JPS62133056A - ガスワイピングノズル - Google Patents
ガスワイピングノズルInfo
- Publication number
- JPS62133056A JPS62133056A JP27351985A JP27351985A JPS62133056A JP S62133056 A JPS62133056 A JP S62133056A JP 27351985 A JP27351985 A JP 27351985A JP 27351985 A JP27351985 A JP 27351985A JP S62133056 A JPS62133056 A JP S62133056A
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- JP
- Japan
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- gas
- nozzle
- nozzle body
- steel strip
- distance piece
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、連続溶融亜鉛メッキ設備において、メッキ
槽から引き上げられた鋼ストリップの表面に過剰に付着
した溶融亜鉛を、高圧ガスの吹き付けによって絞り落し
、亜鉛付着量を制御するための゛ ガスワイピングノ
ズルに関す るものである。
槽から引き上げられた鋼ストリップの表面に過剰に付着
した溶融亜鉛を、高圧ガスの吹き付けによって絞り落し
、亜鉛付着量を制御するための゛ ガスワイピングノ
ズルに関す るものである。
連続溶融亜鉛メッキ設備により鋼ストリップを亜鉛メッ
キするに当り、亜鉛メッキ浴の収容されているメッキ槽
内に導かれた鋼ストリップは、メツキ槽内に設けられた
ジンクロールにより進行方向が変えられて上方に引き上
げられる。このようにして、メッキ槽から引き上げられ
た直後の鋼ストリップの表面には、溶融亜鉛が過剰に付
着しているため、メッキ槽の直上に、鋼ストリップを間
にはさむように設けられた左右1対のガスワイピングノ
ズルから鋼ストリップの表面に対して高圧ガスを吹き付
け、過剰に付着した溶融亜鉛をガスによシ絞り落して、
鋼ストリツプ表面の亜鉛付着量を一定値に制御すること
が行なわれている。
キするに当り、亜鉛メッキ浴の収容されているメッキ槽
内に導かれた鋼ストリップは、メツキ槽内に設けられた
ジンクロールにより進行方向が変えられて上方に引き上
げられる。このようにして、メッキ槽から引き上げられ
た直後の鋼ストリップの表面には、溶融亜鉛が過剰に付
着しているため、メッキ槽の直上に、鋼ストリップを間
にはさむように設けられた左右1対のガスワイピングノ
ズルから鋼ストリップの表面に対して高圧ガスを吹き付
け、過剰に付着した溶融亜鉛をガスによシ絞り落して、
鋼ストリツプ表面の亜鉛付着量を一定値に制御すること
が行なわれている。
第4図は、従来のガスワイピングノズルの概略縦断面図
である。図面に示すように、がスワイピングノズルは、
ディスタンスピース3を介して上下に組合わされた上ノ
ズル体1と下ノズル体2とからなっており、これによっ
て、高圧ガスが吹込まれるガス室4と、鋼ストラツプに
向けて高圧ガスが噴射される連続した水平なスリットノ
ズル口5とが形成されている。
である。図面に示すように、がスワイピングノズルは、
ディスタンスピース3を介して上下に組合わされた上ノ
ズル体1と下ノズル体2とからなっており、これによっ
て、高圧ガスが吹込まれるガス室4と、鋼ストラツプに
向けて高圧ガスが噴射される連続した水平なスリットノ
ズル口5とが形成されている。
上ノズル体1の内面には、ディスタンスピース3を介装
するための水平部1bと傾斜部1aとからなる下向きの
凹部が形成されており、その先端はスリットノズル口5
のための水平部になっている。下ノズル体2の内部には
、その先端のスリットノズル口5のだめの水平部に続い
て傾斜部2aと水平部2bとからなる浅い上向きの凹部
が形成されている。
するための水平部1bと傾斜部1aとからなる下向きの
凹部が形成されており、その先端はスリットノズル口5
のための水平部になっている。下ノズル体2の内部には
、その先端のスリットノズル口5のだめの水平部に続い
て傾斜部2aと水平部2bとからなる浅い上向きの凹部
が形成されている。
ディスタンスピース3には、第5図に部分概略正面図で
示すように、一定間隔で所定径の円形状のガス噴出口6
が列設されている。
