JPS62140954A - 物品搬送系における物品位置検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は物品搬送系によって搬送される物品の位置を検
出する装置に関し、特に詳細には少数の光検出器を甲い
て多数位置で物品位置検出ができるようにした装置に関
するものでめる。

（発明の技術的背景および先行技術） 例えば記録媒体を装置内で搬送しながら該記録媒体に画
像記録を行なう装置や、各種製品の組立ライン等におい
ては、多くの場合、搬送系によって搬送されている物品
の位置を検出することが必要となる。このような物品位
置の検出を行なう装置として従来より、搬送系に沿った
所定の検出位置において物品に向けて光を照射する光源
と、物品からの反射光を検出する光検出器とを組み合わ
せてなるものが広く用いられている。すなわち上記物品
において反射した光が光検出器によって検出され、光検
出器から光検出信号が出力されたとき物品が検出位置を
通過したと判断できる。

ところが上述の従来装置において、光検出器は各検出位
置にそれぞれ設けられていたので、物品検出位置を多数
設定する場合には位置検出装置のコストが非常に高くな
る、という問題かあった。

（発明の目的） そこで本発明は、少数の光検出器を用いて多数の位置で
物品位置検出を行なうことができる、物品搬送系におけ
る物品位置検出装置を提供することを目的とするもので
ある。

（発明の構成） 本発明の物品搬送系における物品位置検出装置は、物品
を搬送する搬送系に沿った３箇所以上の検出位置におい
て物品位置検出を行なう場合に適用されるものであり、 光源から発せられ物品が検出位置に到達したことを示す
光を直接光検出器で検出しないで、この光は各検出位置
に対応させてＨブた複数の導光体からなる光伝達手段に
よって光検出器に導くようにし、 また光検出器は検出位置の数、すなわち上記導光体の数
よりも少ない数（２個以上）だけ設け、上記導光体は検
出位置数よりも多数設けて、光検出器との結合関係か各
検出位置毎に異なるようにし、 そして各光検出器から物品か検出位置のいずれかに有る
ことを示す信号を受け、この信号の組合せに応じて検出
位置を特定する信号処理回路によって物品位置検出を行
なうようにしたものである。

（実施態様） 以下、図面に示す実施態様に基づいて本発明の詳細な説
明する。

第１図は本発明の第１実施態様による物品搬送系におけ
る物品位置検出装置を示すものである。

爪実施態様装置は一例として、ヘルドコンベア１０土に
載置されて矢印Ｘ方向に搬送されるシート材料１１の位
置を検出するように形成されている。本例においては、
ヘルドコンベア１０に沿ったＡ、Ｂ。

Ｃ，Ｄ、Ｅ、「およびＧの７つの位置においてシート材
ボ々口１を検出するようにしている。すなわち各検出位
置Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅ、ＦおよびＧにおいてはそれぞれ
、ベルトコンベア１０上に向けて光１２ａ、１２ｂ、１
２ｃ、１２ｄ、１２ｅ、１２ｆ、１２ｇを発する光源１
３ａ、１３ｂ、１３Ｃ，１３ｄ、１３ｅ、１３ｆ１１３
（ｊか設置ブられるとともに、導光体としての光ファイ
バ１４ａ〜１４１の一端が配されている。これらの光フ
ァイバ１４８〜１４１は上記光１２８〜１２ｇを後述の
光検出器１５　Ａ、１５Ｂ、１５Ｇに伝える光伝達手段
２０を構成するものであり、それぞれの一端はベルトコ
ンベア１０上で（あるいはシート材料１１が搬送されて
来たときには該シート材料１１上で）反射した上記各光
１２８〜１２ｇか入射する位置に配されている。

上記１２本の光ファイバ１４ａ〜１４１の他端は、例え
ばフォトダイオード等からなる３つの光検出器１５　Ａ
、１５３．１５Ｃのいずれかに結合されている。

すなわち検出位置へに配された３本の光ファイバ１４ａ
、１４ｂ、１４ＣＬよそれぞれ光検出器１５Ａ、１５３
．１５Ｃに、検出位置Ｂに配された２本の光ファイバ１
４ｄ、１４ｅはそれぞれ光検出器１５Ｂ、１５Ｇに、検
出位置Ｃに配された２本の光ファイバ１４ｆ、１４ｇは
それぞれ光検出器１５Ａ、１５Ｇに、検出位置りに配さ
れた光ファイバ１４ｈは光検出器１５Ｃに、検出位置Ｅ
に配された２本の光ファイバ１４ｉ、１４ｊｌはそれぞ
れ光検出器１５Ａ、１５Ｂに、検出位置Ｆ、Ｇにそれぞ
れ配された光ファイバ１４ｋ、１４１は各々光検出器１
５Ｂ、１５Ａｋ：結合されており、光ファイバと光検出
器との結合関係が各検出位置Ａ〜Ｇごとに異なるように
されている。

