JPS6214861A - 人工腎臓装置 - Google Patents
人工腎臓装置Info
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- JPS6214861A JPS6214861A JP60153769A JP15376985A JPS6214861A JP S6214861 A JPS6214861 A JP S6214861A JP 60153769 A JP60153769 A JP 60153769A JP 15376985 A JP15376985 A JP 15376985A JP S6214861 A JPS6214861 A JP S6214861A
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- Japan
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- blood
- filtration device
- water
- supply path
- filtrate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はろ過型人工腎臓装置に関する。
(従来の技術)
従来の人工腎臓装置として、透析膜で隔てられた一方の
室に血液の入口と出口を設け、他方の室に透析液の入口
と出口を設け、透析膜を通して血液中の老廃物を透析液
側に透過、拡散せしめるようにしたものがある。この透
析液方式では、低分子量の老廃物は比較的よく除去され
るものの、中分子量の老廃物の除去率が低く、また、1
回の透析に70Q程度以上の多量の透析液を必要とする
。
室に血液の入口と出口を設け、他方の室に透析液の入口
と出口を設け、透析膜を通して血液中の老廃物を透析液
側に透過、拡散せしめるようにしたものがある。この透
析液方式では、低分子量の老廃物は比較的よく除去され
るものの、中分子量の老廃物の除去率が低く、また、1
回の透析に70Q程度以上の多量の透析液を必要とする
。
これに対し、血液ろ過膜(Hemofilt、er)に
て血液中の老廃物を水分とともにろ過し、血しようと血
球成分を含む残液に電解質輸液を添加するようにしたろ
過型人工腎臓装置も知られている。この方式では、低分
子量の老廃物だけでなく中分子量のものも比較的高い率
でもって除去することができるが、それでも1回の透析
には20Ω程度以上の輸液を必要とする。
て血液中の老廃物を水分とともにろ過し、血しようと血
球成分を含む残液に電解質輸液を添加するようにしたろ
過型人工腎臓装置も知られている。この方式では、低分
子量の老廃物だけでなく中分子量のものも比較的高い率
でもって除去することができるが、それでも1回の透析
には20Ω程度以上の輸液を必要とする。
(発明の目的)
本発明は、従来の技術では多量の透析液もしくは輸液を
必要とし、病院などの特定の場所でしか治療を行なうこ
とができなかった点を改善し、人工腎臓装置の小型化な
いし携帯化、並びに血液浄化効率の向上を図ることがで
きるようにしようとするものである。
必要とし、病院などの特定の場所でしか治療を行なうこ
とができなかった点を改善し、人工腎臓装置の小型化な
いし携帯化、並びに血液浄化効率の向上を図ることがで
きるようにしようとするものである。
(発明の構成)
本発明の人工腎臓装置は、第1図に示す如く、血液中の
老廃物を水分とともにろ過する血液ろ過装置1、この血
液ろ過装置1のろ液を加圧供給するる液供給路2、この
ろ液を老廃物と水分とに分離する半透膜3をもつ逆浸透
ろ過装置4、逆浸透ろ過装置4からの水分を血液ろ過装
置lからの血しようや血球成分を含む残液の導出路5に
供給する水分供給路6、電解質濃縮輸液槽7からの濃縮
輸液を上記残液導出路5に供給する濃縮輸液供給路8を
備えている。そして、上記ろ液供給路2にろ液供給圧を
高める加圧ポンプ18を設けるとともに、逆浸透ろ過装
置4からろ過残液をろ液供給路2の加圧ポンプ18の下
流側に戻す循環用通路を延設し、この循環用通路に循環
用ポンプ9を介装している。
老廃物を水分とともにろ過する血液ろ過装置1、この血
液ろ過装置1のろ液を加圧供給するる液供給路2、この
