JPS62133348A - 鉛直反応管の周溶接部の超音波探傷装置 - Google Patents

鉛直反応管の周溶接部の超音波探傷装置

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JPS62133348A
JPS62133348A JP60273393A JP27339385A JPS62133348A JP S62133348 A JPS62133348 A JP S62133348A JP 60273393 A JP60273393 A JP 60273393A JP 27339385 A JP27339385 A JP 27339385A JP S62133348 A JPS62133348 A JP S62133348A
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JP
Japan
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reaction tube
adapter
receiver
outer periphery
water
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JP60273393A
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Akira Suzuki
章 鈴木
Hiroshi Yabe
矢部 浩
Morikazu Ikeda
池田 盛一
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Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔従来技術〕 ナフサ、LPG等の炭化水素の水蒸気改質炉においては
、その反応管は約10〜30KP/ crAの内圧を受
け、その外周は約1200℃の燃焼ガスに曝され、その
管壁温度は約900℃に達する苛酷な稼働条件のもとに
使用されるので、反応管にはASTM規格のHK40す
なわち、0.4 C−25Cr −2ONiNミノ鋳造
管が使用されている。
この種の遠心鋳造管は、製作の都合上単位長2〜4Mの
素管を機械加工ののち、3〜5本を縦列に溶接すること
によシ、10M前後の長さとして作られ、その周溶接部
は、溶接時の熱影響及び運転中の高を品加熱の影響で、
時効劣化による粒界割れを生じ易く、定期的に入念な検
査が必要であり、特に大型水蒸気改質炉では、反応管は
数100本に達するから、検査すべき溶接個所の数は厖
大なものとなる。
反応管の欠陥検査は、従来:抜取シ破壊検査によシ行わ
れてきたが、これは非経済的であるのみならず、全数検
査ができない欠点があり、この点を改善するものとして
、特願昭54−46436号のような自動昇降式超音波
探傷装置が提案されたことも知られている。
この装置は反応管を抱締める姿勢で反応管外面に取付け
られ、これに当接する無端ベルトを駆動するクローラ−
により反応管に沿って摺動する昇降装置と、それぞれ反
応管を囲繞する上下一対の2つ割りリングの一方に超音
波受信子を設けると\もに、他方に超音波受信子を設け
、各受信子及び発信子にそれぞれ給水しながら、発信子
から斜め方向に発射された超音波の反応管内部からの屈
折波を受信子にて受信する深海装置とからなり、上記昇
降装置で深海装置を移動して反応管の全高にわたって昇
降しながら、超音波探傷を行うのである。
しかしながら、このような探傷装置では、反応管に対す
る昇降は、クローラ−により自動化されているが、円周
方向の移動は自動化されていないので、その都度、人手
を介して受発信子の位置決めを行わなければならないか
ら、不便であり、受発信子はそれぞれホースを経て給排
水されるので、構造が複雑となフ、シかも水洩れによる
空気まきこみが生じ易く、高精度の深海は困難である。
反応管の金属組織内の欠陥は、苛酷な熱負荷とクリープ
によシ発生するボイド及びフィッシャーがクラックに生
長することに因るものであるから、まず、最も苛酷な熱
負荷を受ける部分、すなわち、下端から全高の約ヱにわ
たる部分の周溶接部に発生し、この部分は反応管1本当
り、2〜4個所あシ、この各周溶接部のそれぞれについ
て高精度の深海を実施し、欠陥がなければ、他の部分に
おける欠陥はないとみることができるから、全高にわた
る探傷は一般には不要であシ、限られた数の周溶接部の
全周にわたる深海を縦波反射波受信方式で高精度で行う
ことにより、経済的かつ実際的な探傷目的は十分に達せ
られるからである。
〔発明が解決しようと′する問題点〕
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
周溶接部の深海を迅速かつ高精度で行う経済的な反応管
の超音波探傷装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明は、鉛直反応管の外周に超音波発信子
及び受信子を対設し、上記発信子より発射され上記反応
管より反射された超音波を上記受信子によシ受信して上
記反応管の深海を行う深海装置において、鉛直反応管に
嵌着される二つ割り構造の環状ホルダーと、上記反応管
に回動自在に嵌挿される二つ割り構造の環状アダプター
と、上記環状ホルダーに付設され上記環状アダプターを
上記鉛直反応管の周りに回動させる回動手段と、上記ア
ダプターに円周方向及び/又は軸方向に適宜間隔を存し
て任意方向に対設された超音波発信子及び受信子と、上
記鉛直反応管に中心孔か嵌挿され上記アダプターを浸漬
する水を貯溜する二つ割り構造の環状水受けとを具えた
ことを特徴とする。
〔作 用〕
このような構成により、周溶接部の深海を迅速かつ高精
度で行う経済的な反応管の超音波探傷装置を得ることが
できる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面について説明すると、第1図は
本装置を反応管に取付けた状態を示す全体構成園、第2
図は本発明の要部を示す部分拡大図、第3図及び第4図
はそれぞれ超音波探傷装置を示す説明図である。
まず、第1図において、1は超音波探傷器、2はそのレ
コーダー、3は本装置の操作盤、4.5及び6はそれぞ
れアダプター1.駆動部及び水受けで、これらは協動し
て本装置を構成する。7は水槽、8は水ホース、R,T
は反旧管である。
次に、第2図において、10はそれぞれ半円筒状をなし
、反応管R,Tの外周に抱着された二つ割り構造の短円
筒状ホルダーで、各ホルダー10の内面にはそれぞれ反