示すように、一定間隔で所定径の円形状のガス噴出口6
が列設されている。
ディスタンスピース3の厚さは、上ノズル体1に形成さ
れた水平部1b部分の凹部深さとほぼ同じであシ、その
下面に、下ノズル体2との間に挿入された所定厚さのシ
ム7によって、スリットノズル口5が形成されている。
れた水平部1b部分の凹部深さとほぼ同じであシ、その
下面に、下ノズル体2との間に挿入された所定厚さのシ
ム7によって、スリットノズル口5が形成されている。
上ノズル体lとディスタンスピース3と下ノズル体2と
は、その各々に所定間隔をあけて形成された貫通孔1c
、3bおよび2cを通る複数のボルト8によって一体的
に固定される。ガス室4内には、ディスタンスピース3
のガス噴出口6に近接して、断面円形の整流棒9が水平
に固定されている。
は、その各々に所定間隔をあけて形成された貫通孔1c
、3bおよび2cを通る複数のボルト8によって一体的
に固定される。ガス室4内には、ディスタンスピース3
のガス噴出口6に近接して、断面円形の整流棒9が水平
に固定されている。
従来のガスワイピングノズルは、上述のように構成され
ているので、ディスタンスピース3の背面から吹き込ま
れた高圧ガスは、ディスタンスピース3のガス噴出口6
を通ってガス室4内に噴出し、スリットノズル口5を通
って、その前面を移動する鋼ストリップに向けその幅方
向に噴射され、鋼ストラツプの表面に過剰に付着した溶
融亜鉛を絞シ落す。
ているので、ディスタンスピース3の背面から吹き込ま
れた高圧ガスは、ディスタンスピース3のガス噴出口6
を通ってガス室4内に噴出し、スリットノズル口5を通
って、その前面を移動する鋼ストリップに向けその幅方
向に噴射され、鋼ストラツプの表面に過剰に付着した溶
融亜鉛を絞シ落す。
しかしながら、上述した従来のガスワイピングノズルに
は、次のような問題がある。即ち、メッキ槽から引き上
げられた鋼ストリップのエツジ部における亜鉛付着量は
、エツジ部の抵抗にょシ、その中央部の亜鉛付着量よシ
も多くなる。
は、次のような問題がある。即ち、メッキ槽から引き上
げられた鋼ストリップのエツジ部における亜鉛付着量は
、エツジ部の抵抗にょシ、その中央部の亜鉛付着量よシ
も多くなる。
ガスワイピングノズルから噴射される高圧ガスの量が鋼
ストリップの幅方向に一定であっても、鋼ストリップの
表面に付着した溶融亜鉛の絞シ量は、前記ガスの鋼スト
リップに対する衝突エネルギーによるものでちるから変
動しやすい。即ち、鋼ストリップの中央部に対しては、
前記ガスが直角に当シ、所定の衝突圧力が得られるが、
鋼ストリップのエツジ部に衝突したガスは三次元方向に
逃げるため横方向の拘束力が低下する。従って、鋼ス)
IJッゾのエツジに対しては、前記ガスが直角に当ら
ず、従って、その衝突圧力が減少する。
ストリップの幅方向に一定であっても、鋼ストリップの
表面に付着した溶融亜鉛の絞シ量は、前記ガスの鋼スト
リップに対する衝突エネルギーによるものでちるから変
動しやすい。即ち、鋼ストリップの中央部に対しては、
前記ガスが直角に当シ、所定の衝突圧力が得られるが、
鋼ストリップのエツジ部に衝突したガスは三次元方向に
逃げるため横方向の拘束力が低下する。従って、鋼ス)
IJッゾのエツジに対しては、前記ガスが直角に当ら
ず、従って、その衝突圧力が減少する。
また、溶融亜鉛自体の表面張力にょっても、鋼ストリッ
プのエツジ部に溶融亜鉛が集中する。
プのエツジ部に溶融亜鉛が集中する。
上述のようなことから、ガスワイピングされた後の鋼ス
) IJツブに、そのエツジ部のメッキ量が他の部分よ
シも多くなる、いわゆるオーバーコートが発生する。
) IJツブに、そのエツジ部のメッキ量が他の部分よ
シも多くなる、いわゆるオーバーコートが発生する。
このように、鋼ストリップのエツジ部にオーバーコート
が生ずると、これをコイル状に巻いたときにエツジ部が
盛シ上るビルドアップ現象が発生し、オーバーコート部
分のメッキ皮膜同士がすれ合って疵が発生したシ、オー
バーコート部分がコイル巻戻し時に耳波となシ、製品の
形状不良を招く。
が生ずると、これをコイル状に巻いたときにエツジ部が
盛シ上るビルドアップ現象が発生し、オーバーコート部
分のメッキ皮膜同士がすれ合って疵が発生したシ、オー
バーコート部分がコイル巻戻し時に耳波となシ、製品の
形状不良を招く。
上述のような問題を解決する方法として、ガスワイピン
グノズルのスリットを、その中央部を水平とし、鋼スト
リップの幅よシも若干狭い部分より両端に向けて500
分の1から2000分の1のテーパを付して形成するこ