検出位置Ａｋ：おいて光源１３ａから発せられた光１２
ａは、該検出位置Ａにシート材料１１が来ていないとき
はベルトコンベア１０表面において多量か吸収される。

したかつてこの場合光ファイバ１４ａ、１４ｂ、１４Ｇ
を介して光検出器１５Ａ、　１５Ｂ、１５Ｃには、それ
ぞれ比較的少量の光が伝達される。一方上記検出位置Ａ
にシート材料１１が送られて来たとき、光１２ａはこの
シート材料１１上で多量が反射するので、光検出器１５
Ａ、１５Ｂ、１５Ｃにはそれぞれ比較的多量の光が伝達
される。つまり検出位置Ａにシート材料１１が有る場合
には、光検出器１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃから検出光量大
を示すＨ（Ｈｉｇｈレベル）信号が出力され、それ以外
の場合光検出器１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃからは検田光量
小を示すしくＬＯＷレベル）信号が出力される。以上述
べたことはその他の検出位置Ｂ〜Ｇにおいても同様であ
る。

上述のようにして光検出器１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｇから
出力されるＨ信号あるいはＬ信号は、それぞれ増幅器１
６Ａ、１６Ｂ、１６Ｃによって増幅されて信号処理回路
１７に入力される。この信号処理回路１７は上記Ｈ信号
、し信号の組合せに基づいて、シート材！！１１１が７
つの検出位置、へ〜Ｇのうちのどこに有るかを特定する
。すなわち先に述べたように、光ファイバ１４ａ　〜１
４１と光検出器１５Ａ、１５ｉ３．１５Ｃとの結合関係
が各検出位置Ａ〜Ｇごとに変えられているので、光検出
器１５Ａ、１５３．１５Ｃから信号処理回路１７に入力
されるＨ、Ｌ信号の組合せは、シート材料１１が検出さ
れる位置に応じて下表のように互いに異なることになる
（Ｈ信号を○、し信号を×で示す）。

そこで信号処理回路１７は、例えば光検出器１５Ａ、１
５Ｂ、１５ＣからともにＨ信号が入力された場合はシー
ト材料１１が検出位置Ａにおると判断し、また例えば光
検出器１５Ａからし信号がそして光検出器１５Ｂ、１５
ＧからともにＨ信号が入力された場合はシート材料１１
が検出位置Ｂにおると判断する。信号処理回路１７は以
上のようにして求めたシート材料１１の存在位置を示す
位置検出信号Ｓを出力し、この位置検出信＠Ｓは各種制
御や表示等のために利用される。

なお上記信号処理回路１７は、例えば公知の論理回路等
から構成することができる。また以上の説明から明らか
なように、光検出器がｎ個設けられる場合、最大（２−
１＞箇所の検出位置において搬送物品の位置検出を行な
うことができる。

次に第２図を参照して本発明の第２実施態様装置につい
て説明する。この第２図に示される装置はレーザプリン
タであり、搬送物品としてのシート状感光フィルム５０
はフィルム供給マガジン５１内に収ｉ内され、そこから
取り出されて搬送ローラ５２〜５７によって搬送される
ようになっている。すなわち感光フィルム５０はエア吸
着アーム５９によって上記マガジン５１から１枚ずつ取
り出され、検出位置Ａを通して搬送ローラ５２まで落と
され、該搬送ローラ５２により検出位置Ｂを通って搬送
ローラ５３まで送られる。この搬送ローラ５３によって
感光フィルム５０は所定速度で図中下方にｔ管送される
が、このときレーザ光源６０から発せられ光偏向器６２
によって偏向されたレーザビーム６３が該フィルム５０
上に主走査され、そして該フィルム５０か上述のように
搬送されることによって副走査かなされ、それによりこ
のフィルム５０はレーザビーム６３の２次元的照射を受
ける。このレーザビーム６３は画像信号に基づいて光変
調器６１により変調されており、したがってフィルム５
０には画像が感光記録されるこうして感光したフィルム
５０は検出位置Ｃ，Ｄを通過し、搬送ローラ５４により
トレイ６４上に送り込まれる。、 このトレイ６４は揺動＠６５のまわりに揺動自在とされ
、フィルム５０を取出しマガジン６６に搬送する場合該
トレイ６５は、フィルム受入れ後下端位置に設定される
。そしてフィルム５０は上記搬送ローラ５４により検出
位置Ｅを通って搬送ローラ５５まで送られ、該搬送ロー
ラ５５および５６により検出位置Ｆ、Ｇを通って上記取
出しマガジン６６まで搬送される。