応管RTの外周に当接するスポンジ11が貼着されてい
る。12はそれぞれ半円 弧状の一対の座板で、ホルダ
ー10の下端に固着されて反応管を囲繞するL字状断面
の環状座板を形成する。
13は座板12の一端上に突設された竪軸モー:p +
、14it、モーター16に付設されその回転数を10
〜2Q rpmに減速する可変減速機、15は可変減速
機14の出力軸に嵌着されたビニオン、16は座板12
に同軸的に枢支された大径ギヤで、その一端はビニオン
15に歯合し、その下面の一端には竪ピン17が突設さ
れ、10〜17は協働して駆動部5を構成する。
20はアダプター4の一端に半径方向に突設されたアイ
プレートで、そのアイには竪ビン17の下端が挿入され
ている。21はアダプター4の内周面に凹設された環状
ガイド溝で、アダプター4は環状ガイド溝21が反応管
の周溶接ピードR8Hの上下にまたいで嵌着されたプラ
スチック製二つ割シ平行リング24により反応管の外周
に沿って摺動自在に支持される。
22.23はそtぞれアダプター4の外周に適宜の角度
で穿設された取付孔に装着された超音波発信子、受信子
で、20〜26は協働して可動探傷部を構成する。
こ\で、アダプター4の外周には、反応管に対する所定
の超音波の発射角度及び受信角度をなす複数組の超音波
発信子、受信子装着用取付孔が穿設されている。
また、反応管の周溶接部付近の外周は、若干の巾にわた
って機械加工されている。
このような装置において、操作盤6の操作によシ、モー
ター13を回転すると、可変減速機14を介してビニオ
ン15は10〜20rpmで回転し、これと歯合する大
径ギヤ16は1〜2rpmの低速で反応管の外周に沿っ
て回動するので、竪ビン17及びアイプレート 〔20
を介してアダプター4は水受は乙の水中に浸漬された状
態で、溶接ピードR8Bの周りに1〜2rpmの低速で
回動する。
その際の超音波発受信は下記の要領により縦波−回反射
法で行われる。
すなわち、原則として第3図に示すように。
発信子22から発射されたIMHzの超音波は、溶接ビ
ードR8Hの若干下方の入射点Pで軸線に対して60 
の方向から反応管に入り、その内面の反射点Qで反射し
、溶接ビードR8Bを貫いてその若干上方の透過点Rか
ら外部へ出て、受信子23により受信される。4゜また
、上記の探傷と同時に、第4図に示すように、溶接ビー
ドの上下部を入射点P2反射点Q、透過点Rを経て平行
的に探傷する。
その際、アダプターの回動方向は上から見て、時計方向
とし起点は北側0 方向とし、チャートは必ず正逆転2
回取りし、両回の一致性をチェックする。
発明の効果〕 このような装置てよれば、下記の効果が奏せられるので
産業上極めて有益である。
(1)  超音波発信子及び受信子は完全て水中に浸漬
されて、探傷を行うので空気まきこみによる悪影響がな
く、探傷精度が高い。
(2)超音波発受信子を反応管の外周に沿って正方向及
び逆方向に往復的に1回転することによシ、各行程の探
傷結果を重ねてチェックするので、探1易精度が高くな
る。
(3)  構造簡単であるから、コストも低摩で、維持
管理が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
本発明の要部拡大図、第6図。 第4図はそれぞれ超音波探傷要領を示す説明図である。 1・・・超音波探傷器、2・・・レコーダー、3・・・
操作盤、4・・・アダプター、5・・・駆動部、6・・
・水受け、7・・・水槽、8・・・水ホース、10・・
・ホルダー、11・・・スポンジ、12・・・座板、1
3・・・モーター、14・・・可変減速機、15・・・
ピニオン、16・・・大径ギヤ、17・・・竪ビン、2
0・・・アイプレート、21・・・ガイド溝、22・・
・超音波発信子、23・・・超音波受信子、24・・・
平行リング、 P・・・入射点、Q・・・反射点、R・・・透過点、R
T・・・反応管、R8B・・・溶接ビード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 鉛直反応管の外周に超音波発信子及び受信 子を対設し、上記発信子より発射され上記反応管より反
    射された超音波を上記受信子により受信して上記反応管
    の探傷を行う探傷装置において、鉛直反応管に嵌着され
    る二つ割り構造の環状ホルダーと、上記反応管に回動自
    在に嵌挿される二つ割り構造の環状アダプターと、上記
    環状ホルダーに付設され上記環状アダプターを上記鉛直
    反応管の周りに回動させる回動手段と、上記アダプター
    に円周方向及び/又は軸方向に適宜間隔を存して任意方
    向に対設された超音波発信子及び受信子と、上記鉛直反
    応管に中心孔が嵌挿され上記アダプターを浸漬する水を
    貯溜する二つ割り構造の環状水受けとを具えたことを特
    徴とする反応管の超音波探傷装置。
JP60273393A 1985-12-06 1985-12-06 鉛直反応管の周溶接部の超音波探傷装置 Granted JPS62133348A (ja)

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JP60273393A JPS62133348A (ja) 1985-12-06 1985-12-06 鉛直反応管の周溶接部の超音波探傷装置

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JPH0515222B2 JPH0515222B2 (ja) 1993-03-01

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5365777U (ja) * 1976-11-05 1978-06-02
JPS58156265U (ja) * 1982-04-14 1983-10-19 株式会社クボタ 立設管用超音波探傷装置に対する水回収容器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5365777U (ja) * 1976-11-05 1978-06-02
JPS58156265U (ja) * 1982-04-14 1983-10-19 株式会社クボタ 立設管用超音波探傷装置に対する水回収容器

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JPH0515222B2 (ja) 1993-03-01

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