JPS62147198A - 配管脈動防止装置 - Google Patents

配管脈動防止装置

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JPS62147198A
JPS62147198A JP28291685A JP28291685A JPS62147198A JP S62147198 A JPS62147198 A JP S62147198A JP 28291685 A JP28291685 A JP 28291685A JP 28291685 A JP28291685 A JP 28291685A JP S62147198 A JPS62147198 A JP S62147198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piping
pipe
pressure
resistor
impedance
Prior art date
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Pending
Application number
JP28291685A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Ikemura
池村 和之
Ryuhei Kawabe
隆平 川部
Tadashi Fujii
正 藤井
Mototeru Utamura
宇多村 元照
Shunji Nakao
中尾 俊次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62147198A publication Critical patent/JPS62147198A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、配管に加わる振動によって生じる圧力脈動を
防止する配管構造に関する。
〔従来の技術〕
まず圧力計装用配管を例にとって説明する。従来の圧力
計装は第2図に示すように、圧力計装用配管4の一端に
計測対象となる主配管5があり、他端に圧力変換器6等
の針側装置が付いた構造となっていた。
また一般的な配管2の端部は第3図に示すように単に円
板等を付けるような構造になっていた。
〔発明が解決しようとした問題点〕
上記従来技術の配管に地震、他の場所で発生したウォー
タハンマ等により振動が加わると、加振周波数が、配管
の固有振動数に1値すると定在波が発生し共振を起こし
、大きな圧力脈動を発生する。
上記従来技術のように配管の一方が開放、或は大容量の
配管、もう一方が閉じているか、小容量の体積が持つ場
合、−次モードの圧力波形は第4図のようになる。この
場合の共振周波数fは次式%式% C′ 4L’ ここに、c’:Fr速、L′ :配管の長さである。
0次モードの周波数は次式のようになる。
4L’ また、配管の両端が開放、或は大容量の配管の場合の共
振周波数は次式で求められる。なおこの場合の圧力変形
は第5図のようになる。
4L’ このような共振を防ぐためには、配管にどのような振動
が加わるか解析し、共振点を避けてその長さL′を決め
る必要がある。しかし、地震等の未知の振動が加わった
場合は、共振を避けることば回連になる。また配管の支
持方法を変えることによって振動を抑制することも考え
られるが、支持構造が複雑になるという問題がある。
本発明は配管に振動が加わった場合、共振によって発生
する圧力脈動をなくすことを目的とした。
さらに、配管の長さによらず、上記目的が達成されるこ
とを特徴とした。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、まず第6図に示すような
等価回路を考える。図中インダクタンス7は流体の償性
に、コンダクタンス8は流体の圧縮性に対応する。この
ような回路において共振をなくすためには、回路の端部
に次式で表すインピーダンスを持つ抵抗R9を付加する
ばよいことが知られている。
ここにL:インダクタンス、C:コンダクタンスである
この等価回路の考察に基づいて、配管端部に配管の音響
インピーダンスと整合するインピーダンスを持つ抵抗を
付加することにより、共振をなくすことができる。ここ
で音響インピーダンスZは次式で表される。
 u ここに、△p:圧力変化分、u:流速変化分S:管断面
積である。
〔作用〕
配管端部に配管の音響インピーダンスと整合するインピ
ーダンスを持つ抵抗を付加することにより、圧力波は配
管端部で吸収され1反射しない。
したがって定在波がなくなり、共振による大きな圧力脈
動がなくなる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の第1実施例である。配管2の端部に、
