JPS62145605A - フラツトケ−ブル - Google Patents
フラツトケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS62145605A JPS62145605A JP28456585A JP28456585A JPS62145605A JP S62145605 A JPS62145605 A JP S62145605A JP 28456585 A JP28456585 A JP 28456585A JP 28456585 A JP28456585 A JP 28456585A JP S62145605 A JPS62145605 A JP S62145605A
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- insulator
- flat cable
- electrical conductors
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- antistatic
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はフラットケーブルの帯電防止に関する。
一般にフラットケーブルは信号線の実装密度か高いので
、最近の高度な電子回路間或いは電子装置間の接続用に
多用されている。この電子回路等には集積回路が用いら
れており、この集積回路は益々高密度化の傾向にあり、
それによって集積回路の耐電圧は減少の傾向にある。
、最近の高度な電子回路間或いは電子装置間の接続用に
多用されている。この電子回路等には集積回路が用いら
れており、この集積回路は益々高密度化の傾向にあり、
それによって集積回路の耐電圧は減少の傾向にある。
一方、この種集積回路に接続されたフラットケーブルは
外周部が絶縁物によって形成されているので、他の部材
との摺動摩擦或いは風等の流体の通過によって、その絶
縁物か帯電して高電位になることがめる。この高電位は
フラットケーブルの電気導体を介して集積回路を同電位
に導き、結局その集積回路を絶縁破壊してしまうことが
あった。
外周部が絶縁物によって形成されているので、他の部材
との摺動摩擦或いは風等の流体の通過によって、その絶
縁物か帯電して高電位になることがめる。この高電位は
フラットケーブルの電気導体を介して集積回路を同電位
に導き、結局その集積回路を絶縁破壊してしまうことが
あった。
またこの種のフラットケーブルは電位の大きな差のある
電気導体が隣接し合う場合かある。この場合、前記と同
様にフラットケーブルの絶縁体或いはその一部が帯電し
、隣接電気導体間の電位差を益々増大させ、それによっ
てマイグレーションの伸張や放電による絶縁劣化を生ず
ることがあった。
電気導体が隣接し合う場合かある。この場合、前記と同
様にフラットケーブルの絶縁体或いはその一部が帯電し
、隣接電気導体間の電位差を益々増大させ、それによっ
てマイグレーションの伸張や放電による絶縁劣化を生ず
ることがあった。
このような欠点を補うため従来は、フラットケーブルの
絶縁体外周に導電層や半導電層からなる電磁遮蔽層を設
けることが行なわれている。しかしながらこの場合ケー
ブルの特性インピーダンスや伝搬遅延時間等の諸特性を
減殺してしまう欠点があり、又それを防ぐためには絶縁
体の厚さを充分厚くして電磁遮蔽層の影響を少なくする
必要があり不経済となる欠点があった。その上この上う
なχ1策を施してらフラットケーブルの絶縁体と電磁遮
蔽層とか摺動歴擦を生ずる場合にはそれによって帯電す
るのでttI+ =味である。
絶縁体外周に導電層や半導電層からなる電磁遮蔽層を設
けることが行なわれている。しかしながらこの場合ケー
ブルの特性インピーダンスや伝搬遅延時間等の諸特性を
減殺してしまう欠点があり、又それを防ぐためには絶縁
体の厚さを充分厚くして電磁遮蔽層の影響を少なくする
必要があり不経済となる欠点があった。その上この上う
なχ1策を施してらフラットケーブルの絶縁体と電磁遮
蔽層とか摺動歴擦を生ずる場合にはそれによって帯電す
るのでttI+ =味である。
そこでこの発明は、フラットケーブルの諸特性の猷殺を
