JPS62146541A - 鶏の雛の飼育装置 - Google Patents

鶏の雛の飼育装置

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JPS62146541A
JPS62146541A JP29006385A JP29006385A JPS62146541A JP S62146541 A JPS62146541 A JP S62146541A JP 29006385 A JP29006385 A JP 29006385A JP 29006385 A JP29006385 A JP 29006385A JP S62146541 A JPS62146541 A JP S62146541A
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JP
Japan
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tick
guard
sheet
breeding
wire
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JP29006385A
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度会 光雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は卿化直後の鶏の雛の飼育装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 鶏の雛を飼育装置を使用して人為飼育する場合、鶏の雛
は4化後5日目までは生活機能が未熟であるため、この
時期においていかに通温・適湿状態を作れるかというこ
とが第一の問題となる。
そこで、先に本願出願人は第8図に示すように円筒状の
チックガード31の中央に天板32aと脚32bとから
なる取付台32を配置するとともに、前記天板32a下
面には熱源としての電熱ヒータ33を取着し、天板32
a上面にはカバーシート34を掛けてチックガード31
を覆う飼育装置35を提案している(特願昭59−13
0626号)。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、鶏舎内に配置した複数のチックガード31に
対し、それぞれ個別に取付台32を設置するため、設備
費が高くなるとともに、据付は作業に手間が掛かるとい
う問題点がある。又、雛が成長して飼育装置35を必要
としなくなったときには取付台32を収納するために広
い収納場所を要するとい−う問題点もある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は前記問題点を解決するため、鶏舎内に立設配
置した筒状をなす複数のチックガード1上にワイヤ14
を張り渡すとともに、同ワイヤ14にシート18.25
を掛け、同シート18,25によりチックガード1の上
端開口部1aを覆った。
(作用) 鶏舎内に立設配置した筒状をなす複数のチックガード上
にワイヤを張り渡し、同ワイヤにシートを掛けると、同
シートによりチックガードの上端開口部が覆われ、鶏の
雛の飼育装置が簡単に設置される。雛が成畏して飼育装
置を必要としなくなったときには、シートを折りたたむ
とともにワイヤを巻取り、チックガードを取り外して僅
かな収納空間に収納される。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を第1〜6図につ
いて説明する。
第3図に示すように、鶏舎(図示略)内の地面又は床上
には円筒状のチックガード1が複数(この実施例では4
)の直列に立設配置されている。
このチックガード1は細長四角形の薄板を湾曲して形成
されており、高さ45cm、直径2.5〜3mとなって
いる。同チックガード1の直径は冬場において2.5m
、夏場において3mとする。第1.2図に示すように、
チックガード1の底面部全体には保温及び衛生効果を高
めるための菌体敷料2が敷き詰められている。この菌体
敷料2はおが(ず、木材チップ等を主原料とし、含水率
が15〜20重量%で、二酸化炭素、アンモニア等、病
原菌、悪臭の発生を抑制する菌及び鉱物を含有している
第3図に示すように、各チックガード1の上端開口部1
aには補強機能を備えた一対の間隔保持具3が所定間隔
をおいて取着されている。同間隔保持具3は第4図に示
すように、左右一対の保持具形成部材4.5により構成
されている。第5図に示すように、保持具形成部材5は
