JPS62146804A - 野積石炭堆積物の処理方法 - Google Patents
野積石炭堆積物の処理方法Info
- Publication number
- JPS62146804A JPS62146804A JP28724785A JP28724785A JPS62146804A JP S62146804 A JPS62146804 A JP S62146804A JP 28724785 A JP28724785 A JP 28724785A JP 28724785 A JP28724785 A JP 28724785A JP S62146804 A JPS62146804 A JP S62146804A
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- JP
- Japan
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- emulsion
- spraying
- styrene
- acrylic
- sbr
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- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、野積石炭堆積物の処理方法に関する。さら
に詳しくは、石炭の粉状または塊状物を野積みしてなる
堆積物における崩れを防止したり、防塵性や特に雨水浸
透防止性を付与することができる処理方法に関する。
に詳しくは、石炭の粉状または塊状物を野積みしてなる
堆積物における崩れを防止したり、防塵性や特に雨水浸
透防止性を付与することができる処理方法に関する。
一般に製鉄所、ガス製造所、製紙工場等においては、石
炭の粉状物や塊状物は、野積堆積して保管する場合が多
い。かかる堆積物において長時間そのまま放置した場合
には、山崩れを生じたり、粉塵の問題が生じる。特に雨
水が石炭堆積物中に浸透することにより、石炭中に水分
が蓄積し、次の用途に供する工程でエネルギーロスを招
く不都合が生じる。ちなみに石炭１ｔにつき含水率が】
％上昇することにより損失する熱量は約５３００ｋｃａ
ｌとなり、大きな経済的損失となる。
炭の粉状物や塊状物は、野積堆積して保管する場合が多
い。かかる堆積物において長時間そのまま放置した場合
には、山崩れを生じたり、粉塵の問題が生じる。特に雨
水が石炭堆積物中に浸透することにより、石炭中に水分
が蓄積し、次の用途に供する工程でエネルギーロスを招
く不都合が生じる。ちなみに石炭１ｔにつき含水率が】
％上昇することにより損失する熱量は約５３００ｋｃａ
ｌとなり、大きな経済的損失となる。
（従来の技術）
この点に関し、従来よりＳＢＲ（スチレン−ブタジェン
ゴム）、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸等のエマルジ
ョン・ラテックスを上記堆積物に散布して、表層に樹脂
膜を形成する方法が知られており、また最近においては
、アルコール類を散布したのち、乾燥後に水不溶性とな
る溶質を含む被覆用塗料を塗装する方法（特開昭５９−
３６００７号公報参照）等が提案されている。
ゴム）、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸等のエマルジ
ョン・ラテックスを上記堆積物に散布して、表層に樹脂
膜を形成する方法が知られており、また最近においては
、アルコール類を散布したのち、乾燥後に水不溶性とな
る溶質を含む被覆用塗料を塗装する方法（特開昭５９−
３６００７号公報参照）等が提案されている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、前記の従来技術のうち、前者のようなエ
マルジョン・ラテックスを用いた樹脂保護膜では、防塵
性においである程度の効果は得られるものの、崩れの防
止や雨水浸透防止効果の点では不充分であった。また後
者の方法においても、降水量が多くなると充分な雨水浸
透防止効果が得られず満足できるものではなかった。
マルジョン・ラテックスを用いた樹脂保護膜では、防塵
性においである程度の効果は得られるものの、崩れの防
止や雨水浸透防止効果の点では不充分であった。また後
者の方法においても、降水量が多くなると充分な雨水浸
透防止効果が得られず満足できるものではなかった。
この発明は、このような従来の技術の問題点に鑑みなさ
れたものである。この発明の発明者らは、鋭意研究検討
