JPS6214959Y2 - - Google Patents

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JPS6214959Y2
JPS6214959Y2 JP1383882U JP1383882U JPS6214959Y2 JP S6214959 Y2 JPS6214959 Y2 JP S6214959Y2 JP 1383882 U JP1383882 U JP 1383882U JP 1383882 U JP1383882 U JP 1383882U JP S6214959 Y2 JPS6214959 Y2 JP S6214959Y2
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cleaning
detergent
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cleaning container
container body
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【考案の詳細な説明】
この考案は、身体等のあかや汚れを洗浄して落
とすのに従来から手拭、スポンジ又はブラシ(タ
ワシ)等を使用して主に固形の化粧用石けん及び
石けん液容器による手洗い用液状石けんが用いら
れているがこれ等に係る洗浄用具に関するもので
ある。 手拭や、スポンジ、ブラシ(タワシ)等を使つ
て固形の化粧石けんで汚れを落とす従来の方式で
は次のような欠点がある。 1 水にぬらした手、スポンジ、手拭、ブラシ
(タワシ)等に石けんをこすり合わせて洗剤を
溶かさねばならない。 2 使用する度に石けんの容量が次第に小さくな
つて使用しにくくなる。 3 固形石けんの使用後は、常に水分や湿気を避
けて乾燥するようにしなければ軟質化したり溶
けたりして次回から使用しにくくなる。 4 種々の石けん箱や石けん台が使用されて居る
が、常に箱の中や台を拭き取るなどしておかね
ばすぐよごれて不快感をあたえる。 5 髪の毛や砂又は土等が固形石けんに付着した
場合は表面に食い込んで取りにくくなり、又色
のついた汚れた手を洗う場合でも汚れものの色
が乳化状になつて付着する。何れも不快感をあ
たえるので削り取つたり、表面をよく水で洗い
流しておかねばならない。 6 洗面所に併置されている石けん液容器による
手洗い用液状石けんの利用は以上の欠点を一部
補つているが手洗いに限定され他に利用出来ず
比較的高価である。 本考案は以上の欠点を除いて従来とは全く異な
つた見地から新しい洗浄用具を提供するものであ
る。 以下図面に基き、この考案の詳細を3種類の例
について説明する。 その最初の例は第1−1図から第1−4図迄に
示してあるが第1−1図は本案を手に持つて使用
する状態を示し本案の本体である洗浄容器本体1
は弾性のある樹脂やゴム質のもので作られ外周2
面を洗浄に適するように凸凹状の模様に加工され
たもので液状の洗剤が内蔵されるものである。図
は外周2面を小さな皿状の凹み模様にした状態を
示す。その他にも用途に応じて第2例の毛状加
工・第3例の網状加工や図示されてないが布・タ
オル・スポンジ等の被着又は接着加工がなされる
ものである。これら加工された外周2面に向けて
設けてある後述の流出隙間4から流出洗剤6の如
く流出して2面をぬらすので従来のタワシに洗剤
をつけた状態と同じようになり、洗浄しようとす
る汚れた面や物に2面をこすり合わせることによ
つてあかや汚れを溶落出来るようにしたことが本
案の骨子である。 第1−2図はその構造を説明する断面図で押し
ボタン18を保護するキヤツプ9はその下方内側
の輪状突起7が洗浄容器本体1の外周凹み輪8に
嵌脱出来るように嵌め合わせてある。 次に頭部の拡大横断面を示す第1−3図に於
て、洗浄容器本体1の上部は外周がおねじ10の
瓶口となつて居て、これと螺合するめねじ11を
そなえたねじキヤツプ体13があつて互に締めつ
けたり又緩めることが出来る。 ねじキヤツプ体13と洗浄容器本体1の瓶口と
の間には中座体14があつて締めつけてシールす
ることが出来る。又座の外径12は、ねじキヤツ
プ体13の内経奥に食い込むように若干大きく作
つてあるので両者は1体となつて、ねじキヤツプ
体13を緩めて取り外すと中座体14も後述する
パイプ31も一体となつて外れるのでそのままで
液状洗剤の補給をすることが出来る。中座体14
