JPS62142195A - 5−モノフルオロメチル−および5−ジフルオロメチル−ウラシル ヌクレオシド - Google Patents

5−モノフルオロメチル−および5−ジフルオロメチル−ウラシル ヌクレオシド

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JPS62142195A
JPS62142195A JP61246441A JP24644186A JPS62142195A JP S62142195 A JPS62142195 A JP S62142195A JP 61246441 A JP61246441 A JP 61246441A JP 24644186 A JP24644186 A JP 24644186A JP S62142195 A JPS62142195 A JP S62142195A
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JP
Japan
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deoxy
arabinofuranosyl
tert
butyldiphenylsilyl
acetyl
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JP61246441A
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English (en)
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キョウイチ エイ.ワタナベ
ジャセンカ マトリック−アダミック
リチャード ダブリュ.プライス
ジャック ジェイ.フォックス
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Memorial Sloan Kettering Cancer Center
Original Assignee
Sloan Kettering Institute for Cancer Research
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/02Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
    • C07H19/04Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
    • C07H19/06Pyrimidine radicals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ここに記載した発明はアメリカ保健福祉省の補助金を得
て進めてきた研究の途中で完成したものである。
背   景 5−トリフルオロメチルウラシルは最初はトリフルオロ
アセトンシアノヒドリンを出発原料とし、多くの行程を
径で、非常に低い収率で得られた物質である(Heid
elberger 、はが、J、 Am。
chem、 Soc、、 84.3527(1962)
 : J、 Med、 Chew、。
7、1(1964))。その後この化合物はウラシル−
5−カルボン酸を四弗化硫黄で処理してもっと容易に得
られるようになった(Mertes、はが、J 、 M
ed 。
chem、9,876(1964))。2′−デオキシ
ヌクレオサド、すなわち1−(2’−デオキシ−β−D
−エリ゛トロペントフラノシル)−5−トリフルオロメ
チルウラシル、略号F、 TDRは塩基と糖ハロゲン化
合物を縮合させ、非常に低い収率で得られた(llei
delberger 。
ほか、上記の引用文献)。トリフルオロメチル−ウラシ
ルヌクレオサイドは単純庖疹および多くの腫瘍系に活性
がある(Heidelberger、 Progr。
Nucleic Ac1d Res、 Mo1. Bi
ol、、 4.1 (1965) :Cancer R
es、、 30.1549 (1970))。
5−ジフルオロメチルウラシルも合成されたが、中性の
水溶液中では非常に不安定なことが認められた(Mar
tea +ほか、上記)。この塩基を含有するヌクレオ
サイドはまだ合成されていない。
5−モノフルオロウラシルを合成しようとする試みは失
敗に終っている(Martea、上記)。5−モノフル
オロメチルウラシルヌクレオサイドは知られていない。
我々の理論的の考察によると5−(部分的にフロル化し
た)−メチルウラシル類のN−1位を1ケのアルキル、
あるいは糖構造物で置換すると異頃環塩中のフッソの不
、安定性を軽減できると推定される。それ故5−(部分
的にフルオロ化した)メチルウラシル類が予め作ってお
いたヌクレオサイドから合成できると考えられる。
総   括 今回の発明のヌクレオシドは下の一般式Iで示すことが
できる; この式でXあるいはX′の一方は常にHである。
XあるいはX′はHlOR”あるいはハロゲン。
例えばフッソ、クロール、ブローム、ヨード、あるいは
偽ハロゲン例えば炭素数1−5の低級アルキルスルフォ
ニル基、例えばメチル−、エチル−プロピル−、イソプ
ロピル−ブチル−。
イソブチル−1第二級ブチルー第三級ブチルー1および
°ペンチルスルフォニル、あるいはアリルX/L/7オ
ニル、例えばベンゼン−、パラ−トルエン−、パラ−ニ
トロベンゼンスルフォニル基である。
Yはモノフルオロメチル(C1,F)あるいはジフルオ
ロメチル(CIIF2)である。
R1,R2およびR3は同一のものでも別のものでもよ
い。これらはハロゲンあるいは炭素原子1から20ケま
でのアルキル基、例えばフォルミル、アセチル、プロピ
オニル、インプロピオニル、ブチリル、イソブチリル、
第3−ブチリル、バレリル、ピバロイル、カプロイル、
カプリル、ラウリル、ミリスチル、パルミチル、ステア
リル、アラキトニル、スチリギル、バルミトイル、オレ
イル、リルニル、アラキトニル、その他類似のもの、あ
るいはトリ置換シリル基、例えば第3−ブチル−ジメチ
ルシリル、第3−ブチルジフェニルシリル、ジメチルフ
ェニールシリル、および類似のもの。
発明の記述 この発明は新しい種類のヌクレオシドで、そのアグリコ
ンに5−モノフルオロメチルウラシルあるいは5−ジフ
ルオロメチルウラシルを含有してものに関連している。
また今回の発明はウラシルヌクレオシドで、C−5位に
部分的にフロル化されたメチル基を含有しているもの、
あるいはそれの合成のための中間体の製造法に関連して
いる。
この発明の行程の出発物質は次の一般式■で取りまとめ
て示すことができる。
OX XあるいはX′はハロゲン XあるいはX′は前に定めた通り。
式■のヌクレオシドは有機の塩基、例えばピリジンある
いはトリエチルアミン中でアルカン酸クロライドあるい
はアルカン酸アンヒドライドでアシル化した。式■のヌ
クレオシドのアシル化はまたアルカン酸クロライドある
いはアルカン酸アンヒドライドで、適当な溶媒、例えば
メチレンクロライド、クロロフォルム、ジクロロエタン
、あるいはテトラクロロエタン中で、有機塩基、例えば
ピリジン、ルチジン、コリジン、トリエチルアミン、N
、N−ジエチルアニリン、パラ−(ジメチルアミン)ピ
リジン、1,3−ジアザビサイクロ(5,4,03ウン
デク−7−エン、あるいは1.5−ジアザビサイクロ(
4,3,01−ノン−5−エン中で実施した。
反応が終了したとき反応混合物は過剰量のアルカノール
、例えばメタノール、エタノール。