極力少なくしつつケーブル絶縁体の帯電を防止せんとす
る乙のである。
極力少なくしつつケーブル絶縁体の帯電を防止せんとす
る乙のである。
上記問題点を解決するため、本出願人はフラットケーブ
ルの絶縁体の表面部に帯電防止層を設けてなるフラット
ケーブルを既に出願(特願昭59−263632号)し
ているが、ケーブルの電気特性の低下を可能な限り減少
せしめるためさらに検討した結果、本発明に至ったので
ある。そのためこの発明によれば、所定の間隔で並置さ
れた複数の電気導体と、これら複数の電気導体を離間支
持する絶縁体と、この絶縁体の少なくとも両面部に設け
られる帯電防止層とを備えるフラットケーブルにおいて
、両面部の帯電防止層は、帯電防止層相互間の絶縁体肉
厚方向における離間距離に対する隣り合う電気導体間の
離間距離の比が1以上のときは体積固有抵抗値が104
〜105Ω・cmであり、帯電防止層相互間の絶縁体肉
厚方向における離間距離に対する隣り合う電気導体間の
離間距離の比か1に満たないときはその体積固有抵抗値
が105Ω・cmより大きいフラットケーブルを構成す
る。
ルの絶縁体の表面部に帯電防止層を設けてなるフラット
ケーブルを既に出願(特願昭59−263632号)し
ているが、ケーブルの電気特性の低下を可能な限り減少
せしめるためさらに検討した結果、本発明に至ったので
ある。そのためこの発明によれば、所定の間隔で並置さ
れた複数の電気導体と、これら複数の電気導体を離間支
持する絶縁体と、この絶縁体の少なくとも両面部に設け
られる帯電防止層とを備えるフラットケーブルにおいて
、両面部の帯電防止層は、帯電防止層相互間の絶縁体肉
厚方向における離間距離に対する隣り合う電気導体間の
離間距離の比が1以上のときは体積固有抵抗値が104
〜105Ω・cmであり、帯電防止層相互間の絶縁体肉
厚方向における離間距離に対する隣り合う電気導体間の
離間距離の比か1に満たないときはその体積固有抵抗値
が105Ω・cmより大きいフラットケーブルを構成す
る。
この構成において、帯電防止層は絶縁体外表面部に微量
の導電体を分散させて形成することができ、この分散は
フラットケーブル絶縁体の押し出し成形時に行うことが
でき、又塗膜内に分散させろことらできる。
の導電体を分散させて形成することができ、この分散は
フラットケーブル絶縁体の押し出し成形時に行うことが
でき、又塗膜内に分散させろことらできる。
この発明によれば、フラットケーブルの絶縁体の少なく
とも両面部に帯電防止層が一体に或いは密接して設けら
れ、且つ両面部の帯電防止層の体積固有抵抗値が、帯電
防止層相互間の絶縁体肉厚方向における離間距離に対す
る隣り合う電気導体間の離間距離の比が1以上のときは
104〜105Ω・cmであって、それらの比が1に満
たないときには105Ω・cmでより大きいので、ケー
ブル絶縁体の表面部が直接他の部材と摩擦することや流
体流にさらされることが無くなり、又絶縁体表面部の帯
電防止層が摩擦その他によって荷電されたとしても、順
次放電するためフラットケーブル絶縁体が帯電すること
が無くなるばかりか、両面部の帯電防止層の体積固有抵
抗値を、導体ピッチと該帯電防止層相互間の離間距離と
の比に応じて上記範囲に設定するものであるから、帯電
防止層がケーブルの特性インピーダンスや伝搬遅延時間
等の電気特性に与える影響がほとんどなくなり、実用−
ト極めて有用なフラットケーブルとなる。
とも両面部に帯電防止層が一体に或いは密接して設けら
れ、且つ両面部の帯電防止層の体積固有抵抗値が、帯電
防止層相互間の絶縁体肉厚方向における離間距離に対す
る隣り合う電気導体間の離間距離の比が1以上のときは
104〜105Ω・cmであって、それらの比が1に満
たないときには105Ω・cmでより大きいので、ケー
ブル絶縁体の表面部が直接他の部材と摩擦することや流
体流にさらされることが無くなり、又絶縁体表面部の帯
電防止層が摩擦その他によって荷電されたとしても、順
次放電するためフラットケーブル絶縁体が帯電すること
が無くなるばかりか、両面部の帯電防止層の体積固有抵
抗値を、導体ピッチと該帯電防止層相互間の離間距離と
の比に応じて上記範囲に設定するものであるから、帯電
防止層がケーブルの特性インピーダンスや伝搬遅延時間