とによシ、エツジオーバーコートおよびビルドアップを
防止することが知られている。しかしながら、このよう
なガスワイピングノズルは、鋼ストリップの幅寸法の変
更に対して対応することができず、鋼ストリップの幅が
ガスワイピングノズルの長さよシも広い場合には、鋼ス
l−IJツブのエツジ部に対する溶融亜鉛の付着量がそ
の中央部よシも極端に少なくなシ、鋼ス) IJツブ幅
方向の付着量分布が不均一になる問題がある。
グノズルのスリットを、その中央部を水平とし、鋼スト
リップの幅よシも若干狭い部分より両端に向けて500
分の1から2000分の1のテーパを付して形成するこ
とによシ、エツジオーバーコートおよびビルドアップを
防止することが知られている。しかしながら、このよう
なガスワイピングノズルは、鋼ストリップの幅寸法の変
更に対して対応することができず、鋼ストリップの幅が
ガスワイピングノズルの長さよシも広い場合には、鋼ス
l−IJツブのエツジ部に対する溶融亜鉛の付着量がそ
の中央部よシも極端に少なくなシ、鋼ス) IJツブ幅
方向の付着量分布が不均一になる問題がある。
そこで、スリットの長さが調節自在のガスワイピングノ
ズルを使用し、鋼ストリップの幅に対応させて、スリッ
トの長さを変更することも考えられるが、適確なガスワ
イピングを行なうためには、スリットの寸法精度がきび
しく管理されていなければならないので、このようにス
リットの長さを調節自在にすることは、かえって、ガス
ワイピングの不均一化を招く。更に、スリットの長さを
調節自在にするためには、設備の複雑化、保守の困難等
を招き、何れにしても実用的ではない。
ズルを使用し、鋼ストリップの幅に対応させて、スリッ
トの長さを変更することも考えられるが、適確なガスワ
イピングを行なうためには、スリットの寸法精度がきび
しく管理されていなければならないので、このようにス
リットの長さを調節自在にすることは、かえって、ガス
ワイピングの不均一化を招く。更に、スリットの長さを
調節自在にするためには、設備の複雑化、保守の困難等
を招き、何れにしても実用的ではない。
従って、この発明の目的は、連続溶融亜鉛メッキ設備に
おいて、メッキ槽から引き上げられた鋼ストリップの表
面に過剰に付着した溶融亜鉛を、高圧ガスの吹き付けに
より絞り落し、鋼ストリップの幅方向のメッキ付着量を
、鋼ス) IJタッグ幅寸法にかかわらず均一となし、
エツジ部にオーバーコートが生ずることなく、品質の優
れた溶融亜鉛メッキ鋼ストリップを、製造することがで
きるスワイビングノズルを提供す ることにある。
おいて、メッキ槽から引き上げられた鋼ストリップの表
面に過剰に付着した溶融亜鉛を、高圧ガスの吹き付けに
より絞り落し、鋼ストリップの幅方向のメッキ付着量を
、鋼ス) IJタッグ幅寸法にかかわらず均一となし、
エツジ部にオーバーコートが生ずることなく、品質の優
れた溶融亜鉛メッキ鋼ストリップを、製造することがで
きるスワイビングノズルを提供す ることにある。
この発明は、内面に下向きの凹部が形成された上ノズル
体と内面に上向きの凹部が形成された下ノズル体とを、
複数のガス噴出口を有するディスタンスピースを介し一
体的に結合することによって、その先端に水平なスリッ
トノズル口と、その内部にガス室とが形成されている
゛テガスワイピングノズルにおいて、 前記上ノズル体の内面凹部を、突出部をはさむ下向きの
曲面部と前記ディスタンスピースのガス噴出口に向けた
横向きの曲面部とにより形成することによって、前記ガ
ス室内に前記突出部によって幅の狭いガス噴出通路を設
け、前記横向きの曲面部に囲まれた前記ガス室内に、水
平方向に整流棒をその上面に所定間隔をあけて取シ付け
られた複数本のボルトによυ上下方向に彎曲自在に配置
し、前記整流棒によって、前記ガス噴出通路を通り前記
スリソトノズルロから噴出する高圧ガスの流量を、鋼ス
) IJツブの幅方向に制御することに特徴を有するも
のである。
体と内面に上向きの凹部が形成された下ノズル体とを、
複数のガス噴出口を有するディスタンスピースを介し一
体的に結合することによって、その先端に水平なスリッ
トノズル口と、その内部にガス室とが形成されている
゛テガスワイピングノズルにおいて、 前記上ノズル体の内面凹部を、突出部をはさむ下向きの
曲面部と前記ディスタンスピースのガス噴出口に向けた
横向きの曲面部とにより形成することによって、前記ガ
ス室内に前記突出部によって幅の狭いガス噴出通路を設
け、前記横向きの曲面部に囲まれた前記ガス室内に、水
平方向に整流棒をその上面に所定間隔をあけて取シ付け
