JPS62151103A

JPS62151103A - 播種機の作溝装置

Info

Publication number: JPS62151103A
Application number: JP29099685A
Authority: JP
Inventors: 善男住田
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1985-12-23
Filing date: 1985-12-23
Publication date: 1987-07-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、畦成形装置と、フィルム被覆装置と更に播
社装置とからなる播種機に係るものであって、詳しくは
、この播種機の播種溝を造成する作溝？ｃａｉに関する
ものである。

（従来技＃ｉ）従来、特開昭５６−１６４７０４号公報に開示されてい
る通り、畦成形装置の天板部を一部欠除させて、ここに
作溝具を畦成形装置とは別体に設け、この作溝具で作溝
された溝に播種した後、フィルムを畦に張設する構成で
あった。

（発明が解決しようとする問題点）従来型のものは、畦成形機と作溝具とが別体に出来てい
て、畦が成形された後にその上面を開溝して溝が造られ
るから溝の両側に土が盛上り、的確な成形溝が造れない
欠点があるばかりでなく、別体の作溝具が畦の上側に配
設されるから、マルチフィルムを成形された畦に被覆す
るのに相当高い位置にマルチフィルムを張設しながら後
方へ引出゛さねばならず、このために、播種機の播種口
が畦から相当に高くなってフィルムの下側に特別な播種
ホッパーを設けなければ的確な播種が行えない欠点があ
った。

（問題点を解決するための手段）この発明は、前記の従来装置のもつ問題点を解消するた
めに、次の技術的手段を講じた。

即ち、この発明は、左右の側板（２ａ）・（２ａ）と天
板（２ｂ）とからなり、推進時に畦を形成する畦成形装
置（２）と、この畦成形装置（２）の上側と左右外側と
を覆いながら引出されて最終的に畦の前面を覆う播種孔
（４ａ）が設けられたフィルム（４）を張設するフィル
ム被覆装置（３）と、畦成形装置（２）の天板上側に播
種口（１０ａ）が設けられて前記フィルｆ４ンム、の孔（４ａ）を通して播種する播種装置（７）とか
らなる播種機において、前記畦成形装置（２）の天板（
２ｂ）に一体的に作溝体（１３）を構成し、この作溝体
（１３）は、前記フィルム（４）の播種孔（４ａ）部に
播種される種子を受けて天板（２ｂ）の後端側へ流下さ
せてその端縁から造成される溝内へ種子が播かれるよう
種子案内部（２ｃ）を設けた播種機の作溝装置の構成と
した。

（発明の作用及び効果）畦成形装置によって、畦が造成されると共に。

この畦成形装置の天板と一体の作溝体が畦の所定位置を
切開いて畦の成形と同時に播種溝が造成される。

そして、作溝体の上面には孔の明いたフィルムが張設さ
れながら繰出されていて、この孔を通して播かれた種子
は、作溝体の上面に一体的に形成されている種子案内部
で受けられて後方へ次第に流下し、その端縁から播種溝
内へ蒔かれる。

このように、この発明によると、畦成形装置の天板が作
溝体と種子を受けて案内する種子案内体を兼ねるから構
造が極めて簡単化されるばかりでなく、的確な播種溝が
造成され、マルチ用のフィルムが作溝体によって邪魔さ
れないで畦成形装置の天板に極く近い部分を通って繰出
すことができ、フィルムの孔を通して的確に種子案内部
へ種子を落下させることができて確実に播種できる作用
効果を奏する。

（実施例）（１）は牽引車体（図示せず）で牽、引される機枠であ
る。（２）は畦成形装置で、前部が左右へ折曲げられた
側板（２ａ）・（２ａ）とこの左右の側板（２ａ）　−
（２ａ）の上面に張設された天板（２ｂ）とから出来て
いて、前側部分が左右及び上方へ大きく脹らみ土が多く
抱え込まれて、その後に絞られながら左右及び上面が押
圧されて畦を成形するように構成されている。

（３）はフィルム被覆装置で、畦成形装置（２）の上側
前部にあって渦巻状に筒に巻かれている播種孔（４ａ）
が穿たれたビニール等の巻フィルム（４）を支持する支
持棒（５）と畦成形装置（２）の後方左右両側にあって
張設されるフィルム（４）の左右両側を押えるフィルム
押圧輪（８）・（８）とから出来ている。