等の電気特性に与える影響がほとんどなくなり、実用−
ト極めて有用なフラットケーブルとなる。
なお、帯電防止層が絶縁体表面部に微量の導電体を分散
させてなる場合は、導電体粒子が該層の同電位化並びに
放電因子として有効に作用する。
させてなる場合は、導電体粒子が該層の同電位化並びに
放電因子として有効に作用する。
第1図はこの発明によるフラットケーブル1の端面図で
ある。このフラットケーブルlは8本の外径0.23m
mの電気導体2が1.0mmのピッチで等間隔に並置さ
れ、四弗化エチレン樹脂フィルムからなる二枚のフィル
ム状絶縁体3a、3bに挟持され厚さ0 、7 mmの
絶縁体3を形成している。この絶縁体3の両面部にはそ
れぞれ四弗化エチレン樹脂内に微量の導電体粒子、例え
ばカーボンブラック、二酸化チタン等を混入したフィル
ムからr父ろ帯電防止層4a、4bが熱融着、接着等の
手段によって密着されている。
ある。このフラットケーブルlは8本の外径0.23m
mの電気導体2が1.0mmのピッチで等間隔に並置さ
れ、四弗化エチレン樹脂フィルムからなる二枚のフィル
ム状絶縁体3a、3bに挟持され厚さ0 、7 mmの
絶縁体3を形成している。この絶縁体3の両面部にはそ
れぞれ四弗化エチレン樹脂内に微量の導電体粒子、例え
ばカーボンブラック、二酸化チタン等を混入したフィル
ムからr父ろ帯電防止層4a、4bが熱融着、接着等の
手段によって密着されている。
この場合、帯電防止層となる2枚のフィルム4a、4b
は、その離間距離T(絶縁体3の肉厚に相当に対する電
気導体2の隣り合う導体間距離Pの比か1よりも太きく
(P/T=1.0−0.2310゜7=1,1)設計さ
れており、そのため帯電防止層4a、4bの体積固有抵
抗値はIO4〜lo5Ω”cmの範囲に調整された乙の
が使用されている。
は、その離間距離T(絶縁体3の肉厚に相当に対する電
気導体2の隣り合う導体間距離Pの比か1よりも太きく
(P/T=1.0−0.2310゜7=1,1)設計さ
れており、そのため帯電防止層4a、4bの体積固有抵
抗値はIO4〜lo5Ω”cmの範囲に調整された乙の
が使用されている。
なお、絶縁体3の肉厚を薄くし、その結果帯電防止層4
a、4bの離間距離Tに対する電気導体2の隣り合う導
体間距離Pの比を1未満に設定する場合には、帯電防止
層4a、4bはその体積固有抵抗値か+05Ω・clT
lよりも大きなものが使用されろ。
a、4bの離間距離Tに対する電気導体2の隣り合う導
体間距離Pの比を1未満に設定する場合には、帯電防止
層4a、4bはその体積固有抵抗値か+05Ω・clT
lよりも大きなものが使用されろ。
このように、フラットケーブル1の大部分を帯電防止層
4a、4bによって覆うことにより、絶縁体3の帯電は
有効に阻止されるばかりか、帯電防止層4a、4bの体
積固有抵抗値が上記範囲に設定されたものを使用するか
ら、ケーブル1の特性インピーダンスや伝搬遅延時間等
の電気特性に影響を与えることがない。
4a、4bによって覆うことにより、絶縁体3の帯電は
有効に阻止されるばかりか、帯電防止層4a、4bの体
積固有抵抗値が上記範囲に設定されたものを使用するか
ら、ケーブル1の特性インピーダンスや伝搬遅延時間等
の電気特性に影響を与えることがない。
第2図はこの発明による他の実施例によるフラ) ッ
トケーブル5の端面図である。
トケーブル5の端面図である。
この場合のフラットケーブル5は、外径0.23mmの
12本の電気導体6が0.635mmのピッtチで等間
隔に並置され、任意の押し出し樹脂からなる絶縁体7(
被覆厚Tは0 、9 mm)によって離間支持されてい
る。そしてこの絶縁体7の外表面部に形成される帯電防
止層8は、絶縁体7の押し出し直後にその表面部?こ微
量の導電体を分散保持せしめて得るか、或いは絶縁体7
の押し出し時にその外表面部に微量の導電体を分散せし
めた樹脂を同時押し出しく二色押し出し)することによ
って得る手段によって、絶縁体の押し出し成形時に施さ
れ、それら帯電防止層の体積固有抵抗値は、絶縁体7の
肉厚方向の両面部に設けられる帯電防止層8a、8bの
離間距離Tに対する電気導体6のピッチPの比がIに満
たない(P/T=0.635−0゜2310.9二0.