の上部中央は穴15となつていて、これに球状弁
23と一体の棒21が遊嵌して棒21が上部押し
ぼたん18の下座17の下面に接するよう支えて
いる。 球状弁23は下方よりばね29によつて常に押
し上げられて居る弁受34で支え上げられて、外
周が中座体14の内部弁座である斜面24に圧接
しこの部分をシールしている。この場合弁受34
はこれと一体の棒33が中空32に遊嵌して正し
く球状弁23を上方に支えている。中空32は接
合段管28の経小の部分で下部を洗浄容器本体1
の内部下方に垂らしめているパイプ31を接着
し、経大の部分はばね29のばね室を兼ねて弁受
34の外面並に球状弁23の外周と遊接してそれ
らを互に支えると共に、外周はリング状の凸起2
7が中座体14下方筒状35の内径のリング状凹
溝に図の如く嵌め合い一体となつている。 前述の如く押しぼたん18はその下座17の下
面を球状弁23の棒21で押し上げられて居り、
下座17の下部は空室16になつて居るので押し
ぼたんを押すとばね29に抗して下げることが出
来、はなすと図の状態にもどることが出来る。又
空室16は連通穴22−25と通じノズル3に至
つて居る。 今図の状態では洗浄容器本体1を握り締めたり
押したりしても何れの個所もシールされていて液
状洗剤の洩れることはない。 次に第1−4図のように、押しぼたん18を押
すと、輪状の凸起19が穴20の内経に密接して
シールしながら下座17→棒21球状弁23→弁
受34棒33と下降しばね29を圧して、球状弁
23の外周と斜面24の弁座との間に隙間36が
出来る。従つてこの状態で洗浄容器本体1を握り
締めると、内蔵の液状洗剤がパイプ31→中空3
2→ばね29の室→弁受34の外周→隙間36→
空室16→孔22→孔25→ノズル3と流動して
表面2の方向に向けてあるノズル3より放出す
る。放出した液状洗剤は被い26と洗浄容器本体
1とで出来る流出隙間4によつて飛散することな
く下方に広がりながら外周2の洗浄面へ流出洗剤
6の如く流出することが出来る。次に押しぼたん
18を押すのを中止すると、ばね29によつて弁
受34と球状弁23・押しぼたん18が共に上方
へもどつて、斜面24の弁座と球状弁23の外周
との隙間36がなくなつて互に圧接され(前図第
1−3図如くなつて)シールされる。従つてこの
状態では前述した如く洗剤が洩れることがなく、
又以上の行為の繰り返し量によつて適量の洗剤を
2面にぬらすことが出来るので、汚れた面や汚れ
たものに押しつけてこすり合わせても、余分に洗
剤が流出することなく洗浄作業を行うことが出来
る。 又洗浄容器本体1を押したり握り締めることを
中断又は中止するとその都度弾性の洗浄容器本体
1の復元力で内圧が下り、洗剤の流動経路とは逆
の経路で空気が流入して凹んだ洗浄容器本体1は
元の形に復元する。この場合弁23は逆方向には
容易に流入出来るものである。 次に第2例の場合は第2−1図から第2−6図
に示してあるが、第1例の場合と共通又は類似の
部分は第1例の説明と同じであるので同じ番号で
示し、異なつた部分は異なつた番号で示す。洗浄
容器本体1の材質は第1例の場合と異なり弾性の
あるものと限定しないで硬質の樹脂でもよく、表
面2は洗浄に適すように第1例と同様に加工され
るもので第2−1図は樹脂繊維を毛状に溶着加工
された状態を示す。図に示す如く洗浄容器本体1
の両肩になる部分に凸起受40及び61で上部の
押しキヤツプ体43を支えて、洗浄容器本体1と
キヤツプ体43との間隙74を保つことによつ
て、後述する如く洗剤が流出しないようにするも
ので携帯する場合でも洩れることなく安全な状態
を保つことが出来る。又押しキヤツプ体43は矢
印の方向に90゜廻わすことが出来る。これはA−
A視断面図である第2−3図、B−B視断面図で
ある第2−4に示した如く後述のねじ体44に設
けた凸起72が押しキヤツプ体43の内周に同心
円で位動出来る〔90゜+凸起72の巾〕の空隙6
0を設けてあるので、第2−4図の如く丁度90゜
廻わして第2−2図の外観斜視図のように洗浄容
器本体1と押しキヤツプ体43とは直交するよう
になつて、今迄支えて居た凸起受40及び61と
は外れるので矢印の如く押しキヤツプ体43を押
し下げ、後述のポンプ作用で洗浄容器本体1の表
面2に向けて設けてあるノズル3より内蔵の液状
洗剤を6の如く放出し表面2をぬらすので押しキ
ヤツプ体43を第2−1図の状態にもどし、2面
を汚れたものにこすり合わせれば汚れを溶落し洗
浄することが出来る。 次に内部のポンプ作用は拡大C−C断面のある
