JPS62136534A - Og粗粒ダストの乾燥方法 - Google Patents

Og粗粒ダストの乾燥方法

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Publication number
JPS62136534A
JPS62136534A JP27776685A JP27776685A JPS62136534A JP S62136534 A JPS62136534 A JP S62136534A JP 27776685 A JP27776685 A JP 27776685A JP 27776685 A JP27776685 A JP 27776685A JP S62136534 A JPS62136534 A JP S62136534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
drying
coarse
dried
pot
Prior art date
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Pending
Application number
JP27776685A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Inatomi
稲富 俊隆
Kenji Oya
大家 憲治
Kenji Aoyanagi
健児 青柳
Manabu Matsubara
学 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IRIE KOSAN KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
IRIE KOSAN KK
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IRIE KOSAN KK, Nippon Steel Corp filed Critical IRIE KOSAN KK
Priority to JP27776685A priority Critical patent/JPS62136534A/ja
Publication of JPS62136534A publication Critical patent/JPS62136534A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は転炉操業時に用いるOG方式による集塵装置か
ら排出される粗粒ダスト(以下OGダストとする)の乾
燥方法に関するものである。
〈従来の技術〉 OGダストは鉄分を多量に含有するので、高炉原料とし
て用いる為に焼結工程へまわしたり、又は転炉へ返送し
たりされている。しかるにとのOGダストは湿式処理に
よるダストであり、水分を約9%もの多量含有している
為に事前処理とじて乾燥を行なわなければならず、従来
からの乾燥方法としては野積み乾燥がなされていた。
〈発明が解決しようとする問題点ン 上述の野積み乾燥法では、OGダストの水分がその後の
使用に支障がない位まで低下する迄には通常1ケ月間以
上もの長時間を要し、野積み乾燥とはいえ屋外で乾燥さ
せたのでは天候の影響を受けるので実際には特設の屋内
乾燥場が必要でありその為の場所の確保上の問題もあっ
た。
更には1ケ月間もの長時間大気中に放置する為にOGダ
スト中の鉄分の酸化が進行するという問題もあった。
〈問題点を解決する為の手段〉 本発明者等は発明の完成に先たち、自製用工場に発生す
る鉄源の有効活用について種々の検討を行なった結果O
G転炉で発生する粗粒ダストであれば簡単に処理可能で
あり、活用する有効鉄分も高く経済的であることに着目
した。
また、この粗粒ダストは多量の水分を含有し、かつ大気
酸化を招き易く単なる天日乾燥もしくは強制乾燥では最
も有効なメタリック鉄が酸化消失して逆に転炉での還元
吸熱を招き有効な活用が阻害されること、及びこれ等を
回避して効率的に除水し、しかも酸化ロスのない強制乾
燥を行なうには生成直後の粗粒ダストの天日乾燥と厚層
強制乾燥の組合せにより可能であること等を知見し得た
即ち、本発明者等は転炉で発生した粗粒ダストの天日乾
燥時の除水について検討した結果第1図に示すように仮
積み後1日以上経過すれば含有水分を大幅に低減できる
こと、さらにこの天日乾燥を長時間継続しても水分減少
の割に該ダストの酸化が可及的に進行することから脱水
効率とメタリック鉄の高い状態での転炉装入は仮積み後
1〜4日経過内に行なうことが好ましい事を見出した。
また、この仮積み天日乾燥の粗粒ダストはいまだ4〜6
%の水分を含有しており、装入時の水蒸気爆発、あるい
は鋼中の水素アップからそのま−で転炉への装入は不可
能であり、厚層強制乾燥を行なう必要がある事も見出し
た。
この厚層強制乾燥はLPG、 COG等のガス燃焼では
不経済であることから工場内に一定量常に発生する熱源
(廃熱)であって、かつ粗粒ダストの乾燥に必須の厚層
の形成を満足する必要があり、この条件を満足するもの
として自工場で発生する溶滓鍋が有効であることを知見
し得た。
そして本発明は、発生した粗粒ダストを仮置して1〜4
日間の天日乾燥を行ない、これに合わせて転炉の装入精
練と適宜遅れて同一サイクルで発生する溶滓鍋の顕熱を
利用して強制乾燥する。この溶滓鍋の強制乾燥により、
表層面の粗粒ダストの露出酸化を抑制でき、しかも上部
から下部及び底部に形成される該溶滓鍋の外鉄支枠の保
有顕熱が周囲面から極めて効果的に下方から上方へと順
次該粗粒ダストに伝達され短時間に該ダストの乾燥が行
なわれる。
また、本発明方法に使用する溶滓鍋は、その温度が30
0℃以上ある状態の物を用いる様にし、通常の作業工程
