JPS6213393Y2 - - Google Patents

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JPS6213393Y2
JPS6213393Y2 JP18592380U JP18592380U JPS6213393Y2 JP S6213393 Y2 JPS6213393 Y2 JP S6213393Y2 JP 18592380 U JP18592380 U JP 18592380U JP 18592380 U JP18592380 U JP 18592380U JP S6213393 Y2 JPS6213393 Y2 JP S6213393Y2
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JP
Japan
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contact
discharge tube
fuse
terminals
circuit
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JP18592380U
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JPS57108638U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電話機その他の有線通信宅内機器の線
路引込点に使用される通信用保安器の改良に関す
る。
通信用保安器は線路の屋内引込点に設けられ、
通信用線路が電力線と混触したとき、あるいは雷
により線路にサージが到来したときに、宅内機器
を保護するとともに、操作する人を危険から保護
する。近年、宅内機器にも半導体集積回路が用い
られるようになり、通信用保安器の高性能化が求
められている。
このための従来の通信用保安器の回路の一例を
第1図に示す。線路端子L1,L2はヒユーズF1
F2を介して宅内機器端子T1,T2にそれぞれ接続
されている。この宅内機器端子T1,T2とヒユー
ズF1,F2の間には5極放電管Aが接続されてい
る。線路端子L1,L2とヒユーズF1,F2の間に
は、それぞれ接点遮断器TB1,TB2の一端が接続
されている。この接点遮断器TB1,TB2の他端は
5極放電管Aの電極にそれぞれ接続されている。
またこの5極放電管Aの中央の電極は接地されて
いる。
このような従来例回路では、線路L1またはL2
に雷サージが到来すると、接点遮断器TB1または
TB2の接続された5極放電管Aの電極と接地され
た電極との間で放電が開始される。この放電は直
ちに5極放電管A内に伝播し線路端子L1および
L2を短絡する。このため、宅内機器端子T1,T2
は同電位でしかも接地電位となり、宅内機器は保
護される。また、雷サージは接点遮断器TB1
TB2、5極放電管Aを介して接地に短絡される。
この雷サージの持続時間は一般に短いので、ヒユ
ーズF1,F2は溶断することなく、接点遮断器
TB1,TB2も開路となるよう動作することもな
い。このため、雷サージが消滅すれば回路は元の
状態に復旧し、通信が行われる。
電力線の混触が生じた場合には、高圧の交流が
線路端子L1またはL2(例えばL1)に印加される。
このときには、接点遮断器TB1またはTB2の接続
された5極放電管Aの電極と接地された電極との
間で放電が開始される。この放電は直ちに5極放
電管Aの管内に伝播し、線路端子L1およびL2
短絡する。これにより、宅内機器端子T1および
T2は同電位しかも接地電位となり、宅内機器お
よび使用者は保護される。
この状態で異常高圧がさらに持続すれば、接点
遮断器TB1またはTB2(例えばTB1)が開路となる
ように動作する。その後異常高圧が持続すれば、
ヒユーズF1またはF2(例えばF1)が溶断する。こ
の動作の過渡状態中は5極放電管Aが放電を持続
し、線路端子L1およびL2を短絡しつづける。従
つて、宅内機器端子T1およびT2は同電位となり
保護される。
ヒユーズF1またはF2が溶断すれば、線路端子
L1,L2と宅内機器端子T1,T2とは切離され、回
路は開かれ宅内機器および使用者の安全が保たれ
る。また、接点遮断器TB1,TB2にヒユーズF1
F2をそれぞれ並列に接続したものであるため、
接点遮断器TB1,TB2が動作して開路となるとき
に火花を生じることがない。このため、接点遮断
器TB1,TB2を小形化することができ、コストも
低廉とすることができる。
このように、第1図に示す従来装置は優れたも
のであるが、ヒユーズが溶断すると回路は開かれ
たままとなり、電話局より保守者が出動して混触
等異常高圧の原因を取り除くとともに、ヒユーズ
を交換するまで通信は不通状態のままである。こ
のため、保守者も緊急性を必要としその人員も多
数必要となる。また使用者にも不便である等の欠
点を有する。
本考案はこの点を改善するもので、雷サージ、
電力線の混触に対して宅内機器および使用者を保
護することができるとともに、ヒユーズの交換に
緊急性を必要としない通信用保安器を提供するこ
とを目的とする。
本考案は、線路端子L1,L2に各一端が接続さ
