JPS62133171A - 添加剤入り不織布シ−トの製造方法 - Google Patents

添加剤入り不織布シ−トの製造方法

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JPS62133171A
JPS62133171A JP27074785A JP27074785A JPS62133171A JP S62133171 A JPS62133171 A JP S62133171A JP 27074785 A JP27074785 A JP 27074785A JP 27074785 A JP27074785 A JP 27074785A JP S62133171 A JPS62133171 A JP S62133171A
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JP
Japan
Prior art keywords
additive
tow
nonwoven fabric
series
fabric sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP27074785A
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English (en)
Inventor
東尾 清
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続したトウ状繊維束(以下、トウバンドと略
す)からなる不織布シートであって、乾燥剤、脱臭剤な
どの粉体を含有する不織布シートの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
本発明者らは先に、トウバンドからの不織布シートの製
造方法について、特開昭57−161152号に提案し
た。この不織布シートの製造方法は、連続した未捲縮或
いは捲縮のかかったトウ状繊維束を開繊し、次いで少な
くとも該トウ繊維束を積層する前に接着剤又は溶剤を該
繊維束の両面に塗布した後、駆動するベルト上に該ベル
トの進行方向に一定間隔でアヤ振って積層し、然る後任
意に厚み、密度を調整しながら水蒸気或いは熱風等の加
熱媒体を用いて成形するものであり、このようにして製
造した不織布シートは、含浸用素材、エアーフィルター
、防音材、断熱剤、クッション材などとして使用するこ
とができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
粉体の吸着剤、脱臭剤、乾燥剤、高分子吸液剤などを含
有した不織布も上記の方法で製造することができる。即
ち、アヤ振り (折りたたみ)積層の際にトウバンド上
に粉体を添加し、成形する。
しかしながらこの方法では粉体の添加物は首振りシュー
トから振落され、アヤ振りにより積層しつつあるトウバ
ンドとに添加することになり、トウハンドが静市してい
る状態にないので添加剤の散乱が起り、また一部の添加
剤はシートの中心部でなく表層部に付着し、成形時及び
成形後に脱落が起こるなどの問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した特開昭57−161152号に開示した方法は
、トウハンド及び首振りシュートが1系列のものであっ
た。これに対し本発明は、トウバンド及び首振りシュー
トを2系列とし、■系列のトウバンドを積層した上に粉
体添加剤を散布し、その上面に粉体添加剤を散布し、さ
らにその上に他の1系列のトウハンドを積層してウェブ
を成形し、熱及び圧力を与えて成形する添加剤入り不織
布の製造方法に関する。
以下、本発明について図面によって説明する。
第1図は本発明の添加剤入り不織布の製造方法に使用す
る装置の系統図である。先ず梱包状態にあるトウベール
1から取り出したトウバンド2を、対になる2組のロー
ル3.4により両者の回転速度の差によりトウバンドの
進行方向に対し張力を掛は開繊する。トウバンドの開繊
は、要はトウバンドを形成する各単繊維をバラバラにも
みほぐすものであり、上記の方法以外に例えば高圧エア
ーをトウバンドに吹き付は開繊する方法も利用出来る。
引き続き、予め必要量散布又は塗布された接着剤又は溶
剤を対のロール5.5によりトウハンド2の両面に接着
剤又は溶剤を均一に添付させる。
6.6は対のロール5.5にそれぞれ接着剤又は溶剤を
供給する装置である。7は一定の幅で首を振りながらト
ウバンド2を振り落とすシュートであり、トウバンドは
一方向(矢印A)に駆動される金網ベルト8上に一定の
幅に積層される。この積層の仕方は特開昭57−161
152号に開示した方法と全く同様である。
次ぎに、上記のようにして積層したトウバンド上に粉体
供給装置12を用いて粉体添加剤を撒布する。更にその
後、粉体添加剤を撒布したトウバンド上に1′〜7′で
示されるもう一系列のトウハンドを積層する。
第2図は同じ装置の傾斜図であり、本装置の部分断面概
念図である。これにより2つのトウハンド積層装置(1
〜7及び1′〜7′)、粉体供給装置、ベルトコンベア
の相対位置が説明される。
首振りシュート7.7′は図示しない駆+J+手段によ
り一定の幅で左右に揺り動かされ、トウハンドを一定の
幅に積層し、また耳押さえ装置12.12’はトウバン
ドの両側端部を押さえることは、前述の特開昭57−1
61152号に開示したとおりである。粉体添加剤はホ
ッパ10よりモータ9で駆動されるスクリュウフィーダ
ー11を介して粉体供給装置、即ち粉体供給用首振りシ
ュート12に供給され、この首振りシュート12により
粉体添加剤を撒布する。この粉体供給用首振りシュート
12も図示しない駆動手段により一定の幅で左右に揺り
動かされる。このような粉体供給装置により積層したト
ウバンドの内部に粉体添加剤を含有する不織布シートを
得ることができる。不織布シートは次いで加熱装置15
 (第3図)に導びき加熱成形する。加熱媒体は熱効率
の良い蒸気加熱を用いても良いし或いは熱風を用いても
差し支えない。成形した不織布は引き続きシートの両側
端を切断する耳切り装置(図示せず)を経て、加熱媒体
の種類により必要があれば乾燥装置で乾燥しロール巻き
或いは切断して製品とする。なお、第3図において、1