ろ液を老廃物と水分とに分離する半透膜3をもつ逆浸透
ろ過装置4、逆浸透ろ過装置4からの水分を血液ろ過装
置lからの血しようや血球成分を含む残液の導出路5に
供給する水分供給路6、電解質濃縮輸液槽7からの濃縮
輸液を上記残液導出路5に供給する濃縮輸液供給路8を
備えている。そして、上記ろ液供給路2にろ液供給圧を
高める加圧ポンプ18を設けるとともに、逆浸透ろ過装
置4からろ過残液をろ液供給路2の加圧ポンプ18の下
流側に戻す循環用通路を延設し、この循環用通路に循環
用ポンプ9を介装している。
つまり、この人工腎臓装置においては、血液はまず血液
ろ過装置1にて老廃物と水分を含むろ液と、血しようや
血球成分を含む残液とに分けられる。そして、ろ液は逆
浸透ろ過装[4で老廃物と水分とに分けられ、水分は電
解質濃縮輸液槽7からの濃縮輸液とともに上記血しよう
や血球成分を含む残液に混入され、電解質濃度が整えら
れた清浄な血液が得られることになる。そして、この場
合、上記逆浸透ろ過装置4では、加圧ポンプ18による
加圧と、循環用ポンプ9による半透膜3の表面での液の
流れとにより水分のろ過が促進されることになる。
ろ過装置1にて老廃物と水分を含むろ液と、血しようや
血球成分を含む残液とに分けられる。そして、ろ液は逆
浸透ろ過装[4で老廃物と水分とに分けられ、水分は電
解質濃縮輸液槽7からの濃縮輸液とともに上記血しよう
や血球成分を含む残液に混入され、電解質濃度が整えら
れた清浄な血液が得られることになる。そして、この場
合、上記逆浸透ろ過装置4では、加圧ポンプ18による
加圧と、循環用ポンプ9による半透膜3の表面での液の
流れとにより水分のろ過が促進されることになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を第2図に基いて説明する。なお
、同図に示す人工腎臓装置1110では、第1図に示す
構成要素と実質的に同じものには同一の符号を用いてい
る。
、同図に示す人工腎臓装置1110では、第1図に示す
構成要素と実質的に同じものには同一の符号を用いてい
る。
すなわち、血液ろ過装置1は酢酸セルロース。
ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリルニトリル等で形
成した分子量15000程度までの物質を透過せしめる
フィルター膜11を備え、このフィルター膜11にて第
1室12と第2室13に区画されている。第1室12に
は人体からの血液を導入する血液導入路14と、ろ過さ
れた血液の残液(血しょう、血球成分を含む)を取出し
て人体に戻す残液導出路5とが接続されている。血液導
入路14には血液送りポンプ15が介装され、一方、第
2室13にほろ液(老廃物と水分)を逆浸透ろ過装置4
に供給するる液供給路2が接続されている。このろ液供
給路2にはサージタンク17、加圧ポンプ18および圧
力計19が上流側から順に介装されている。
成した分子量15000程度までの物質を透過せしめる
フィルター膜11を備え、このフィルター膜11にて第
1室12と第2室13に区画されている。第1室12に
は人体からの血液を導入する血液導入路14と、ろ過さ
れた血液の残液(血しょう、血球成分を含む)を取出し
て人体に戻す残液導出路5とが接続されている。血液導
入路14には血液送りポンプ15が介装され、一方、第
2室13にほろ液(老廃物と水分)を逆浸透ろ過装置4
に供給するる液供給路2が接続されている。このろ液供
給路2にはサージタンク17、加圧ポンプ18および圧
力計19が上流側から順に介装されている。
上記フィルター膜11の膜面積は、その材質に応じて例
えば0.3〜1.6m”に設定する。また、加圧ポンプ
18は、例えば圧力35kg/cnrで血液ろ過装置1
からのろ液量に見合う供給能力(例えば40〜100
ff1Q /win)をもつものを使用する。
えば0.3〜1.6m”に設定する。また、加圧ポンプ
18は、例えば圧力35kg/cnrで血液ろ過装置1
からのろ液量に見合う供給能力(例えば40〜100
ff1Q /win)をもつものを使用する。
逆浸透ろ過装置4は、酢酸セルロースや芳香族ポリアミ
ド等で形成した膜面積1.5m2程度の半透膜3を備え
、この半透膜3にて第1室20と第2室21に区画され