45)ものであるから、105Ω・cmよりも高くなる
ように形成される。また、帯電防止層8 a、 8 b
の離間距離Tに対する電気導体6のピッチPの比を1以
上にする場合には、帯電防止層8はその体積固有抵抗値
が104〜10’Ω・cmとなるように形成する。
12本の電気導体6が0.635mmのピッtチで等間
隔に並置され、任意の押し出し樹脂からなる絶縁体7(
被覆厚Tは0 、9 mm)によって離間支持されてい
る。そしてこの絶縁体7の外表面部に形成される帯電防
止層8は、絶縁体7の押し出し直後にその表面部?こ微
量の導電体を分散保持せしめて得るか、或いは絶縁体7
の押し出し時にその外表面部に微量の導電体を分散せし
めた樹脂を同時押し出しく二色押し出し)することによ
って得る手段によって、絶縁体の押し出し成形時に施さ
れ、それら帯電防止層の体積固有抵抗値は、絶縁体7の
肉厚方向の両面部に設けられる帯電防止層8a、8bの
離間距離Tに対する電気導体6のピッチPの比がIに満
たない(P/T=0.635−0゜2310.9二0.
45)ものであるから、105Ω・cmよりも高くなる
ように形成される。また、帯電防止層8 a、 8 b
の離間距離Tに対する電気導体6のピッチPの比を1以
上にする場合には、帯電防止層8はその体積固有抵抗値
が104〜10’Ω・cmとなるように形成する。
さらに、帯電防止層としては、例えば塗料に微量の導電
性充填材を分散させ、上記比率に応じた抵抗値となるよ
うに調整したしのをフラットケーブル本体の少なくとも
両面部(絶縁体の肉厚方向)に塗布して形成することも
できる。
性充填材を分散させ、上記比率に応じた抵抗値となるよ
うに調整したしのをフラットケーブル本体の少なくとも
両面部(絶縁体の肉厚方向)に塗布して形成することも
できる。
これらの各種の帯電防止層によってケーブルの電気特性
を減殺せしめないためには、フラットケーブル本体の両
面部に設けられる帯電防止層相互の離間距離に対するフ
ラットケーブル本体の隣り合う電気導体間の離間距離の
比が1以上のときに帯電防止層の体積固有抵抗値104
〜105Ω・cmとし、上記した比率が1に満たないも
のについてはその体積固有抵抗値を+05Ω・cmより
太きくぐれば良い。
を減殺せしめないためには、フラットケーブル本体の両
面部に設けられる帯電防止層相互の離間距離に対するフ
ラットケーブル本体の隣り合う電気導体間の離間距離の
比が1以上のときに帯電防止層の体積固有抵抗値104
〜105Ω・cmとし、上記した比率が1に満たないも
のについてはその体積固有抵抗値を+05Ω・cmより
太きくぐれば良い。
なお、帯電防止層が少なくとも両面部に設けられるフラ
ットケーブル本体としては、上記した第1図及び第2図
実施例のようにテープ積層方式によるしの、押し出し方
式によるもの以外に、図示はしないが、例えば複数の絶
縁電線を並べそれらを融着または接着により一体化せし
めたもの、或いは複数の絶縁電線を縦糸に見たて、それ
らを合成繊維等を横糸として織物状に編んでなる、いわ
ゆる製織ケーブル等を用いることができる。さらに、こ
れらフラットケーブル本体においては、電気導体の構成
、その本数、及び隣り合う電気導体間の離間距離Pの変
更が可能で、またフラットケーブル本体の絶縁体の材質
、被覆厚、断面形状等の変更も任意である。
ットケーブル本体としては、上記した第1図及び第2図
実施例のようにテープ積層方式によるしの、押し出し方
式によるもの以外に、図示はしないが、例えば複数の絶
縁電線を並べそれらを融着または接着により一体化せし
めたもの、或いは複数の絶縁電線を縦糸に見たて、それ
らを合成繊維等を横糸として織物状に編んでなる、いわ
ゆる製織ケーブル等を用いることができる。さらに、こ
れらフラットケーブル本体においては、電気導体の構成
、その本数、及び隣り合う電気導体間の離間距離Pの変
更が可能で、またフラットケーブル本体の絶縁体の材質
、被覆厚、断面形状等の変更も任意である。
以上の通り、所定間隔で並置された複数の電気導体と、
これら複数の電気導体を離間支持する絶縁体と、この絶
縁体の少なくとも両面部に設けられる帯電防止層とを備
えるフラットケーブルにおいて、両面部の帯電防止層の
体積固有抵抗値を帯電防止層相互間の絶縁体肉厚方向に
おけろ離間距離に対する隣り合う電気導体間の離間距離
の比が1以上のときに104〜105Ω・cmとし、上
記比率が1に満たないときには105Ω・cmよりも大
きく構成することにより、ケーブル外表面部の帯電が有
効に阻止されるので、該ケーブルに接続された集積回路
等の回路素子を破損する等帯電による種々の不都合を生
ずることが無くなり、電子装置の信頼性が高められる効
果が得られる。
これら複数の電気導体を離間支持する絶縁体と、この絶
縁体の少なくとも両面部に設けられる帯電防止層とを備
えるフラットケーブルにおいて、両面部の帯電防止層の
