JPS62131700A - 超音波探触子及びその製造方法 - Google Patents

超音波探触子及びその製造方法

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JPS62131700A
JPS62131700A JP60271961A JP27196185A JPS62131700A JP S62131700 A JPS62131700 A JP S62131700A JP 60271961 A JP60271961 A JP 60271961A JP 27196185 A JP27196185 A JP 27196185A JP S62131700 A JPS62131700 A JP S62131700A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、医療、工業、水産業等の各種産業用の超音波
装置に超音波の送受波部として使用される超音波探触子
を利用分野とし、特に、超音波の発生源となる探触子用
の複合圧電板に関する。
(発明の背景) 一般に、超音波探触子は、例えば人体、金属、水中等の
被検出体に超音波を送出し、その反射波を受入して、被
検出体の疾患部、欠陥部、障害物等をを探索する超音波
装置の送受波部として広く利用されている。そして、こ
れらの超音波探触子には、用途、目的等に応じて超音波
を送受波する種々の形態があり、例えば遠近自在に探索
可能とした超音波探触子にあっては、超音波の送受波方
向に対して焦点距離を可変できるようにした可変焦点型
探触子がある。
(従来技術) 第5図(a)は、可変焦点型探触子の一般的な一例を示
す図で、特に超音波の発生及び受入源である探触子用圧
電板の図である。
即ち、この可変焦点型探触子は、素材をジルコン酸チタ
ン酸鉛(以下、PZTとする。)として両主板面に電極
30が形成された円板状圧電板31とこれを取り巻く複
数の円環状圧電板32 (32a、 32 b、 32
 c)とを同心円状に配列して探触子用圧電板とし、第
5図(b)の断面図に示したように、円板状及び環状圧
電板31.32に信号導出入用リード線33をそれぞれ
接続し、超音波送受波面側となる一方の板面側に音響マ
ツチング層34、他方の板面側にバッキング材35を取
着し前記超音波送受波面側を前面にして図示しないケー
スに封入している。そして、この超音波探触子は、第6
図に示したように、円板状及び環状圧電板31.32が
、例えば遅延線36a、36 b、 36 c、 36
 dを通して遅延量(位相)の異なる電気パルスを印加
されてそれぞれ独立しt:振動子として動作し、円板状
及び環状圧電板31.32から送受される超音波ビーム
が所定の位置にて焦点fを結ぶように駆動される。そし
て、この可変焦点型探触子にあって(よ、円板状及び環
状圧電板31.32に印加される電気パルスの遅延時間
を所定の時間に設定することにより、超音波ビームの焦
点距離を自在に制御でき、特に、被検出体の超音波送受
波方向における任意の場所を探索可能としている。
(従来技術の欠点) ところで、このような可変焦点型探触子の焦点距離を可
変し良好な音場特性を得て有効な位相制御を行うために
は、円板状及び環状圧電板31.32の相互間隔りを被
検出体となる人体、金属、水等の媒質中の超音波の波長
λよりも小さいことが望ましいとされている。例えば、
水中あるいは人体を媒質としt:場合に(よ超音波の音
速が1500m/secであるので、周波数が3 M 
Hzの波長λは0.5mm以下となる。このため、円板
状及び環状圧電板3]、32の相互間隔りは0.5rn
m以下にすることが望ましいが、実際には製造上の問題
等で、この相互間隔りは通常波長λの2〜4倍程度に選
定され、例えば円板状及び環状圧電板31.32が点音
源とならずに音場特性の先端にグレーティングロブ等を
発生する原因となっていた。そして、この場合にあって
も、1) Z Tや圧電セラミックス等の圧電体を径の
異なる複数の環状に形成し、相互間隔りを一定にして同
一板面上に配列することは極めて困難であるので、円板
状及び環状圧電板31.32の焦点fが一致しなくなっ
たりし、前記グレーティングロブ等の発生と併せて音場
特性を劣化させ高品位の情報を得ろことができない欠点
があった。
又、一般に円板状及び環状圧電板31.32の厚みtと
幅Wとの比w/lを0.6以下にすることが、厚みに対