ている。上記ろ液供給路2はこの第1室20に接続され
、さらに第1室20からは半透膜3で分離された老廃物
濃縮液を排出する排出路22が延設されている。また、
排出路22には排出流量調整バルブ23が介装されてい
て、このバルブ23の上流側からリターン路24がサー
ジタンク17に延びている。また、リターン路24には
減圧弁16が介装されている。
ド等で形成した膜面積1.5m2程度の半透膜3を備え
、この半透膜3にて第1室20と第2室21に区画され
ている。上記ろ液供給路2はこの第1室20に接続され
、さらに第1室20からは半透膜3で分離された老廃物
濃縮液を排出する排出路22が延設されている。また、
排出路22には排出流量調整バルブ23が介装されてい
て、このバルブ23の上流側からリターン路24がサー
ジタンク17に延びている。また、リターン路24には
減圧弁16が介装されている。
そして、上記リターン路24の減圧弁16の上流側とる
液供給路2の圧力計19の下流側とが加圧ポンプ18を
バイパスする循環用通路24aにて結ばれており、この
循環用通路24aに循環用ポンプ9が介装されている。
液供給路2の圧力計19の下流側とが加圧ポンプ18を
バイパスする循環用通路24aにて結ばれており、この
循環用通路24aに循環用ポンプ9が介装されている。
この循環用ポンプ9には、例えば吐出量200〜500
mA /minもしくはそれ以上のものを用いる。また
、その耐圧は50kg/cJ程度とする。
mA /minもしくはそれ以上のものを用いる。また
、その耐圧は50kg/cJ程度とする。
そうして、逆浸透ろ過装置4の第2室21からは分離さ
れた水分を前記血液ろ過装置1の残液導出路5へ導く水
分供給路6が延設されている。この水分供給路6には、
水分貯留槽25、定量ポンプ26、エア抜き用恒温槽2
7、流量制御ポンプ28が上流側から順に介装され、ま
た、定量ポンプ26と恒温槽27との間において濃縮輸
液供給路8が接続されている。
れた水分を前記血液ろ過装置1の残液導出路5へ導く水
分供給路6が延設されている。この水分供給路6には、
水分貯留槽25、定量ポンプ26、エア抜き用恒温槽2
7、流量制御ポンプ28が上流側から順に介装され、ま
た、定量ポンプ26と恒温槽27との間において濃縮輸
液供給路8が接続されている。
水分貯留槽25においては、液体(水)29の中に逆浸
透ろ過装置4からの水分を溜め、その貯留量に応じて膨
張、収縮するもの(例えばポリエチレンなど)による貯
留袋30が設けられている。
透ろ過装置4からの水分を溜め、その貯留量に応じて膨
張、収縮するもの(例えばポリエチレンなど)による貯
留袋30が設けられている。
また、この水分貯留槽25には液体29の液面から貯留
袋30の水分量の上限と下限を検出するリミットスイッ
チ31.32が取り付けられている。
袋30の水分量の上限と下限を検出するリミットスイッ
チ31.32が取り付けられている。
両リミットスイッチ31.32はコントローラ33に接
続され、コントローラ33から加圧ポンプI8および定
量ポンプ26へ信号を出力するようになされている。こ
の場合、水分量上限が検出されると圧力低減信号が加圧
ポンプ18に出力され、水分量下限が検出されると圧力
増加信号が加圧ポンプ18に出力される一方、定量ポン
プ26に作動停止信号が出力される。なお、この水分貯
留槽25から定量ポンプ26へ送られる水分は、エアの
混入を防ぐため貯留袋30の底部から導出され机 濃縮輸液供給路8は、電解質濃縮輸液34の貯留槽7か
ら延設されていて、途中に流量制御ポンプ35と逆止弁
36が介装されている。
続され、コントローラ33から加圧ポンプI8および定
量ポンプ26へ信号を出力するようになされている。こ
の場合、水分量上限が検出されると圧力低減信号が加圧
ポンプ18に出力され、水分量下限が検出されると圧力
増加信号が加圧ポンプ18に出力される一方、定量ポン
プ26に作動停止信号が出力される。なお、この水分貯
留槽25から定量ポンプ26へ送られる水分は、エアの
混入を防ぐため貯留袋30の底部から導出され机 濃縮輸液供給路8は、電解質濃縮輸液34の貯留槽7か
ら延設されていて、途中に流量制御ポンプ35と逆止弁
36が介装されている。
