JPS62138458A - 金属微量要素高濃度水溶液の製造方法 - Google Patents
金属微量要素高濃度水溶液の製造方法Info
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- JPS62138458A JPS62138458A JP27847085A JP27847085A JPS62138458A JP S62138458 A JPS62138458 A JP S62138458A JP 27847085 A JP27847085 A JP 27847085A JP 27847085 A JP27847085 A JP 27847085A JP S62138458 A JPS62138458 A JP S62138458A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、各種金属ffi+F化合物4rびに窒素成
分、燐成分を含んでいる高濃度水溶液の製造方法に関す
るものであって、本発明方法によって得られる金属fI
Y化合物水溶液は、これを希釈し、水耕栽培、i1+j
苔養殖そのほかの液肥として使用出来るものである。
分、燐成分を含んでいる高濃度水溶液の製造方法に関す
るものであって、本発明方法によって得られる金属fI
Y化合物水溶液は、これを希釈し、水耕栽培、i1+j
苔養殖そのほかの液肥として使用出来るものである。
(従来の技術)
金属工11化合物、とりわけリガンドとしてエチレンジ
アミン四酢酸を用いて各種金属例えば鉄、銅。
アミン四酢酸を用いて各種金属例えば鉄、銅。
マンガン、コバルト、亜鉛などの錯化合物を適宜配合し
たところの金属微量要素を含む水耕栽培等の液肥に使用
できる溶液は知られていない。上記した各種金属錯化合
物を混ぜ合せた粉体温合物は市販されているが、これを
水に溶かし、更に窒素成分として塩化アンモニウム、硫
酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、硝酸カリウムなど
、燐成分として燐酸ソーダ、燐酸カリウムなどを加え水
溶液とし、これを適宜薄めて水耕栽培等の液肥として使
用する訳であるが、10%濃度の水?8液でも保存中に
結晶が析出する。調合したものを一度に消費してしまう
ときは問題はないが、少しづつ取り出してこれを希釈し
て使用する場合には、結晶の析出によって溶液の成分バ
ランスが変化するので。
たところの金属微量要素を含む水耕栽培等の液肥に使用
できる溶液は知られていない。上記した各種金属錯化合
物を混ぜ合せた粉体温合物は市販されているが、これを
水に溶かし、更に窒素成分として塩化アンモニウム、硫
酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、硝酸カリウムなど
、燐成分として燐酸ソーダ、燐酸カリウムなどを加え水
溶液とし、これを適宜薄めて水耕栽培等の液肥として使
用する訳であるが、10%濃度の水?8液でも保存中に
結晶が析出する。調合したものを一度に消費してしまう
ときは問題はないが、少しづつ取り出してこれを希釈し
て使用する場合には、結晶の析出によって溶液の成分バ
ランスが変化するので。
好ましくない。
(解決しようとする問題点)
本発明者は金属錯化合物を多種類含んで成る水溶液にお
いて、高濃度でも結晶が析出しない調整方法を提供する
。
いて、高濃度でも結晶が析出しない調整方法を提供する
。
(問題解決のための手段)
本発明によって提供される液肥は、鉄、銅、亜鉛、マン
ガン、コバルト、モリブデンの多種全屈を含むものであ
る。これら金属はいずれもポリアミノポリカルボン酸例
えばエチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ジエチレン
1−リアミン五酢酸(DTPA)、ヒドロキシエチルエ
チレンジアミン三酢酸(HEDTA)、ニトリロ三酢酸
(NTA)などと錯体化合物を形成しているものである
。
ガン、コバルト、モリブデンの多種全屈を含むものであ
る。これら金属はいずれもポリアミノポリカルボン酸例
えばエチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ジエチレン
1−リアミン五酢酸(DTPA)、ヒドロキシエチルエ
チレンジアミン三酢酸(HEDTA)、ニトリロ三酢酸
(NTA)などと錯体化合物を形成しているものである
。
この錯体化合物は、各々の金属について別々に造って結
晶として取り出してもよいし、ポリアミノカルボン酸を
アルカリ例えば苛性ソーダ、苛性力りなどを使って水に
溶かしておいて、そこへ各種金属の塩を加えても造るこ
とができる。前者の方法で造ったものを用いるときは、