の結果、特定のエマルジョン・ラテックスの組合せを特
定の方法で野積石炭堆積物上に散布することにより、従
来の技術に比してより強固で有効な樹脂保護膜が形成さ
れる事実を見い出し、本発明を完成させた。
れたものである。この発明の発明者らは、鋭意研究検討
の結果、特定のエマルジョン・ラテックスの組合せを特
定の方法で野積石炭堆積物上に散布することにより、従
来の技術に比してより強固で有効な樹脂保護膜が形成さ
れる事実を見い出し、本発明を完成させた。
（問題点を解決するための手段）
かくしてこの発明によれば、野積石炭堆積物上にＳＢＲ
（スチレン−ブタジェンゴム）系エマルジョンを固形分
として８〜５００ｇ／ｎ？の散布量で散布した後、乾燥
後にアクリル系エマルジョンを固形分として８〜５００
ｇ／ｄの散布量で散布して、堆積物の表層に樹脂保護
膜を形成することを特徴とする野積石炭堆積物の処理方
法が提供される。
（スチレン−ブタジェンゴム）系エマルジョンを固形分
として８〜５００ｇ／ｎ？の散布量で散布した後、乾燥
後にアクリル系エマルジョンを固形分として８〜５００
ｇ／ｄの散布量で散布して、堆積物の表層に樹脂保護
膜を形成することを特徴とする野積石炭堆積物の処理方
法が提供される。
（作用）
分大きい樹脂保護膜を得るのが困難となり、良好な山崩
れ防止や防塵性ならびに雨水浸透防止性が付与されない
。各エマルジョンの散布量の上限は、経済面から固形分
として５００ ｇ／ｒｄとするが、通常はそれぞれ１０
０ｇ／ｍ以下で十分であり、特に好ましいエマルジョン
を使用すれば固形分で各５０ｇ／ ｒｄ以下、さらには
両者合わせて５０ｇ／ ｇ以下でも所期の効果が十分に
達成される。
れ防止や防塵性ならびに雨水浸透防止性が付与されない
。各エマルジョンの散布量の上限は、経済面から固形分
として５００ ｇ／ｒｄとするが、通常はそれぞれ１０
０ｇ／ｍ以下で十分であり、特に好ましいエマルジョン
を使用すれば固形分で各５０ｇ／ ｒｄ以下、さらには
両者合わせて５０ｇ／ ｇ以下でも所期の効果が十分に
達成される。
この発明で用いるＳＢＲ系エマルジョンとしては、スチ
レン量６０重量％以下のスチレン−ブタジェンゴムエマ
ルジョン・ラテックスが雨水浸透防止効果の点で特に好
ましく、通常固形分含量が０゜５〜５０重量％の濃度の
ものが適している。
レン量６０重量％以下のスチレン−ブタジェンゴムエマ
ルジョン・ラテックスが雨水浸透防止効果の点で特に好
ましく、通常固形分含量が０゜５〜５０重量％の濃度の
ものが適している。
この発明で用いるアクリル系エマルジョンとしては、ア
クリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルの単独重
合エマルジョンおよび共重合エマルジョン、ならびにこ
れらの七ツマ−と酢酸ビニル、スチレン、アクリロニト
リル、アクリルアミド、アクリル酸などの１種以上のモ
ノマーとの共重合エマルジョンが挙げられるが、アクリ
ル酸エステルとスチレンとの共重合エマルジョンが、強
固な樹脂保護膜が形成され著しい雨水浸透防止効果が発
揮されるため特に好ましい。
クリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルの単独重
合エマルジョンおよび共重合エマルジョン、ならびにこ
れらの七ツマ−と酢酸ビニル、スチレン、アクリロニト
リル、アクリルアミド、アクリル酸などの１種以上のモ
ノマーとの共重合エマルジョンが挙げられるが、アクリ
ル酸エステルとスチレンとの共重合エマルジョンが、強
固な樹脂保護膜が形成され著しい雨水浸透防止効果が発
揮されるため特に好ましい。
また、前記ＳＢＲ系およびアクリル系エマルジョンのい
ずれについても、ガラス転移点が０℃以下のものが上記
効果の点で特に好ましい。
ずれについても、ガラス転移点が０℃以下のものが上記
効果の点で特に好ましい。
この発明の方法にあっては、まずＳＢＲ系エマルジョン
を散布し、乾燥後にアクリル系エマルジョンを散布する
。先に散布したＳＢＲ系エマルジョンの乾燥に要する時
間は、エマルジョン濃度や天候などの要因により異なる
が、通常は数時間ないし数日である。
を散布し、乾燥後にアクリル系エマルジョンを散布する
。先に散布したＳＢＲ系エマルジョンの乾燥に要する時
間は、エマルジョン濃度や天候などの要因により異なる
が、通常は数時間ないし数日である。
この発明においてＳＢＲ系エマルジョンとアクリル系エ
マルジョンとの散布量の割合は任意でよいが、但し、い
