JPS62148407A - 除草剤被害からの水稲保護方法及び除草剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、公知除草活性化合物２−ベンゾチアゾールオ
キシ酢酸Ｎ−メチルアニリドによる被害から水稲を効果
的に保護できる該除草活性化合物からの水稲保護方法に
関する１本発明はまた、該除草活性化合物による水稲の
被害から保護された該除草活性化合物含有水稲用除草剤
にも関する。

更に詳しくは、本発明は、除草活性化合物２−ベンゾチ
アゾールオキシ酢酸Ｎ−メチルアニリドによる水田除草
処理に除し、 下記式（Ｉ） で表わされる２−ヒドロキシベンゾチアゾール及び 下記式（ＩＩ） 但し式中、Ｒはヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アミ
ン基もしくは低級アルキルアミノ基を示す、 で表わされる２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸誘導体 より成る群からえらばれた化合物の少なくとも一種を、
上記除草活性化合物と併用することを％徴とする該除草
活性化合物による被害からの水稲保護方法に関する。

本発明はまた、除草活性化合物２−ベンゾチアゾールオ
キシ酢酸Ｎ−メチルアニリドと、下記式（Ｉ） で表わされる２−ヒドロキシベンゾチアゾール及び 下記式（１１） 但し式中、Ｒはヒドロキシ基、低級アルコキシ丞、アミ
ノ基もしくは低級アルキルアミノ基を示す、 で表わされる２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸誘体より
成る群からえらばれた化合物の少なくとも一種 との組み合わせを特徴とする該除草活性化合物による水
第１６の被害から保該された２−ベンゾチアゾールオキ
シｂｒｔ＝Ｎ−メチルアニリド含有水稲用除草剤にも関
する。

本発明が対象とする除草活性化合物２−ベンゾチアゾー
ルオキシ酢＆Ｎ−メチルアニリドは、下記式 で表わされる化合物であって１メフエナセツト２（Ｍｅ
ｆｅｎａｃｓｔ）とも呼称される公知除草活性化合物で
ある（特開＋１１５４−１５４７２６号）。該除草活性
化合物は、例えば、ノビエなどの禾本科水田雑草及び広
葉水田雑草などに対して優れた除草活性を示し且つ水稲
に対して実質的に薬害を生じないことが、水田±ＩＩを
用いたポット・テストで上記特開昭５４−１５４７２６
号に示されている。

ところが、本発明者らの検討によれば、水稲の直播栽培
の場合や水稲の移植我培において水稲苗の移植がたとえ
ば５閣以下の如き浅植え部分を生じたり或いは又浮苗部
分を生じた多する場合には、水稲に被害を生ずる難点の
あることがわかった。

省力栽培の観点から水稲の直播栽培は望ましい栽培形態
であり、又、水稲苗の移植に際して浅植え部分の発生を
完全に回避することは困難であり、機械的移植が通常化
している現況においてはこの傾向は一ノー無視できない
状況にある。従って、上述の難点を克服することが望ま
れる。

本発明者らは、除草活性化合物２−ベンゾチアゾールオ
キシ酢酸Ｎ−メチルアニリドによる水田除草処理におけ
る上述の難点を克服できる方法を開発すべく研究を行っ
てきた。

その結果、たとえば水稲、ベントグラス、禾本科牧草な
どのイネ科植物の植物生育調整剤として公知の前記式（
１）で表わされる２−ヒドロキシベンゾチアゾール（特
公昭４６−２９７６８号）、及び水稲については全熱言
及されていないが例えば果樹、花弁、果菜類などの植物
生育調整剤として公知の前記式（ｎ）で表わされる２−
ベンゾチアゾールオキシ酢酸もしくはそのエステル類や
アミド類の如き化合物（米国特粋第２．４６ａ０７５号
）より成る群からえらばれた植物生育調整活性を示す化
合物の少なくとも−＄Ｉ　’ｊｒ　、前記公知除草活性
化合物２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸Ｎ−メチルアニ
リドと併用することによって、意外なことにも、該除草
活性化合物による水稲への被害から、水稲を容易に且つ
確実に保護できることを発見した。