する幅方向の振動を抑制し、不要超音波の発生を防止す
るとされている。しかし、前述の周波数を3 M Hz
とした環状振動子の厚みt(よ略0.7m+nとなるの
て、w/lは略1〜2゜8となり規定値の0.6以下を
満足しなくなって不要超音波を発生し、前述同様に音場
特性を低下させていた。このため、例えば第7図の断面
図に示(ッたように、円板状及び環状圧電板31.32
に周回する溝37を設けてw/lを規定の0.6以下と
した複数の分割圧電板38を形成し、この複数の分割圧
電板38から円板状及び環状圧電板31.32を構成す
ることが考えられる。しかし、乙の場合には、前述した
以」−に円板上及び環状圧電板31.32を分割する乙
とが困難になるので、実用上適さない製造上の問題があ
った。
又、特に、上述した製造上の問題を解決するために、例
えば第8図(a)の平面図、同図(b)の断面図に示し
たように、一枚の圧電板39に円板状電極40と複数の
環状電極41(41a、41b、41c)とを同心円状
に形成して、円板状及び環状電極40.41の設けられ
た圧電板部分をそれぞれ一つの独立した円板状及び環状
圧電板とみなし、円板状及び環状圧電板を前述1ノだよ
うに、位相制御して可変焦点型探触子としたものがある
。しかし、この場合には、円板状及び環状圧電板が同一
素材の圧電材にて連結されているため、円板状及び環状
圧電板が相互に干渉して音場特性を極度に劣化させ、特
に高品位の情報を必要とする超音波装置には実用上供し
得ない欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、製作が容易で、振動子を任意の形状に配列で
き、音場特性が良好な超音波探触子及びその製造方法を
提供することを目的とする。
(発明の特徴) 本発明の第1の発明は、複数個の微小圧電片を板面方向
に充填材にて連結して接合圧電板を形成し、該複合圧電
板の両主板面に超音波発生用の駆動電極を形成したこと
を特徴とする。
本発明の第2の発明は、一枚の圧電板を基台に固着して
複数個の微小圧電片に分割し、各微小圧電片間の溝に充
填材を設けて各微小圧電片を板面方向に連結(7て複合
圧電板を形成し、その後、該複合圧電板に超音波発生用
の駆動電極を形成した乙とを特徴とする。
(第1発明の実施例) 第1図は、本発明の第1の発明の一実施例を説明する超
音波探触子の図である。尚、第1図(a)は音響マツチ
ング層及びバッキングを除く平面図、同図(b)は同図
(a)のA−A’断面図、同図(c)は同図(a)の点
線枠イで示す一部拡大平面図である。
即ち、この超音波探触子は、−辺を略0.15mn’+
として、幅Wと厚みtとの比を0.6以下とした例えば
PZTからなる微小圧電片1 (以下圧電片1とする。
)をバッキング材2の平坦面一ヒに所定の間隔D1で行
列的に二次元状に並へている。尚、間隔DJは圧電片1
の幅Wとギャップdとの和w + dとし、この間隔D
1は使用する超音波の波長λより小さい。そして、各圧
電片1のギヤ、ツブとなる谷溝3には、音響インピーダ
ンスをこの圧電片1より充分小さな値としたエポキシあ
るいはシリコン樹脂等の充填材3が埋設され、各圧電片
1を連結して圧電片1の集合によるシート状の複合圧電
板4を形成している。この複合圧電板4のバッキング材
側の一方の主板面には、複数の圧電片1を励振して超音
波を発生させる+側の駆動電極として、板面中央に直径
を略3mmとした円形状電極5及びこれを取り巻き順次
直径が大となりその幅が小となって、前記円形状電極5
と面積が等しい複数の環状電極6 (6a、6b、6c
)が、例えば印刷焼付けにより形成されている。そして
、他方の主板面側には、前記+側電極と対をなし一側の
アース電位となる駆動電極として全面電極7が同様に印
刷焼付けにより形成され、更に、この全面電極7上には
エポキシ樹脂等の音響マツチング層8が媒質との整合条
件を満すインピーダンス値に選定されて均一な厚みて例
えばコーティングにより施されている。尚、円形状及び
環状電極5.6の間隔D2は使用する超音波の波長λよ
り小さく設定されている。そして、円形状電極5、各環
状電極6及び全面電極7からは図示しない送受回路側と
接続する信号導出入用のリード線がそれぞれバッキング
材2内を通して外部に導出されている。
そして、この超音波探触子は、前述した第2図にて説明
したように、異なる時間の遅延量に設定された遅延線を
通した電気パルスにより、円板状及び各環状電極5.6