エア抜き用恒温槽27は、定量ポンプ26で送られる水
分と、流量制御ポンプ35で送られる濃縮輸液とを混合
して電解質濃度を体内血液の同濃度に調整した輸液を貯
留するものである。この恒温槽27も前記水分貯留槽2
5と同様に液体38中に浸漬された貯留袋39を備えて
いて、輸液はエア抜きのため貯留袋39の底部から取り
出される。恒温槽27の槽壁は断熱構造(断熱層をもつ
)となっていて、恒温槽27は液温、つまり、貯留され
た輸液の温度を体温に制御するサーモスタット、ヒータ
および撹拌器からなる温度制御手段(図示省略)をもつ
。
分と、流量制御ポンプ35で送られる濃縮輸液とを混合
して電解質濃度を体内血液の同濃度に調整した輸液を貯
留するものである。この恒温槽27も前記水分貯留槽2
5と同様に液体38中に浸漬された貯留袋39を備えて
いて、輸液はエア抜きのため貯留袋39の底部から取り
出される。恒温槽27の槽壁は断熱構造(断熱層をもつ
)となっていて、恒温槽27は液温、つまり、貯留され
た輸液の温度を体温に制御するサーモスタット、ヒータ
および撹拌器からなる温度制御手段(図示省略)をもつ
。
そうして、上記水分供給路6には、濃縮輸液供給路8の
接続部と恒温槽27との間に位置して電導度検出器40
が設けられている。この両型導度検出器40はコントロ
ーラ33に接続され、コントローラ33から流量制御ポ
ンプ35に制御信号を出力するようになっている。
接続部と恒温槽27との間に位置して電導度検出器40
が設けられている。この両型導度検出器40はコントロ
ーラ33に接続され、コントローラ33から流量制御ポ
ンプ35に制御信号を出力するようになっている。
すなわち、電導度検出器40で検出さ九た電解質濃度は
コントローラ33で基準値を越えるか否かが判断され、
越える場合は流量減少信号、否の場合は流量増量信号が
それぞれ流量制御ポンプ35に出力される。
コントローラ33で基準値を越えるか否かが判断され、
越える場合は流量減少信号、否の場合は流量増量信号が
それぞれ流量制御ポンプ35に出力される。
さらに、血液ろ過装置1の残液導出路5と、恒温槽27
を経た水分供給路(ここでの水分は既に電解質濃度が調
整されている。)6とは合流しており、この合流部の下
流側に気泡検出器42と、この気泡検出器42からの検
出信号を受けて残液導出路5を遮断する遮断器43が介
装されている。
を経た水分供給路(ここでの水分は既に電解質濃度が調
整されている。)6とは合流しており、この合流部の下
流側に気泡検出器42と、この気泡検出器42からの検
出信号を受けて残液導出路5を遮断する遮断器43が介
装されている。
従って、上記人工腎臓装置10においては、人体からポ
ンプ15で送られる血液が、まず、血液ろ過装置1で老
廃物と水分とを含むろ液と、血しょうと血球成分を含む
残液とに分離される。ろ液は加圧ポンプ18にて逆浸透
ろ過装置4に送られ。
ンプ15で送られる血液が、まず、血液ろ過装置1で老
廃物と水分とを含むろ液と、血しょうと血球成分を含む
残液とに分離される。ろ液は加圧ポンプ18にて逆浸透
ろ過装置4に送られ。
半透膜3で水分(電解質がほとんど除去されている。)
と老廃物濃縮液とに分離される。
と老廃物濃縮液とに分離される。
上記老廃物濃縮液は、逆浸透ろ過装置4とサージタンク
17との間で循環し、さらに濃縮されて排出されること
になるが、この場合、加圧ポンプ18から減圧弁16に
至る間がこの加圧ポンプ18の作動により高圧(35k
g/c+7程度)になっていて、この加圧により半透膜
3でのろ過が促進される。さらに、循環用ポンプ9の作
動により半透膜3の表面において未ろ過液およびろ過残
液が比較的高い流速でもって流動し、これにより、ろ過
が円滑に行なわれるとともに、老廃物による半透膜3の
部分的な閉塞が防止され、ろ過が一層促進されることに
なる。
17との間で循環し、さらに濃縮されて排出されること
になるが、この場合、加圧ポンプ18から減圧弁16に
至る間がこの加圧ポンプ18の作動により高圧(35k
g/c+7程度)になっていて、この加圧により半透膜
3でのろ過が促進される。さらに、循環用ポンプ9の作
動により半透膜3の表面において未ろ過液およびろ過残
液が比較的高い流速でもって流動し、これにより、ろ過
が円滑に行なわれるとともに、老廃物による半透膜3の
