JPS62149591A - 海水取入装置 - Google Patents
海水取入装置Info
- Publication number
- JPS62149591A JPS62149591A JP29080385A JP29080385A JPS62149591A JP S62149591 A JPS62149591 A JP S62149591A JP 29080385 A JP29080385 A JP 29080385A JP 29080385 A JP29080385 A JP 29080385A JP S62149591 A JPS62149591 A JP S62149591A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ship
- pipe
- sea
- seawater
- syphone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、船舶の海水取入装置に関するものである。
船舶は、バラストウォーター又はコンデンサーその他冷
却水等のなめ海水を吸入する必要がある。
却水等のなめ海水を吸入する必要がある。
そのため従来は、吃水線下の船底部にシーチェストと呼
ばれる海水吸入筒が設置され、シーチェストの外面の船
底外板にグレーチングを備えた開口が設けられていて、
海水が常にシーチェスト内に充満している。このシーチ
ェストの上面、側面に海水取入管が接続しており、中間
バルブを介して必要な管系綿に海水を取入れるようにな
っている。
ばれる海水吸入筒が設置され、シーチェストの外面の船
底外板にグレーチングを備えた開口が設けられていて、
海水が常にシーチェスト内に充満している。このシーチ
ェストの上面、側面に海水取入管が接続しており、中間
バルブを介して必要な管系綿に海水を取入れるようにな
っている。
シーチェストはこのように船舶の運用上重要なものであ
るから、異物等の付着、汚損がないよう清浄にしておく
必要がある。
るから、異物等の付着、汚損がないよう清浄にしておく
必要がある。
シーチェストは海水を吸入する関係で、船舶が航海中に
海洋の生物、漂流物等がシーチェストの外面のグレーチ
ングに付着したり、更にはシーチェスト内に吸引されて
、海水取入管の入口を塞ぐようなことも発生する。この
ような場合は第４図に示すようにダイパーが海中に入り
、船底シーチェスト１１の外面にシール材付カバー１２
をあてて海水がシーチェスト１１に入らないようにした
後、排水ポンプ１３を駆動してシーチェスト１１内の海
水を排水した後、点検孔１４を開けてシーチェスト１１
内を清掃するという手間がかかる作業を必要とする問題
があった。
海洋の生物、漂流物等がシーチェストの外面のグレーチ
ングに付着したり、更にはシーチェスト内に吸引されて
、海水取入管の入口を塞ぐようなことも発生する。この
ような場合は第４図に示すようにダイパーが海中に入り
、船底シーチェスト１１の外面にシール材付カバー１２
をあてて海水がシーチェスト１１に入らないようにした
後、排水ポンプ１３を駆動してシーチェスト１１内の海
水を排水した後、点検孔１４を開けてシーチェスト１１
内を清掃するという手間がかかる作業を必要とする問題
があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、船内海面下に置タンクを設け、該置タンクと船
外海中とをサイフオンパイプで連結して該サイフオンパ
イプに真空配管を接続し、前記置タンクにポンプを介し
て船内給水管を配設したことを特徴とする海水取入装置
を提供するものである。
もので、船内海面下に置タンクを設け、該置タンクと船
外海中とをサイフオンパイプで連結して該サイフオンパ
イプに真空配管を接続し、前記置タンクにポンプを介し
て船内給水管を配設したことを特徴とする海水取入装置
を提供するものである。
真空ポンプを駆動させ、サイフオンパイプの基部に取り
付けられた真空パイプを介してサイフオンパイプを真空
にすれば、パイプ内に海水が入り込んで容易にサイフオ
ン現象が発生し、船内の置タンクには海水が流入して満
水となる。この後給水ポンプを駆動して置タンク内より
海水を吸引し、必要箇所へ給水を行うことにより置タン
ク内の海水が消費されると、同時にサイフオン現象によ
り動力を要せずして置タンク内に船外より海水が供給さ
れ、置タンク内は常に海水が充満していて、船外にある
シーチェストと同じ機能を発揮する。
付けられた真空パイプを介してサイフオンパイプを真空
にすれば、パイプ内に海水が入り込んで容易にサイフオ
ン現象が発生し、船内の置タンクには海水が流入して満
水となる。この後給水ポンプを駆動して置タンク内より
海水を吸引し、必要箇所へ給水を行うことにより置タン
ク内の海水が消費されると、同時にサイフオン現象によ
り動力を要せずして置タンク内に船外より海水が供給さ