上記式（１）及び／又は式（ＩＩ）公知植物生育調覧活
性化会物の除草剤による作物の被害に対する影響につい
ては上記先行文献には全熱開示されていないし、−物生
育調駿剤が除草剤による作物被害の軽減に役立つことは
、勿論、従来全く知られていなかったことである。上記
除草活性化＠物２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸Ｎ−メ
チルアニリドと式（１）及び／又は式（ＩＤ化合物との
併用によって、優れた水田除草効果の発揮と優れた水稲
保護効果の発揮とを兼備した従来未知の作用効果が達成
される作用機序については全く不明であるが、本発明者
らの研究によれば、後に比較テストで実験的に示すよう
に、上記併用によって、予想外の水稲保羨効果が優れた
除草効果と共に得られるという新しい知見が発見された
。

本発明者らの検討によれば、該比較テストに示すように
、２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸Ｎ−メチルアニリド
を、その単独施用によって、水田の代表的なイネ科雑草
ノビエに対しては満足すべき防除効果を示すが、水稲に
対しても甚だしい被害を生ずる址で施用するにも拘わら
ず、前記式（［）及び／又は式（１１）植物生育調整活
性化合物を併用することによって、ノビエに対する満足
すべき防除効果は保持したまま、その水稲に対する不都
合な被害発生のトラブルを実質的に無視し得る程度に充
分に軽減できるという意外な結果の達成されることがわ
かった。

従って、本発明の目的は除草活性化合物２−ベンゾチア
ゾールオキシ酢酸Ｎ−メチルアニリドによる水田除草処
理に際して、該除草活性化合物による被害から水稲を保
護する方法を提供するにある。

本発明の他の目的は満足すべき水田雑草除草効果と水稲
保護効果とを兼備した２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸
Ｎ−メチルアニリド含有水稲用除草剤を提供するにちる
。

本発明の上記目的及び更に多くの他の目的ならびに利点
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。

本発明によれば、除草活性化合物２−ベンゾチアゾール
オキシ酢酸Ｎ−メチルアニリドによる水田除草処理に除
し、下記式（Ｉ） で表わされる２−ヒドロキシベンゾチアゾール及び下記
式（ＩＩ） 但し式中、Ｒはヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アミ
ン基もしくは低級アルキルアミノ基を示す、 で戎わされる２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸誘導体よ
り成る群からえらばれた化合物の少なくとも一種を、上
記除草活性化合物と併用することをｔ＃徴とする該除草
活性化合物による被害からの水稲の保護方法が提供でき
る。

上記式（１０において、Ｒが低級アルコキシ基の例とし
ては、メトキシ、エトキシ、プロポキシの如きＣ８〜Ｃ
３アルコキシ基を、そしてＲが低級アルキルアミノ基の
場合の低級アルキル基の例としては、メチル、エチル、
プロピルの如き０１〜Ｃ，アルキル基を好ましくは挙げ
ることができる。上記Ｒがヒドロキシ基又は０１−〇ｓ
のアルキルアミノ基の場合がより好ましい、上記式Ｑｌ
）化合物の具体例としては、たとえば下記の如き公知化
合物を例示することかできる。

化合物番号　１−１ ２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸 化合物番号　１−２ ２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸メチルエステル化合物
番号　１［−５ ２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸エチルエステル化合物
番号　［−４ ２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸プロピルエステル化合
物番号　１−ｓ ２−ベンゾチア゛ゾールオキシ酢酸アミド化合物番号　
Ｕ−ｂ ２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸Ｎ−メチルアミド化合
物番号　１１−７ ２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸Ｎ−プロピルアミド本
発明方法の実施に際して、除草活性化合物メフェナセッ
トと式（１）及び式（損化会物からえらばれた少なくと
も一種の化合物との併用は、種＋９・態様で行うことが
でき、必ずしも両者を同時に施用する会費はなく、同期
的な施用態様すなわち両成分による作用時期の一部もし
くは全部が重複し得る任意の施用態様を採用して行うこ
とができる。従って、例えば、メフェナセットの施用前
及び／又は施用後に、式（１）及び／又は式（ＩＱ化合
物を施用することができるし、或は又、メツ巴ナセット
と共に式（［）及び／又は式（■）化合物を同時に施用
することもできる。更に、施用に際しては、両成分をそ
れぞれ別個に但し同期的な施用態様で施用した９、両成
分をその場で混合もしくは予め混合した組成物の形態で
同時に施用したりすることができる。