部分的な閉塞が防止され、ろ過が一層促進されることに
なる。
一方、半透膜3で分離された水分は、水分貯留槽25の
貯留袋30に入り、そこから定量ポンプ26にて恒温槽
27へ送られる。これに対し、電解質濃縮輸液槽7から
の濃縮輸液が流量制御ポンプ35にて上記恒温槽27へ
送られる。この濃縮輸液供給量は電導度検出器40で検
出された電解質濃度に応じてフィードバック制御されて
いて、恒温槽27の貯留袋39に入る水分は電解質濃度
が体内血液の電解質濃度に等しくなる。
貯留袋30に入り、そこから定量ポンプ26にて恒温槽
27へ送られる。これに対し、電解質濃縮輸液槽7から
の濃縮輸液が流量制御ポンプ35にて上記恒温槽27へ
送られる。この濃縮輸液供給量は電導度検出器40で検
出された電解質濃度に応じてフィードバック制御されて
いて、恒温槽27の貯留袋39に入る水分は電解質濃度
が体内血液の電解質濃度に等しくなる。
恒温槽27での水分は、体温と同温度になるとともに、
エア抜きされて流量制御ポンプ28で残液導出路5へ送
られ、血液ろ過装置lからの残液と混合され、電解質濃
度が調整された清浄な血液として人体に戻される。
エア抜きされて流量制御ポンプ28で残液導出路5へ送
られ、血液ろ過装置lからの残液と混合され、電解質濃
度が調整された清浄な血液として人体に戻される。
上記実施例ではポンプで血液を血液ろ過装置1へ送るよ
うにしたが、人体の脈圧で送るようにしてもよい。
うにしたが、人体の脈圧で送るようにしてもよい。
サージタンク17は血液ろ過装置1と加圧ポンプ18の
干渉を避けるために設けたが、干渉のおそれがない場合
は不要である。
干渉を避けるために設けたが、干渉のおそれがない場合
は不要である。
血液ろ過装置1および逆浸透ろ過装置4はそれぞれ複数
の膜を多段に設けてもよく、また、管式構造としたり、
中空繊維構造としたりしてもよい。
の膜を多段に設けてもよく、また、管式構造としたり、
中空繊維構造としたりしてもよい。
上記実施例では逆浸透ろ過装置4の半透膜3として円筒
形(直径8aI+×長さ50an)のものを用いた。
形(直径8aI+×長さ50an)のものを用いた。
水分貯留槽25を恒温槽とする場合もある。
また、上記実施例では、血液ろ過装置1でろ過された残
液の電解質濃度は体内血液のそれと大差ないとして、こ
の残液に混合する水分の電解質濃度を調整するようにし
たが、人体に戻す前に電解質濃度を再チェックするよう
にしてもよい。
液の電解質濃度は体内血液のそれと大差ないとして、こ
の残液に混合する水分の電解質濃度を調整するようにし
たが、人体に戻す前に電解質濃度を再チェックするよう
にしてもよい。
また、上記実施例では逆浸透ろ過装置4から排出路22
を延ばしたが、サージタンク17から鎖線で示す如く排
出路45を延ばし、所定の時間毎にバルブ46を開いて
老廃物濃縮液を排出するようにしてもよい。
を延ばしたが、サージタンク17から鎖線で示す如く排
出路45を延ばし、所定の時間毎にバルブ46を開いて
老廃物濃縮液を排出するようにしてもよい。
また、残液導出路5に別途可変絞り弁を設け。
水分貯留槽25での貯留量が下限を割ったときは、この
絞り弁で残液導出量を減らすようにしてもよい。
絞り弁で残液導出量を減らすようにしてもよい。
(発明の効果)
本発明によれば、血液ろ過装置で分離された水分を電解
質濃度の調整により再利用するようにしたから、従来の
ような多量の透析液や輸液は不要となり、人工腎臓装置
の小型化ないし携帯化が図れるとともに、コスト低減が
図れるという優れた効果が得られる。そして、逆浸透ろ
過装置に対しろ液を加圧供給するとともに、その半透膜
の表面で液を積極的に流動させるようにしたから、半透
膜でのろ過が促進されて処理効率が高まり、血液浄化時
間の短縮化が図れる。さらに、この人工腎臓装置は、長
時間にわたって連続運転することが可能であり、救急患
者に対し長時間の連続治療を行なうことも容易となる。
質濃度の調整により再利用するようにしたから、従来の
ような多量の透析液や輸液は不要となり、人工腎臓装置
の小型化ないし携帯化が図れるとともに、コスト低減が
図れるという優れた効果が得られる。そして、逆浸透ろ
過装置に対しろ液を加圧供給するとともに、その半透膜