脚部5aと、水平方向に延びるアーム部5bとからなる
。同アーム部5bは第4図に示すように筒状をなし、同
アーム部5b内に他方の保持具形成部材4のアーム部4
bをスライド可能に挿通し、ピン6により固定すること
により、間隔保持具3を長さ調節可能としている。
前記脚部5aにばその中間部において互いに逆方向の斜
め下方に延びる一対の斜状部5c(第4゜6図参照)が
一体に形成されるとともに、両斜状部5Cの下端には高
さ調節ねじ7が螺入されており、設置安定性を向上する
ようにしている。なお、保持具形成部材4の脚部(図示
略)にも、前記斜状部5C及び高さ関節ねじ7と同様の
斜状部4c及び高さ調節ねじ7が設けられている。
第5図に示すように、保持具形成部材5のアーム部5b
基端にはチックガードlの壁面をII!I1部5aと協
働して挟圧保持するための押圧ばね8が取付けられてい
る。又、保持具形成部材4のアーム部4b基端にも前記
押圧ばね8と同様の押圧ばね8が取付けられている。
第3図に示すように直列に配置した複数のチックガード
1のうち、両端のチックガード1の側方には所定間隔を
おいて、それぞれ一対の支柱9が鶏舎の梁と床との間に
立設固定されている。同支柱9は第6図に示すように筒
状の支柱本体10と、同本体10内にスライド可能に挿
通され、ビン12により固定される補助ロッド11とか
らなる。
支柱本体10の下端、及び補助ロッド11の上端には、
前記梁と床との間に支柱9を強固に固定するための押圧
ねじ13がそれぞれ螺入されている。
又、第3図に示すように対応する両端の支柱9間には、
前記間隔保持具3に接するようにそれぞれワイヤ14が
張設されている。一方(右方)の両支柱9の支柱本体1
0の中間部にはそれぞれワイヤ巻取り用のドラム15 
(第6図参照)が回転可能に軸支されている。直列に配
置された複数のチックガード1上には、両ワイヤ14上
に円形の透孔16aを有する断熱板16と平板状の断熱
板17が交互に載面されている。
第1図に示すように、前記断熱板16の上面には透孔1
6aと対応する位置に透孔18aを有するシート1日が
掛けられ、チックガード1を覆って飼育室19を形成し
ている。シート18は断熱性を有する発砲ポリシートや
ビニールシート等を用いる。そして、前記透孔16a、
18aには熱源の熱により暖められてその熱をチックガ
ード1内に輻射するための有底円筒状をなす輻射部材2
0が嵌入され、そのフランジ部20aとシー[−I8と
の間にはシート18の溶損を防止するための断熱材2I
が介在されている。
一方、鶏舎の天井等からはほぼ円錐台形状をなす熱反射
部材22が前記輻射部材20の直上に位置するように吊
り下げられている。同熱反射部材22の内側に設けられ
た支持枠23にはガスバーナ24が載置されている。同
ガスバーナ24と熱反射部材22とにより熱源が構成さ
れ、熱反射部材22がガスバーナ24の燃焼熱を下方に
反射するようにしている。このようにして飼育装置Aが
構成されている。
又、第2図に示すように、前記断熱板17の上面には前
記シート18と同様の材質よりなるシート25が掛けら
れ、チックガード1を覆って飼育室26を形成している
。このチックガード1に取着された両間隔保持具3間に
は熱源としてのfli熱ヒータ27が取付けられ、飼育
装置Bが構成されている。
なお、当然のことながら、これらの飼育装置A。
Bでは温度及び湿度を逃がさない程度にシート18.2
5を開けて、換気を施す。
以上のように構成された飼育装置A、Bを使用して、鶏
の雛を飼育するには、菌体敷料2上に水を散布し、チッ
クガード1内に多数の壇を収容する。ここで、飼育装置
Aについてばガスバーナ24を燃焼させてその熱を熱反
射部材22により下方に反射して輻射部材20を暖め、
同輻射部材20により飼育室19内を暖める。飼育装置
Bについてはfit熱ヒータ27を作動させ、飼育室2
6内を暖める。そして、両飼育室19.26内の温度を
32〜40℃、湿度を70〜100%に保持し、この状
態においてほぼ72時間飼育する。なお、チックガード
l内には水分を補給するための水容器(図示略)を設置
するのが好ましい。以上の条件は卿卵器内の条件とほぼ
同一である。又、飼育室19.26内の温度は輻射部材
20及び電熱ヒータ27の直下部分が約40℃、チック
ガード1寄りの外周部分が約32℃となるように設定し
てもよい。
この実施例の飼育装置を採用すると、鶏の雛は消化器官
の発達が良(なり、気管支系の病気もほとんど発生しな
いので従来の飼育装置と比較して良好な結果が得られた
さらに、この飼育装置によると従来卿化後35日〜45