られた複数本のボルトによυ上下方向に彎曲自在に配置
し、前記整流棒によって、前記ガス噴出通路を通り前記
スリソトノズルロから噴出する高圧ガスの流量を、鋼ス
) IJツブの幅方向に制御することに特徴を有するも
のである。
〔発明の構成〕
次に、この発明を図面を参照しながら説明する。
第1図はこの発明の1実施態様を示す概略縦断面図、第
2図は整流棒部分の概略正面図である。
2図は整流棒部分の概略正面図である。
図面に示すように、ガスワイピングノズルは、ディスタ
ンスピース13を介して上下に組合わされた上ノズル体
11と下ノズル体12とからなっており、これによって
、高圧ガスが吹込まれるガス室14と、高圧ガスが鋼ス
トリップに向けて噴射される連続した水平なスリットノ
ズル口15とが形成されていることは、従来のガスワイ
ピングノズルと同様である。
ンスピース13を介して上下に組合わされた上ノズル体
11と下ノズル体12とからなっており、これによって
、高圧ガスが吹込まれるガス室14と、高圧ガスが鋼ス
トリップに向けて噴射される連続した水平なスリットノ
ズル口15とが形成されていることは、従来のガスワイ
ピングノズルと同様である。
この発明のガスワイピングノズルにおける、上ノズル体
11の内面には、突出部lieをはさむ下向きの曲面部
11aと、ディスタンスピース13のガス噴出016に
向けた横向きの曲面部11bとが形成され、突出部li
eによって、ディスタンスピース13との間に幅の狭い
ガス噴出通路18が形成されている。また、下ノズル体
12の内面には、上向きの曲面部12aが形成されてい
る。
11の内面には、突出部lieをはさむ下向きの曲面部
11aと、ディスタンスピース13のガス噴出016に
向けた横向きの曲面部11bとが形成され、突出部li
eによって、ディスタンスピース13との間に幅の狭い
ガス噴出通路18が形成されている。また、下ノズル体
12の内面には、上向きの曲面部12aが形成されてい
る。
17はディスタンスピース13の下面と下ノズル体12
との間に挿入されたシムである。
との間に挿入されたシムである。
横向きの曲面部11bに囲まれたガス室14内の、ガス
噴出016に近接して、水平方向に断面円形の整流棒1
9が、上ノズル体11を貫通する垂直な複数のボルト2
0によシ吊設されている。
噴出016に近接して、水平方向に断面円形の整流棒1
9が、上ノズル体11を貫通する垂直な複数のボルト2
0によシ吊設されている。
ボルト20の下部は整流棒19にねじ込みによつて固着
されており、その上部は上ノズル体11の上面より突出
している。
されており、その上部は上ノズル体11の上面より突出
している。
従って、ボルト20の操作により、整流棒19を全体的
または部分的に上下動させることができる。即ち、第1
図および第2図に示すように、整流棒19の両端部分1
9 b 、 l 9 b’を中央部分19aよシ上方に
引上げ、整流棒19を上反シ状に形成させれば、整流棒
19の両端部分19b。
または部分的に上下動させることができる。即ち、第1
図および第2図に示すように、整流棒19の両端部分1
9 b 、 l 9 b’を中央部分19aよシ上方に
引上げ、整流棒19を上反シ状に形成させれば、整流棒
19の両端部分19b。
19b′とガス噴出通路18との間の間隔が広がるため
、ガス噴出通路18を通る高圧ガスの量が増加する。
、ガス噴出通路18を通る高圧ガスの量が増加する。
この結果、スリットノズル口15の両端部分から噴射さ
れる高圧ガスの量は、その中央部分よシも多くなシ、か
くして、鋼ストリップのエツジ部に他の部分よりも多量
に付着した亜鉛を適量まで絞り落すことができる。
れる高圧ガスの量は、その中央部分よシも多くなシ、か
くして、鋼ストリップのエツジ部に他の部分よりも多量
に付着した亜鉛を適量まで絞り落すことができる。
がルト20は、簡単な電動機や油圧機器によって遠隔操
作をすることが可能であシ、このようにすることによっ
て、鋼ストリップの幅の変更に迅速に対応させることが
出来、鋼ストリップの幅方向に対するメッキ付着量の均
一化が適確に行なわれる。
作をすることが可能であシ、このようにすることによっ
て、鋼ストリップの幅の変更に迅速に対応させることが
出来、鋼ストリップの幅方向に対するメッキ付着量の均
一化が適確に行なわれる。
第3図は、この発明のガスワイピングノズルを使用し、
幅1219Mの溶融亜鉛メッキ鋼ストリップに対しガス
ワイピングを行なったときの、鋼ストリツプ幅方向にお
ける亜鉛付着量を、比較例と共に示したグラフである。