層流の管路摩擦抵抗を利用した抵抗体1を付加し、空気
層を持ったタンク3に溶接する構造となっている。層流
の管路マサツを利用する場合の抵抗体の形状は以下の手
順で求められろ。配管の¥f響インピーダンスZを密度
δ、流体音速C2配管直径りによって表すと次式のよう
になる。
抵抗体1での圧力損失△pは次式のようになる。
d ここに、U:流速、f:摩擦損失係数、Q:抵抗体の長
さ、d:抵抗体内径である。流れは層流であるので摩擦
損失係数fはレイノルズ数Reを用いて次式のようにな
る。
e レイノルズ数Reは定義より ■ と表される。ここに■:動粘性係数である。以上より(
4)式は次のように表せる。
このときインピーダンスは次式のようになる。
S u    7cd4 (3)式と(8)式を等しくすることにより、目的とし
たインピーダンスを持つ抵抗体の寸法(内径d)を求め
ることができる。すなわち、(12)式より抵抗体1の
内径dは配管の長さによらない。すなわち、共振周波数
がどのような値をとっても同径の配管には、同じ抵抗体
を付けることによって共振を防ぐことが可能である。
実際に一般的な圧力計装配管の径D=7w++を代入し
、流体を水とし、Q=20nn+とじて計算するとd 
= 0 、38 nwnとなる。
この内径dの穴を抵抗体1に設けることにより、配管2
の音響インピーダンスと、抵抗体1のインピーダンスを
整合させることが可能となる。
以下、本実施例の動作を説明する。
空気層を有するタンクを付けることにより急激な圧力変
動が生じても、空気層によってそれを吸収でき流体もあ
ふれない。このタンクを端部に付ける場合は配管内に流
体がない状態で、タンク空気を満たし、溶接すればよい
。配管に流体が入り圧力が高くなるとその圧力に応じて
空気が圧縮され、空気の圧力が流体の圧力とつり合った
ところで圧縮が止まり、一定の体積を持った空気層が形
成される。配管内の流体の圧力に応じてタンクの容積の
大きさを設計すれば、任意の体積を持つ空気層が得られ
る。
第7図は本発明の第2実施例である。配管2端部を上向
きとし、抵抗体1の外周にネジを切り、タンク3下部に
上記ネジ部とかみ合うネジ穴を設けたところに特徴があ
る。この構造により、タンク3を抵抗体1に付ける際に
ネジ込むだけでよく、溶接の必要がなくなり工程を簡単
にできる。本実施例の場合も、タンクを抵抗体に付ける
ときは、タンク内に空気を満たしておけばよい。
本実施例においても、第1実施例同様に圧力をタンク3
内の空気圧で保持できる。
第8図、第9図は、本発明の第3実施例である。
本第3実施例の構成は以下のようになっている。
第8図に示すように、まず層流の管路摩擦抵抗を利用し
た細長い円管状の抵抗体1を、銀ロウ等により、円板1
0に接着する。その後1円板10を配I′i72の端部
に取付けた後、空気で満されたタンク3内に挿入し、配
管2をタンク3に溶接してタンク3内を密封状態とした
なお抵抗体1として採用する円管は、ダイスを用いて引
抜いたキャピラリイチューブ(毛細管)を使用するもの
とした。
なせならば、一般的に円柱状の構造物は、(]2)式で
与えられるような微小な穴を加工するのが困難である。
そこで、引抜き加工を用いることにより、容易に微小な
穴を有した円管が製作できることに着目して、本発明の
抵抗体1に適用することにした。
また、第9図は第3実施例の変形例を示している。この
変形例では、抵抗体1先端の外周部分にネジ部を設け、
円板10に設けたネジ穴にかみ合わせて取付けるように
したものである。
以下、本実施例の動作を説明する。前記の第1゜第2実
施例と同様に、抵抗体1を先端部に有する4配管2を、
空気層を有したタンク3に挿入することにより空気圧で
圧力を保持でき配管2の音響インピーダンスと整合す5
るインピーダンスを有する円管状の抵抗体1によって、
配管端部における圧力波の反射を防止でき、配管内の圧
力脈動がなくなlる。
なお、以上の第1〜第3実施例においてタンク3内の空
気を、水に対してより溶解度の小さな気体と置換するこ
とにより、長期間にわたって安定した圧力保持層を維持
できる。
第10図は本発明の第4の実施例である。本実施例は、
気体の圧力で流体を押さえろかわりにバネの復元力を用
いて流体を押さえろところに特徴がある。本実施例は、
加圧部を押さえるコイルバネ12と、加圧部を分離する
ベローズ11、仕切板1;3で構成される。
次に本実施例の作動原理を説明する。配管内に流体がな
く圧力が加わっていない状態では、第11図に示すよう
に、仕切板13はバネコイル12によって抵抗体1に押
し付けられている。配管内に流体が入り加圧されると、
その圧力によってバネ12は圧縮しバネ12の圧縮によ
って生じる力と、流体の圧力がつり合うところで静止す
る。
本実施例は、コイルバネ12の機械的な力を利用してい
