JPS62133941A - スポツト撮影装置のバランス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、起倒を伴うアンダーテーブル方式の透視ｖｉ
影台、例えばＸ線診断装置等にｄ３けるスボッ１〜ｌＩ
ｄ影装置のバランス装置に関するものである。

［発明の技術的背景とその問題点］ 一般に、現在知られているＸ線診断装置（例えばＸ線透
視囮影台）は、例えば第２図に示づ−ように天板１上に
載せた思考２の患部２−ａをＸ線管装置３の焦点３−ａ
から放射したＸ線ににり透過し、患部２−ａの像を得て
、これをスボッ１へ撮影装置４内に準備したフィルム５
に写し込むようになっている。

このようなＸ線診断装置において、Ｘ線源の画質を向上
させるためには、拡大率（即も前記Ｘ線管装置の焦点３
−ａと患部２−ａとの距離ａと、この距離ａ及び患部２
−ａからノイルム５まての距劇１ｂの和ａ十すとの比率
ａ　十ｂ　／　ａ　＞をできるだけ小さくすることが必
要であり、したがって患部２−ａとフィルム５との距離
すを小さくすべくスポラ１−撮影装置４を矢印Ｂ方向に
下降させ、これを患部２にできるだけ密着させることか
要求されている。

一方、このような情況下においては、スボッ［〜′Ｒ影
Ｕ置装の車重が１００〜１５０ｋｇとかなり垂いことか
ら、これを患者２に安全に密着させ、過圧迫となること
を防止しなければならない。この際、患者２の膜厚に個
人差があるためスポット敵影装置４の停止位置もばらつ
くことがある。また、消化管系の診断では特に生体より
もＸ線吸収の大きな造影剤を用い、これを体内へ移動さ
せるために患者２を天板１に載せたまま敵影装置全体を
起こしたり、倒したり覆る起倒動作を行なうことから、
スポット敵影装置４の重ツノ方向も起倒角度に応じて　
９０’の範囲で変化することとなるが、その場合におい
ても患者２に過圧迫を与えないようにする必要がある。

ざらに、万が一停電等によって装置の作動が停止した場
合においてもスポット敵影装置４の矢印Ａｈ向への退避
が容易に行なえ、患者２の安全を守ることが必要とされ
る。

このため、従来よりスボッ１−撮影装置４の重量バラン
スをとってやることが必要とされ、現在それぞれ第３図
〜第６図に示すようなバランス装置が知られている。

第３図のｂのは、最−ｂ良く知られているスポラ１〜Ｖ
ｉ影のバランス装置であり、スプ［１ケツ！・８゜８に
捲回したチェーン７と、プーリー１０．１０に捲回した
ワイヤー９とでスポジＩＩＡ影装置４とこれと同車量の
バランスウェイト６とを連結しており、スポット日影装
置４は、バランスウェイ１−６によってｆｆ１ｆｆｌバ
ランスがとられつつ矢印方向に移動できるようになって
いるものである。

第４図のものは、第３図のものと異なり、動滑車スプロ
ケット１１及び動滑車プーリー１２を用いることにより
バランスウェイト６の車重を１／２としたものであり、
スポット敵影装置４は、やはりバランスウェイト６によ
って千ｄバランスがとられつつ矢印方向に移動できるよ
うになっている。なお図中、７，８．９．１０は第３図
のものと同様のチェーン、スプロケット、ワイヤー、プ
ーリーを示す。

第５図のものは、スポット撮影装置４に固定したラック
１３−ａと、スポラ１−ＶｆＬ影装置４の１／２の車ω
をもつバランスウェイト６に固定したラック１３−ｂと
を、前記ラック１３−ａに噛合う小歯車１４と該小歯車
の２倍のピッチ円径をもら小歯巾１４と同軸に固定され
、前記ラック１３−すと噛合う大歯車１５とを介して連
動させたものであり、スポット敵影装置４は、バランス
ウェイト６によって重量バランスがとられつつ矢印方向
に移動できるようになっている。

