JPS62136A

JPS62136A - 無線ペ−ジング通信方式

Info

Publication number: JPS62136A
Application number: JP60138022A
Authority: JP
Inventors: Shigeyuki Mizukoshi; 水越　重幸; Haruhiko Okubo; 大久保　春彦; Yukio Kaneko; 幸夫金子
Original assignee: Iwatsu Electric Co Ltd
Current assignee: Iwatsu Electric Co Ltd
Priority date: 1985-06-26
Filing date: 1985-06-26
Publication date: 1987-01-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の技術分野）本発明は主として建設・土木工事などの工事現場で多数
の作業従事者間或いは作業指運者と従事者間で使用され
る微弱な電波を用いる無線通信システムに関するもので
ある。

（従来技術とその問題点）これらの工事においては、多数の工事関係者が共同で危
険な工事を行う必要があり、工事中に工事指揮者が従事
者に指示を行ったり、また、工事従事者間で連絡をとり
合うことは、作業の安全性の確保の上で必須のものであ
り、このため従来より無線を用いたページング通信方式
が用いられている。

この方式の基本は、同時送受話、連続送信であり、携帯
無線機は、ハンドフリーで使用する。親局（無線基地局
）の下に携帯無線機を主として使用する子局が複数台で
一つのシステムを作る。

親局と携帯無線機間で通話の使用頻度が少ない場合、−
グループ内の携帯無線機は、同一周波数として、１台の
携帯無線機が送信中は、他の携帯無線機は通話しないで
送信待ちとする。１周波数を多局で共用する方式が使用
されている。

また、親局と携帯無線機間で使用頻度が多く、かつ工事
の安全性等の必要性により、従事者が指揮者の指示内容
を常時聴取する外、他の従事者が行う指揮者との通話内
容をモニタし、当人の作業の参考にすること、また必要
なとき、いつでも個々の従事者が指揮者又は他の従事者
と交信できることが要請される場合がある。

この場合のシステム構成図を第３図に示す。第３図のシ
ステムは、基地局１と携帯無線機２〜６で構成され、携
帯無線機２〜６は第４図に示す構成である。基地局１か
らの送信は各携帯無線機共に共通の周波数を使用し、各
携帯無線機からの送信周波数は携帯無線機が内蔵する水
晶発振子４１により決定され、この水晶発振子４１を用
いた水晶発振器４２の出力を逓倍器４３で同調して搬送
波を取り出し送信に使用していた。そのため、各携帯無
線機の水晶発振子４１の発振周波数はそれぞれ相違して
いることが必要条件であり、携帯無線機の数量を増やす
ことはそれだけ周波数の異なる水晶発振子を用意する必
要があるため極めて不経済であり、その管理上も極めて
繁雑であるという欠点がある。

又、作業現場においては、携帯無線機からの送信波に対
して電波干渉等によって妨害をうけ基地局で受信不能に
なることがあるが、その場合は現場で水晶発振子の取換
えと逓倍器４３の同調を再調整することは不可能に近く
、作業員は一旦基地局に戻って他の送信周波数を持つ携
帯無線機に取替える必要があり、極めて不便であった。

（発明の目的）本発明は、以上の問題点を解決するため、各携帯無線機
に周波数シンセサイザを内蔵することにより、各携帯無
線機から基地局に対する送信搬送波の周波数を手動操作
で切換えることにより、安定した通話を実現することの
できる無線ベージング通信方式を提供することを目的と
する。

（発明の構成と作用）以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明を説明するための無線基地局と携帯無線
機の構成を示すブロック図、第２図は本発明に用いる携
帯無線機の一構成例でる。図において、ＩＯは無線基地
局であり、携帯無線機２０　（２０ａ　。

２０ｂ、　２０ｃ、　２０ｄ、　２０ｅ、　２０ｆ、　
２０ｇ、　２０ｈ）から送信される周波数ｆ１〜ｆ８の
搬送波をアンテナ１４で受信し、それを各携帯無線機刈
の周波数に対する受信機旦で受信して音声混合回路１２
を通してスピーカ１３で受聴する。基地局ＩＯでは各携
帯無線機皿に対してマイクロホン１５を通して周波数Ｆ
１により指令を送信する。各携帯無線機刈は第２図に示
すブロック構成から成っている。この構成は、フェイズ
ロックループ式（ＰＬＬ）と言われており、電圧制御発
振器３１の出力はチャネル選択スイッチ３２を設定する
ことによりプログラマブルデバイダ３３の分周比（１／
Ｎ）により発振周波数を逓降させて、水晶発振器３４の
出力周波数と同一にし、この二周波を位相検波器３５に
加え、低域フィルタ３６を介して得られ・るこの位相差
の直流出力電圧で電圧制御発振器３１を制御し、発振周
波数をロックする。このためＰＬＬの発振周波数はチャ
ネル選択スイッチ３２により手動で任意の周波数に容易
に設定できるように構成されている。チャネル数は一般
ｇこ数百チャネルは選定できるものである。