プロパツールあるいはその他の類似のものを加えて冷却
し、アシル化剤を加水分解した。この混合物を濃縮した
あとでアシル化した中間体を純粋な状態で得ることがで
きる。そのためにはこの残留物を処々の溶媒あるいは溶
媒系から直接再結晶するか、あるいはシリカゲルG60
のカラムで各種の溶媒系を用いてクロマトグラフ法で精
製する。上の方法で得られたアシル化した中間体は次の
一般式■で示すことができる。
R”OX XあるいはX′は常に水素 XあるいはX′はOR3、あるいはハロゲン。
例えばフロル、クロール、ブロム、ヨード、あるいは偽
ハロゲン、例えば低級アルキルスルフォニル基で、その
低級アルキルスルフォニル基のアルキルは炭素原子1−
5のもの。その実例はメチル−、エチル−、プロピル−
、イソプロピル−、ブチル−、イソブチル−1第2−ブ
チル−1第3−ブチル−、ペンチルスルフォニル、ある
いはアリルスルフォニル、例えばベンゼン−、パラトル
エン−、パラ−ニトロベンゼンスルフォニル基。
R1,R”およびR3は同じもので、炭素原子1−20
のアリル基である。その実例をあげるとフォルミル、ア
セチル、プロピオニル、イソプロピオニル、ブチリル、
イソブチリル、第3−ブチリル、バレリル、ピバロイル
、カプロイル。
カプリル、ラウリル、ミリスチル、パルミチル、ステア
リル、アラキトニル、スチリギル、バルミトイル、オレ
イル、リルニル、アラキトニル、その他のもの。
一般式■のヌクレオシドはまたトリ置換−シリルクロラ
イド、例えば第3−ブチルジメチルシリル、第3−ブチ
ルジフェニルシリルあるいはジメチルフェールシリルク
ロライドを用い、有機溶媒、例えばピリジンあるいはト
リエチルアミン中で処理して部分的にシリル化した対応
する中間体に変えた。一般式■のヌクレオシドのシリル
化はまたトリ置換シリルクロライドで実現できる。この
とき溶媒には適当のもの、例えばメチレンクロライド、
クロロホルム、ジクロロエタン、テトラハイドロフラン
、ジオキサン、ベンゼン、アセトニトリル、醋酸エチル
、その他類似のものを用い有機塩基、例えばピリジン、
ルチジン、コリジン、トリエチルアミン、N、N−ジエ
チルアニリン、パラ−(ジメチルアミノ)ピリジン、1
,3−ジアザビサイクロ(5,4゜0〕ウンデケ−7−
エン、あるいは1,5−ジアザビサイクロ(4,3,0
)ラネー5−エンの存在下で反応させた。シリル化反応
は一40℃から147℃の間の温度で(最適温は20’
−30℃)、1時間及至6日の期間に実施できる。
反応を溶媒を用いないで実施したとき、あるいは水と混
和する非プロトン性の溶媒中で実施したときはこの反応
混合物を減圧で濃縮し、残留物を非プロトン性の溶媒1
例えばメチレンクロライド、クロロホルム、ベンゼンあ
るいはその他類似のものにとかし、水で洗い、硫酸ソー
ダあるいは硫酸マグネシウム上で乾燥し、次に真空濃縮
した。反応を水と混和しない非プロトン性溶媒中で実施
したあとで、この混合物を冷水中に加え、有機層を分取
し、硫酸ソーダ、あるいは硫酸マグネシウム上で乾燥し
、次いで真空濃縮した。この残留物は直接再結晶するか
シリカゲルG60のカラムで各種の溶媒系を用いて精製
した。
シリル化した中間体は一般弐■で示すことができる。こ
の式で; XあるいはX′は水素。
XあるいはX′はOR3、ハロゲン、例えばフロール、
クロール、ブローム、ヨード、あるいは偽ハロゲン、例
えば炭素1−5の低級アルキルスルフォニル基。その実
例をあげるとメチ−ルー、エチル−、プロピル−、イソ
プロピル−、ブチル−、イソブチル−1第2−ブチル−
1第3−ブチル−、ペンチル−スルフォニル、あるいは
アリルスルフォニル、例えばベンゼン−、パラ−トルエ
ン−、パラ−ニトロベンゼンスルフォニル基。
R1、R2およびR3の中で、1ヶ、あるいは2ケはト
リ置換−シリル基1例えば第3−ブチルジメチル−1第
3−ブチルジフェニル−1あるいはフェニールジメチル
−シリル基であり、残りは水素である。
一般弐■の中間体のヌクオサイド類は1−2当量のブロ
ムと紫外線照射のもとで、ポリハロゲン化炭素溶媒、例
えば四塩化炭素の中で、0°から77℃の範囲の温度で
、1−6時間反応させた。1当量のブロムを用いたとき
は5−モノブロモメチルウラシルヌクレオシド(一般式
■、Y=CH2Br)が形成される。
一般弐■の中間体と2当量のブロムを反応させると5−
ジブロモメチルウラシルヌクレオシド(一般式1 、 
Y=CHB rz)が形成される。
この反応を完了したあとでこの混合物にチッソガスを1
0分乃至1時間(できれば30分間)ぶくぶく泡をたて
て導入し、ブロム化反応中に生成されたブロム水素を除
く。次にこの混合物を真空濃縮し、粗製のブロモメチル
ウラシル中間体(一般式I、Y=CH,BrあるいはC
HBr2)を得た。これは精製できるが非常に不安定な
粉末である。もっと実際的な方法として、ブロモメチル
ウラシル中間体を精製しないで、この混合物をそのまま
フロール化することができる。
すなわち粗製の中間体を適当な非プロトン性溶媒にとか
し、フロール化剤を加える。フロール化剤に銀フロライ
ドを用いたときは、溶媒にはアセトニトリルが適当であ
る。フロール化剤にテトラブチルアンモニウムフロライ
ドを用いるときはテトラハイドロフランが最適の溶媒で
ある。フロール化剤にAmberlyst A−26(
F−)を使用するときは溶媒はアセトンが適している。
この混合物は一40°から80℃の範囲の温度(なるべ
く−10’から30℃)で、5分乃至5時間。
はげしく攪拌した。この混合物を濾過して不溶物を除き
、濾液を水で洗い、硫酸ナトリウム。
あるいは硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空濃縮し、残
留物はクロマトグラフ法で精製した。
カラムはシリカゲルG60、溶媒系には種々のものがあ
るが、特に適当なのはnヘキサン−醋酸エチル、あるい
はメチレンクロライド−テトラハイドロフランの配合物
である。
一般式Iのヌクレオサイドの遊離の形で、YはCH2F
あるいはCHF2、R1とR2は水素のものを対応する
アシル中間体(一般式■、この式でYはCH2Fあるい
はCHF2、R1とR2は同一で、アルカノイル基)か
ら合成した。その方法はこの出発原料を先づ無機酸を水
あるいはアルカノールにとかしたもの、特に適当なのと
してメタノールに塩化水素を1%−5%含有するものを
用いて処理した。更に好ましい方法として、一般式■の
遊離のヌクレオシドを一部シリル化した対応する中間体
(一般式■、YはCH2FあるいはCHF2、R1およ
び/あるいはR2はトリ置換シリル基、XあるいはX′
はOHあるいはトリ置換シリルオキシ基)を適当な溶媒
、 とくに好ましいものとしてテトラ−n−ブチルアン
モニウムフロライドをテトラハ2、イドロフランに加え
た溶媒中でフロライドイオンで処理して製した。
遊雅のヌクレオシド(一般式■、YはCH2Fあるいは
CHF2、R1とR2は水素)、およびそれのアシル化
同族体(一般式!、YはCH2FあるいはCHF2、R
1とR21ま同じもの、あるいは別のもの、およびアル
カノイル)は有用な治療薬となり、抗ウィルス活性およ
び/あるいは抗ガン活性を示すことがあり、医薬用の製
剤として用いられる。この場合には医薬用の適当な担体
と共に用いられる。この担体には有機性あるいは無機性
の不活性のもので経口投与、あるいは注射での投与に適
したものが用いられる。その実例をあげると水、ゼラチ
ン、アラビアゴム、乳糖、デンプン、ステアリン酸マグ
ネシウム、タルク、植物油、ボッアルキレングライコー