第６図のものは、更にバランスウェイト６の軽量化をは
かったもので、バランスウェイト６とスポット撮影装買
の重ω比と同−比のピッチ円径をもつスプロケッ１−８
を小歯車１４と同一軸に固定し、このスプロケット８に
捲回したチェーン７でバランスウェイト６を保持したも
のである。

以上、現在知られているスポット撮影装置のバランス装
置について説明したが、これらの装置にはそれぞれ以下
のような問題がある。

すなわら、第３図のものは、機構が簡単であるという反
面、スポット撮影装置同様大重最のバランスウェイｌ−
６の重量を装置に持たせる必要があることから、装置仝
休の重量、動）几剛性９強度を大［１］にｔＪＰさせる
必要があり、また、バランスウェイ１−６の走行用スペ
ースが必要となるという欠点がある。

また、第４．第５図のものはいずれも第３図のものに比
べてバランスウェイト６の重量を軽減覆ることはできる
が、反面バランスウェイト６の走行距離が２倍のス１−
ロークとなり、収納スペースが一層人となるという問題
がおる。

第６図のものは、バランスウェイト６の手ωを更に軽減
することはできるが、バランスウェイト６の走行距離が
非常に大ぎくなるため、収納スペースの問題ばかりか、
バランスウェイ１−６が非常に高速で移動するため、騒
音、振動か大きくなるという欠点がある。

このように、現在知られている装置には、いずれも一長
一短があり、装置重量の軽減及び小型化を同時に実現す
ることが従来Ｊ：り望まれていた。

［発明の目的］ 本発明は、■記事情に鑑みてなされたもので、従来装置
の利点を生かしつつバランスウェイトを抹消づることに
より、装置型はの軽減、小型化を同時に図ることのでき
るスポット撮影装置のバランス装置を提供することを目
的とする。

［発明の概要１ 上記目的を達成するための本ｆで明の概要は、起倒を伴
うアンダーテーブル方式の透祝敵影台にお【プるスポラ
１−撮影菰置と、このスポット倣形装置の被検体への接
離移動に連動して変位するばね支え部材と、該ばね支え
部材（一端が支えられ該ばね支え部４オを介してばね力
で前記スポット敵影装置を支持Ｊるバランスばねと、該
バランスばねの他端を支えるばね位置変化用案内部材と
、前記透視歴影台の起倒回転角及び前記スポット倣形装
置の前記接離移動位置に応じて前記バランスばねのばね
力とスポット倣形装置の重ωとが釣り合う位置に前記ば
ね位置変化用案内部材を移動さける移動手段とを具備し
たことを特徴とすることにある。

［発明の実施例］ 以下、本発明の実施例について図面を参照しなから説明
づる。

第１図は、本発明装置の一例であり、先に第５図を参照
して説明した従来装置と同一部分については同一の符丹
を付しである。

第１図（ａ）において、１７は小歯車１’ｌと噛合する
ラック１３−ｂの下端に連結したワイヤー１６の■；端
に固定したばね支え部材でおり、スポラ］・倣形装置４
が前記被検体２に接離移動η−る際の移動ｕ１に応じ、
スポラ１〜撮影装置４に固定したラック１３−ａ、該ラ
ック１３〜ａと噛合する人歯巾１５．該犬歯車１５と同
軸に固定した小歯車１４、該小歯車１４と噛合する前記
ラック１３−す、及び前記ワイヤー１６からなる伝達系
をブトしで連動するようになっている。

１８は、その下端が前記ばね支え部材１７で押えられ、
上端が後ｊボするばね位置変化用案内部材１９で押えら
れたバランスばね（例えば圧縮コイルばね）であり、そ
のばね力で・前記ばね支え部材１７及び前記伝達系を介
してスポット日影装置４を支持するようになっている。

ばね位置変化用案内部材１９は、その支持ブロック１９
−ａとねじ軸２０とでその移動手段であるボールねじ機
構を構成しており、ねじ軸２０の下端に固定した歯車２
３を介し、駆動モータ２２の作動によるねじ軸２０の回
転で上下動するようになっている。