部の複合圧電板部分(以下、環状複合振動子とする。)
の複数の圧電片1が励振駆動されて超音波を被検出体に
送出し、前記遅延量で定まる所定の位置で焦点を結んで
その位置における情報を反射波として受入し、この反射
波を電気的な情報パルスに変換する。尚、この情報パル
スは図示しない超音波装置の本体にて解読並びに表示が
行われ、被検出体内における疾患、欠陥部等の状況を的
確に知らしめる。
従って、この実施例の超音波探触子によれば、次の実施
例効果を生ずる。即ち、 (イ)、複合圧電板4の主板面に円板状及び環状電極5
.6が形成されているので、円板状及び環状複合振動子
の相互間隔D2を一定にして容易に配列することができ
る。
口)、円板状及び環状複合圧電板が、厚みtに対する幅
Wの比w/lが略0.6以下の複数の圧電片1からなる
ので、円板状及び環状複合振動子の特に幅方向の振動を
抑制し、不要超音波の発生を防止する。
ハ)、充填材3の音響インピーダンスが圧電片1より充
分小さいので、圧電片間の相互干渉を防止する。
二)、圧電片1の相互間隔D1を超音波の波長λ以下と
し各圧電片1を点音源としているので、円板状及び環状
複合振動子は単一圧電板と同等の特性を有する。又、円
板状及び環状複合振動子の相互間隔D2も超音波の波長
λ以下としているので、音場特性を損なうことがない。
ホ)、円板状及び環状電極5.6の面積を一定にしたの
で、円板状及び環状複合振動子の入出力インピーダンス
を一定にでき、送受波回路側との整合を取り易い。
等の実施例効果を生ずる。
尚、本実施例では、複合圧電板の一方の主板面にアース
電位となる全面電極7を設けたが、一方の主板面に形成
した円板状及び環状電極5.6に対向する電極としても
よい。
(第1発明の他の実施例) 以下、本発明の超音波探触子に係わる他の実施例を図に
より説明する。尚、他の実施例の説明にあっては、バッ
キング材、音響整合層は前記実施例と略同用であるので
、その部分の図及び説明は省略する。
他の実施例(1) 第2図は本発明の他の実施例を示す超音波探触子の図で
、同図(a)は音響整合層を除く平面図、同図(b)は
同図(a)のB−B’断面図、同図(c)は同図(a)
の点線枠(ロ)で示す部分の一部拡大図である。
即ち、この超音波探触子は、複数の圧電片1を充填材3
にて板面方向に連結した複合圧電板4を四角形とし、一
方の主板面に複数列の+側の列状電極10を形成し、他
方の主板面に前記+側の列状電極10と直交して交叉し
、アース電位となる一側の列状電極11を形成して、+
側並びに−側の列状電極10.11からそれぞれ信号導
出入用のリード線9を外部に導出したものである。尚、
この複合圧電板4にあっても、前述同様、圧電片1の相
互間隔及び列状電極10.11部分の圧電体部分を独立
して動作する振動子とした列状振動子相互間隔を超音波
波長λ以下とし、各列状電極10.11の面積を等しく
している。そして、乙の超音波探触子は、+側と一側と
の列状電極10.11が交叉する部分の圧電体部分が独
立した交叉振動子となり、+側と一側と駆動電極を選択
することにより所定の交叉振動子が動作され、被検出体
の任意の部分の超音波探索をおこなう。勿論、各列状電
極10.11に遅延パルスを印加して、交差振動子ある
いは所定の交叉振動子のグループを順次動作させ、被検
出体の各部を連続的に探索できることはいうまでもない
従って、この実施例にあっても、前記実施例と同様に、 イ)、複数個の圧電片1を充填材3にて結合した複合圧
電板4としているので、列状電極10.11を形成して
列状振動子の間隔D2を一定にして配列できる。
口)、各列状振動子は、w/lが0.6以下の複数の圧
電片1からなるので、幅方向の振動を抑圧できる。
ハ)、充填材3の音響インピーダンスが圧電片1より充
分小さいので、圧電片間の相互干渉を防止する。
二)、圧電片1及び列状振動子の相互間隔D1、D2を
それぞれ超音波の波長λ以下としているので、単一圧電
板と同等の特性を有し、台状特性の乱れを防止する。
ホ)、各列状電極10,11の面積を等しくしたので、
列状振動子の入出力インピーダンスを一定にでき送受波
回路側との整合をとり易い。
等の実施例効果を得ることができる。
髄の実り(2) 第3図は本発明の更に他の実施例を示す超音波探触子の
図である。尚、第3図(a)は超音波探触子の平面図、
同図(b)は同図(a)のc−c’断面図、同図(c)
は同図(a)の点線枠(ハ)で示す一部拡大図である。