ずれのエマルジョンの散布量も上記のように固形分８ｇ
／ ｒｄとなるようにする必要がアル。ＳＢＲ系エマル
ジョンとアクリル系エマルジョンは、固形分重量比とし
て好ましくは４：１〜１：４、特に好ましくは２：１〜
１：２となるように散布すると、合計の散布量を低減す
ることができ、しかも強固な保護膜が形成され、山崩れ
防止、防塵性はもとより、著しい雨水浸透防止効果が発
揮される。
マルジョンとの散布量の割合は任意でよいが、但し、い
ずれのエマルジョンの散布量も上記のように固形分８ｇ
／ ｒｄとなるようにする必要がアル。ＳＢＲ系エマル
ジョンとアクリル系エマルジョンは、固形分重量比とし
て好ましくは４：１〜１：４、特に好ましくは２：１〜
１：２となるように散布すると、合計の散布量を低減す
ることができ、しかも強固な保護膜が形成され、山崩れ
防止、防塵性はもとより、著しい雨水浸透防止効果が発
揮される。
このようにして形成された樹脂保護膜は、ＳＢＲ系エマ
ルジョンまたはアクリル系エマルジョンのみの１回もし
くは２回散布、アクリル系エマルジョンを散布したのち
、乾燥後にＳＢＲ系エマルジョンを散布、この両者の同
時散布、またはＳＢＲ系エマルジョンもしくはアクリル
系エマルジョンと他のエマルジョン・ラテックス例えば
酢酸ビニル系エマルジョンとの併用散布により形成され
る保護膜に比較して、特に雨水浸透防止効果の点で著し
く優れたものである。
ルジョンまたはアクリル系エマルジョンのみの１回もし
くは２回散布、アクリル系エマルジョンを散布したのち
、乾燥後にＳＢＲ系エマルジョンを散布、この両者の同
時散布、またはＳＢＲ系エマルジョンもしくはアクリル
系エマルジョンと他のエマルジョン・ラテックス例えば
酢酸ビニル系エマルジョンとの併用散布により形成され
る保護膜に比較して、特に雨水浸透防止効果の点で著し
く優れたものである。
この発明の効果を以下の実施例により例示する。
（実施例）
重量約３ｔ、表面積約８ｍ”の石炭山を造成し、後出の
第１表に示した樹脂エマルジョンをそれぞれ表示の条件
下で散布し、７日間自然乾燥させ山の表面に皮膜を形成
せしめた後、山全面に９．４ＩＩ１ｍ／ｍｉｎの強制降
水を行い石炭山の変化を観察した。その結果も第１表に
示す。ちなみに９．４ｍｍ／ｍｉｎの降水量とは、１時
間あたりに換算すると５６４ｍｍ／ｈｒであり、気象台
観測史上最高の降水量１８０ｎ＋ｍ／ｈｒの約３倍強で
ある。
第１表に示した樹脂エマルジョンをそれぞれ表示の条件
下で散布し、７日間自然乾燥させ山の表面に皮膜を形成
せしめた後、山全面に９．４ＩＩ１ｍ／ｍｉｎの強制降
水を行い石炭山の変化を観察した。その結果も第１表に
示す。ちなみに９．４ｍｍ／ｍｉｎの降水量とは、１時
間あたりに換算すると５６４ｍｍ／ｈｒであり、気象台
観測史上最高の降水量１８０ｎ＋ｍ／ｈｒの約３倍強で
ある。
表中−■の意味は、クランクが発生してから石炭山の山
崩れもしくは陥没により雨水が浸透するまでの経過時間
を示す。すなわち、園の左端がクランクが発生した経過
時間であり、右端が石炭山が山崩れを起こしたか、陥没
した時間となる。
崩れもしくは陥没により雨水が浸透するまでの経過時間
を示す。すなわち、園の左端がクランクが発生した経過
時間であり、右端が石炭山が山崩れを起こしたか、陥没
した時間となる。
供試エマルジョンは以下の通りである。
（ａ）ＳＢＲ系エマルジョン・・・スチレン−ブタジェ
ンゴムエマルジョン・ラテックス、重合スチレン量 ６
０重量％以下、 固形分濃度 ４０重量％、 ｐＨ７，２、比重 １．０２７、 粘度（２０℃） ２５ＣＩ）： （ｂ）アクリル系エマルジョン・・・アクリル酸エステ
ル−スチレン共重合エマルジョン ・ラテックス、ガラス移転点０℃以下 固形分濃度 ４５重量％、 ｐＨ７，５、比重 １．０２２、 粘度（２０℃） ９０Ｃ１）； （Ｃ）アクリル系エマルジョン・・・アクリル酸エステ
ル単独重合エマルジョン・ラテッ クス、 固形分濃度 ４８重量％、 ｐＨ３，５、比重 １．ｏ４、 粘度（２０℃） １４．６ｃｐ； （ｄ） 酢酸ビニル系エマルジョン・・・酢酸ビニル単
独重合エマルジョン・ラテックス、 固形分濃度 ２５．２重量％、 ｐＨ５，０，比重 １．０４５、 粘度（２０℃） ２６ｃｐ。
ンゴムエマルジョン・ラテックス、重合スチレン量 ６
０重量％以下、 固形分濃度 ４０重量％、 ｐＨ７，２、比重 １．０２７、 粘度（２０℃） ２５ＣＩ）： （ｂ）アクリル系エマルジョン・・・アクリル酸エステ