そして、駆動モータ２２の制御回路は、第１図（ｂ）に
示すように前記ねじ軸２０（第１図（ａ））の上部に歯
車２４．２５を介して該ねじｉｌ’１ｌ１２０の回転量
（即ら、ばね位置変化用案内部材１９の位’＋Ｑ、　）
を検出するように設けたポデンショメータ２１と、前記
スポッｉ〜Ｕυ影装置４の移動位置を検出すべく適所に
設けた位置検出器２６と、装置全体の起倒角度を検出す
べく適所に設（シた起倒角度検出器２７と、これら検出
器２１，２６．２７からの検出信号に阜づぎバランスば
ね１８の所望補正バランス力（即ら、ばね位置変化用案
内部＋Ａ１９の所望位置）を算出し、その亦出結果に基
づきＩＷ動モータ２２を作動させる制御部２８とを儒え
ている。

したがって以上のような装置によれば、通常、装置全体
を傾けない状態にあっては、スポット敵影装置４の接離
移動に応じてばね位置変化用案内部材１９がばね支え部
材１７との間隔を一定に保持するように、また装置仝休
を傾けた場合には、その傾動に基づくスポット倣形装置
４の小ツノ方向の変化に応じてばね位置変化用案内部材
１９とばね支え部材１７との間隔が所望の間隔になるよ
うに、ばね位置変化用案内部１．ｉ１９がモータ２２の
駆動で移動し、スポット敵影装置４の重量に対する必要
バランス力をバランスばね１８に持たけることがｃ゛き
る。

また、停電時にはねじ軸２０をハンドル等を用い、手動
で回転させる等の補助手段を説（プることにより、スポ
ラ１〜撮影装置の退避を容易に行なうことができる。

而して以上のような装置は、バランスウニ［イトを用い
ていなので軽量、小型であり、しかも、スポラｔ”撮影
装置のラック１３−ａは人＠中１５と噛合し、ばね支え
部材１７を連設したラック１３−ｂは小歯車１４と噛合
しているのでスポット倣形装置４の移動耐に比べばね支
え部板１７及びばね位置変化用案内部材１９の移動槽は
少なくて済み、一層スペースの削減を図ることができる
。

以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内で適宜に変形実施可能であることはいうまでもない
。例えば第３図に示したような装置についても本発明を
適用し得る。

［発明の効果］ 以上詳述したように、本発明によればバランスウェイト
を抹消することにより装置重量を軽減できるばかりでな
え、バランスウェイ１〜の走行、収納部にスペースをと
られることもなく、装置全体の小型化が図られる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明スポット倣形装置のバランス装置
の一実施例を示す概略図、第１図（ｂ）は、駆動モータ
の制御回路のブ［１ツク図、第２図は、Ｘ線透祝搬影台
の概略図、第３図〜第６図はそれぞれ従来装置の概略図
である。 ４・・・スポット倣形装置、１７・・・ばね支え部（Ａ
、１８・・・バランスばね、 １９・・・ばね位置変化用案内部位、 １９−ａ、２０．２２−・・移動手段。 ゛　代理人　弁理士　則　　近　　憲　　化量　　　　
　大　　　胡　　　典　　　夫（Ｇ） 第１図 ！！１２図 第　　６　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 起倒を伴うアンダーテーブル方式の透視撮影台における
   スポット撮影装置と、このスポット撮影装置の被検体へ
   の接離移動に連動して変位するばね支え部材と、該ばね
   支え部材で一端が支えられ該ばね支え部材を介してばね
   力で前記スポット撮影装置を支持するバランスばねと、
   該バランスばねの他端を支えるばね位置変化用案内部材
   と、前記透視撮影台の起倒回転角及び前記スポット撮影
   装置の前記接離移動位置に応じて前記バランスばねのば
   ね力とスポット撮影装置の重量とが釣り合う位置に前記
   ばね位置変化用案内部材を移動させる移動手段とを具備
   したことを特徴とするスポット撮影装置のバランス装置
   。