ル類、ワセリン、その他。医薬品は固体のもの(例、錠
剤、丸剤、坐剤、カプセル剤)も、液状のもの(例、溶
液、懸濁剤あるいは乳剤)もある。製品は減菌すること
ができ、また/あるいは補助剤として防腐剤、安定剤、
湿潤剤あるいは乳化剤、浸透圧を変えるための塩類。
あるいは緩衝剤を加えることができる。これらの製品は
また他の治療用の薬剤を含有することもできる。
次に実施例をあげ、この発明の行程と製品の説明を行う
。しかしこの発明はこれだれに限定されるものではない
実施例1 l−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノ
フラノシル)チミン(1,5g、 5.フロミリモル)
を乾燥したピリジン(15m Q )にとかし、無水醋
酸(5m Q )を加えた。この混合物を室温で1夜攪
拌し、次に真空で濃縮した。残留物をシリカゲルG60
のカラムで、溶出液にn−ヘキサン−醋酸エチル(1:
2)を用いてクロマトグラフ法で精製した。UV吸収性
の主フラクションを蒸発させると1−(3,5−ジー0
−アセチル−2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−ア
ラビノフラノシル)チミン(1,62g、 82%)が
無色の無品形物として得られた。
1HNMR(CDCM、) s 1.94(3H,S、
 Me)、2.13(3H,S、 Ac)、 2.17
(3B、 S、 Ac)4.25(IHlm、11−4
’ )、4.44(2H,m、 H−5’ 5’ )、
 5.10(IH,dd。
■−2′、+21、F=49.95、J、 ll、’ 
=2.74H,)、5.23(IH,dd、 )I−3
’、J、l、F=16.33、J、ll、’=2.61
)、6.22(IH,dd、H−1’  、J、’  
、  F=21.95、Jll、2′=2.74)、7
.33(LH,S、1(−6)、9.91(IH,S、
NH1交換できる)。
ミクロ分析(C14H1□FN20.) 。
理論値: C,48,84:H14,98: N、8.
14実測値二〇、48.98 :H2S、12: N、
8.08同じ操作法を用い、ただ出発原料にそれぞれ異
なる2′−置換体を用いて下記の化合物を得た: 1− (3’ 、 5’−ジー○−アセチル−2′−ク
ロロ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)
チミン。
1− (3’ 、5’−ジー0−アセチル−2′−ブロ
モ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)チ
ミン。
1− (3’ 、 5’−ジーO−アセチル−2′−デ
オキシ−2′−ヨード−β−D−アラビノフラノシル)
チミン。
1− (3’ 、 5’−ジーO−アセチル−2′−デ
オキシ−2′ フルオロ−β−D−リボフラノシル)チ
ミン。
1− (3’ 、5’−ジーO−アセチル−2′−クロ
ロ−2′−デオキシ−β−D−リボフラノシル)チミン
1− (3’ 、 5’−ジーO−アセチル−2′−ブ
ロモ−2′−デオキシ−β−D−リボフラノシル)チミ
ン。
1− (3’ 、 5’−ジー0−アセチル−2′−デ
オキシ−2′−ヨード−β−D−リボフラノシル)チミ
ン。
実施例2 チミジン(0,50g、2.06ミリモル)と第3級−
ブチルジフェニルシリルクロライド(0,60mA、2
.31ミリモル)を乾燥ピリジンに加えた混合物を室温
で1夜攪拌し、次いで真空濃縮した。この残留物をメチ
レンクロライドに溶かし、その溶液を水で洗い、硫酸ソ
ーダ上で乾燥し、真空濃縮した。その残留物をアセトン
−nヘキサンから再結晶し、5′−〇−第第3一−ブチ
ルジフエニシリルチミジン600mg)を得た。その融
点は17〇−171℃。母液から更に少i(150mg
)のシリル化生成物を得た。総数率は76%。
JIMNR(CDCQ 3 )  s 1.09(91
4、s、 t−Bu)、1.64(3H,s、 Me)
、1.94−2.63(2H,m、+1−2’ 、2”
)、3.70−4.12(3H,m、H−4′,5′−
ジ−O、5#)、4.57(IH,m、H−3’ )、
6.41(IH,dd、  H−1’、 J工’、 2
’、 =7.93゜J1’ 、 2”=6.10H□)
、7.26−7.76  (11H,m、tl−6とp
h) 、 8.94(IH,S、 NF、交換できる)
微量分析(C,、H,2N、 O,S i )、理論値
:C164,97:H,6,71:N、5.83゜実測
値二〇、65.05:H,6,75:N、 5.91゜
同じ方法を用い、出発原料に対応する2′−置換ヌクレ
オサイド同族体を用いて、次の各化合物を製造した: 1−(5’ −0−第3−ブチルジフェニルシリル−2
−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシ
ル)チミン。
1−(5’ −0−第3−ブチルジフェニルシリル−2
−クロロ−2−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル
)チミン。
1−(5’ −0−第3−ブチルジフェニルシリル−2
−ブロモ−2−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル
)チミン。
1−(5’ −〇−第3−ブチルジフェニルシリル−2
−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)
チミン。
1−(5’ −0−第3−ブチルジフェニルシリル−2
−クロロ−2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)チ
ミン。
1−(5’ −0−第3−ブチルジフェニルシリル−2
−ブロモ−2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)チ
ミン。
実施例3 5−メチルウリジン(3,00g、 10.06ミリモ
ル)と第3−ブチルジフェニルシリルクロライド(6,
50ミリΩ、25.0ミリモル)を乾燥した。N、 N
−ジメチルフオルマミド(60m Q )にとかした溶
液に更にイミダゾール(3,OOg、44.07ミリモ
ル)を加え、この混合物を室温で1夜攪拌した。溶媒は
真空蒸溜で除去し、残留物をメチレンクロライドと水の
混液中で分配させた。有機溶媒層を分取し、水で2回洗
い、真空濃縮した。残留物をクロマトグラフ法で分別し
た。カラムはシリカゲルG60、溶出液は四塩化炭素−
アセトン(toot)を使用した。2つの分割を得た。
第1の分割を真空蒸発し、残留物を四塩化炭素−石油エ
ーテル混液から再結晶し、1−(2’ 、5’−ジー〇
−第3−ブチルジフェニル−β−D−リボフラノシル)
チミン(3,78g、51%)を得た。融点97−99
℃。
’IINMR(CDCQ3)sO,92(9H,s、 
t−Bu)、1.11(9H1s、 t−Bu)、 1
.58(5H,d、5−Me、 JMe、 6=1.2
4Hz)、5.73(IH,dd、 H−5’、J、l
、s’ =11.73、J4′1.′=1.64)、 
3.91(ill、 dd、 H−5’ 、Js’ 、
、’ =11.73、J4’ 、 、’ =1.92)
、4.15(III、m、 H−4’ )、4.39(
211、m、 I(−2′,5′−ジ−O)、6.20
(LH,trr、 H−1’)、6.75(111、d
、 H−6、JMe、6=1.24)、7.10−7.