施用は、好ましくは水稲の分けつ期前の所望の時期に、
例えば、水稲種子の播種もしくは水稲苗の移植（田植え
）前約５日乃至播種もしくは移植後分けつ期前の如き時
期に、所望の任意の施用処理態様を採用して行うことが
できる。このような施用処理態様としては、たとえば、
水稲種子処理、水稲苗処理、育苗箱処理、水田土壌処理
、播種もしくは移植後水面（もし゛くは水中）散布処理
、茎葉散布処理の如き処理態様を例示することができる
。

本発明方法の実施に際して、除草活性化合物メフェナセ
ットの施用量は、施用態様、施用時期、処理態様その他
自然環境条件などによっても適宜に選択変更できるが、
例えば約０８〜約２４／ｈａの如き施用値を例示できる
。又、式（Ｉ）及び／又は式（１０化合物の併用施用量
も上記と同様に適宜に選択変更でき、メフェナセットに
よる水稲への被害から水稲を保護し得る適当な保護有効
量を実験的に容易に選択設定できるが、例えば、水田土
壌処理、水面散布処理、茎葉処理などのような水田処理
態様の場合には、例えば約α０５〜約ｚｏｒ、／ｈａ、
よシ好ましくは約１１〜約１０Ｋｆ／ｈａの如き施用量
を例示でき、又、例えば水稲種子の浸漬処理の態様の場
合には、例えば約（Ｌ１〜約２０Ｐ９１ｎＴ１　より好
ましくは約α５〜約１０ｐｐｍ濃度の式（１）及び／又
は式（ＩＤ化合物液に水稲種子を約１〜約４８時間浸漬
処理する態様を例示できる。

本発明方法の実施に際して、メフェナセットの量に対す
る式（り及び／又は式（ＩＩ）化合物の童は、前者の成
分による水稲への被害から水稲を保験し得る保護有効量
であればよく、適当に選択変更できるが、例えば、メフ
ェナセット１重量部尚シ、式（１）及び／又は式（Ｉｎ
化合物約１０５〜約１５重量部、好ましくは約（Ｌ１〜
約１２重量部の如き量を例示することができる。

本発明によれば、上述した本発明方法の実施に用いるの
に適した水稲用除草剤として、除草活性化合物２−ペン
ゾチプゾールオキシ酢酸Ｎ−メチルアニリドと、前記式
（１）２−ヒドロキシベンゾチアゾール及び前記式（Ｉ
Ｄ２−ベンゾチアゾールオキシ酢ＩＲ８導体よシ成る群
からえらばれた化仕物の少なくとも一種との組み合わせ
を％微とする該除草活性化合物による水稲の被害から保
護された２−ぺ／ゾチア！−ルオキシ酢酸Ｎ−メチルア
ニリド含有水稲用除草剤が提供できる。

この水稲用除草剤におけるメフェナセットの量に対する
式（１）及び／又は式（損化合物の量は、本発明方法の
実施について上述したように、メフェナセットによる水
稲への被害から水稲を保護し得る保護有効量であればよ
く、適当に選択変更できるが、上述したと同様な量範囲
を例示することができる。

本発明の水稲用除草剤は、通常の製剤形態にすることが
できる。そして斯る形態としては、液剤、エマルジョン
、水利剤、懸濁剤、粉剤、泡沫剤、ペースト、粒剤、懸
濁エマルソヨン濃厚物（ｓｕｓｐｅｎｓｉｏｎ−ｅｍｕ
ｌｓｉｏｎ　　ｃｏｎｃｅｎ−ｔｒａｔｅａ）、活性化
合物浸潤−天然及び合成物、重合体物質中のマイクロカ
プセル、種子用被覆剤を挙げる仁とができる。

これらの製剤は公知の方法で製造することができる。斯
る方法は、例えば、活性化合物を、展開剤、即ち、液体
希釈剤：固体希釈剤、又は担体、場合によっては界面活
性剤、即ち、乳化剤及び／又は分散剤及び／又は泡沫形
成剤を用いて、混合することによって行なわれる。展開
剤として水を用いる場合には、例えば有機溶媒を、補助
溶媒として使用することもできる。

液体希釈剤又は担体としては、例えば、芳香族炭化水素
類（例えば、キシン／、トルエン又はアルキルナフタレ
ン等）、クロル化芳香族又はクロル化脂肪族炭化水素類
（例えば、クロロペ／ゼン類、塩化エチレン類又は塩化
メチレン等）、脂肪族炭化水素類〔例えば、シクロヘキ
サン等又はパラフィン類（例えば鉱油留分等）〕、鉱物
及び植物油、アルコール類（例えば、ブタノール、グリ
コール及びそれらのエーテル及びエステル等）、ケトン
類（例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソグチルケト／又はシクロヘキサノン等）、強極性溶媒
（例えば、ツメチルホルムアミＦ及びツメチルスルホキ
シド等）そして水も挙げることができる。