日目にブドウ状球菌症が発生し雛の多くが死んだのが、
ブドウ状球菌症がきわめて少ししか発生しないのである
。従って、良質で健康な雛を出荷することができるよう
になった。
これらの原因は次のように考えられる。詐化直後の雛は
体力が弱いために消化器官の発達が遅く、又、空気が乾
燥していると人間と同様に気管支における発病症状のお
それがある。ところが、前記条件は4化直前の卵内とほ
ぼ同じであるため、体力の消耗が少なく、気管支も保護
されるためであると推測される。
さて、この実施例では直列に立設配置した筒状をなす複
数のチックガード1上にワイヤ14を張り渡すとともに
、同ワイヤ14にシート18,25を掛け、同シー)1
8.25によりチックガードlの上端開口部1aを覆う
だけで、飼育装置の設置を容易に行なうことができると
ともに、雛が成長して飼育装置を必要としなくなったと
きには、シート18.25を折りたたむとともにワイヤ
14を巻取り、チックガード1を巻取ってこれらを僅か
な収納空間に収納することができ、設備費も低減するこ
とができる。
又、チックガード1の上端開口部1aをシート18.2
5により覆ったので、乾燥、熱、の放散及び部分的な加
熱を防止して飼育室19.26内を適温・適湿に保持す
ることができるとともに、チックガード1をシー)18
.25で3日間覆ったままでも、特に菌体敷料2上への
水の散布等の管理をする必要がなく、飼育管理の簡略化
を図ることができる。
さらに、この実施例ではガスバーナ24と熱反射部材2
2とからなる熱源を使用した飼育装置Aと電熱ヒータ2
7を使用した飼育装置Bとを交互に設けているので、ガ
スバーナ24の燃焼熱により、鶏舎内の温度を外気温と
飼育室19.26内温度との中間となるように鶏舎内を
暖めることができ、雛が成長して飼育装置を必要としな
くなったときには、雛を急激な温度変化にさらさず、段
階的に順応させることができる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、第7図に示すように平面ひょうたん形をなすチックガ
ード1に実施してもよい。この場合にはチックガード上
の開口部1aに3つの間隔保持具3を取着するとともに
、両側の間隔保持具3に対してそれぞれ前記電熱ヒータ
27を取付けてチックガード1内を暖めるようにする。
又、直列に配置するチックガード1の個数は4つに限定
されるものではなく、任意の個数としてもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば飼育装置の設置
を容易に行なうことができるとともに、雛が成長して飼
育装置を必要としなくなったときには、シートを折りた
たむとともにワイヤを巻取り、チックガードを取り外し
て僅かな収納空間に収納することができる。又、従来の
取付台を使用した飼育装置と比較して設備費を大幅に低
減できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1.2図はこの発明に係る飼育装置の構成状態を示す
縦断面図、第3図はチックガード上にワイヤを張り渡し
た状態を示す平面図、第4図はチックガードの間隔保持
部材を示す平面図、第5図は間隔保持部材の要部を示す
側面図、第6図はワイヤ張設用の支柱を示す正面図、第
7図はチックガードの肩囲を示す平面図、第8図は従来
の飼育装置を示す縦断面図である。 チックガード1、開口部1a、ワイヤ14、シー ト 
18,25  。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鶏舎内に立設配置した筒状をなす複数のチックガー
    ド(1)上にワイヤ(14)を張り渡すとともに、同ワ
    イヤ(14)にシート(18、25)を掛け、同シート
    (18、25)によりチックガード(1)の上端開口部
    (1a)を覆ったことを特徴とする鶏の雛の飼育装置。 2 前記シート(18、25)は断熱シートである特許
    請求の範囲第1項に記載の鶏の雛の飼育装置。
JP29006385A 1985-12-23 1985-12-23 鶏の雛の飼育装置 Pending JPS62146541A (ja)

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JP29006385A JPS62146541A (ja) 1985-12-23 1985-12-23 鶏の雛の飼育装置

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