第2−5図に示す。押しキヤツプ体43は上方中
央内部にねじ体44の孔53に遊嵌する筒46を
設け、その内部には金属の球弁52を制する棒5
0を、又その周囲には上部の空間49に連通する
複数の孔48を、又ノズル3に連通するU形の孔
49−54−3にするため、1体成形された溝に
パイプを埋めて表面をパテ状の硬化樹脂等56で
なめらかに表面を仕上げたものである。 次にピストン58は下方がばね63のばね受6
2とし、中央が中空59となつてその上は金属球
弁52の外周と接してシールする弁座の斜面57
とし、その上には筒状47又外部はつば状の止め
座55となつて樹脂で一体成型されている。 初めねじ体44の上部穴53に押しキヤツプ体
の筒46を入れ金属球弁52を入れたピストン5
8の筒状47を筒46内に圧入して、リング状の
凸起51が筒46の内経のリング状凹溝に嵌着し
て押しキヤツプ体43とピストン58とはねじ体
44を挾んで一体となる。 従つて押しキヤツプ体43と一体となつたピス
トン58の止め座55は、ねじ体44のあご45
で止まつて両者の間隙74を上下することが出来
る。但しこの場合は前述(第2−2図・第2−4
図)の状態即ち押しキヤツプ体43を凸起受40
及び61から外して行う。次に樹脂で作られた中
座体64は下方が洗浄容器本体1の底部に致るパ
イプ67と連結する中空66とし、その上を金属
球弁68の外周と接する弁座の斜面65又その上
を中央に穴をあけたばね受70及びばね63を収
めた筒71とし、その上部はつば状の座12とな
つてねじ体44と洗浄容器本体1の瓶口との間に
座しねじを締めてシールの役目をする。 押しキヤツプ体43とねじ体44の両者は前述
(第2−3図及び第2−4図)したように空隙6
0と凸起72との関係にあるので、押しキヤツプ
体43を左右何れかの方向に回わせば90゜空転す
る場合もあるが、ねじ体44のめねじ11と洗浄
容器本体1のおねじ10とで螺合して締めつけた
り又緩めたり出来る。この場合中座体64のつば
12の外経は第1例の場合と同様ねじ体44の内
経ねじ部奥に食い込んで両者は1体となつて居
て、キヤツプ体43を回して(即ちねじ体44を
回して)緩めて取り外すと、中座体64も又これ
と一体のパイプ67も同時に取り外すことが出
来、そのままで液状洗剤の補給をすることが出来
る。 図の状態に組み込まれると、筒71内に嵌入し
たピストン58はばね63によつて常に上方に押
し上げられてつば55があご45に当たり間隙7
4及び75を保つ。押しキヤツプ体43を押すと
ばね63を圧してピストン58が筒71内を下り
間隙74及び75が小さくなり(第2−6図)、
押すのをやめて離すとばね63によつて図の位置
にもどり初の間隙74及び75となる。中座体6
4のつば12の厚みは突起受61及び40がノズ
ル3及び凹部42の位置になつて押しキヤツプ体
43を支える状態になるように製作し、両者の突
起受にはゴム質の突起41をその底部で接着し突
起受と一体となし、ノズル3及び凹部42の曲面
に合わせてあるので密接してノズル3からの洗剤
の洩れを防ぐ。 以上の構造であるので押しキヤツプ体43を第
2−1図の矢印のように回わすと、ゴム質の突起
41をのりこえて前述したように洗浄容器本体1
と押しキヤツプ体43とは互に直交の状態とな
り、支えて居た突起41と外れ、第2−2図にな
つて押しキヤツプ体43を押し下げることが出来
る。この状態をD−D拡大断面第2−6図に示
す。 押しキヤツプ体43を図の矢印のように押す
と、ばね63を圧して前述したように間隙74及
び75を縮小し筒71の体積を圧縮し筒71内の
内圧を高めるので、上部の金属球弁52をその重
さに抗して押し上げ弁と接していた弁座の斜面5
7との間に隙間73を作り、筒71内の高くなつ
た内圧が穴59→隙間73→筒状47内→穴48
→U字孔49−54−3を通じてノズル3より放
出する。 押している指を離せば、ねじ63によつて下降
した部分が元の状態に復帰しようとするから間隙
74及び75も大きくなろうとして、筒71内の
内圧が低くなる。この低圧は下部金属球弁68を
その重さに抗して押し上げ弁と接していた弁座の
斜面65との間に隙間69(第2−5図)が出
来、筒71内の低くなつた内圧分のみパイプ67
→穴66→隙間69→ばね受70の穴→筒71と
液状洗剤を吸い上げ筒71内に洗剤を充たす。以
上の操作によつて内蔵する洗剤がノズル3より表
面2へ6の如く放出し又そのポンポ操作回数に応