れ、置タンク内は常に海水が充満していて、船外にある
シーチェストと同じ機能を発揮する。
第１図は本発明の一実施例の模式図の横断面図である。
図において、船内の吃水線下に置タンク１が設置され、
置タンク１の上部からストップバルブ２を介して、サイ
フオンパイプ３が舷側４を貫通して、船外の海水中に先
端を没水させている。この時のサイフオンパイプ３の最
高位置は本船の満載吃水り、Ｗ、Ｌより高く、又サイフ
オンパイプ３の先端は、本船の軽荷吃水線り、Ｌ、Ｗ、
Ｌより更に低い位置まで達するように配管される。更に
、サイフオンパイプ３には、船内において、本船軽荷吃
水線り、Ｌ、Ｗ、Ｌより低い位置から、海水吸引用の真
空パイプ５がストップバルブ５ａを介して連結されてお
り、真空ポンプ５ｂに接続している。
置タンク１の上部からストップバルブ２を介して、サイ
フオンパイプ３が舷側４を貫通して、船外の海水中に先
端を没水させている。この時のサイフオンパイプ３の最
高位置は本船の満載吃水り、Ｗ、Ｌより高く、又サイフ
オンパイプ３の先端は、本船の軽荷吃水線り、Ｌ、Ｗ、
Ｌより更に低い位置まで達するように配管される。更に
、サイフオンパイプ３には、船内において、本船軽荷吃
水線り、Ｌ、Ｗ、Ｌより低い位置から、海水吸引用の真
空パイプ５がストップバルブ５ａを介して連結されてお
り、真空ポンプ５ｂに接続している。
又、置タンク１の側部には給水用バイブロが配管されて
おり、給水ポンプ６ａに連結している。
おり、給水ポンプ６ａに連結している。
次に、この作用を説明する。
バルブ５ａを開けて真空ポンプ５ｂを駆動させれば、サ
イフオンパイプ３の中へ海水が吸引されてくる。ついで
バルブ２を開けば、船外の海面の方が置タンク１より高
いので、サイフオン現象が生じて海水は動力なしに置タ
ンク１内に流入し、満水となる。この後給水ポンプ６ａ
を駆動し、置タンク１の内部から給水バイブロを通して
海水を吸引し、必要な箇所へ送り込む。これにより置タ
ンク１内より海水が消費されるにつれて、船外より、サ
イフオンパイプ３を通して海水が流れ込み、常に置タン
ク１内に海水が充満していて、置タンク１はシーチェス
トと同じ機能を発揮する。
イフオンパイプ３の中へ海水が吸引されてくる。ついで
バルブ２を開けば、船外の海面の方が置タンク１より高
いので、サイフオン現象が生じて海水は動力なしに置タ
ンク１内に流入し、満水となる。この後給水ポンプ６ａ
を駆動し、置タンク１の内部から給水バイブロを通して
海水を吸引し、必要な箇所へ送り込む。これにより置タ
ンク１内より海水が消費されるにつれて、船外より、サ
イフオンパイプ３を通して海水が流れ込み、常に置タン
ク１内に海水が充満していて、置タンク１はシーチェス
トと同じ機能を発揮する。
尚サイフオンパイプ３については、第２図に示すような
配慮が望ましい。
配慮が望ましい。
第２図（Ａ）は第１図の側面図（Ｂ）は平面図で、符号
は第１図と同じである。第２図（Ａ）及び（Ｂ）に示す
ように、サイフオンパイプ３の舷外に出る箇所は、船舶
後部にあって、出来る限り水抵抗を受けることがなく、
また接舷の邪魔にならないように配慮されている。更に
又、第３図に示すように、サイフオンパイプ３の先端部
にバッキンググランド部７を設け、バッキング７ａを介
してサイフオンパイプ３と伸縮自在に連結する伸縮パイ
プ８を設け、伸縮パイプ８の先端近くにフロート８ａを
取りつけて常に海面上に浮揚状態とすれば、ローリング
等による吃水変化に海水吸入口を追従させ、常に必要な
量だけ、サイフオンパイプ３の先端を海中に没水させて
おくことが出来る。
は第１図と同じである。第２図（Ａ）及び（Ｂ）に示す
ように、サイフオンパイプ３の舷外に出る箇所は、船舶
後部にあって、出来る限り水抵抗を受けることがなく、
また接舷の邪魔にならないように配慮されている。更に
又、第３図に示すように、サイフオンパイプ３の先端部
にバッキンググランド部７を設け、バッキング７ａを介
してサイフオンパイプ３と伸縮自在に連結する伸縮パイ
プ８を設け、伸縮パイプ８の先端近くにフロート８ａを
取りつけて常に海面上に浮揚状態とすれば、ローリング
等による吃水変化に海水吸入口を追従させ、常に必要な
量だけ、サイフオンパイプ３の先端を海中に没水させて
おくことが出来る。
本発明によれば、海水吸入のためのシーチェストが船内
の置タンクとして設けられたことにより、必要に応じて
ダイパーを用いることなく、シーチェストに相当する置
タンク内を検査、又はクリーニングすることが可能とな
り、安全及び保全の面で大きな効果がある。更に又、サ
イフオン現象で海水を吸引することが出来るので、動力
費が不要であるという経費面の効果もある。
の置タンクとして設けられたことにより、必要に応じて
ダイパーを用いることなく、シーチェストに相当する置
タンク内を検査、又はクリーニングすることが可能とな