ル−スチレン共重合エマルジョン ・ラテックス、ガラス移転点０℃以下 固形分濃度 ４５重量％、 ｐＨ７，５、比重 １．０２２、 粘度（２０℃） ９０Ｃ１）； （Ｃ）アクリル系エマルジョン・・・アクリル酸エステ
ル単独重合エマルジョン・ラテッ クス、 固形分濃度 ４８重量％、 ｐＨ３，５、比重 １．ｏ４、 粘度（２０℃） １４．６ｃｐ； （ｄ） 酢酸ビニル系エマルジョン・・・酢酸ビニル単
独重合エマルジョン・ラテックス、 固形分濃度 ２５．２重量％、 ｐＨ５，０，比重 １．０４５、 粘度（２０℃） ２６ｃｐ。
（試験結果の考察）
試験阻１〜４には、（ａ）のＳＢＲ系エマルジョンまた
は（１））のアクリル系エマルジョンの単独をそれぞれ
１回もしくは２回散布した試験結果を、また試験隘５〜
７および１６には、ｆａｔのＳＢＲ系エマルジョンと（
ｂ）のアクリル系エマルジョンとの併用であるが、この
発明と異なる散布方法もしくは散布量で散布した試験結
果を、試験隘８〜１５には（ａｌのＳＢＲ系エマルジョ
ンと（ｂｌまたは＋ｃ＋のアクリル系エマルジョンを順
次散布したこの発明の実施例を、また、試験１ｋ１７．
１８には、この発明の一方の成分である（ｂｌのアクリ
ル系エマルジョンと別のエマルジョンラテックスである
（ｄｌの酢酸ビニル系エマルジョンとを併用した場合の
比較試験結果を示す。
は（１））のアクリル系エマルジョンの単独をそれぞれ
１回もしくは２回散布した試験結果を、また試験隘５〜
７および１６には、ｆａｔのＳＢＲ系エマルジョンと（
ｂ）のアクリル系エマルジョンとの併用であるが、この
発明と異なる散布方法もしくは散布量で散布した試験結
果を、試験隘８〜１５には（ａｌのＳＢＲ系エマルジョ
ンと（ｂｌまたは＋ｃ＋のアクリル系エマルジョンを順
次散布したこの発明の実施例を、また、試験１ｋ１７．
１８には、この発明の一方の成分である（ｂｌのアクリ
ル系エマルジョンと別のエマルジョンラテックスである
（ｄｌの酢酸ビニル系エマルジョンとを併用した場合の
比較試験結果を示す。
試験結果より明らかなようにｔａｉＯ３ＢＲ系エマルジ
ョンを散布し、１日乾燥１＆（ｂｌあるいは（ｅ）のア
クリル系エマルジョンを散布したこの発明の実施例にお
いては、（ａ）と伽）または（ｅ）の各エマルジョンが
いずれも固形分として８ｇ／ ｒｄを超えるような散布
量で散布したことにより、ｌａ）のＳＢＲ系ラテうクス
または（ｂ）のアクリル系エマルジョン単独の１回もし
くは２回散布、（ｂｌのアクリル系エマルジョンを散布
後に（ａ）のＳＢＲ系エマルジョンを散布、またはｆａ
ｔ （ｂｌの同時散布、および（ｂｌのアクリル系エマ
ルジョンと＋ｄ）の酢酸ビニル系エマルジョンとの併用
散布の比較例（試験Ｎ１１１〜６．１７．１８）に比較
して、強制降水による石炭山のクラックの発生時間（−
■の左端の時間）および山崩れもしくは山が陥没する時
間がいずれも大幅に延長されていることがわかる。しか
し、（ａｌの散布後に（ｂｌの散布というこの発明の散
布方法を採用しても、いずれかの散布量が固形分として
８ｇ／ｌ＆未満であるとく試験Ｔｈ？ 、１６） 、結
果はほとんど改善されていない。
ョンを散布し、１日乾燥１＆（ｂｌあるいは（ｅ）のア
クリル系エマルジョンを散布したこの発明の実施例にお
いては、（ａ）と伽）または（ｅ）の各エマルジョンが
いずれも固形分として８ｇ／ ｒｄを超えるような散布
量で散布したことにより、ｌａ）のＳＢＲ系ラテうクス
または（ｂ）のアクリル系エマルジョン単独の１回もし
くは２回散布、（ｂｌのアクリル系エマルジョンを散布
後に（ａ）のＳＢＲ系エマルジョンを散布、またはｆａ
ｔ （ｂｌの同時散布、および（ｂｌのアクリル系エマ
ルジョンと＋ｄ）の酢酸ビニル系エマルジョンとの併用
散布の比較例（試験Ｎ１１１〜６．１７．１８）に比較
して、強制降水による石炭山のクラックの発生時間（−
■の左端の時間）および山崩れもしくは山が陥没する時
間がいずれも大幅に延長されていることがわかる。しか
し、（ａｌの散布後に（ｂｌの散布というこの発明の散
布方法を採用しても、いずれかの散布量が固形分として
８ｇ／ｌ＆未満であるとく試験Ｔｈ？ 、１６） 、結
果はほとんど改善されていない。
なお、この実施例では樹脂固形分散布量が合計で５０ｇ
／ ｒｄ以下と比較的少量であるが、このような場合に
は重量比として４；１〜１；４となるように両エマルジ
ョンを散布することにより、前記時間が約２倍にまで延
長され、また重量比として２二１〜１：２となるように
散布することにより、１２０分経過後も石炭山は何の変
化も認められなかった。山崩れもしくは山が陥没した石