じて洗浄面2を適量の洗剤でぬらすことが出来
る。従つて前例の場合と同様汚れた部分に洗浄面
2を当ててこすれば汚れを速やかに溶落すること
が出来る。 次に3例の場合を第3−1図から第3−5図に
ついて説明すれば、これも1例及び2例と共通す
る部分は同じ番号で示し違う部分は別の番号で示
す。第3−1は本例を手に持つて使用する状態を
示したもので、洗浄容器本体1の材質は前記2つ
の例とも異なつて硬質の樹脂で作られ、表面2は
前記2例と同様洗浄面に加工されるもので図は網
状の布を被着加工した状態を示す。図の如くつま
み84を(後述するように開の方向に回わして)
上にし円板95を下にし持つて、中指で左端の弾
性のある加圧ゴム90を押すと洗浄容器本体1の
内圧が高まり円板95の周囲から内蔵する練状の
洗剤を6の如く洗浄面2に流出させ、前例の場合
と同様汚れた面や物に2面をこすり合わせてあか
や汚れを落すことが出来る。その詳細を断面図第
3−2図で説明すれば、洗浄容器本体1の中央上
部は筒87を設けその外周はおねじ83になつて
いる。これに螺合するめねじ82を備えたキヤツ
プ状のつまみ84は中央部が基部85となりその
外周は筒87の内経に密接するリング状凸起86
を又下方にはストツパー棒81となつて一体加工
されている。つまみ84の外周ローレツト部分8
8をつまんで左右何れかに回わせば棒81は矢印
のように上下することが出来る。棒81の先端は
弾性のあるゴム質のストツパー80を接着してあ
り、吐出口103とストツパー80とは第3−3
図の部分平面図に示す如く右回して閉じ左回しで
開いて吐出口103の開閉をすることが出来る。
この場合リング状の突起86と内経87とは互に
密接してシールされながら行なわれる。 洗浄容器本体1の左端はめねじ10となつて、
これに螺合するおねじ11を有する加圧体89は
外周がローレツト92となつて居てこの部分をつ
まんで回わして締めるとパツキン93の圧接でシ
ールし緩めて取り外せば洗剤の補給をすることが
出来る(この場合つまみ84は閉の状態にして行
う)。 又加圧体89には段91の面と加圧体の内経に
接する部分で接着した加圧ゴム90であつて、こ
れを押すことにより洗浄容器本体1の内圧を高め
ることが出来る。 洗浄容器本体1の中央下部は前述の吐出孔10
3となつていて、これと同心円の位置に吐出孔1
03を被うように円板95が表面2に接着して一
体となつている。又円板95には第3−4図のよ
うに、多数の(図では4個の)溝を吐出孔103
を中心として放射状にもうけてあるので、これに
よつて吐出孔103と連通する多数の(図では4
本の)流出孔5を形成して居る。 次に第3−3図のつまみ84のローレツト部8
8をつまんで「開」の方向に回わせば第3−5図
の矢印に示すように、棒81は上昇しゴム質のス
トツパー80と吐出孔103との間に隙間96が
出来る。この状態で加圧ゴム90を押せば内蔵す
る液状や練状の洗剤を吐出孔103→流出孔5と
流出して表面2の円板95周辺に流出することが
出来るから前例と同様この2面の洗浄面を汚れた
面や物に当ててこすり合せれば汚れを洗浄するこ
とが出来る。この場合前述した如く円板95を下
にして行うことが必要で、又洗剤は粘度の低いも
のは落下しやすく液状のうちでも粘度の高い練状
のものが適している。 以上3例について述べたが使用にあたつては次
のような使いかたもできる。 イ 従来の手拭・スポンジ・ブラシ(タワシ)等
に当てて液状洗剤を出すことも出来るので従来
の用具も従来と同じように使用出来る。 ロ 開閉機構をそなえてあるが、閉の状態は運搬
時又は携帯時用であつて、風呂場又は洗面所等
室内で使用する場合は開のままで放置しても不
都合な状態にならず、使用に対して速みやかに
応ずることが出来る。 以上本考案は次に示すように従来にない新しい
効果をもつて洗浄の目的を満たし洗浄方法まで改
善する究極の用具である。 1 本考案の洗浄用具は最適の容量・形状とを常
に保つので従来の固形石けんの如く消耗して使
用しにくくならない。 2 本考案の洗浄用具を使用した後は、洗浄物と
共に水洗するので、常に清潔な状態が得られ
る。 3 本考案の洗浄用具を水洗する時には洗剤と水
とが洗浄容器本体1によつて分離しているので
表面2が直ちに水洗されてさつぱりとする。従
来の固形石けんのように表面は溶けた洗剤でぬ
るぬるして石けん箱や台におさめた後で洗剤が
手に付着して再び手を洗う必要があつたが、そ
の必要がない。 4 水洗後は手を手拭い等で水分を拭き取るがそ