71(20H1rn、 ph)、 7.51(IH1広
域S、 NH,交換できる)。
ミクロ分析(C42H5ON20@ S l t ’ 
2 Hz O)。
理論値:C165,21:N17.06:N、5.63
、実測位−C165,20:)I、?、10:N、5.
44゜第2分割からはベンゼン−ヘキサンで再結晶して
1=(3’、5′−ジーロー第3−ブチルジフェニルシ
リル−β−D−リボフラノシル)チミンを得た。
、  (1,56g、25%)。融点86−89℃。
1HNMR(CDCQ3)s O,96(9H−s、t
−Bu)、1.13(9H1s、  t−Bu)−1,
49(38,5,5−Me)、2.81(Illdd、
 1(−5’ 、J、’ 、 、’ =11.66、 
J4’ 、 S’ =1.92)、  3.54(IH
,dd、  I+−5’  、  J、’   、  
、’  =11.66、  J 4’  、、’ =1
.38)、3.77(1)1.m、H−4’  )4.
19(LHlm、H−3’  )、4.46(LH,r
m、H−2’  )−6,16(IL  d。
H−1’J、’1.’=7.68)、 7.08−7.
78(21H1m、 )l−6およびph)、3.35
(ill、S、 NH,交換できる)。
ミクロ分析(C42Hs n Nz Os Siz )
理論値: C68,63: H6,80: N 3.8
1実測値: C68,74: H7,09: N 3.
65同じ方法を用い、出発原料に1−(β−D−アラビ
ノフラノシル)チミンを使用して 1−(3′,5′−ジ−O−ジーロー第3−ブチルジフ
ェニルシリル−β−D−アラビノフラノシル)チミンと
1−(2,5−ジーロー第3−ブチルジフェニルシリル
−β−D−アラビノフラノシル)チミンを得た。
実施例4 3′,5′−ジ−O−ジー0−7セチルチミジン(4,
50g、 13.78ミリモル)と四塩化炭素の混合物
の容器に還流冷却器をつけ、チッソを導通しながら加熱
し、透明な溶液を得た。この加熱沸騰している溶液にブ
ロム(0,8m Q  15.61ミリモル)を四塩化
炭素(18m Q )にとかした溶液を2−3時間かけ
て徐々に添加し、 また反応混合物は500ワツトの紫
外線灯で照射した。ブロムを加え終ったあとで、この溶
液にチッソを30分間ぶくぶく導通し、ブロム水素を除
去した。この溶液は真空で濃縮し乾かした。 ここに5
−ブロモメチル−ウラシルヌクレオサイド中間体の粗製
物を得た。これを無水アセトニトリル(50m Q )
にとかし、粉末状の弗化銀(8g 63.10mモル)
を加え、室温で15分間激しく攪拌した。沈殿物は濾過
して除き、濾液は真空で濃縮乾燥した。この残留物はク
ロロホルムにとかし、水、次いで食塩水で洗い、硫酸ソ
ーダ上で乾燥し、濃縮乾燥した。この残留物はシリカゲ
ルG60カラムで、n−ヘキサン−醋酸エチル(1: 
1)を溶剤としてクロマトグラフ法で分別した。主フラ
クションを減圧濃縮し、残留物をメチレンクロライド−
エーテル−石油エーテルの混液から再結晶し、 1−(3′,5′−ジ−O−ジーO−アセチル−β−D
−エリトロペントフラノシル)−5−モノフルオロメチ
ルウラシルを得た(1.5g、 32%)融点24−2
7℃。
’ HN M R(CDCQ s ) S 2−12(
6H,S、3’ =5’−Ac)。
2.24(IH,m、 H−2’)、2.57(IH,
dq、 H−2”、J2′。
、’=14.27、J1’ 、 2”=5.77、 J
2’、3:2.06)、4.31(3)1. fil、
 H−4’ 、5’ 、5”)、5.19(2H,dd
、 CH2F、JH。
F=47.48.JH,H=3.29)、5.25(1
)1.@、H=3’)、 6.32(Ill、 dd、
 H=1’、 J、’、、’=8.24、J1’ 、 
、’==5.77)。
7.69(IH,d、H−6,J、、 F=2.47)
ミクロ分析(CユJxtFNzOt) 理論値: C48,84: I+ 4.98 : F 
5.52 : N 8.14実測値: C49,14:
 H5,21: F 5.21 : N 7.87実施
例5 l−(3’ 、5’−ジ−O−アセチル−2′−デオキ
シ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)チ
ミン(170”g* 0−49+nモル)実施例4に記
した方法でブロム化した。粗製の5−ブロモメチルウラ
シルヌクレオサイドを無水テトラハイドロフラン(1m
Q)にとかし、テトラ−n−ブチルアンモニウムフロラ
イド0.5Mをテトラハイドロフラン(2m Q )に
とかした液を添加した。この混合物は室温で30分間攪
拌し、次にシリカゲルG60のカラムで、溶出剤にn−
ヘキサン−醋酸エチル(1:2)を用いてクロマトグラ
フ法で分別精製した。ここに得られたフラクションを濃
縮し、その残留物をベンゼンから再結晶し、 1−(3,5−ジ−O−アセチル−2−デオキシ−2−
フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−5−モノフ
ルオロメチルウラシルを得た(22mg、 12%)融
点109−110℃。
”HNMR(CD(、Q3) S 2.12(3H,S
、Ac)、2.17(3H,S、 Ac)、4.26(
IH,m、 H−4’)、4.46(2H,m。
H−5’ 、5”)、5.13(01,dd、 H−2
’ 、J2’ 、F=50.22、J1′、z’ =2
.74、H2)、5.18(2H,d、 CH,F、J
H,F=47.74)、5.24(1)1. dd、 
H−3’ 、J3’ 、F= 16.60、J2’ 、
 、’ =2.06)、6.22(1)1. dd、 
H−1’、J、’F=21.40、J工’ 、 2’ 
=2.74)、7.73(IH,ブロードS。
H−6)、9.36(LH、ブロードS、 NH,交換
できる)。
ミクロ分析Cc14H1G F2 N207 )理論値
: C46,41: 114.45 : F 10.4
9 : N 7.73実測値: C46,15: )I
 4.51 : F 10.31 : N 7.75実
施例6 粗製の1− (5’−0−第3−ブチルジフェニルシリ
ル−2′−デオキシ−β−り一エリトロベントフラノシ
ル)−5−モノブロモウラシル、〔5−〇−第3−ブチ
ルジフェニルシリルチミジンをブロム化して得たもの〕
(120mg、 0.25mモル)を乾燥したアセトン
(5m Q )にとかし、A+nferlyst A−
26(F−)(0,5g)を加えた。
この混合物は室温で1時間はげしく攪拌し、その後樹脂
は濾過し、アセトンで洗った。この濾液と洗液は真空濃
縮し、その残留物をシリカゲルG60カラムで、n−ヘ
キサン−醋酸エチル(1: 3)を使ってクロマトグラ
フ法で精製した。これをn−ヘキサン−メチレンクロラ
イドから再結晶し、1− (5’−0−第3−ブチルジ
フェニルシリル−2′−デオキシ−β−D−エリトロペ
ン・トフラノシル)−5−モノフルオロウラシルを純粋
な形で得た(26mg、 21%)、融点129−13
1℃。
1HNMR(CDCI2.) S 1.04(3H,S
、 tBu中にMe)、1.08(6H,s、tBU中
に2Me)、1.96−2.62(2H,m。
H−2’、2“)、3.75−4.19(3H,m、H
−4’ 、5’ 、5’)、 4.80(2H,d、C