4は押さえベルト、15は加熱用ロール、16は吸引装
置である。
第4図は製品の断面概念図である。ソートの厚み、目付
、密度、幅などはそれぞれ製造時に任意に設定できるこ
とは特開昭57−161152に開示した不織布シート
の製造方法と同様である。なお、17は上側の不織布シ
ート、18は添加剤、19は下側の不織布シートである
本発明の方法によれば、粉末添加剤はシートの中心部に
層状に包含させることが出来るので添加剤分布が均一で
あり片寄り、脱落のないシートを得ることができる。
また上下のトウバンドの積層状B(トウバンドの厚さ、
幅、首振りシュート7.7′の揺動速度、振幅など)は
必ずしも同一にする必要はなく、例えば、粉末添加剤層
がシートの一方の面の近くに位置するシートを製造する
ことも可能である。また、上下のトウバンドは材質、繊
度などが異なるものを用いてもよい。また、2系列のト
ウバンドは、第1図に示す実施例では別々のトウベール
1.1′から供給される例について説明したが、トウバ
ンドの供給源或いは接着剤又は溶剤の供給部分、即ち第
1図では1,1’〜6.6′の部分を共通のものとし、
接着剤又は溶剤を供給した後、トウバンドを2系列の首
振りシュート7.7′を分けるようにしてもよい。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
去立桝 第1図〜第3図に示した添加剤入り不織布シートの製造
装置を用い、次のようにしてシートを実際に製造した。
2系列で1組となる装置のそれぞれの系列で、セルロー
スアセテート繊維から成る連続したトウ状繊維束(フィ
ラメント繊度4デニール、全繊度4300デニール、捲
縮数28ケ/インチ)を開繊し、次いで該繊維束の両面
に結合剤としてトリアセチンをトウ重量に対し20%(
外割り)添付し、各首振りシュート7.7′を通過する
トウ送り速度を130 m/ll1inに設定した。粉
末添加剤としては、トリアセチンとシリカゲルを用いた
。加熱媒体としてスチーム(1,5kg/cnlG)を
用いて加熱成形した。その場合において、金網ベルト8
の速度を3種類に変えることにより、目付ffi (g
 / rrF) 500.600.700(イずれも添
加トリアセチン量と添加シリカゲル100g10f含む
)の3種類の添加剤入り不織布シートを成形した。ただ
し、2系列のトウバンドを含む成形後のトウ厚さは一律
に3.5 mmとなるように上下2つの駆動ベルト14
.及8間の隙間を設定した。このようにして製造した不
織布シートはいずれの成形物も外観は均一で美麗なシー
トであった。該添加剤入り不織布シートにつき、巾方向
、長さ方向に対する目付ムラ、厚みムラ、添加ムラを測
定した所、第1表に示す結果の如くバラツキの少ない優
秀な添加剤入り不織布シートが得られた。
以下余白 〔発明の効果〕 本発明の方法によれば、粉末添加剤はシートの中心部に
層状に包含させることが出来るので添加剤分布が均一で
あり片寄り、脱落等のない不織布シートを得ることがで
きる。
このようにして製造した添加剤入り不織布シートは添加
剤として乾燥剤、脱臭剤、生物誘引剤、高分子吸液剤な
どを使用することにより、それらの機能を有する各種不
織布素材として利用することができる。例えば、パスマ
ット、カーシート、コースタ−、インソール、消臭マッ
ト等である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための製造工程、即ちトウバ
ンドの開繊及び接着剤又は溶剤添付並びにアヤ振り装置
へのトウバンドの送り機構と惰力U剤散布機構を備えた
不織布シート製造工程を示す概略図である。 第2図はアヤ振り装置でトウバンドを駆動金網ベルト上
にアヤ振って積層する状態及び添加剤を散布する状態を
示した斜視図である。 第3図は積層したトウバンドを添加剤入り不織布に成形
する工程を示す図である。 第4図は成形加工した添加剤入り不織布シートの断面を
示した図である。 2.2′・・・連続したトウ状繊維束(トウバンド)、
7.7′・・・首振りシュート、 3.4.3′4’・・・開繊用ロール、5.5′・・・
接着剤又は溶剤添加用ロール、8・・・駆動金網ベルト
、 10・・・添加剤タンク、 11・・・スクリューフィーダー、 12・・・添加剤供給装置、 15・・・加熱用ロール、 16・・・吸引装置、 17・・・不織布シート、 18・・・添加剤、 19・・・不織布シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続した未捲縮或いは捲縮のかかったトウ状繊維束を開
    繊する工程と、開繊後接着剤又は溶剤を該繊維束の両面
    に塗布する工程と、塗布後首振りシュートから駆動する
    ベルト上に、該ベルトの進行方向に対し直角の方向に一
    定間隔でアヤ振って積層する工程と、積層後任意に厚み
    、密度を調整しながら加熱成形する工程とからなる不織
    布シートの製造方法において、トウ状繊維束を首振りシ
    ュートにより駆動するベルト上に積層する、少なくとも
    前記積層工程を2系列とし、1系列の繊維束をベルト上
    に積層した上面に粉体添加剤を撒布し、さらにその上に
    残る1系列の繊維束を積層してから成形することを特徴
    とする添加剤入り不織布シートの製造方法。
JP27074785A 1985-12-03 1985-12-03 添加剤入り不織布シ−トの製造方法 Pending JPS62133171A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748771A (ja) * 1993-06-18 1995-02-21 Rhone Poulenc Rhodia Ag マルチ幅ファイバーストリップ、およびこれを製造する方法およびこの方法を実施するための装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748771A (ja) * 1993-06-18 1995-02-21 Rhone Poulenc Rhodia Ag マルチ幅ファイバーストリップ、およびこれを製造する方法およびこの方法を実施するための装置

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