（７）は播種装置で、種子タンク（８）とその下部の種
子繰出装置（８）と、更にこの種子繰出装置（９）に連
接の種子放出筒（１０）とからなり、この種子ッター（
１１）には一体の孔検出アクチュエーター（１２）が取
付けられ、前記フィルム（４）の上をこのアクチュエー
ター（１２）が摺接して、播種孔（４ａ）に該アクチュ
エーター（１２）が落ち込むときにシャッター（１１）
が開かれるよう構成されている。

（１３）は作溝体で、前記畦成形装置（２）の天板（２
ｂ）の後端側上側を下方へ凹ませて、この部分で畦に溝
を造成するように構成されこの凹んだ部分が種子案内部
（２ｃ）になっている、尚、この部分は天板（２ｂ）自
体を凹曲して構成したこの実施例の外、これと同様な別
体構造の作溝体（１３ａ）を天板（２ｂ）に取付けるよ
うにしてもよい。

そして、この種子案内部（２ｃ）は後端側はど下位に傾
斜する溝になっていて、この上に種子が落されると後方
へ流下するよう構成されている。

尚１図中（１４）・（１５）はフィルムガイド、（１６
）は鎮圧ローラ、　（１？）はフィルムの上に土を寄せ
て載せる覆土ディスクを示す。

（１８）は土寄せリブで、作溝体（１３）の左右両側に
あり、畦成形装置ｉ！１（２）の天板（２ｂ）の裏面に
後端側ほど作溝部に近ずくようにして土が寄せられるよ
うに出来ている。

（１９）は前記種子繰出装置（９）を鎮圧ローラ（１６
）側から伝動する伝動ケースを示す。

上側の構成において、牽引車体で播種機を牽引すると、
畦成形装置（２）によって畦が造成されて行く、これと
同時に、フィルム（４）がフィルム押圧輪（６）・（８
）で地面に押圧され、支持棒（５）で支持されている巻
フィルム（４）が解かれ造成される畦に覆せられて行く
、このとき、フィルムの播種孔（４ａ）はＴ度作溝体（
１３）の上側を通過する。そして、このフィルム上に位
置する播種装置（７）の種子放ＩＢ筒（１０）の下端播
種口（１０ａ）部に設けられているシャッターＨｔ）に
連接されているアクチュエーター（１２）が前記播種孔
（４ａ）内に落込むとシャッター（１１）が開口され種
子が播種孔（４ａ）を通して作溝体（１３）の上面に蒔
かれる。

このようにして蒔かれた種子は畦成形装置（２）と一体
重になった種子案内部（２ｃ）に投入され、この上面を
滑って後端縁から造成された播種溝内へ確実に蒔かれる
。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は側
面図、第２図は平面図、第３図と第４図は要部の斜面図
、第５図は要部の側断面図、第６図は別個の要部の斜面
図である。図中記号、（２）は畦成形装置、（２ａ）は側板、（２
ｂ）は天板、（２ｃ）は種子案内部、（３）はフィルム
被覆装置、（４）はフィルム、　（４ａ）は播種孔、（
７）は播種装置、（１０ａ）は播種口、（１３）は作溝
体を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

左右の側板（２ａ）・（２ａ）と天板（２ｂ）とからな
り、推進時に畦を形成する畦成形装置（２）と、この畦
成形装置（２）の上側と左右外側とを覆いながら引出さ
れて最終的に畦の前面を覆う播種孔（４ａ）が設けられ
たフィルム（４）を張設するフィルム被覆装置（３）と
、畦成形装置（２）の天板上側に播種口（１０ａ）が設
けられて前記フィルム（４）の孔（４ａ）を通して播種
する播種装置（７）とからなる播種機において、前記畦
成形装置（２）の天板（２ｂ）に一体的に作溝体（１３
）を構成し、この作溝体（１３）は、前記フィルム（４
）の播種孔（４ａ）部に播種される種子を受けて天板（
２ｂ）の後端側へ流下させてその端縁から造成される溝
内へ種子が播かれるよう種子案内部（２ｃ）を設けた播
種機の作溝装置。