の表面で液を積極的に流動させるようにしたから、半透
膜でのろ過が促進されて処理効率が高まり、血液浄化時
間の短縮化が図れる。さらに、この人工腎臓装置は、長
時間にわたって連続運転することが可能であり、救急患
者に対し長時間の連続治療を行なうことも容易となる。
第1図は本発明の構成図、第2図は実施例における人工
腎臓装置の全体構成図である。 1・・・・・・血液ろ過装置、2・・・・・・ろ液供給
路、3・・・・・・半透膜、4・・・・・・逆浸透ろ過
装置、5・・・・・・残液導出路、6・・・・・・水分
供給路、7・・・・・・電解質濃縮輸液槽、8・・・・
・・濃縮輸液供給路、9・・・・・・循環用ポンプ、1
0・・・・・・人工腎臓装置、40・・・・・・電導度
検出器。
腎臓装置の全体構成図である。 1・・・・・・血液ろ過装置、2・・・・・・ろ液供給
路、3・・・・・・半透膜、4・・・・・・逆浸透ろ過
装置、5・・・・・・残液導出路、6・・・・・・水分
供給路、7・・・・・・電解質濃縮輸液槽、8・・・・
・・濃縮輸液供給路、9・・・・・・循環用ポンプ、1
0・・・・・・人工腎臓装置、40・・・・・・電導度
検出器。
Claims (1)
- (1)血液中の老廃物を水分とともにろ過する血液ろ過
装置と、この血液ろ過装置のろ液を老廃物と水分とに分
離する半透膜を用いた逆浸透ろ過装置とがろ液供給路に
て接続され、前記血液ろ過装置でろ過された残液導出路
に、逆浸透ろ過装置からの水分を供給する水分供給路と
、電解質濃縮輸液槽からの濃縮輸液を供給する濃縮輸液
供給路とが接続されていて、上記ろ液供給路に介装され
たろ液供給圧を高める加圧ポンプと、逆浸透ろ過装置の
ろ過残液をろ液供給路の加圧ポンプの下流側に戻す循環
用通路と、この循環用通路に介装された循環用ポンプと
を備えていることを特徴とする人工腎臓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60153769A JPS6214861A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 人工腎臓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60153769A JPS6214861A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 人工腎臓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6214861A true JPS6214861A (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=15569732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60153769A Pending JPS6214861A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 人工腎臓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214861A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008529715A (ja) * | 2005-02-16 | 2008-08-07 | トリオメド エービー | 流体を再生するためのシステム及び方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5675164A (en) * | 1979-11-22 | 1981-06-22 | Asahi Chemical Ind | Device for treating blood |
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1985
- 1985-07-11 JP JP60153769A patent/JPS6214861A/ja active Pending
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