体積固有抵抗値を帯電防止層相互間の絶縁体肉厚方向に
おけろ離間距離に対する隣り合う電気導体間の離間距離
の比が1以上のときに104〜105Ω・cmとし、上
記比率が1に満たないときには105Ω・cmよりも大
きく構成することにより、ケーブル外表面部の帯電が有
効に阻止されるので、該ケーブルに接続された集積回路
等の回路素子を破損する等帯電による種々の不都合を生
ずることが無くなり、電子装置の信頼性が高められる効
果が得られる。
またこの発明゛によれば、帯電防止層の体積固有抵抗値
を上記範囲に設定したから、特性の減殺なしに帯電を防
止でき、逆に所定の特性を有する無帯電フラットケーブ
ルを得るために絶縁体の厚さをあまり増大する必要がな
くなり、経済的にも、又機器内配設空間的にも利益が得
られる。
を上記範囲に設定したから、特性の減殺なしに帯電を防
止でき、逆に所定の特性を有する無帯電フラットケーブ
ルを得るために絶縁体の厚さをあまり増大する必要がな
くなり、経済的にも、又機器内配設空間的にも利益が得
られる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、例えば帯電防止層の材質、形状、形成方法等の変更は
任意で、この発明の技術思想内での種々の変更はもちろ
ん可能である。
、例えば帯電防止層の材質、形状、形成方法等の変更は
任意で、この発明の技術思想内での種々の変更はもちろ
ん可能である。
第1図はこの発明によるテープ積層フラットケーブルの
端面図、第2図はこの発明による樹脂押し出しフラット
ケーブルの端面図である。 !、5.フラットケーブル、 2.6:電気導体、
3.7・絶縁体、 4a、4b、8・帯電防止層。
端面図、第2図はこの発明による樹脂押し出しフラット
ケーブルの端面図である。 !、5.フラットケーブル、 2.6:電気導体、
3.7・絶縁体、 4a、4b、8・帯電防止層。
Claims (4)
- (1)所定の間隔で並置された複数の電気導体と、これ
ら複数の電気導体を離間支持する絶縁体と、この絶縁体
の少なくとも両面部に設けられる帯電防止層とを備える
フラットケーブルにおいて、両面部の帯電防止層は、帯
電防止層相互間の絶縁体肉厚方向における離間距離に対
する隣り合う電気導体間の離間距離の比が1以上のとき
はその体積固有抵抗値が10^4〜10^5Ω・cmで
あり、帯電防止層相互間の絶縁体肉厚方向における離間
距離に対する隣り合う電気導体間の離間距離の比が1に
満たないときはその体積固有抵抗値が10^5Ω・cm
より大きいことを特徴とするフラットケーブル。 - (2)特許請求の範囲第1項に記載のフラットケーブル
において、両面部の帯電防止層は絶縁体両面部に分散せ
しめた微量の導電体含有部からなることを特徴とするフ
ラットケーブル。 - (3)特許請求の範囲第2項に記載のフラットケーブル
において、微量の導電体は絶縁体の押し出し成形時に施
されることを特徴とするフラットケーブル。 - (4)特許請求の範囲第2項に記載のフラットケーブル
において、微量の導電体は塗膜を介して分散されること
を特徴とするフラットケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28456585A JPS62145605A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | フラツトケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28456585A JPS62145605A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | フラツトケ−ブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62145605A true JPS62145605A (ja) | 1987-06-29 |
Family
ID=17680106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28456585A Pending JPS62145605A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | フラツトケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62145605A (ja) |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP28456585A patent/JPS62145605A/ja active Pending
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