幅1219Mの溶融亜鉛メッキ鋼ストリップに対しガス
ワイピングを行なったときの、鋼ストリツプ幅方向にお
ける亜鉛付着量を、比較例と共に示したグラフである。
図面において○印は本発明の実施例で、直径14jEB
の整流棒を使用し、中心から左右に各200鵡を水平部
とし、それより両側端に向けて約250分のγ舊曲状の
テーパーを形成した。黒丸印は比較例で、同じ直径の整
流棒をチー・ぐ−なしで使用した。図面かられかるよう
に、本発明によれば、エツジ部のオーバーコートを適確
に防止することができた。
の整流棒を使用し、中心から左右に各200鵡を水平部
とし、それより両側端に向けて約250分のγ舊曲状の
テーパーを形成した。黒丸印は比較例で、同じ直径の整
流棒をチー・ぐ−なしで使用した。図面かられかるよう
に、本発明によれば、エツジ部のオーバーコートを適確
に防止することができた。
以上述べたように、この発明によれば、連続溶融亜鉛メ
ッキ設備において、メッキ槽から引き上げられた鋼スト
リップの表面に過剰に付着した溶融亜鉛を、その幅方向
に流量調節自在の高圧ガスの吹き付けによシ絞り落すこ
とができ、鋼ストリップエツジ部のオーバーコートを防
止し得るほか、特に、鋼ストリップの幅寸法の変更に対
して適確に吹き付は量を調節することができ、どのよう
な幅寸法の鋼ストリップに対しても幅方向のメッキ付着
量を均一となして、品質の優れた溶融亜鉛メッキ鋼スト
リップを製造することができる工業1優れた効果がもた
らされる。
ッキ設備において、メッキ槽から引き上げられた鋼スト
リップの表面に過剰に付着した溶融亜鉛を、その幅方向
に流量調節自在の高圧ガスの吹き付けによシ絞り落すこ
とができ、鋼ストリップエツジ部のオーバーコートを防
止し得るほか、特に、鋼ストリップの幅寸法の変更に対
して適確に吹き付は量を調節することができ、どのよう
な幅寸法の鋼ストリップに対しても幅方向のメッキ付着
量を均一となして、品質の優れた溶融亜鉛メッキ鋼スト
リップを製造することができる工業1優れた効果がもた
らされる。
第1図は、この発明の1実施態様を示す概略縦断面図、
第2図は整流棒部分の概略正面図、第3図は鋼ストリツ
プ幅方向の亜鉛付着量を示すグラフ、第4図は従来のガ
スワイピングノズルの概略縦断面図、第5図はディスタ
ンスピース部分の概略正面図である。図面において、 11・・・上ノズル体 11a、llb・・・曲面部
lie・・・突出部 12・・・下ノズル体12
a・・・曲面部 l 3・・・ディスタンス
ピース14・・・ガス室 15・・・スリット
ノズル口16・・・ガス噴出口 17・・・シム18
・・・ガス噴出通路 19・・・整流棒20・・・ボル
ト。
第2図は整流棒部分の概略正面図、第3図は鋼ストリツ
プ幅方向の亜鉛付着量を示すグラフ、第4図は従来のガ
スワイピングノズルの概略縦断面図、第5図はディスタ
ンスピース部分の概略正面図である。図面において、 11・・・上ノズル体 11a、llb・・・曲面部
lie・・・突出部 12・・・下ノズル体12
a・・・曲面部 l 3・・・ディスタンス
ピース14・・・ガス室 15・・・スリット
ノズル口16・・・ガス噴出口 17・・・シム18
・・・ガス噴出通路 19・・・整流棒20・・・ボル
ト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 内面に下向きの凹部が形成された上ノズル体と内面に上
向きの凹部が形成された下ノズル体とを、複数のガス噴
出口を有するデイスタンスピースを介し一体的に結合す
ることによつて、その先端に水平なスリツトノズル口と
、その内部にガス室とが形成されているガスワイピン グノズルにおいて、 前記上ノズル体の内面凹部を、突出部をはさむ下向きの
曲面部と前記デイスタンスピースのガス噴出口に向けた
横向きの曲面部とにより形成することによつて、前記ガ
ス室内に前記突出部によつて幅の狭いガス噴出通路を設
け、前記横向きの曲面部に囲まれた前記ガス室内に、水
平方向に整流棒をその上面に所定間隔をあけて取り付け
られた複数本のボルトにより上下方向に彎曲自在に配置
し、前記整流棒によつて、前記ガス噴出通路を通り前記
スリツトノズル口から噴出する高圧ガスの流量を、鋼ス
トリツプの幅方向に制御することを特徴とするスワイピ