の場合本考案の洗浄用具も同時に水分を拭き取
れるのでそのまゝバツグやポケツトに入れるこ
とが出来る、又従来の石けん箱の役目を容器体
は兼ねるので石けん箱は不用である。 5 固形石けんの如く表面に髪の毛や土砂等が食
い込むことがなく、又色のついた汚れものの場
合乳化状に付着しても滲透することなくすぐ水
洗出来るので清潔感をあたえる。 6 湿気のある浴室や水が入つて居る洗面器の中
に放置しても、従来の固形石けんの如く軟質化
したり溶けたりして使用しにくくなることがな
い。 7 液状や練り状の洗剤を使用するので固形石け
んの如く洗剤を溶かす時間が短く又洗浄容器本
体1の表面2は洗浄面になつているので速みや
かにこすり合わせの状態(汚れの溶落状態)に
することが出来る。 8 従つて従来の固形石けんを使用する場合と本
考案の用具を使用する場合との動作を比較する
と、本考案の洗浄用具を使用する場合が単純な
動作で速やかである。
【表】
【表】 9 本考案は以上の機能を持つた洗浄用具である
から旅行や作業等の携帯にも最適である。 10 従来の手洗い用石けん液取り出し容器に比べ
安価に提供出来る。 11 前述したように洗浄容器本体1の表面2を凸
凹状模様に加工したり、布・スポンジ・タオ
ル・網等を被着又は接着させたり、毛・繊維等
を植毛・接着することなどで洗浄の実用的な変
化の富んだ活用が出来身体の洗浄のみならず洗
車・食器洗い等他の汚れにも利用出来る。 以上詳述した如く本考案は液状又は練状の洗剤
を内蔵された洗浄容器本体1の表面2が洗浄面に
なるように凸凹状等に加工されていることと内蔵
の洗剤が洗浄面2に流出するように洗剤の流出ノ
ズル3等を表面2の方向に向けて備えられている
ことを特長とする洗浄用具であつて、これを3例
の洗剤流出機構(押圧手段及び開閉機構)の場合
について説明した。尚洗剤流出機構については公
知や新規の機構が無数に考えられている。又容器
体の形状・材質・表面の状態内蔵する洗剤の種類
等の変化のある活用によつて今後本考案がますま
す広範囲に利用されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1−1図は本考案第1例の使用状態の外観斜
視図、第1−2図は同上断面図、第1−3図は同
上頭部拡大断面図、第1−4図は第1−3図に変
化をさせた断面図、第2−1図と第2−2図は本
考案第2例の使用状態の外観斜視図、第2−3図
は第2−1図のA−A断面視図、第2−4図は第
2−2図のB−B断面視図、第2−5図は第2−
3図のC−C断面拡大図、第2−6図は第2−4
図のD−D断面拡大図、第3−1図は本考案第3
例の使用状態の外観斜視図、第3−2図は同上の
断面図、第3−3図は同上の中央一部分平面図、
第3−4図は同上の中央一部分底面図、第3−5
図は第3−2図に変化をさせた断面図。 1は洗浄容器本体、2は洗浄容器本体の表面、
3はノズル、4は流出隙間、5は流出孔、6は流
出する液状洗剤、103は吐出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 液状又は練り状の洗剤が内蔵された洗浄容器
    本体の表面に凸凹状の洗浄面が形成され、流出
    機構により内蔵洗剤が洗浄面に流れるように、
    流出ノズルの方向を洗浄容器本体の表面に向け
    て設けられた洗浄用具。 2 洗浄容器本体の表面に布・スポンジ・タオ
    ル・網等を被着又は接着させたり、毛・繊維等
    を植毛又は接着させたりして洗浄面に加工した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の洗浄用
    具。 3 内蔵洗剤が洗浄面に流出するように、流出す
    る方向を洗浄容器本体の表面に向けて、吐出
    孔・流出隙間又は流出孔等を設けた実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の洗浄用具。
JP1383882U 1982-02-03 1982-02-03 洗浄用具 Granted JPS58117189U (ja)

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JP1383882U JPS58117189U (ja) 1982-02-03 1982-02-03 洗浄用具

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