炭山の含水率は飽和含水率である１４．５％にまで上昇
していたのに対し、試験阻１０〜１２の１２０分経過後
も変化のない石炭山の含水率は強制降水前の含水率であ
る９、０％のままであり、著しい雨水浸透防止効果が発
揮されたことがわかる。
／ ｒｄ以下と比較的少量であるが、このような場合に
は重量比として４；１〜１；４となるように両エマルジ
ョンを散布することにより、前記時間が約２倍にまで延
長され、また重量比として２二１〜１：２となるように
散布することにより、１２０分経過後も石炭山は何の変
化も認められなかった。山崩れもしくは山が陥没した石
炭山の含水率は飽和含水率である１４．５％にまで上昇
していたのに対し、試験阻１０〜１２の１２０分経過後
も変化のない石炭山の含水率は強制降水前の含水率であ
る９、０％のままであり、著しい雨水浸透防止効果が発
揮されたことがわかる。
（発明の効果）
このように、この発明の方法により形成される樹脂保護
膜は、従来技術に比較してより強固であり、石炭山の山
崩れ防止、防塵はもとより、著しい雨水浸透防止効果が
発揮される。
膜は、従来技術に比較してより強固であり、石炭山の山
崩れ防止、防塵はもとより、著しい雨水浸透防止効果が
発揮される。
Claims (5)
- （１）野積石炭堆積物上にＳＢＲ系エマルジョンを固形
分として８〜５００ｇ／ｍ＾２の散布量で散布した後、
乾燥後にアクリル系エマルジョンを固形分として８〜５
００８／ｍ＾２の散布量で散布して、堆積物の表層に樹
脂保護膜を形成することを特徴とする野積石炭堆積物の
処理方法。 - （２）ＳＢＲ系エマルジョンとアクリル系エマルジョン
との散布量の割合が固形分重量比として４：１〜１：４
である特許請求の範囲第１項記載の処理方法。 - （３）ＳＢＲ系エマルジョンとアクリル系エマルジョン
との散布量の割合が固形分重量比として２：１〜１：２
である特許請求の範囲第２項記載の処理方法。 - （４）ＳＢＲ系エマルジョンがスチレン量６０重量％以
下のスチレン・ブタジエン共重合エマルジョン・ラテッ
クスである特許請求の範囲第１項ないし第３項いづれか
に記載の処理方法。 - （５）アクリル系エマルジョンがアクリル酸エステルと
スチレンとの共重合エマルジョン・ラテックスである特
許請求の範囲第１項ないし第４項いづれかに記載の処理
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28724785A JPS62146804A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 野積石炭堆積物の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28724785A JPS62146804A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 野積石炭堆積物の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62146804A true JPS62146804A (ja) | 1987-06-30 |
Family
ID=17714932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28724785A Pending JPS62146804A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 野積石炭堆積物の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62146804A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021261568A1 (ja) * | 2020-06-25 | 2021-12-30 | 株式会社日本触媒 | 粉塵飛散抑制剤 |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP28724785A patent/JPS62146804A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021261568A1 (ja) * | 2020-06-25 | 2021-12-30 | 株式会社日本触媒 | 粉塵飛散抑制剤 |
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