即ち、この超音波探触子は、複数の圧電片1を充填材3
により集合した複合圧電板4に超音波発生用の電極を形
成し、この複合圧電板4を一次元方向に列状にして配列
される複数個に分割して複合分割圧電板12 (以下、
分割複合板12とする。)を形成し、各複合圧電板12
に遅延パルスを印加して順次駆動し、リニアー、セクタ
ー型として使用される配列型探触子としたものである。
なお、この実施例にても、分割複合板12は、圧電片1
及び分割複合板12の相互間隔をを超音波波長λ以下と
し、各分割複合板12の面積を等しくしている。
従って、この実施例にあっては、 イ)、圧電片1の相互間隔D1をそれぞわ超音波の波長
λ以下としているので、単一圧電板と同等の特性を有し
、音場特性の乱れを防止する。
口)、各分割複合板12は、w/lが0.6以下の複数
の圧電片1からなるので、幅方向の振動を抑圧して不要
超音波の発生を防止する。
ハ)、音響インピーダンスが圧電片1より充分小さい充
填材3にて連結しているので、圧電片間の相互干渉を防
止する。
二)、分割複合板12を駆動する電極の面積を等しくし
たのて、各複合圧電板12の入出力インピーダンスを一
定にてき送受波回路側との整合をとり易い。
等の実施例効果を生ずる。
(他の事項) 尚、上記の各実施例にあっては、複合圧電板4が形成さ
れる圧電片1を、大きさが等しい四角形のPZTからな
る微小片としたが、例えば圧電片1を圧電セラミックス
として円形状としてもよく、又、圧電片1の大きさは一
定でな(それぞれ異ならせて超音波の周波数帯域を広げ
てもよい。又、上記実施例にあっては、複合圧電板4に
円形状及び環状電極5.6、列状電極10,11等を形
成した超音波探触子について説明したが、本発明はこれ
らの超音波探触子に限定されることなく、各種用途に応
しt:超音波探触子に適用され、本発明の趣旨を逸脱1
ツない範囲内て適宜自在に利用することができる。
(第2発明の実施例) 以下、本発明の第2の発明に係わる超音波探触子の製造
方法について、第4図を参照して説明する。
尚、この実施例にあっては、第1の発明の第1実施例に
対応する超音波探触子の製造方法として説明する。
丁↓ 先ず、第4図に示したように、厚みをtとしたPZTか
らなる一枚の正方形状の圧電板を、圧電片1の相互間隔
りが0.15mm以下の充分小さい細の目状に切断分割
する。尚、各々の切断された圧電片コが離散しないよう
に、予め、圧電板の底面を基台14上に例えば熱に溶解
するような接着剤やニカワ等で固着して切断する。但し
、第4図(a)は平面図、同図(b)は断面図、同図(
c)(d)は同図(a)(’b)の一部拡大図である。
μ(ζ 次に、この切断によって生じた各圧電片間のギヤ・ツブ
となる溝15にこの圧電板より充分小さな音響イノビー
グンス値のエポキシあるいはシリコン樹脂等の充填材3
を埋設して各圧電片1を板面方向に連結し、複数個の小
さな圧電片1の集合によるシート状の複合圧電板4を形
成する[第4図(e)(f)の一部拡大図及び断面図)
」。
工程3 次に、充填材3が硬化して複数の圧電片1が連結された
頃合を見計らって、複合圧電板4の接着剤が施された底
面を熱溶融して複合圧電板4を基台14から取外す。そ
して、複合圧電板4の両主板面を洗浄して所定の厚みに
研摩する「第4図(g)(h)の一部拡大平面図及び断
面図」。
工程4 次に、複合圧電板4の一方の主板面の中央に、円形状電
極5、更にこの円形状電極5を取り巻く外周に、順次直
径が大きく幅が小さくなって前記円形状電極の面積と等
しい円環状電極6(6a。
6b、6c)を印刷焼付けにより形成する。そして、他
方の主板面に1よ、その全面にアース電位となる全面電
極7を前記同様印刷焼付けにより形成する。尚、円形状
電極5、複数の環状電極6、全面電極7には(i号導出
入用のリード線9がその端部から導出される「第4図(
1)(」)の一部拡大平面図及び断面図」。
工程5− 次に、前記信号導出入用のリード線9を通して、全面電
極7側をアース電位となる一側、円形状及び環状電極5
.6側を+側とし−c1分極処理を施す。
工程6 最後に、前述した第1図に示したように、複合圧電板4
の全面電極7側が形成された一方の主板面側に媒質との
整合条件を満すインピーダンス値に選定された音響マツ
チング層8を均一な厚みで例えばコーティングによ形成
し、他方の主板面側にバッキング祠2を形成する。尚、
円板状及び環状電極5.6、全面電極7と接続した信号
