23,3.39゜3.4
0  (9H,3s、ocHffx 3) 。
3.82.3.99  (6H,2s、Ar0CHsX
2)、4.27  (LH,d、J−6Hz。
Hs)、4.5−5.2 (7H,m、OCR,0x3
.O−CM−0)、6.76  (2H,s。
八rH) 、 8.04 (IH,s、 ArH) 。
IR(neat):1660 (Co)。
1040、 1020  (C−0−C)am−籠。
試験例(癌細胞増殖阻害作用) マウスリンパ性白病細胞(p 388)を10%仔牛脂
児血清含をのRPメ1640培養液に加え、培養細胞数
を5X10’個/ l m 1に調製し、本発明の新規
6− (1,4−ジメトキシ−5,8−ジオキソナフタ
レン−2−イル)−3,4,5゜6−テトラヒドロー2
H−とラン誘導体(1)を所定の濃度になるように添加
し、37℃で2日間50%細胞増殖阻害濃度[Csoを
求めた結果を第1表に示す。
第1表 6−(1,4−ジメトキシ−5,8−ジオキソナフタレ
ン−2−イル) −3,4,5,6−テトラヒドロー2
H(p 38 B)に対するICs。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼−( I ) で表わされる6−(1,4−ジメトキシ−5,8−ジオ
    キソナフタレン−2−イル)−3,4,5,6−テトラ
    ヒドロ−2H−ピラン誘導体(式中、R^1は水酸基の
    保護基である。)。
JP60292240A 1985-12-26 1985-12-26 6−(1,4−ジメトキシ−5,8−ジオキソナフタレン−2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2h−ピラン誘導体 Granted JPS62153281A (ja)

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JP60292240A JPS62153281A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 6−(1,4−ジメトキシ−5,8−ジオキソナフタレン−2−イル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2h−ピラン誘導体

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