H2F、JH,F=47.92.H,)、6.22(I
H,dcl、H−1’ 。
J1’、、’=5.76、J、’、t”=7.41)、
7.29−7.77 (Lot(。
m、 ph)、7.88(IH,d、H−6,J、 、
F=3.35)、8.45(IE。
広域S、NH,交換できる)。
ミクロ分析(CzsHzxFNzOsS’)理論値: 
C62,63: H6,27: F 3,81 : N
 5.62実測値: C62,66: H6,36: 
F 3.66 : N 5.78下に記す5−モノフル
オロメチルウラシルヌクリオシドを実施例4と実施例6
に記したのと同じ方法で、ただしそれぞれ対応するブロ
ックされたヌクレオサイド中間体を使って製造した。
実施例4に記した銀フロライド・アセトンの組合せを使
用したときは収率は30%−55%であった。一方丈流
側6のAmberlyst A−26(F−)−アセト
ンの方法では下記の製品を20%−40%の収率で得た
: 1−(3′,5′−ジ−O−ジー0−アセチル−2′−
デオキシ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラノシ
ル)−5−モノフルオロメチルウラシル。
1−(3’ 、5’−ジー0−アセチル−2′−フルオ
ロ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)−
5−モノフルオロメチルウラシル。
1−(3′,5′−ジ−O−ジー0−アセチル−2′−
ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル
)−5−モノフルオロメチルウラシル。
1−(5’−0−第3−ブチルジフェニルシリル−2′
−デオキシ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラノ
シル)−5−モノフルオロメチルウラシル。
1−(5’−0−第3−ブチルジフェニルシリル−2゛
−クロロ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシ
ル)−5−モノフルオロメチルウラシル。
1−(s’−o−第3−ブチルジフェニルシリル−2′
−ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシ
ル)−5−モノフルオロメチルウラシル。
1−(2’ 、3’ 、5’−トリー〇−アセチル−β
−D−アラビノフラノシル)−5−モノフルオロメチル
ウラシル。
1−(2′,5′−ジ−O−ジーロー第3−ブチルジフ
ェニルシリル−β−D−アラビノフラノシル)−5−モ
ノフルオロメチルウラシル。
1−(3′,5′−ジ−O−ジーロー第3−ブチルジフ
ェニルシリル−β−D−アラビノフラノシル)−5−モ
ノフルオロメチルウラシル。
3′,5′−ジ−O−ジー〇−第2−2′−デオキシ−
2′−クロロ−5−モノフルオロメチルウリジン。
3′,5′−ジ−O−ジー0−アセチル−2′−フルオ
ロ−2′−デオキシ−5−モノフルオロメチルウリジン
3′,5′−ジ−O−ジ−O−アセチル−2′−ブロモ
−2′−デオキシ−5−モノフルオロメチルウリジン。
5′−〇−第3−ブチルジフェニルシリル−2′−デオ
キシ−2′−フルオロ−5−モノフルオロメチルウリジ
ン。
5′−〇−第3−ブチルジフェニルシリル−2′−クロ
ロ−2′−デオキシ−5−モノフルオロメチルウリジン
5’−0−第3−ブチルジフェニルシリル−2′−ブロ
モ−2′−デオキシ−5−モノフルオロメチルウリジン
2’ 、3’ 、5’−トリー〇−アセチル−5−モノ
フルオロメチルウリジン。
2′,5′−ジ−O−ジーロー第3−ブチルジフェニル
シリル−5−モノフルオロメチルウリジン。
3′,5′−ジ−O−ジーロー第3−ブチルジフェニル
シリル−5−モノフルオロメチルウリジン。
実施例5の方法にしたがい、中間体としてそれぞれ対応
するアセチル化ヌクレオサイドを用いると下のヌクリオ
シドが10−20%収率で得られた。
1−(3’ 、5’−ジー0−アセチル−2′−クロロ
−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)−5
−モノフルオロメチルウラシル。
1−(3’ 、5’−ジー0−アセチル−2′−ブロモ
−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)−5
−モノフルオロメチルウラシル。
1−(2’ 、3’ 、5’−トリー〇−アセチル−β
−D−アラビノフラノシル)−5−モノフルオロメチル
ウラシル。
3′,5′−ジ−O−ジー0−アセチル−2′−デオキ
シ−5−モノフルオロメチルウリジン。
3′,5′−ジ−O−ジー0−アセチル−2′−デオキ
シ−2′−フルオロ−5−モノフルオロメチルウリジン
3′,5′−ジ−O−ジー0−アセチル−2′−クロロ
−2′−デオキシ−5−モノフルオロメチルウリジン。
3′,5′−ジ−O−ジー0−アセチル−2′−ブロモ
−2′−デオキシ−5−モノフルオロメチルウリジン。
2’ 、3’ 、5’−トリー〇−アセチル−5−モノ
フルオロメチルウリジン。
実施例7 l−(5’−0−第3−ブチルジフェニルシリル−2′
−デオキシ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラノ
シル)チミン(498mg、1ミリモル)を四塩化炭素
にとかした溶液の容器に還流冷却器をつけ、加熱沸騰さ
せ、乾いたチッソガスを導通し、これにブロム(0,1
15m Q 、2.30mモル)を四塩化炭素(2m1
2)にとかした溶液を徐々に加えた。この間紫外線灯で
照射を行う。ブロムの添加は30分間で終了した。その
後頁に15分間チッソの導入をつゾけ、ブロム水素を除
去した。
この溶液を真空濃縮し、乾燥し、残留物を乾燥したアセ
トニトリル(100mg)にとかした。
最後にこの溶液に弗化銀の粉末(1,0g、7.88ミ
リモル)を加え、この混合物を室温で15分間激しく攪
拌した。この混合物を濾過し、濾液を真空濃縮した。残
留物をクロロホルムにとかし、水と食塩水で洗い、硫酸
ソーダ上で乾かし、真空濃縮した。残留物をクロマトグ
ラフ法で精製した。カラムはシリカゲルG60.溶出溶
媒にはメチレンクロライド−テトラハイドロフラン(2
0:1から10:1)を用いた。メチレンクロライド−
テトラハイドロフラン10:1の溶出剤で得られた紫外
吸収性のフラクションを濃縮し、残留物をメチレンクロ
ライド−石油エーテルで再結晶した。
1−(5’−0−第3−ブチルジフェニルシリル−2′
−デオキシ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラノ
シル)−5−ジフルオロメチルウラシルを得た(80m
g、15%)融点132−133℃。
18 NMR(CD+11.) S 1.08 (9H
,S、tBu)、 3.75−4.09(3H,m、H
−4’ 、5’ 、5”)、4.55(LH,dq、H
−3’ 、J、 。
F=22.23J、’ 、3’ =0.32.J、’ 
、4’ =OH,)、5.05 (11(。
dq、 H−2’、J2’、F=51.05. J□ 
、2’=3.3o、 J2’ j3’−0,82)、6
.77(LH,dd、H−1’ 、J1’ F=19.