−万感光フィルム５０を取出しマガジン６６に収納せず
、直ちに現像機に送る場合には、上記トレイ６４はフィ
ルム受入れ後上端位置に設定される。そしてフィルム５
０は搬送ローラ５４により検出位置Ｈを通って搬送ロー
ラ５７まで送られ、該搬送ローラ５７により検出位＠Ｉ
を通って機外に送り出される。

以上）ホべた９箇所の検出位＠Ａ〜■においてフィルム
５０を検出するために、４個の光検出器１５Ａ、１５１
３．１５Ｃ１１５Ｄｔｆｉ設けられるとともに、一端が
検出位置Ａ〜■のいずれかに配され他端が上記光検出器
１５Ａ〜１５［）のいずれかに結合された１４本の光フ
ァイバ１４ａ〜１４ｎ１２）Ｊ！けられている。これら
の光ファイバ１４ａ〜１４ｎも、光ファイバと光検出器
との結合関係が各検出位置毎に異なるように、図示の如
く配置されている。また各検出位置Ａ〜■においては、
土肥光ファイバ１４ａ〜１４ｎの一端に向けて光を梵す
る光源（図示せず）か設けられている。光検出器１５△
〜１５（）の出力は増幅器１６八〜１６［）によって増
幅されて、信号処理回路１７に送られる。この場合も、
各光検出器１５Ａ〜１５［）から信号処理回路１７に入
力されるＨ、Ｌ信号の組合せは、フィルム５０が検出さ
れる位置に応じて下表のように異なるので（前記と同様
にＨ信号をＯ，Ｌ信号を×で示す）、信号処理回路１７
はこの組合せ本発明の物品位置検出装置は光検出器から
の信号の組合せに基づいて搬送物品の位置を検出するよ
うにしているので、以上述べた第２実施態様におけるよ
うに、物品の搬送経路が一定でなくても物品位置を検出
可能である。

物品位置検出のための光を発する光源は、以上述へた実
施態様にお【ブるように各検出位置にそれぞれ設ける他
、検出位置から離れた位置に設け、前述の光ファイバ等
の導光体によって検出位置まで導くようにしてもよい。

その場合１つの光源に少数の導光体を結合して、その光
源からの光を複数の検出位置において使用することが可
能であるから、光源の数は最少１個にまで減らすことか
で８る。

なめ物品の検出位置数は、以上説明した第１、第２実施
態様における７箇所、９箇所に限られるものではなく、
３箇所以上いくつでおってもよいユ（発明の効果） 以上詳細に説明し！二通り本発明の物品搬送系における
物品位置検出装置は、検出位置数よりも少数の光検出器
によって物品位置検出ができるものでめり、したかつて
本発明装置は、検出位置毎に光検出器を設置する従来装
置に比べれば極めて安価かつ小型に形成可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれ、本発明の第１、第２実
施態様装置を示す概略側面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 物品搬送系によって搬送される物品の位置を検出する装
   置であって、 前記搬送系に沿った３箇所以上の検出位置において、そ
   れぞれ前記物品に向けて光を照射する光源と、 前記検出位置の数よりも少ない複数の光検出器と、 一端が前記検出位置において前記物品が到達した時光を
   受けるように配され他端が前記光検出器に結合された、
   前記検出位置数よりも多数の導光体からなり、これらの
   導光体と光検出器との結合関係が各検出位置毎に異なる
   ようにされた光伝達手段と、 前記複数の光検出器から前記物品の有無を示す信号を受
   け、これらの信号の組合せに応じて前記検出位置を特定
   する信号処理回路とからなることを特徴とする物品搬送
   系における物品位置検出装置。