導出入用のリード線はそれぞれバッキング材内を通して
外部に導出される。
従って、乙の実施例による超音波探触子の製造方法によ
れば、 イ)、一枚の圧電板を基台14に固着して複数個の圧電
片1に切断分割して複合圧電板4を形成したので、複数
の圧電片を同一板面内にして均一に配置できろ。
口)、複合圧電板4の主板面に円板状及び円環状電極5
.6を形成して超音波探触子を形成しl−ので、円板状
及び環状複合振動子を所定の間隔にして確実に配列でき
る。
ハ)、複合圧電板に円板状及び円環状電極5.6を形成
した後、複合圧電板4の円板状及び環状電極部分の各圧
電片に分極処理を施したので、円板状及び環状電極部分
以外の圧電片1は分極されず、円板状及び環状振動子の
独立性を増長てきろ。
等の実施例効果を生ずる。
尚、この実施例にあっては、第1の発明の第1実施例に
対応する超音波探触子の製造方法として説明したが、第
1の発明の他の実施例に対応した超音波探触子の製造方
法にも適用できることはいうまでもなく、例えば板面を
曲面状にしたりしてその他種々の形態の超音波探触子の
製造方法に適用できる。又、この実施例にあっては、複
合圧電板を形成した後、分極処理を施したが、本発明は
、予め分極された圧電板から複合圧電板を形成したとし
ても、これを本発明の技術範囲から除外するものてはな
い。
(発明の効果) 本発明は、複数個の圧電片を板面方向に充填材にて連結
して複合圧電片とし、該複合圧電板の両主板面に超音波
発生用の駆動電極を形成したので、製作が容易で、振動
子を任意の形状に配列できて音場特性が良好な超音波探
触子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1発明の1実施例を説明する超音波
探触子の図で、同図(a)は同平面図、同図(b)は同
断面図、同図(c )は同図(a)の点線枠イで示す一
部拡大図である。第2図は第1発明の他の実施例を示す
超音波探触子の図で、同図(a)は同平面図、同図(b
)は同断面図、同図(C)は同図(a)の点線枠口で示
す一部拡大図である3、第3図は第1発明の他の実施例
を示す超音波探触子の図で、同図(a)は同平面図、同
図(b)は同断面図、同図(c)は同図(、)の点線枠
口で示す一部拡大図である。 第4図(a)〜(3)は本発明の第2の発明の一実施例
である超音波探触子の製造方法を説明する各工程におけ
る超音波探触子の図である。 第5図(a)は従来の可変焦点型探触子の図、同図(b
)は同断面図図、第6図(よ前記第5図の可変焦点型探
触子の駆動方法を説明する図、第7図は従来の可変焦点
型探触子の他の例を示す断面図、第8図(a)(よ従来
の可変焦点型探触子の更に他の例を示す平面図、同図(
b)は同断面図である。 1 圧電片、3 充填材、4 複合圧電板、5円形状電
極、6 環状電極、7 全面電極、10.11 列状電
極、12 分割複合板、14基台、15 溝、16 接
着剤。 第2図 第3閃 (I                     ff
H区 0つ                  00派  
            派 区

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の微小圧電片を板面方向に充填材にて連結
    して複合圧電板とし、該複合圧電板の両主板面に超音波
    発生用の駆動電極を形成したことを特徴とする超音波探
    触子。
  2. (2)第1項記載の特許請求の範囲において、前記駆動
    電極は少なくとも一方の主板面にて環状電極であること
    を特徴とする超音波探触子。
  3. (3)第1項記載の特許請求の範囲において、前記駆動
    電極は少なくとも一方の主板面にて同心円上の複数の円
    環状電極であることを特徴とする超音波探触子。
  4. (4)第1項記載の特許請求の範囲において、前記駆動
    電極は両主板面にて交叉する列状電極であることを特徴
    とする超音波探触子。
  5. (5)一枚の圧電板を基台に固着して複数個の微小圧電
    片に分割し、各微小圧電片間の溝に充填材を設けて各微
    小圧電片を板面方向に連結して複合圧電板を形成し、そ
    の後、該複合圧電板に超音波発生用の駆動電極を形成し
    たことを特徴とする超音波探触子の製造方法。
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