固体希釈剤としては、アン七ニウム塩及び土壌天然鉱物
（例えば、カオリン、クレー、タルク、チョーク、石英
、アタパルガイド、モンモリロナイト、又は珪藻土等）
及び上条合成鉱物（例えば、高分散ケイ酸、アルミナ、
ケイ酸塩等）を挙けることができる１粒剤のための固体
担体としては、粉砕且つ分別された岩石（例えば、方解
石、大理石、軽石、海泡石、白雲布等）、無機及び有機
物物の合成粒、モして細粒体又は有機物質（例えば、お
がくず、ココやしの実のから、とうもろこしの穂軸そし
てタバコの茎等）を挙げることができる。

乳化剤及び／又は泡沫剤としては、非イオン及び陰イオ
ン乳化剤〔例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル
類、ポリオキシエチレン脂肪酸アルコールエーテル＠（
例、ｔば、アルキルアリールポリグリコールエーテル類
、アルキルスルポン酸塩類、アルキル硫飄塩類、アリー
ルスルホン酸塩類等）〕、アルブミン加水分解生成物を
挙げると、とができる。

分散剤としては、例えばリグニンサルファイド廃液そし
てメチルセルロースが適当である。

固着剤も、製剤（粉剤、粒剤、乳剤）に使用することが
でき、斯る固着剤としては、カルボキシメチルセルロー
スそして天然及び合成ポリマー（例、ｔ　Ｉｄ　、アラ
ビアゴム、ポリビニルアルコールそしてポリビニルアセ
テート類等）そして天然燐脂質類（例えば、セファリン
類及びレシチン類）及び合成燐脂質類を挙げることがで
きる。更に添加剤として鉱物及び植物油類も使用するこ
とができる。

着色剤を使用することもでき、斯る着色剤としては、無
機顔料Ｇｊ４（例えば酸化鉄、酸化チタンそしてグルシ
アンブルー）、そしてアリザリン染料、アゾ染料又は金
属フタロシアニン染料のような有機染料類、そして更に
、鉄、マンガン、メロン、銅、コバルト、モリブデン及
び亜鉛の塩のような微量要素を挙げることができる。

本発明の水稲用除草剤は例えばα１〜９５重輩゛チ、好
ましくはα５〜９０重ｉｔ％の式（１）及び／又は式（
Ｕ）化合物とメフェナセットとを含有することができる
。

他の公知の活性化合物、例えば除草剤、殺菌剤、殺虫剤
、殺ダニ剤、鳥類忌避剤、植物栄養剤及び土壊改良剤と
の混合物として利用することも可能である。

本発明の水稲用除草剤はそのままあるいはそれから巣に
希釈して調製された使用形態、例えば、散布用調製液、
乳剤、懸濁剤、粉剤、そして粒剤の形態で使用すること
ができる。これらの形態のものは通常の方法、例えば、
液剤散布（ｙａｔｅｒ−ｉｎｇ）、浸漬、噴霧（ｓｐｒ
ａｙｉｎｇ＊　　ａｔｏｍｉｓ−１ｎｇ＊　　ｍｔｓｔ
ｌｎｇ）、潅注、散粉、散粒、乾式粉衣４、湿式粉衣、
湿潤粉衣、スラリー被覆又は羽衣被覆で使用できる。

本発明によれば、除草活性化合物メフェナセットと植物
生育調製活性化合物式（Ｉ）及び／又は式（■）化合物
との併用によって、メフェナセットの優れた水田雑草防
除効果を充分に発揮させると共に、メフェナセットによ
り生じ得る水稲への被害から水稲を容易に且つ確実に保
護することができる。

斯くて、本発明の２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸Ｎ−
メチルアユ１フド含有水稲用除草剤は、たとえば水田用
選択的除草剤、水田雑草の発芽前土壌処理剤、茎葉兼土
壌処理剤として使用することができる。