に於いては、溶滓鍋にまず敷滓を施した後に溶融状鋼滓
を受け、3チヤージ毎に敷滓を排出するので、敷滓を排
出して直ちにOGダストを適宜手段で溶滓鍋内に装入す
るものである。
この溶滓鍋は必要熱源としての保有温度の他に前述した
粗粒ダストの厚層強制乾燥のために上方口径りと高さ■
]とかH/D−0,3以上の深底鍋を用いるものとする
又本発明方法に於いて、OGダストをまず自然乾燥せし
めるのは、排出されたま\のOGダストは水分が約9%
もあり、自然乾燥である程度までの乾燥を行なうことで
、次工程での溶滓鍋顕熱での仕上げ乾燥を可能にすると
ともに、乾燥所要時間の短縮により表層露出面の酸化損
失及び鍋サイクルの阻害を防止し、結果として低水分の
メタリック鉄の富化した粗粒ダストの転炉装入が可能と
なり、転炉の操業および歩留、品質の安定向上が達成さ
れる。
〈実施例及び作用〉 以下に本発明の実施例を示し乍ら、本発明のOG粗粒ダ
ストの乾燥方法について詳述する。
11■ OG装置より排出された水分約85%含む60μm以上
のOGダストを乾燥の対象物とした。乙のOGダスト1
5トンを屋内に仮置し24時間放置すると水分が約65
%まで低下した。
一方溶融状転炉滓を所望のスラグ処理場へ運び、内部の
敷滓をも排出し、転炉滓の顕熱の為に約350℃となっ
ている空の鋼滓w4(50トン容量高さH/上方口径D
−0,5)を2個準備し、1個へは上記24時間放置後
のOGダスト5トンを、又他の1個へは同OGダスト1
0トンをそれぞれプル!・−ザーを用いて装入した。こ
の状態で6時間保持し、鋼滓鍋から取出した。この場合
に於けるOGダストの水分量の変化を第2図に示す。
また本発明の粗粒ダストの乾燥と、比較例として直接溶
滓鍋にて乾燥した場合と広口浅底溶滓鍋を用いた場合と
を比較して表1に示す。
この実施例の結果から判る様に、転炉へ装入する為の原
料として、又は高炉へ元す為の焼結原料として使える含
有水分が3%以下となす為には、OGダストを鋼滓鍋に
装入して僅か4時間足らずで十分であり、また乾燥後の
粗粒ダストの酸化も極めて少なく結果として高い精練歩
留と吹上から見ろ操業も安定している。
〈発明の効果〉 以上述べて来た如く、本発明方法によれば、転炉工場に
於ける一連の作業工程の中で無駄に放冷されている鋼滓
間が保有する熱エネルギーを、同じく転炉工場にて発生
するOGダストの乾燥に用いるものであり、別に新たな
熱エネルギーを使用することなくOGダストを短時間で
効率良(乾燥させる事が出来るものであり、大量のOG
ダストを野積み乾燥させる場合の様に広い乾燥場所を必
要とする事な(、かつ又長時間放置によるOGダストの
酸化進行を防tb出来るので再利用鉄分の歩留りが向上
するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は天日乾燥と水分及びメタリック鉄の損耗を指数
で表わすグラフ、第2図は本発明乾燥方法の実施例の場
合の水分量の変化を示すグラフ。 特許出願人 新日本製鐵株式會社(他1名)代 理 人
 有吉 教晴 第1図 仮固天日乾母経過日数(日間) 第2図 0 3 6 9 1215  [S21 24 273
03336経過(時間)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、OG集塵装置から排出される粗粒ダストを、1〜4
    日間の自然乾燥の後に、溶滓を収納、排出した直後で未
    だ高温状態にあり、その高さが上方口径の0.3倍以上
    ある深底型の溶滓鍋内に装入し乾燥することを特徴とす
    るOG粗粒ダストの乾燥方法。
JP27776685A 1985-12-09 1985-12-09 Og粗粒ダストの乾燥方法 Pending JPS62136534A (ja)

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JP27776685A JPS62136534A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 Og粗粒ダストの乾燥方法

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JP27776685A JPS62136534A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 Og粗粒ダストの乾燥方法

Publications (1)

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JPS62136534A true JPS62136534A (ja) 1987-06-19

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ID=17588032

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JP27776685A Pending JPS62136534A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 Og粗粒ダストの乾燥方法

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JP (1) JPS62136534A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021507983A (ja) * 2017-12-22 2021-02-25 アルセロールミタル 鉄含有スラッジの処理方法

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