結晶中に結晶水を持っているので各金属の含是を全体と
してバランスさせるために結晶水を考慮して配合量を決
めるとよい。
晶として取り出してもよいし、ポリアミノカルボン酸を
アルカリ例えば苛性ソーダ、苛性力りなどを使って水に
溶かしておいて、そこへ各種金属の塩を加えても造るこ
とができる。前者の方法で造ったものを用いるときは、
結晶中に結晶水を持っているので各金属の含是を全体と
してバランスさせるために結晶水を考慮して配合量を決
めるとよい。
これらの金属錯化合物は水溶液となったとき、単なる金
属イオンと異なりで植物に吸収され易いものであるとさ
れていて、微はでもって、欠乏によって植物に現われる
J□i状を冶癒したり、これを施すことによって生育を
旺盛にするなどの働きがあるので、金属微駄要素と呼ば
れている。
属イオンと異なりで植物に吸収され易いものであるとさ
れていて、微はでもって、欠乏によって植物に現われる
J□i状を冶癒したり、これを施すことによって生育を
旺盛にするなどの働きがあるので、金属微駄要素と呼ば
れている。
本発明によれば、これら各種金属錯化合物及び植物生育
の栄養素である窒素、燐を配合した高濃度液肥を調整し
て、これを適宜希釈して施肥するのに適したものが提供
される。即ち、鉄、銅、亜鉛、マンガン、コバルト、モ
リブデンの錯体化合物を水に溶かし、更に硼酸を加えて
アンモニア水又はアンモニア、及び燐酸を過敏添加する
。ここで添加されるアンモニア水又はアンモニア、及び
燐酸は、溶液のPHを調整する働きを持ち、これによっ
て濃度が高くなっても結晶が析出することがなくなった
ものと考えられる。加えられたアンモニア水又はアンモ
ニテは窒素成分として、又燐酸は燐成分として植物に利
用されることにもなる。
の栄養素である窒素、燐を配合した高濃度液肥を調整し
て、これを適宜希釈して施肥するのに適したものが提供
される。即ち、鉄、銅、亜鉛、マンガン、コバルト、モ
リブデンの錯体化合物を水に溶かし、更に硼酸を加えて
アンモニア水又はアンモニア、及び燐酸を過敏添加する
。ここで添加されるアンモニア水又はアンモニア、及び
燐酸は、溶液のPHを調整する働きを持ち、これによっ
て濃度が高くなっても結晶が析出することがなくなった
ものと考えられる。加えられたアンモニア水又はアンモ
ニテは窒素成分として、又燐酸は燐成分として植物に利
用されることにもなる。
かくして造られた金属微量要素水溶液は適宜希釈して海
苔の貯留培養に用いると効果がある。又、硝酸アンモニ
ウム、硝酸カリウムなどを加え水耕用にも使用すること
ができる。
苔の貯留培養に用いると効果がある。又、硝酸アンモニ
ウム、硝酸カリウムなどを加え水耕用にも使用すること
ができる。
以下に具体的事例を記述する。
実施例1
エチレンジアミン四酢酸鉄塩(EDTA−Fe・Na・
2H,Oと記す。以下同じ)3.14g、EDTA−C
o ・2Na ・411,0 0.204 g、EDT
A−Mo204・2Nal(,02,275g、EDT
A−Zn ・2Na ・4I−1,01,524g、E
DTA−Cu ・2Na ・3H□0 0.062g、
このほかに硼酸15.9gを水300m1に溶かし、2
8%アンモニア水29.69g、燐酸3.84gを加え
た。液性はpII8.2であった。得られた溶液は1ケ
月放置後も沈殿を生じなかった。
2H,Oと記す。以下同じ)3.14g、EDTA−C
o ・2Na ・411,0 0.204 g、EDT
A−Mo204・2Nal(,02,275g、EDT
A−Zn ・2Na ・4I−1,01,524g、E
DTA−Cu ・2Na ・3H□0 0.062g、
このほかに硼酸15.9gを水300m1に溶かし、2
8%アンモニア水29.69g、燐酸3.84gを加え
た。液性はpII8.2であった。得られた溶液は1ケ
月放置後も沈殿を生じなかった。
実施例2
EDTA64gを水330m1に入れこれに苛性ソーダ
6.7gを加えた。次いでEDTA−Fe・Na3.1
g、硫酸マンガン3.1と、硫酸亜鉛1.0g、硫酸銅
0.03と、硫酸コバルト001g、モリブデン酸アン
モン1.3gを加え更に硼酸15.9gを加え溶解した
。次いで28%アンモニア水30g、燐酸3.8gを加
えた。液性はpH8,3であった。得られた溶液は1ケ
月放置後も沈殿を生じなかった。
6.7gを加えた。次いでEDTA−Fe・Na3.1
g、硫酸マンガン3.1と、硫酸亜鉛1.0g、硫酸銅
0.03と、硫酸コバルト001g、モリブデン酸アン
モン1.3gを加え更に硼酸15.9gを加え溶解した
。次いで28%アンモニア水30g、燐酸3.8gを加
えた。液性はpH8,3であった。得られた溶液は1ケ
月放置後も沈殿を生じなかった。
比較例