り、安全及び保全の面で大きな効果がある。更に又、サ
イフオン現象で海水を吸引することが出来るので、動力
費が不要であるという経費面の効果もある。
第１図は本発明の一実施例を模式的に示した正酊図、第
２図（Ａ）は第１図の側面図、第２図（Ｂ）は第１図の
平面図、第３図は他の実施例の模式図、第４図は従来例
の模式図である。 １：置タンク、３：サイフオンパイプ、４：舷側、５：
真空パイプ、６：給水パイプ、７：ノ（ツキンググラン
ド、８：伸縮パイプ。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 第１図 ６；扮７１（バＡヂ 第 ２ 図 （Ａ）
２図（Ａ）は第１図の側面図、第２図（Ｂ）は第１図の
平面図、第３図は他の実施例の模式図、第４図は従来例
の模式図である。 １：置タンク、３：サイフオンパイプ、４：舷側、５：
真空パイプ、６：給水パイプ、７：ノ（ツキンググラン
ド、８：伸縮パイプ。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 第１図 ６；扮７１（バＡヂ 第 ２ 図 （Ａ）
Claims (1)
- 船内海面下に置タンクを設け、該置タンクと船外海中と
をサイフォンパイプで連結して該サイフォンパイプに真
空配管を接続し、前記置タンクにポンプを介して船内給
水管を配設したことを特徴とする海水取入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29080385A JPS62149591A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 海水取入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29080385A JPS62149591A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 海水取入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62149591A true JPS62149591A (ja) | 1987-07-03 |
Family
ID=17760688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29080385A Pending JPS62149591A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 海水取入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62149591A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0614002U (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-22 | 明男 小林 | 定量充填機 |
| WO2002021060A1 (en) * | 2000-09-11 | 2002-03-14 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Floating plant for liquefying natural gas |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP29080385A patent/JPS62149591A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0614002U (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-22 | 明男 小林 | 定量充填機 |
| WO2002021060A1 (en) * | 2000-09-11 | 2002-03-14 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Floating plant for liquefying natural gas |
| JP2004508528A (ja) * | 2000-09-11 | 2004-03-18 | シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ | 天然ガスを液化するための浮遊プラント |
| US6832875B2 (en) | 2000-09-11 | 2004-12-21 | Shell Oil Company | Floating plant for liquefying natural gas |
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