JPS62152446A - 血管吻合のための器具 - Google Patents

血管吻合のための器具

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JPS62152446A
JPS62152446A JP29655285A JP29655285A JPS62152446A JP S62152446 A JPS62152446 A JP S62152446A JP 29655285 A JP29655285 A JP 29655285A JP 29655285 A JP29655285 A JP 29655285A JP S62152446 A JPS62152446 A JP S62152446A
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JP
Japan
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instrument
blood
anastomosis
blood vessel
groove
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JP29655285A
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吉本 文雄
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Nippon Medical Supply Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は血管吻合において1吏用される器具に関する。
さらに詳しくは、吻合すべき血管を内部より支持し吻合
を効果的に実方缶するための器具jこ関する。
[従来の技術] 外科手術においては、異常が生じたり損傷を受けた血管
の修復のためにしばしば血管の吻合が行われる。血管吻
合は一般に縫合糸を用いて行われることが多いが、特開
昭49−51785号公報。
特開昭50−38388号公報及び特開昭56−305
2号公報などには、血管可溶性のチュー7を血管内に挿
入して血管を支持し、接着剤を用いて固定する方法も提
案されて°、)る。
[発明が解決しようとする問題点] 脳外科や形成外科などにおし)では、微小血管の吻合が
必要となることが多いが、縫合には高度の技術が必要で
あり、手技に習熟した者でなければ手術が困難であった
。また、操作が迅速で簡単な連続縫合法は糸の締めすぎ
による血管の狭窄を起こしやすいので採用することがで
きず、操作の煩雑な結節縫合が行われてきた。さらに、
接着剤を用いる方法は未だ技1本i的に確立されていな
い。
本発明の目的は、縫合による血管吻合を容易かつ確実に
行うことのできる器具を提供することにある。
本発明の他の目的は、縫合時に血管を傷つける虞のない
器具を提供することにある。
ところで、血管吻合において最も重要な点は、吻合した
際に血管の内膜(内面)同志が全周にわたって密着する
ように固定することである。もし、内膜同志が密着して
いないと血液が内膜以外の部分に接触することになり、
血栓を生成しやすくなる。そこで、従来は血管端部を反
転して内膜を露出して2つの血管の内膜同志を完全に密
着してから吻合していたが、反転には高度の技術を必要
とし、しかも反転時に血管内膜を傷つける虞があった。
したがって本発明のさらに他の目的は、好ましい態様と
して、血管を反転させることなく内膜同志を密着させて
吻合することのできる器具を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、血管吻合に際して吻合すべき血管を内部より
支持し縫合吻合を効果的に実施するための器具であって
、全体がチューブ状に成形されており、且つ少なくとも
中央部付近の外周に複数本の溝を設けてなることを特徴
とする血管吻合のための器具である。
[作  用コ 血管の吻合において本発明の器具は以下のように使用さ
れる。
すなわち、まず血管の太さに応じて適当な外径の器具を
用意し、器具の一端を吻合すべき血管の一方に挿入する
とともに他端をもう一方の血管に挿入する。そして2つ
の血管端部の内膜を密着した後に縫合糸で縫合するので
あるが、器具の中央部付近すなわち2つの血管の接合部
に複数本の溝が設けられているので、縫合針を溝にそっ
て血管に刺入することにより容易にかつ内膜を傷つける
ことなく縫合することができる。もし溝を設けていない
と、器具と血管とが密着するので縫合針で血管内膜を傷
つける虞がある。
[実 施 例コ 以下、図面を用いて本発明をさらに具体的に説明するっ 第1図は本発明の器具の好ましい実施例を示す斜視図で
あり第2図は断面図である。図に示すように、器具1は
チューブ状に成形されており内腔2を有するとともに、
中央部付近の外周に複数本の溝3,3・・・・を有して
いる。溝3の形状は第2図よ、り容易にわかるように、
中央部で最も深くなっている。
また、器具の中央部付近は盛り上がっており、円盤状の
突起部4を形成している。この円盤状の突起部4は、器
具の両端側より中央方向に向かって外径が急激に増大し
中央部で最大径となるように形成されている。突起部4
の両端は、なだらかなテーパ一部5.5′へと連続して
おり、丸みを設けた器具端部6.6゛ へと続いている
第3図は、第1図及び第2図に示す本発明の器具を使用
して血管の吻合を行う場合の操作手順を示す斜視図であ
る。まず、第3図(a)に示すように、吻合する血管7
及び8の太さに応じて適当な大きさの器具1を用意する
。次に図(b)に示すように器具1の端部を血管7及び
8に挿入する。そして図(C)に示すように血管の端部
が円盤状突起部4に達するまで器具1をさらに深く挿入
すると、血管は伸縮性に富んでいるので、血管端部は円
盤状突起部4によってラッパ状に押し拡げられ、血管端
部の内膜同志が密着するようになる。このような状態に
なったなら、図(d)に示すように、縫合針9を器具に
設けた溝3に通すようにして縫合していけば、内膜同志
が密着した状態で吻合する。二とができる。なお、縫合
時に溝3は血管壁で覆われるが、血管壁を透かして溝3
を確認することができるので、問題なく運針することが
できる。溝3の幅及び深さは、縫合針9及び縫合糸10
が通過でき適切な吻合を行うことのできるものであれば