るので、前述の実施例のように気体が流体がとけ込むこ
とによって生じる圧力保持力の低下が少なくなるという
利点がある。
本実施例の変形例としては、コイルバネ12の替りに、
空気バネ、板バネ等を使用することが考えられる。また
、バネの圧縮力でなく引張り力を利用する変形例もある
さらに本実施例を用いろことによって、圧力が変化した
場合、剛性の異るバネを使用することによって対応でき
使用条件が広がる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、配管端部に設けた配管のインピーダン
スと整合したインピーダンスを有する流動抵抗体を設け
ることにより、抵抗体で圧力波の反射を防止できるので
、共振による配管内圧力脈動を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断面図、第2図は
圧力計装配管の概略図、第3図は配管端部を示す縦断面
図、第4図は一端が閉じた配管内の圧力波形を示す概略
図、第5図は両端が開放している配管内の圧力波形を示
す概略図、第6図は配管系の等価回路図、第7図は本発
明の第2実施例を示す縦断面図、第8図は本発明の第3
実施例を示す縦断面図、第9図は第3実施例の変形例を
示す縦断面図、第10図、第11図は本発明の第4実施
例を示す縦断面図である。 1・・・抵抗体、2・・配管、3・・・タンク、4・・
・圧力計装配管、5・・・主配管、6・・・圧力変換器
、7・・・インダクタンス、8・・・コンダクタンス、
9・・・抵抗、1−一一汗四九体 2−一一白己管 3−−−9ンフ ゑ3図 2−一一届こ管 4−m−圧力計31¥ 5−m−工面己″菅”。 6−−−尻力受オ朶稔1、 Z−m−へ己菅 ワーー−イシfフタン丞 8−−− コンブフフノス 9−m−抵抗 躬″′1図 /  −−一  才さ、抗イ本 2−m−配7 3−m−フンク 1 −−一   才eく す1Lイ4(Z−m−凸己! 3−m−夕、ワ 10−一一円庫交 高c  図 1   −−−   iで(↑1Lイ本2−−一  西
こ ¥ 3−m−タシフ 10−  円十及 110図 611 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、配管において端部に当該配管の音響インピーダンス
    と整合したインピーダンスを有する流動抵抗を設けたこ
    とを特徴とした配管脈動防止装置。 2、前記流動抵抗が配管よりも細くした流路であること
    を特徴とした特許請求の範囲の第1項に記載の配管脈動
    防止装置。 3、前記配管が圧力測定用配管であることを特徴とした
    特許請求の範囲の第1項に記載の配管脈動防止装置。 4、配管において端部に気相部を持つ容器を設け配管と
    この容器の間に配管の音響インピーダンスと整合したイ
    ンピーダンスを有する流動抵抗を設けたことを特徴とし
    た配管脈動防止装置。
JP28291685A 1985-12-18 1985-12-18 配管脈動防止装置 Pending JPS62147198A (ja)

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JP28291685A JPS62147198A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 配管脈動防止装置

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JPS62147198A true JPS62147198A (ja) 1987-07-01

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633867A (ja) * 1992-07-20 1994-02-08 Ebara Corp 騒音防止方法及び装置
JP2009185725A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Denso Corp 燃料供給装置
JP2018077123A (ja) * 2016-11-09 2018-05-17 積水化学工業株式会社 管内音検知装置

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JPH0633867A (ja) * 1992-07-20 1994-02-08 Ebara Corp 騒音防止方法及び装置
JP2009185725A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Denso Corp 燃料供給装置
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