JPS62149078A

JPS62149078A - キヤリツジ駆動機構

Info

Publication number: JPS62149078A
Application number: JP27171286A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Arai; 新井　潔; Kiyoshi Sekine; 関根　清
Original assignee: Canon Electronics Inc
Current assignee: Canon Electronics Inc
Priority date: 1986-11-17
Filing date: 1986-11-17
Publication date: 1987-07-03
Anticipated expiration: 2009-11-16
Also published as: JPH0693313B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業−」二の利用分野］本発明はキャリッジ駆動機構に係り、さらに詳しくは、
キャリッジにＫ）って配置されたねじ軸のねじ溝中にキ
ャリッジ側から突設されたピンを嵌合させ、ねじ軸の回
転によりキャリッジを移動させる形式のキャリッジ駆動
機構に関するものである。

［従来の技術］従来のこの種のキャリッジ駆動機構は例えば磁気ディス
ク装置のへラドキャリッジの駆動機構として多く採用さ
れている。

この種の駆動機構においてはキャリッジ側のピンと、ね
じ軸のねじ溝との保合、即ちピンとねじ溝面との当たり
具合が常に一定となるように確実に保持することが必要
である。

そこで、従来においてはキャリッジ側に板ばねを固定し
、この板ばねにより、ピンに対しねじ軸側への旧勢力を
り一え、ピンとねじ溝との間の係合状態を保持すること
ができるようにしていた。

また１この種のキャリッジ駆動機構は例えば磁気ディス
ク装置のヘッド送りに用いるような場合には磁気ヘッド
の磁気ディスクに対する１［確な位置決めの必要」二、
ねじ軸及びこれと−・体のモータの位置；Ａ整が必要と
なる。

そこで、従来においては例えばねし袖を共通のフレーム
で支持し、このフｌ／　　Ａを基板に対しねじ軸の軸線
に沿って位置の調整かり能な状態で取り伺はフレームに
対してあらかしめ、没けたフォーク部に基板上に設けた
偏心ピンを係合させ、この偏心ピンによりフォーク部を
通じてフレームを微少移動させ、モータ及びねじ軸の位
置の調整を行なう構造を採用していた。

［発明が解決しようとする問題点］ところで、ねじ軸やモータの位置決めを行なうためにフ
レーム側にフォークを、シャーシ側に偏心ピンを設ける
と、これらの調整部材は品質精度を一様に維持しなけれ
ばならず、高価となり、その取り付は作業も考えると大
幅なコストアップになるという問題点があった。

従って、本発明の目的は簡単で安価な手段によってモー
タ及びこれと一体のねじ軸の位置調整を確実に行なうよ
うにしたキャリッジ駆動機構を提供することにある。

［問題点を解決するための手段１本発明にあっては、この目的を達成するためにモータ及
びねじ軸を支持フレームに一体的に取り付けるとともに
、このフレーＬ・にねし袖の軸線方向に沿って少なくと
も２木のピンを突設置７、これらのピンを１１（板に形
成した長孔中にＩＫ合ごせ、〕、（板側に調整治具を設
け、この調整治具によりピンを介してフレームを位置調
整できるようにした構造を採用した。

［作用］ −Ｌ述したような構造を採用すると弾性部材はキャリッ
ジと一体成形するために別部品として用意する必要がな
くまたその取り付は作業も不要となる。

また、基板に設けた治具によってそのモータ及びねじ軸
の位置調整を行なう構造を採用すれば、位置調整は別に
用、代した治具で行なうものであるため、個々の機構あ
るいは、これを用いる装置側には調整手段は一切不装と
なる。

［実施例］以下、図面に示す実施例に基づいて未発明の詳細な説明
する。

第１図以下は本発明の一実施例を説明するもので、図に
おいて符号１はシャーシの７．Ｈ板で、この基板１の下
側にはモータとねじ軸を支持するフーム４が重ねて配器
される。

