JPS62138601A - ボイラの酸洗方法 - Google Patents

ボイラの酸洗方法

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Publication number
JPS62138601A
JPS62138601A JP27765985A JP27765985A JPS62138601A JP S62138601 A JPS62138601 A JP S62138601A JP 27765985 A JP27765985 A JP 27765985A JP 27765985 A JP27765985 A JP 27765985A JP S62138601 A JPS62138601 A JP S62138601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
drum
boiler
heat transfer
pickling
Prior art date
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Pending
Application number
JP27765985A
Other languages
English (en)
Inventor
有賀 雅彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明はボイラの酸洗方法に関するもので必る。
[従来の技術] ボイラにおいては、第6図に示すように主給水ヘッダa
から節炭器す、c、dを経て加温された水がドラムeに
送られ、該ドラムeから給水が火炉f内の伝熱管りに送
られ、前記ドラムeで分離された蒸気が過熱器り、 j
、 k等を経て加熱され、該加熱された蒸気がタービン
に送られる。
該タービン出口の蒸気は復水器で水に戻され、給水ポン
プにより再び循環給水される。
このようにボイラを連続運転すると、バーナからの火炎
や高温燃焼排ガスにより高温に加熱された伝熱管9内壁
面にスケールが付着し、伝熱効率が低下すると共に給水
抵抗の増大により給水ポンプ動力が増大する原因となる
そのため、2〜4年に一度火炉f内伝熱管9の内壁面を
クエン酸等を用いて酸洗し、スケールを除去している。
しかし、クエン酸等の火炉酸洗液は腐食性が強いため、
過熱器り、j、kにおいて、使用されている一部金属材
料が腐食を受は損傷してしまう。
これらの酸洗液による過熱器り等の腐食10(易を防止
する手段として、ドラムe下流側の蒸気配管系を封水す
ることが行なわれているが、該ドラムe下流側の蒸気配
管系は途中にバルブがないため、タービン入口の主塞止
弁まで利水を行なっていた。
[発明が解決しようとする問題点1 しかし、これらのドラムe及びドラム下流側の蒸気配管
系は、通常は高温の蒸気が流通しているため、ボイラの
解列後直ちに水を流すと厚内部の内外表面のメタル温度
差が大きくなり過ぎ、熱応力が発生し好ましくないので
、ボイラの解列後ある程度前記ドラムe及び蒸気配管系
が冷却するのを待たなければならなかった。特に、蒸気
配管系の下流側の機器はより温度が高いので冷却するの
に日数がかかる。
そのため、ボイラの停止後酸洗作業の開始まで5日間ぐ
らいかかるのが通常であり、定期点検期間が長期間にな
ってしまっていた。
又、ドラムeから主塞止弁まで、封水することは、封水
範囲が広いため、封水作業も大がかりとなってしまう。
[問題点を解決するための手段] 上述の従来の問題点を解決することを目的として本発明
では、ボイラ解列後、ドラム及びドラムから後部伝熱部
面壁及び中間壁迄の蒸気流通系統を封水し、しかる後火
炉内の伝熱管を酸洗するようにした。
[作  用コ ドラム及び該ドラムから後部伝熱部面壁及び中間壁迄の
蒸気流通系統を封水するので、火炉内払熱管の酸洗液は
過熱器ヤ再熱器に流入することなく、これらの過熱器等
の耐熱腐食性金属部品の損傷を防止することができる。
又、比較的温度が高く、冷却に時間のかかる過熱器系統
の封水を要しないので、封水作業が容易となり、ボイラ
解列後酸洗開始迄に要する日数を大幅に短縮することが
できる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、1
は火炉、2は火炉水管、3はドラム、4は節炭器、5は
天井壁、6は後部伝熱部、7は後壁、8は中間壁、9は
前壁、10は横置過熱器、11は再熱器、12は吊下−
次週熱器、13は吊下二次過熱器、14は高圧タービン
、15はストップバルブである。
ボイラを解列しても、解列直後はドラム3及びドラム3
下流側の蒸気系統は高温であるため、先ずボイラを強制
冷却しなければならない。強制冷却する範囲は封水する
範囲すなわちドラム3、天井壁5、後部伝熱部6の後壁
7、中間壁8及び前壁9迄であり、ボイラ強制冷却時及
び後部伝熱部6封水時は、ドラム3及び後部伝熱部6各
部ヘッダの内外温度差、上下間温度差が制約となるが、
天井管入口ヘッダ、後部伝熱部6の後壁7下部ヘッダ1
6は通常時過熱度も低いので、メタル温度レベルはドラ
ム3と大差ないと考えられ、肉厚が最も厚いドラム3が
制約となる。
ドラム3は通常起動時の内外面温度差、上下間温度差制
限値内で強制冷却をするのがよい。
ただし、上記制限値はドラム3の寿命消費より決めてい
る値であり、酸洗の回数は将来的にも数少ないと考えら
れるので酸洗−回当りの寿命消費を概輝推定し、上記制