EDTA・4Na・2II2091.1gを水330耐
に入れ、次いでE′DTA−Fe−Na 3゜1g、硫
酸マンガン3.1g、硫酸’411i鉛1.0g、量産
銅0.03gg、硫酸コバルト0.1g、モリブデン酸
アンモン1.3gを加え更に硼15゜9gを溶解した。
に入れ、次いでE′DTA−Fe−Na 3゜1g、硫
酸マンガン3.1g、硫酸’411i鉛1.0g、量産
銅0.03gg、硫酸コバルト0.1g、モリブデン酸
アンモン1.3gを加え更に硼15゜9gを溶解した。
次いで塩化アンモン26.4g。
燐酸ナトリウム11.93gを加えた。得られた溶液は
2時間後に沈殿が析出した。
2時間後に沈殿が析出した。
Claims (1)
- 金属錯化合物としてポリアミノポリカルボン酸鉄、同マ
ンガン、同亜鉛、同銅、同コバルト、同モリブデン塩を
含み、ほかに硼酸が加えられていてもよい金属微量要素
水溶液を高濃度で造るに際し、アンモニア水又はアンモ
ニア、及び燐酸を加えることを特徴とする金属微量要素
高濃度水溶液の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27847085A JPH0710818B2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 金属微量要素高濃度水溶液の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27847085A JPH0710818B2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 金属微量要素高濃度水溶液の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62138458A true JPS62138458A (ja) | 1987-06-22 |
JPH0710818B2 JPH0710818B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17597777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27847085A Expired - Lifetime JPH0710818B2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 金属微量要素高濃度水溶液の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710818B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0280386A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-20 | Teikoku Chem Ind Corp Ltd | 養液栽培用微量要素 |
JP2021023917A (ja) * | 2019-08-09 | 2021-02-22 | 国立大学法人 宮崎大学 | 木材乾燥廃液から得られる金属補給体並びに木材乾燥廃液の脱色方法及び木材心材成分の回収方法 |
JP2021045119A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-25 | 冬彦 中嶋 | ミズゴケ培養用の培地、ミズゴケの培養方法 |
-
1985
- 1985-12-11 JP JP27847085A patent/JPH0710818B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0280386A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-20 | Teikoku Chem Ind Corp Ltd | 養液栽培用微量要素 |
JP2021023917A (ja) * | 2019-08-09 | 2021-02-22 | 国立大学法人 宮崎大学 | 木材乾燥廃液から得られる金属補給体並びに木材乾燥廃液の脱色方法及び木材心材成分の回収方法 |
JP2021045119A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-25 | 冬彦 中嶋 | ミズゴケ培養用の培地、ミズゴケの培養方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0710818B2 (ja) | 1995-02-08 |
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