フレーム４は基板１に形成された開口部を介して上方へ
臨まされる左右の支持枠４ａ　、４ｂを有する。

そして、支持ｉ４ａ、４ｂ間にねじ輔８が回転自在に軸
承されており、支持ｉ％４ａの外側にはモータ９が固定
され、その出力軸とねじ軸８とが連結されている。

モータ９はヘンド送り用のステッピングモータである。

一方、基板ｌの下側に重ねられるフレーム４にはねじ軸
８に沿った同一軸線上においてピン３ａ、３ｂが突設さ
れており、これらピン３ａ。

３ｂは同じくねじ袖８に沿っ−Ｃ：同一４１１１線上に
形成された基板１の長孔２　ａ　、　２１３中に摺動自
在に嵌合されている。

また、各長孔２ａ、２ｂ中にはねじ５ａ。

５ｂが嵌合され、このねじ５ａ、５ｂによってフレーム
４と基板１とが固定されている。

また、支持枠４ａ側には突片４Ｃが突設されており、こ
の突片４Ｃはねじ７を介して基板１上に固定される。

一方、符号１０で全体を示すものはヘッドアセンブリで
、キャリッジ１１に搭載されている。

キャリフジ１１は支持枠１１ａを介して基板ｌ上におい
てねじ軸８と平行に配置された案内軸１２によって案内
される。

キャリッジ１１のねじ輔８側の側面には取り付は部１１
ｂが突１没されており、この取り伺は部１１ｂにはねじ
軸８のねじ溝８ａの傾斜に応じた角度をもってピン１３
が突設されており、ねじ溝８ａ中に上方から嵌合されて
いる。

このピン１３は金属製のピンである。

また、キャリ・フジ１１の同じくねじ袖８側の１１１面
の下方にはりｉ性片１１ｃがねじ＋ｌ＋　８のド側に接
してピン１３と共にねし＋Ｉ１８を挟むように突設され
ている。

このりｉ性用１１ｃは合成樹脂製のキャリ、ジ１１を成
形する時、一体的に（−ルドされたものである。

弾性片１１ｃは必要とする夕）１性及び強度を有するよ
うに使用する材料に応じ１その板厚が決められる。

なお、キャリッジ１１の材料としてはポリカーボネート
等が好適であり、この材料を用いると温度変化による磁
気ディスクの伸縮に対するヘッドの位置の補償をｊする
ためにも好都合である。

一方、基板ｌには第１図に示すように長孔２ａ、２ｂの
間において透孔６が形成されている。

この透孔６中には調整部材である円板状の治具１４がそ
の偏心した位置を回動可能に軸承されている。

その支軸を符号６ａで示す。

次に以上のように構成された本実施例の動作について説
明する。

モータ９が回転されるとねじ軸８が回転し、ピン１３を
介してキャリッジ１１はスクリュードライブの原理によ
り移動される。

この時、ねじ４１ｈ８はＦ側からｔｉ性片１１ｃによっ
て支持されているため、ピン１３はねし溝８ａ中に嵌合
され確実に保合状態を保持されている。一方、ヘンＦ位
１行の調整を行ないたい場合には、ねじ５ａ、５ｂ及び
７をゆるめて冶ｊ１４を回動させ、左右いずれかのピン
３ａ、３ｂに接触させ、ノ、（準ディスクに対し、所定
のトランク位１コＬでヘッドアセンブリからの１１生レ
ベルが最大となるようにフレーム４を介してねじ軸８と
モータ９を移動させ、ヘッドアセンブリｌＯの相対的位
置の調整を行ない調整終了後、ねじ５ａ、５ｂ及び７を
締めつけてフレー１．４を基板１に固定すればよい。上
述したような構造を採用しているためピンとねじ軸のね
じ溝の係合状態を常に一様に設定できるとともに、モー
タ及びねじ軸の位置調整を確実に行なうことができる。

なお、上述した実施例においては磁気へラドキャリッジ
の駆動機構に適用した場合を示したが、プリンタにおけ
る記録ヘッドのキャリッジその他のキャリッジの駆動機
構にも適用することができる。

し発明の効果］以上の説明から明かなように本発明によれば、回動０■
能な治具をねじ軸やモータを支持するフレームのピンと
係合させて位置調整を行なう構造を採用しているため、
極めて簡単な構造により確実な位置調整を行なうことが
できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するもので、第１図は駆動
機構の平面図、第２図は駆動機構のｉＥ面図、第３図は
要部の拡大４１面図、第４図は要部の正面図、第５図は
駆動機構の平面図である。 ■・・・基板　　　　　　２ａ、２ｂ・・・長孔３ａ、
３ｂ・・・ピン　　４・・・フレー１−４．４ｂ・・・
支持枠　　５，５ｂ、７・・・ねじ６・・・透孔　　　
　　　８・・・ねじ軸８ａ・・・ねじ溝　　　　９・・
・モータ１０・・・ヘッドアセンブリ１１・・・キャリッジ　　ｌｌｃ・・・弾性片１３・・
・ピン

Claims

【特許請求の範囲】

移動可能なキャリッジにピンを設け、このピンをモータ
によって回転されるねじ軸のねじ溝に係合させてキャリ
ッジの駆動を行なうキャリッジ駆動機構において、モー
タ及びねじ軸を支持するとともにねじ軸の軸線に沿って
突設された２本のピンを装置の基板に形成された長孔中
に嵌合させた状態で基板に取り付けられるフレームと、
前記長孔間において回動自在に取り付けられ２本のピン
の夫々に接触しうる治具とを設けたことを特徴とするキ
ャリッジ駆動機構。