限値をゆるめ早期に給水を開始することは可能である。
従って、以下のようにボイラの封水範囲の強制冷却を行
なう。
ボイラ解列と同時に各過熱器各部のドレン弁を全開し、
残圧を下げる。押込通風機(FDF)を連続運転する。
ドラム3内水レベルが低下したら給水する。缶水温度が
十分低くなったら節炭器4を介してドラム3へ連続給水
する。
以上のようにしてボイラを強制冷却した後、後部伝熱部
6の前壁7迄以下のように封水し、封水状況を確認する
ボイラ強制冷却後、ドラム3より水をオーバーフローさ
せ後部伝熱部6の後壁7下部へラダドレン管迄給水がき
ていることを確認する。第4図に示すように、現状ドレ
ン管18はドレンタンクへ接続しているので、途中に大
気開放ライン19を追加する。
更に、後部伝熱部6の中間壁8及び前壁9迄満水になる
ように給水する。このとき、第5図に示すように横置過
熱器10人口ヘッダ20の入口管21を2〜3本切断し
、ここから水がオーバーフローすれば満水が確認できる
これによって、火炉酸洗液は封水領域により遮断され過
熱器10.12.13に火炉酸洗液の飛散が防止される
。封水のため給水するが、給水温度と厚肉部との温度差
はドラムに近いヘッダはどヘッダメタル温度が低いので
、早く給水を開始できる。
このようにして、ドラム3及びドラム3から後部伝熱部
6の前壁9迄封水した後、クエン酸溶液等の酸洗液をポ
ンプ22により、火炉水管2に循環させ、酸洗を行なう
尚、本発明のボイラの酸洗方法は上述の実施例のみに限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論でおる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のボイラの酸洗方法によれば
、下記の如き種々の優れた効果を発揮する。
<D  ドラム及びドラムから後部伝熱部迄封水するだ
けで、ボイラ火炉内伝熱管の酸洗時の酸洗液が過熱器等
に飛散するのを防止することができる。
(I[>  ドラム及びドラムから後部伝熱部まで封水
するだけでよいので、従来のような蒸気過熱系統の末端
迄の封水を必要としない。
(皿 <n>により、蒸気過熱系統の末端側におる高温
の過熱器等の冷却を待つことなく、比較的温度の低いド
ラム及び後部伝熱前壁を強制冷却するたけでよいので、
酸洗開始迄の期間が、従来約5日かかつていたのを1日
程度に大幅に短縮できる。
■ <IIDにより、酸洗作業をボイラの定期点検時、
短時間に行なうことが可能となり、定期点検期間の短縮
もできる。
(V)  <n)により封水作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の概略説明図、第2図は本発明の
方法の封水範囲の説明図、第3図は第2図で示した封水
範囲の詳細説明図、第4図は第2図における後部伝熱部
の後壁下部ヘッダの説明図、第5図は第2図に示した横
置過熱器の入口ヘッダの説明図、第6図は従来のボイラ
の一例を示す図である。 2は火炉水管、3はドラム、6は後部伝熱部、7は後壁
、8は中間壁、9は前壁、10は横置過熱器、11は再
熱器、12.13は吊下過熱器を示す。 実用新案登録出願人 石川島播磨重工業株式会社 第1図 it 第4図 7ラフシエハOイデへ 第5図 イ拠霞   中闇譬 第2図 第3図 山圧タービン八

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)ボイラ解列後、ドラム及びドラムから後部伝熱部前
    壁及び中間壁迄の蒸気流通系統を封水し、しかる後火炉
    内の伝熱管を酸洗することを特徴とするボイラの酸洗方
    法。
JP27765985A 1985-12-09 1985-12-09 ボイラの酸洗方法 Pending JPS62138601A (ja)

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JP27765985A JPS62138601A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 ボイラの酸洗方法

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JPS62138601A true JPS62138601A (ja) 1987-06-22

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015230150A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 栗田エンジニアリング株式会社 ボイラの化学洗浄方法
JP2021063593A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 株式会社Jera ボイラの化学洗浄方法
JP2022048804A (ja) * 2020-09-15 2022-03-28 三菱重工業株式会社 ボイラの化学洗浄方法

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JP2021063593A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 株式会社Jera ボイラの化学洗浄方法
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