49. J1’ tt′=3.30) 、6.56(I
H,t、CHF、 、JH1F=54.75) 、7.
23−7.81(IOH,m、Ph)、7.87(LH
,d、)l−6,J、 、F=1.37)、8.79(
IH9ひろいS、NH,交換できる)。
1文旦公飯(Cz s Hz 9 F3 N20S S
L)理論値: C,58,41: H,5,47: F
、10.66 : N、5.24実測値: C,58,
58: H,5,69: F、10.49 : N、5
.19同じ方法を用い、たゾし対応する、保護されたス
フレオサイドを使用し、次の5−ジフルオロメチルウラ
シルヌクレオサイドを製した:1−(3′,5′−ジ−
O−ジー0−7セチルー2′−デオキシ−β−D−エリ
トロペントフラノシル)−5−ジフルオロメチルウラシ
ル。
1−(2’ 、5’−ジ−ローフセチル−2′−デオキ
シ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−
5−ジフルオロメチルウラシル。
1−(3′,5′−ジ−O−ジー0−アセチル−2′−
クロロ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル
)−5−ジフルオロメチルウラシル。
1−(3’ 、5’−ジー0−アセチル−2′−ブロモ
−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)−5
−ジフルオロメチルウラシル。
1−(2’ 、3’ 、5’−トリー〇−アセチル−β
−D−アラビノフラノシル)−5−ジフルオロメチルウ
ラシル。
1− (5’−0−第3−ブチルジフェニルシリル−2
′−クロロ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノ
シル)−5−ジフルオロメチルウラシル。
1−(5’−0−第3−ブチルジフェニルシリル−2′
−ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシ
ル)−5−ジフルオロメチルウラシル。
1−(2′,5′−ジ−O−ジーロー第3−ブチルジフ
ェニルシリル−β−D−アラビノフラノシル)−5−ジ
フルオロメチルウラシル。
1−(3’ 、5’−ジーロー第3−ブチルジフェニル
シリル−β−D−アラビノフラノシル)−5−ジフルオ
ロメチルウラシル 3′,5′−ジ−O−ジ−O−アセチル−2′−デオキ
シ−21−フルオロ−5−ジフルオロメチルウリジン。
3′,5′−ジ−O−ジ−O−アセチル−2′−クロロ
−21−デオキシ−5−ジフルオロメチルウリジン。
3′,5′−ジ−O−ジー0−アセチル−2′−ブロモ
−2′−デオキシ−5−ジフルオロメチルウリジン。
2’ 、3’ 、5’−トリーO−アセチル−5−ジフ
ルオロメチルウリジン。
5′−〇−第3−ブチルジフェニルシリル−2′−デオ
キシ−2′−フルオロ−5−ジフルオロ−メチルウリジ
ン。
5′−〇−第3−ブチルジフェニルシリル−2′−クロ
ロ−2′−デオキシ−5−ジフルオロ−メチルウリジン
5′−〇−第3−ブチルジフェニルシリル−2′−ブロ
モ−2′−デオキシ−5−ジフルオロメチルウリジン。
2′,5′−ジ−O−ジーロー第3−ブチルジフェニル
シリル−5−ジフルオロメチルウリジン。
3′,5′−ジ−O−ジーロー第3−ブチルジフェニル
シリル−5−ジフルオロメチルウリジン 去】111 1− (5’−0−第3−ブチルジフェニルシリル−2
′−デオキシ−β−り一エリトロベントフラノシル)−
5−モノフルオロメチルウラシル(440m Q 、0
.88ミリモル)を乾燥したテトラハイドロフラン(4
+nQ)にとかし、テトラ−n−ブチルアンモニウムフ
ロライド0.5Mをテトラハイドロフラン(2,2mR
)にとかした液を加えた。この混合物を室温で90分間
攪拌し、次に真空濃縮した。この残留物をシリカゲルG
60のカラムで、溶出剤にはメチレンクロライド−テト
ラハイドロフラン(1: 1)を用い、クロマトグラフ
法で分別精製した。紫外部に吸収帯のあるフラクション
を濃縮し、その残留物をアセトンから再結晶し、2′−
デオキシ−5−モノフルオロメチルウリジン143mg
(63%)を得た。融点140℃(分解)。
”HNMR(d、アセトン) S 2.21 (2H,
n+tl(−2’jZ’)、3、71 (21(、m、
H−5’ 、5’)、3.88(1)1.見掛4のdd
、H−4’ 。
J3’ 、4’ =3.16.J、’ 、s’=6.1
7.J4’ 、5”=OH2)、 4.39(IH,m
、 )I−3’)、4.96(2H,d、CH,F、J
H,F−49,12)、6.20(IH,見掛けのt、
H−1’ 、J□12”  1′?2”61159)t
=J 8.23(IH,d、H−6,JG、F=4.12)。
J (ex o n、 3 FN2 os)理論値: 
C,46,16: H,5,03: F、7.30 :
 N、10.76実測値: C,46,28: Fl、
5.31 : F、7.16 : N、10.58同じ
方法により、出発原料にはそれぞれ対応するシリル化ヌ
クレオサイド中間体を用いて。
次の5−(部分的にフロル化した)メチルウラシルヌク
リオシドを製した。
1−(2’−デオキシ−21−フルオロ−β−D−アラ
ビノフラノシル)−5−モノフルオロメチルウラシル。
1−(2’−クロロ−2′−デオキシ−β−D−アラビ
ノフラノシル)−5−モノフルオロメチルウラシル。
1−(2’−ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビ
ノフラノシル)−5−モノフルオロメチルウラシル。
1−(β−D−アラビノフラノシル)−5−モノフルオ
ロメチルウラシル。
2′−デオキシ−2′−フルオロ−5−モノフルオロメ
チルウリジン。
2′−クロロ−22−デオキシ−5−モノフルオロメチ
ルウリジン。
2′−ブロモ−2′−デオキシ−5−モノフルオロメチ
ルウリジン。
5−モノフルオロメチルウリジン。
1− (2’−デオキシ−2′−フルオロ−β−D−ア
ラビノフラノシル)−5−ジフルオロメチルウラシル。
1−(2’−クロロ−21−デオキシ−β−D−アラビ
ノフラノシル)−5−ジフルオロメチルウリジン。
1−(2’−ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビ
ノフラノシル)−5−ジフルオロメチルウラシル。
1−(β−0−アラビノフラノシル)−5−ジフルオロ
ウラシル。
2′−デオキシ−5−ジフルオロメチルウリジン。
5−ジフルオロメチルフリジン。
2′−デオキシ−2′−フルオロ−5−ジフルオロメチ
ルウリジン。
2′−クロロ−2′−デオキシ−5−ジフルオロメチル
ウリジン。
2′−ブロモ−2′−デオキシ−5−ジフルオロメチル
ウリジン。
いくつかの代表的のヌクリオシドの抗ウイルス作用の試
験成績を表1にあげた。
表  1 アルファフロルチミンヌクリオシドの抗ヘルペス活性 (以下余白) 各ヌクレオサイドは先づ60%プロピレングライコール
と10%E t OHを含む稀釈用液にとかした: その後の稀釈には継代培養用の借地を用いた。
これらの検体は10,000から0.01マイクロモル
の範囲で順次1/10に稀釈して試験した。
融合性の発疹のあるヒトの包皮単一層を測定盤に、イー
グルの借地にウシ胎児血清2%、抗生剤、およびグルタ
ミンを加えた借地中に標準法(40)で保存した。ウィ
ルスを接種する前にそれぞれから借地をよく除き、継代
用借地で各濃度に稀釈した液100μLを水平の各カラ
ムの列に置く。これは最高の濃度のものを上位の列に置
き、次の列は10倍稀釈のものを置き、最後の列(対照
)は検体を加えない継代借地を置く。次にウィルスを1
00μLの継代借地に1171させたものを接種する。
高い濃度の接種物は2日後に殆ど融合性(100%)の
細胞変性効果(CI”E)を示す。これを平板のはじめ
の5ケの垂直のカラム(1−5)に加える。また低い量
の接種物では各くぼみで約50%CPEを生じる。これ
を次の5ケの垂直のカラムに加えた(6−10)。最後
の2ケのカラムにはウィルスを含まぬ借地を加え。
非感染の対照のくぼみとした。これは検体のそれぞれの
稀釈のとき細胞に対する直接の毒作用を調べるためであ
る。次に平板は5%のCO□を含む空気中で36.5℃
で2日間培養し1、そのあとで成績を調べた。
各くぼみでの細胞毒作用は逆相顕微鏡を使って読みとり
、○から4までの点をつけた(0=CPHのゼロものも
、4=>95%CPE) :境界域あるいはどちらにも
読める場合は点数に+あるいは−のしるしをつけた。検
体の阻止濃度(1c)を計算し、また検体の稀釈の中間
のデータを求めるため、各くぼみの読みは数字に表現し
なおした(4 =40.4−=37.3+=33.3=