本発明による除草剤は、例えば次の水田雑草に関して使
用することができる。

次の属の双子葉植物：タデ属（Ｐａ　１　ｙｇｏ　ｎｕ
ｍ）、イヌガラシｇ（Ｒｏｒｔｐｐａ）、キカシグサ科
（Ｒｏｔａｌａ）、アゼナ属（Ｌｉｎｄｅｒｎｉａ）、
タウコギｈＴ４（Ｂｉｄｅｎｓ）、アブツメ属（Ｄｏｐ
ａｔｒｌｕｍ）、タカサブロウ属（Ｅｅｌｔｐｔａ）、
ミゾハコベ属（Ｅｌａｔｌｎｅ）、オオアプノメ属（Ｇ
ｒａｔｉｏｌａ）、アゼトウガラシ属（Ｌｌｎｄｅｒｎ
ｉｍ）、ミズキンパイ属（Ｌｕｄｗｉｇｉａ）、セリｆ
４　（Ｏｅｎａｎｔｈｅ）、キシポウＰＭ４（Ｒａｎｕ
ｎｃｕｌｕｓ）、キカシグサ属（Ｒｏｔａｌａ）、サワ
トウガラシ属（Ｄｅｔｎｏｓｔ＠ｍａ）。

次の属の単子葉植物：ヒエ属（Ｅｅｈｉｎｏｃｈｌｏａ
）、キビ属（Ｐａｎ　ｉ　ｃｕｍ）、スズメノカタビラ
属（ｐｏａ）、カヤツリグサｆｉ（Ｃｙｐｓｒｕｓ）、
ミズアオイ属（Ｍｏｎｏｅｈｏｒｌａ）、テンツキ属（
Ｆｉｍｂｉｓ−ｔｙｌ　Ｋｓ　）Ｔ、クワイ属（Ｓａｇ
ｉｔｔａｒｉａ）、ハリイ属（Ｅｌｅｏｃｈａｒｉｇ）
、ホタルイＪｆｉ（Ｓｅｉｒｐｕｓ）、ヘラオモダカ属
（Ａ目ｓｍａ）、イがフサ属（Ａｎｅ　ｉ　ｌｅｍａ）
、スプタ属（Ｂｌｙｘａ）、ホシクサＪｉｇ（Ｅｒｉｏ
ｃａｕｌｏｎ）、ヒルムシロ属（Ｐｏｔａｍｏ−ｇｅｔ
ｏｎ）＠ 本発明による除草剤は、具体的には例えば次の水田雑草
に関して使用できる。

植物名　　　　　　ラテン名 双子葉植物 キカシグサ　　Ｒｏｔａｌａ　　１ｎｄｌｃａ　　Ｋｏ
ｅｈｎｓアゼナ　　　　Ｌｔｎｄｅｒｎ％ａ　　Ｐｒｏ
ｃｕｍｂｅｎｌＰｈｉｌｃｏｘ ヒルムシ口　　Ｐｏｔａｍｏｇｅｔｏｎ　　ｄｉｓｔｉ
ｎｃ−ｔｕｓ　　Ａｓ　　　Ｂｅｎｎ ミゾハコベ　　ｇｌａｔｉｎｅ　　ｔｒｉａｎｄｒａｃ
ｈｋ セ　　　　リ　　　　　　　　　　　　０ｅｎａｎｔｈ
ｅ　　　　ｊａｖａｎｉｃａ単子葉植物 ヒ　　エ　　　　　　　　Ｅｃｈｌｎｏｃｈｌｏａ　　
　ｃｒｕｓ−ｇａｌｌｔ　　Ｂｅａｕｖ＊ｖａｒ コナギ　　　　ＭｏｎｏｃｈｏｒＬａ　　ｖａｇｉｎａ
ｌｉｓｒｅｓｌ マツバイ　　　Ｅｌｅｏｃｈａｒｉｓ　　ａｅｉｃｕｌ
ａｒｉｓ　Ｌ。

クログワイ　　Ｅｌｅｏｃｈａｒｉｓ　　Ｋｕｒｏｇｕ
ｗａｉｈｗｉ 本発明による水稲保護物質の優れた活性は次の実施例に
挙げることができる。しかし、本発明はこれのみに限定
されるべきものではない。

実施例　１（水利剤） メフェナセット２部、化合物（１）２０部、粉末けん礫
土と粉末クレーとの混合物（１：５）７５部、アルキル
ベンゼンスルホン＆ナトリウム２１Ｌフルキルナフタレ
ンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮付物５部を粉砕混
合し、水利剤とする。