れたヒユーズF1,F2と、線路端子L1,L2に各一
端が接続された接点遮断器TB1,TB2と、上記ヒ
ユーズの各他端と上記接点遮断器の各他端と接地
とがそれぞれ5個の電極に接続された5極放電管
Aとを備えた通信用保安器において、上記接点遮
断器の各他端が宅内機器端子T1,T2に接続され
たことを特徴とする。
第2図は本考案一実施例の要部回路構成図であ
る。第1図で示した従来例と比較すると、宅内機
器端子T1およびT2を接点遮断器TB1およびTB2
各一端に、それぞれ接続したところに特徴があ
る。
他の点については、第1図と同様であるので説
明の繰返しを省く。
このような回路構成で、本考案の特徴ある動作
を説明する。雷サージが線路端子L1またはL2
到来すると5極放電管Aが放電し、線路端子L1
およびL2を直ちに短絡し、宅内機器端子T1およ
びT2を同電位とし宅内機器および使用者を保護
する動作は第1図の従来例と同様である。
また、電力線の混触等の場合に、5極放電管A
の放電、接点遮断器TB1,TB2の動作、ヒユーズ
F1,F2の溶断という動作により回路を開き宅内
機器および使用者をより安全に保護する。さら
に、この動作の過渡状態中に5極放電管Aが放電
を持続し、線路端子L1,L2を短絡しつづけ、宅
内機器端子T1およびT2を同電位として宅内機器
および使用者を保護することも第1図に示す従来
例と同様である。
本考案は、ヒユーズF1またはF2が溶断した後
の復旧動作に特徴がある。すなわち、ヒユーズ
F1,F2が溶断すると通信が不能になるので、電
話局より保守者が出動して、混触等異常高圧の原
因を取除くとともに、ヒユーズF1,F2を交換す
る必要がある。このときに、従来回路ではヒユー
ズF1,F2が交換されるまで、通信は不能状態の
ままである。しかし、本考案は使用者が手操作に
より接点遮断器TB1,TB2を復旧させることによ
り、回路を閉路とすることができ、通信を一応回
復することができる。
本考案は以上説明したように、接点遮断器の各
一端を宅内機器端子に接続することとした。した
がつて、ヒユーズが溶断した場合でも、使用者の
手操作で接点遮断器を復旧するのみで通信を回復
することができる。このため、ヒユーズの交換に
も緊急を必要とすることがない。このため、保守
者の人数を大幅に減少することができる。また、
雷サージや電力線の混触の場合等に対して、宅内
機器および使用者を保護することができ、しかも
接点遮断器を小形化、低コスト化することができ
る等の優れた効果については、従来例回路と同等
であつて、本考案の実施によつてそのいずれをも
損うことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の要部回路構成図。第2図は本
考案一実施例の要部回路構成図。 L1,L2……線路端子、F1,F2……ヒユーズ、
TB1,TB2……接点遮断器、A……5極放電管、
T1,T2……宅内機器端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 線路端子L1,L2に各一端が接続されたヒユー
    ズF1,F2と、線路端子に各一端が接続された接
    点遮断器TB1,TB2と、上記ヒユーズの各他端と
    上記接点遮断器の各他端と接地とがそれぞれ5個
    の電極に接続された5極放電管Aとを備えた通信
    用保安器において、上記接点遮断器の各他端が宅
    内機器端子T1,T2に接続されたことを特徴とす
    る通信用保安器。
JP18592380U 1980-12-23 1980-12-23 Expired JPS6213393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18592380U JPS6213393Y2 (ja) 1980-12-23 1980-12-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18592380U JPS6213393Y2 (ja) 1980-12-23 1980-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57108638U JPS57108638U (ja) 1982-07-05
JPS6213393Y2 true JPS6213393Y2 (ja) 1987-04-07

Family

ID=29987407

Family Applications (1)

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JP18592380U Expired JPS6213393Y2 (ja) 1980-12-23 1980-12-23

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JP (1) JPS6213393Y2 (ja)

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JPS57108638U (ja) 1982-07-05

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