次に使用状態の具体的動作について説明する。

使用に当たっては、携帯無線機を使用する作業員を集め
て、まず各携帯無線機の周波数設定を行う。

例えば、第１図に示すように、携帯無線機２０ａにはｒ
ｌ、同２０ｂニはｆ　ｒ−−−−−−一同２０ｈニはｆ
、というように、各携帯無線機からの送信周波数の設定
を行う。

基地局１０からの送信周波数はＦ、とし、各携帯無線機
料の受信周波数は共通である。この状態で各携帯無線機
競を持った作業者はそれぞれ所定の場所で作業を行いな
がら、基地局１０からの指令により作業を行い、その結
果等を基地局ＩＯに対し連絡している。基地局１０では
各携帯無線機並からの送話内容をスピーカ１３でモニタ
し、必要に応じて各携帯無線機に指令を送信すると共に
、ハイブリッド回路１７を介して各携帯無線機料から送
話を基地局１０から送出すべき指令といっしょに各携帯
無線機料に送信し、３者通話等の会議通話が行えるよう
に設定されている。これは、基地局１０に各受信機ごと
に切換えスイッチ等を設けて必要に応じて切換えること
で簡単に実現できる。通話を行っている状態で例えば携
帯無線機２０ａの搬送波の周波数ｆ１が電波干渉等によ
り妨害されると、基地局側では携帯無線機２０ａからの
受信が不能となり、電波障害を受けたことを確認し、携
帯無線機２０ａに対して、他の通話チャネルを指定して
手動で切換えることを指示する。基地局１０の側では各
携帯無線機皿の使用チャネルを管理しているため、どの
チャネルが使用されていないかが直ちに判るため、携帯
無線機２０ａに対してチャネルを指示して携帯無線機２
０ａの送信チャネル及び基地局１０のその携帯無線機２
０ａに対する受信チャネルをそれぞれ予備チャネル例え
ばｆ、。に切替えて通話を行う。

（発明の効果）以上説明したように本発明によれば、各携帯無線機にそ
れぞれシンセサイザを内蔵し、基地局側からの指令によ
り各携帯無線機からの送信搬送波の周波数を手動操作で
任意のチャネルに切換えることができるため、各携帯無
線機からの送信搬送波周波数に対する電波干渉等に対し
ても容易に対処することができ、しかも各携帯無線機は
すべて同一仕様で構成することができるため、製作費も
安く、保守も簡単に出来る効果がある。基地局から各携
帯無線機への下り伝送チャネルは基地局に比較的高い送
信電力と利得の高いアンテナを用いることにより、確保
することができるため、本発明の採用により、簡単な操
作で安定した無線ページング方式を実現し得ることにな
り、実用的効果は極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は本
発明の無線ページング通信方式に用いる携帯無線機の１
例を示すブロック図、第３図は従来の無線ページング通
信方式の構成例を示すブロック図、第４図は従来の無線
ページング通借方式に用いられる携帯無線機の１例を示
すブロック図である。１．１０・・・無線基地局、２．３．４．５．６．刈・
・・携帯無線機、　１工・・・受信機、　１２・・・音
声混合回路、１３・・・スピーカ、　１４・・・アンテ
ナ、　１５・・・マイクロホン、　１６・・・送信機、
　１７．１８・・・ハイブリッド回路、　３０・・・周
波数シンセサイザ、　３１・・・電圧制御発振器、　３
２・・・チャネル選択スイッチ、３３・・・プログラマ
ブルデバイダ、　３４．４２・・・水晶発振器、　３５
・・・位相検波器、　３６・・・低域濾波器、４１・・
・水晶発振子。

Claims

【特許請求の範囲】

各携帯無線機は手動切替えにより予め定めた多数の搬送
波のうちの一つを選択可能な周波数シンセサイザの出力
搬送波を用いて基地局に対する通話信号を送出するよう
に構成され、基地局は前記各携帯無線機から伝送された
前記通話信号を混合して聴取するとともにその混合され
た前記各通話信号を単一の搬送波を用いて前記各携帯無
線機に送出するように構成された無線ページング通信方
式。