実施例　２　（水利剤） メフェナセット４部、化合物（ＩＩ−６）８部、ホワイ
トカーゲン（含水無晶形酸化ケイ素微粉末）と粉末クレ
ーとの混合物（１：５）８５部、アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム２部、アルキルナフタレンスルホン酸
ナトリウムホルマリン縮合物５部を粉砕混合し、水利剤
とする。

実施例　５　（粒剤） メフェナセット１部、化合物（■）５部、化合物（ｎ−
１１部、ベントナイト（モンモリロナイト）５５部、タ
ルク（滑石）５８部、リグニンスルホン酸塩２部の混合
物に、水２５部を加え、良く捏化し、押し出し造粒様に
より、１０〜４０メツシユの粒状として、４０〜５０℃
で転線して粒剤とする。

実施例　４　直捜水稲に対する試験 活性化合物の調製 溶　剤：　ジメチルホルムアミド ５重値部 乳化剤：　ペンツルオキシポリグリコールエーテル １重量部 適切な活性化合物の調合剤は、１重量部の活性化合物と
上述した分量の溶剤及び乳化剤とを混合し、乳剤として
得られる。その調合剤の所定量ｋを水で希釈して調製す
る。

試験方法 ’／２０００アールのプラスティックポットに水田土嘱
を充填し、ノビエの種子を接種したっ湛水後、水稲種子
（品種二日本晴）１００粒を土壌表面に均一に播種し温
室内に静置した。水稲種子播種５日後に上記方法に準じ
て調製した活性化合物の所定量を水面施用した。薬剤処
理３週間後に水稲に対する被害の程度とノビエに対する
除草効果を無処理区と比較して下記の基準により評価し
た。なお、試験は２連で実施した。

水稲の被害の程贋： ５：　無処理区に対する殺草率　９０％以上（致命的損
傷）４：　　　　　　　　　　　　　５部チ以上９０％
未満５：　　　　　　　　　　　　　　５０％以上５０
％未満２＝　　　　　　　　　　　　　　１部％以上５
０チ未満に　　　　　　　　　　　　　〇越１０％未満
０：　　　　　　　　　　　　　被害なし除草効果： ５：　無処理区に対する殺草率　９５％以上（枯りし）
４：　　　　　　　　　　　　　　８０％以上９５−未
満５：　　　　　　　　　　　　　　５０％以上８０％
未満２＝　　　　　　　　　　　　　　５０％以上５０
％未満１＝　　　　　　　　　　　　　１０％以上５０
％未満０：　　　　　　　　　　　　　１０慢未満（註
） １１本発明による水稲保護化合物： 化合物（Ｉ）は式（１）の２−ヒドロキシベンゾチアゾ
ールである。

化合物（ＩＩ−１）は２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸
である。

２、本発明による除草活性化合物： メフェナセットは２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸Ｎ−
メチルアニリドである。

ム　水稲に対する被害の程度、１はその後被害は回復し
水稲の生育に対し害を及ぼさない。

外１名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、除草活性化合物２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸Ｎ
   −メチルアニリドによる水田除草処理に除し、 下記式（ I ） ▲数式、化学式、表等があります▼・・・（ I ） で表わされる２−ヒドロキシベンゾチアゾール及び 下記式（II） ▲数式、化学式、表等があります▼・・・（II） 但し式中、Ｒはヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アミ
   ノ基もしくは低級アルキルアミノ基を示す、 で表わされる２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸誘導体 より成る群からえらばれた化合物の少なくとも一種を、
   上記除草活性化合物と併用することを特徴とする該除草
   活性化合物による被害からの水稲保護方法。 ２、除草活性化合物２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸Ｎ
   −メチルアニリドと、 下記式（ I ） ▲数式、化学式、表等があります▼・・・（ I ） で表わされる２−ヒドロキシベンゾチアゾール及び 下記式（II） ▲数式、化学式、表等があります▼・・・（II） 但し式中、Ｒはヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アミ
   ノ基もしくは低級アルキルアミノ基を示す、 で表わされる２−ベンゾチアゾールオキシ酢酸誘導体よ
   り成る群からえらばれた化合物の少なくとも一種 との組み合わせを特徴とする該除草活性化合物による水
   稲の被害から保護された２−ベンゾチアゾールオキシ酢
   酸Ｎ−メチルアニリド含有水稲用除草剤。