30.など)。次にある検体の稀釈液とウィルス接種物
を加えた列の5つのくぼみの各の平均点数を計算し、検
体を与えない対照の対応するくぼみと比較した。ある1
度の検体を加えたくぼみの平均点数が対照のくぼみの平
均点数と比べて10点以上低いときは有意の阻害作用が
あったと判定した。この値が2列の間で低下するときは
、単純な算術的の補間法を行い、この点の上の列と下の
列の平均点の間の斜線上でこの検体の濃度を算定した。
次にウィルスの高い接種物と低い接種物を使って各検体
のIC値を求め、それを平均するとICの最終の平均値
が得られ、これは薬剤のマイクロモル濃度で示される。
α、α、α−トリフルオロチミジン(式IV 、 R=
CF、 。
X=H,R’ =H)抗ヘルペス活性があるが、同時に
強い細胞毒作用があると報告されている。しかるニα、
α−シフ/l/オロ同族体(式IV 、 R=CIIF
、 、 X=H。
あるいはAc、R”=H)は非常に強い抗ヘルペス活性
があるが、強い細胞毒作用はない。FMAV系列では5
−メチル基にフロールを導入しても抗ヘルペス活性に有
意の変化はなかった。
アセチル基の入った誘導体はマスキングした先駆物質と
して役立つ。これはエステラーゼで鹸化すると活性のあ
るヌクリオシドを遊離する。
1sF標識ヌクリオシドは我々が開発した方法で製造で
きる。これは陽電子送出断層撮影法でヘルペス脳炎の診
断に役立つ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の式を有するピリミジンヌクレオシド▲数式、化
    学式、表等があります▼ 式中、X又はX′は水素であり、 X又はX′はハロゲン、凝ハロゲン 又はOR^3(R^3は水素、アシル基又 はトリ置換シリル基である)であり、 YはCH_2F又はCHF_2であり、 R^1及びR^2は水素、アシル基又はト リ置換シリル基である(R^1とR^2は 互に同じでも異なってもよい)。 2、1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−デオ
    キシ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)
    チミン、1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−
    クロロ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル
    )チミン、1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2′
    −ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシ
    ル)チミン、1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2
    ′−デオキシ−2′−ヨード−β−D−アラビノフラノ
    シル)チミン、1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−
    2−デオキシ−2′−フルオロ−β−D−リボフラノシ
    ル)チミン、1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2
    ′−クロロ−2′−デオキシ−β−D−リボフラノシル
    )チミン、 1−(3′,5−ジ−O−アセチル−2′−ブロモ−2
    ′−デオキシ−β−D−リボフラノシル)チミン、 1−(3′,5−ジ−O−アセチル−2′−デオキシ−
    2′−ヨード−β−D−リボフラノシル)チミン、 からなる群から選ばれる特許請求の範囲1のヌクレオシ
    ド。 3、5′−O−第3ブチルジフェニルシリルチミジン、 1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−
    デオキシ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラノシ
    ル)チミン、 1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−
    クロロ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル
    )チミン、 1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−
    ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル
    )チミン、 1−(2′,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリ
    ル−β−D−アラビノフラノシル)チミン、 1−(3′,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリ
    ル−β−D−アラビノフラノシル)チミン、 1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−
    デオキシ−2′−フルオロ−β−D−リボフラノシル)
    チミン、 1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−
    クロロ−2′−デオキシ−β−D−リボフラノシル)チ
    ミン、 1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−
    ブロモ−2′−デオキシ−β−D−リボフラノシル)チ
    ミン、 1−(2′,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリ
    ル−β−D−リボフラノシル)チミン、 1−(3′,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリ
    ル−β−D−リボフラノシル)チミン、 からなる群から選ばれる特許請求の範囲1のヌクレオシ
    ド。 4、1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−デオ
    キシ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)
    −5−モノフルオロメチルウラシル、 1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−クロロ−
    2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)−5−
    モノフルオロメチルウラシル、 1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−ブロモ−
    2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)−5−
    モノフルオロメチルウラシル、 1−(2′,3′,5′−トリ−O−アセチル−β−D
    −アラビノフラノシル)−5−モルフルオロメチルウラ
    シル、 3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−デオキシ−5−
    モノフルオロメチルウラシル、 3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−デオキシ−2′
    −フルオロ−5−モノフルオロメチルウラシル、 3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−クロロ−2′−
    デオキシ−5−モノフルオロメチルウラシル、 3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−ブロモ−2′−
    デオキシ−5−モルフルオロメチルウラシル、 2′,3′,5′−トリ−O−アセチル−5−モノフル
    オロメチルウリジン、 からなる群から選ばれる特許請求の範囲1のヌクレオシ
    ド。 5、1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2
    ′−デオキシ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラ
    ノシル)−5−モノフルオロメチルウラシル、1−(5
    ′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−クロロ−