ングノズ ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27351985A JPS62133056A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | ガスワイピングノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27351985A JPS62133056A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | ガスワイピングノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133056A true JPS62133056A (ja) | 1987-06-16 |
Family
ID=17528986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27351985A Pending JPS62133056A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | ガスワイピングノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62133056A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5346551A (en) * | 1990-07-31 | 1994-09-13 | Thyssen Stahl Ag | Device for blowing off coating material in the coating of metal bands |
US5401317A (en) * | 1992-04-01 | 1995-03-28 | Weirton Steel Corporation | Coating control apparatus |
EP2631012A1 (en) * | 2012-02-21 | 2013-08-28 | Cockerill Maintenance & Ingenierie S.A. | System for reducing the wiping gas consumption in an air knife |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP27351985A patent/JPS62133056A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5346551A (en) * | 1990-07-31 | 1994-09-13 | Thyssen Stahl Ag | Device for blowing off coating material in the coating of metal bands |
US5401317A (en) * | 1992-04-01 | 1995-03-28 | Weirton Steel Corporation | Coating control apparatus |
EP2631012A1 (en) * | 2012-02-21 | 2013-08-28 | Cockerill Maintenance & Ingenierie S.A. | System for reducing the wiping gas consumption in an air knife |
WO2013124196A1 (en) * | 2012-02-21 | 2013-08-29 | Cockerill Maintenance & Ingenierie S.A. | System for reducing the wiping gas consumption in an air knife |
BE1020507A3 (fr) * | 2012-02-21 | 2013-11-05 | Cockerill Maintenance & Ingenierie Sa | Systeme pour reduire la consammation de gaz de lissage dans une lame d'air. |
US9217194B2 (en) | 2012-02-21 | 2015-12-22 | Cockerill Maintenance & Ingénierie S.A. | System for reducing the wiping gas consumption in an air knife |
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