、枠に制限はない。しかしながら、第2図に示すように
、円盤状突起部4の表面に対する溝の侵入角θが90°
に近くなるようにすれば、縫合時に針を血管壁にほぼ垂
直に刺入できるので、針による血管壁の損傷を最小限に
抑えることができ、好ましい。
上述した実施例では円盤状の突起4を設けているので、
血管の内膜同志を容易に密着させて縫合することができ
好ましいが、本発明はこのような構造のものに限定され
るものではない。また、溝3は必ずしも器具の軸方向に
平行に設ける必要はなく、斜めに設けてもよいしジグザ
グに設けてもよい。第4図は本発明の他の実施例を示す
斜視図である。この実施例においては、円盤状の突起は
設けられていないので、縫合前に血管端部を反転して内
膜を露出しておくことが必要である。また、上述した2
つの実施例では器具の端部は丸みをつけて滑らかに形成
されており、血管への挿入時及び挿入後に内膜を傷つけ
ることがないように配慮されている。
本発明の器具は、血管内に留置されたままになる■で、
1吏用後は消失するように血液可溶性または血液分解性
の材料で形成されていることが望ましい。
このような材料を例示するならば、ポリビニルアルコー
ル系重合体、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリド
ン、デキストラン、可溶性デンプン及び蔗糖などを挙げ
ることができるが、材料の硬度及び溶解速度などの点で
ポリビニルアルコール系重合体が最も好ましい。また、
ポリビニルアルコール系重合体は、ケン化度や重合度を
変えることjごよって溶解速度を調節することができる
ので便利である。これろの材料には、吻合直後に血栓が
生成しないようにヘパリンやウロキナーゼなどの抗血液
凝固剤を添加しておくこともできる。
なお、本発明の器具は、天然血管同志の吻合に使用し得
ることはもちろんであるが、その他に天然血管と人工血
管との吻合に用いることもできる。
口発明の効果] 本発明の器具は吻合すべき血管を内部より支持するもの
であるので縫合を容易に行うことができる。
また、溝が設けられているので器具と血管内膜との間に
空間が確保され、針で内膜を傷つけることなく縫合する
ことができる。
さらに本発明の好ましい態様においては、血管の内膜同
志を容易且つ確実に密着固定することができるので、手
術の成功率を高めることができる。また、反転のような
高度な技術を必要としないので操作が容易であり、反転
による内膜損傷も起らない。そして、縫合時:二血管が
器具で内部より支持されているので連続縫合を行っても
血管の狭窄が起ることはなく、縫合操作を従来よりも迅
速に行うことができる。
さらにまた、器具を血液可溶性または血液分解性の材料
で形成しておけば、吻合後にやがて器具は消失するので
、血液の流れを妨げることもなく安全で好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の血管吻合用器具の実施例についての斜
視図であり第2図は断面図である。また、第3図は本発
明の器具を使用して血管の吻合を行う場合の操作手順を
示す斜視図である。第4図は、本発明の他の実施例につ
いての斜視図である。 1、血管吻合用器具  2.内 腔 3、溝        41円盤状突起部5.5′ テ
ーパ一部  6.6°器具端部7.8.血 管    
9.縫合針 10、縫合糸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)血管吻合に際して吻合すべき血管を内部より支持
    し縫合吻合を効果的に実施するための器具であって、全
    体がチューブ状に成形されており、且つ少なくとも中央
    部付近の外周に複数本の溝を設けてなることを特徴とす
    る血管吻合のための器具。
  2. (2)溝が軸方向に設けられている特許請求の範囲第1
    項記載の器具。
  3. (3)器具の中央部付近に両端側より中央方向に向かっ
    て外径が急激に増大する円盤状の突起部が設けられてお
    り、溝が該突起部に設けられている特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の器具。
  4. (4)溝が円盤状突起部表面にほぼ垂直に侵入するよう
    に形成されている特許請求の範囲第3項記載の器具
  5. (5)器具全体が血液可溶性または血液分解性の材料で
    形成されてなる特許請求の範囲第1項及至第4項のいず
    れかの項に記載の器具。
  6. (6)血液可溶性材料がポリビニルアルコール系重合体
    である特許請求の範囲第5項記載の器具。
JP29655285A 1985-12-24 1985-12-24 血管吻合のための器具 Granted JPS62152446A (ja)

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JPS62152446A true JPS62152446A (ja) 1987-07-07
JPH0463694B2 JPH0463694B2 (ja) 1992-10-12

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6437941A (en) * 1987-08-04 1989-02-08 Shunichi Meguri Spacer for inosculating fine blood vessel
US10643877B2 (en) 2015-08-27 2020-05-05 Murata Machinery, Ltd. Retrieving device and storing device

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JPS4919596A (ja) * 1972-06-15 1974-02-21
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JPS59177039A (ja) * 1983-03-17 1984-10-06 エチコン・インコ−ポレ−テツド 接合器具
JPS6036039A (ja) * 1983-08-09 1985-02-25 村中医療器株式会社 血管吻合用補助器具

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