    2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)−5−
    モノフルオロメチルウラシル、 1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−
    ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル
    )−5−モノフルオロメチルウラシル、 1−(2′,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリ
    ル−β−D−アラビノフラノシル)−5−モノフルオロ
    メチルウラシル、 1−(3′,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリ
    ル−β−D−アラビノフラノシル)−5−モノフルオロ
    メチルウラシル、 5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−デオキ
    シ−5−モノフルオロメチルウリジン、 5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−デオキ
    シ−2′−フルオロ−5−モノフルオロメチルウリジン
    、 5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−クロロ
    −2−デオキシ−5−モノフルオロメチルウリジン、 5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−ブロモ
    −2′−デオキシ−5−モノフルオロメチルウリジン、 2′,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリル−5
    −モノフルオロメチルウリジン、 3′,5′−ジ−O−第3−ブチルジフェニルシリル−
    5−モノフルオロメチルウリジン、 からなる群から選ばれる特許請求の範囲1のヌクレオシ
    ド。 6、1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−デオ
    キシ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)
    −5−ジフルオロメチルウラシル、 1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−クロロ−
    2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)−5−
    ジフルオロメチルウラシル、 1−(3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−ブロモ−
    2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)−5−
    ジフルオロメチルウラシル、 1−(2′,3′,5′−トリ−O−アセチル−β−D
    −アラビノフラノシル)−5−ジフルオロメチルウラシ
    ル、3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−デオキシ−
    5−ジフルオロメチルウリジン、 3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−デオキシ−2′
    −フルオロ−5−ジフルオロメチルウリジン、 3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−クロロ−2′−
    デオキシ−5−ジフルオロメチルウリジン、 3′,5′−ジ−O−アセチル−2′−ブロモ−2′−
    デオキシ−5−ジフルオロメチルウリジン、 2′,3′,5′−トリ−O−アセチル−5−ジフルオ
    ロメチルウリジン、 からなる群から選ばれる特許請求の範囲1のヌクレオシ
    ド。 7、1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2
    ′−デオキシ−2′−フルオロ−β−D−アラビノフラ
    ノシル)−5−ジフルオロメチルウラシル、 1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−
    クロロ−2−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル)
    −5−ジフルオロメチルウラシル、 1−(5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−
    ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビノフラノシル
    )−5−ジフルオロメチルウラシル、 1−(2′,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリ
    ル−β−D−アラビノフラノシル)−5−ジフルオロメ
    チルウラシル、 1−(3′,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリ
    ル−β−D−アラビノフラノシル)−5−ジフルオロメ
    チルウラシル、 5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−デオキ
    シ−5−ジフルオロメチルウリジン、 5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−デオキ
    シ−2′−フルオロ−5−ジフルオロメチルウリジン、 5′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−クロロ
    −2′−デオキシ−5−ジフルオロメチルウリジン、5
    ′−O−第3ブチルジフェニルシリル−2′−ブロモ−
    2′−デオキシ−5−ジフルオロメチルウリジン、2′
    ,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリル−5−ジ
    フルオロメチルウリジン、 3′,5′−ジ−O−第3ブチルジフェニルシリル−5
    −ジフルオロメチルウリジン、 からなる群から選ばれる特許請求の範囲1のヌクレオシ
    ド。 8、1−(2′−デオキシ−2′−フルオロ−β−D−
    アラビノフラノシル)−5−モノフルオロメチルウラシ
    ル、 1−(2′−クロロ−2′−デオキシ−β−D−アラビ
    ノフラノシル)−5−モノフルオロメチルウラシル、1
    −(2′−ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビノ
    フラノシル)−5−モノフルオロメチルウラシル、1−
    (β−D−アラビノフラノシル)−5−モノフルオロメ
    チルウリジン、 5−モノフルオロメチルウリジン、 2′−デオキシ−5−モノフルオロメチルウリジン、2
    ′−デオキシ−2′−クロロ−5−モノフルオロメチル
    ウリジン、 2′−デオキシ−2′−クロロ−5−モノフルオロメチ
    ルウリジン、 2′−デオキシ−2′−ブロモ−5−モノフルオロメチ
    ルウリジン、 からなる群から選ばれる特許請求の範囲1のヌクレオシ
    ド。 9、1−(2′−デオキシ−2′−フルオロ−β−D−
    アラビノフラノシル)−5−ジフルオロメチルウラシル
    、1−(2′−クロロ−2′−デオキシ−β−D−アラ
    ビノフラノシル)−5−ジフルオロメチルウラシル、1
    −(2′−ブロモ−2′−デオキシ−β−D−アラビノ
    フラノシル)−5−ジフルオロメチルウラシル、1−(
    β−D−アラビノフラノシル)−5−ジフルオロメチル
    ウラシル、 5−ジフルオロメチルウリジン、 2′−デオキシ−5−ジフルオロメチルウリジン、2′
    −デオキシ−2′−フルオロ−5−ジフルオロメチルウ
    リジン、 2′−クロロ−2′−デオキシ−5−ジフルオロメチル
    ウリジン、 2′−ブロモ−2′−デオキシ−5−ジフルオロメチル
    ウリジン、 からなる群から選ばれる特許請求の範囲1のヌクレオシ
    ド。 10、特許請求の範囲1で規定した式で表わされるヌク
    レオシドの有効量を含有している医薬用組成物。
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