JPS62131492A - 可とう性面ヒ−タの製造法 - Google Patents

可とう性面ヒ−タの製造法

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JPS62131492A
JPS62131492A JP26984385A JP26984385A JPS62131492A JP S62131492 A JPS62131492 A JP S62131492A JP 26984385 A JP26984385 A JP 26984385A JP 26984385 A JP26984385 A JP 26984385A JP S62131492 A JPS62131492 A JP S62131492A
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JP
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asbestos
manufacturing
graphite
spread
flexible
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JP26984385A
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肇 渡辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、黒鉛粉(グラファイト)を主要な発熱体と
したシート状のヒータ、更には可とう性を有する面ヒー
タの製造法に関する。
(従来の技術) 従来の面ヒータには、金属製の電熱線を埋め込んだパネ
ルヒータや床暖房用面ヒータがある。これ等は比較的高
温度用とし得るが、電熱線の酸化防止の為に構成が複雑
となる欠点があったし、本来硬質のものであった。近年
はカーボンブラックやグラファイトと熱可塑性樹脂との
混合物から成る発熱シートがあるが仲々に高価である。
一方、絶縁体としても、無機質である石綿類のシートを
用いることが多い。その製造方法(日本アスベスト社「
石綿糸の湿式製造法」特公昭44−25376 、日本
機材工業社「石綿シートの製造法」特公昭56−370
62)には色々あるがいずれも設備費が多大に掛かる欠
点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 通電発熱体として、安価な物を採用したい。それには格
好の材料として、例えば研摩剤として用いられる黒鉛(
グラファイト)を製造する時に副次的に産出きれる安価
な黒鉛粉(グライド)を用いる。
それを、如何に電気的に安定結合きせるか、それに、床
暖房用に限らずに、広く農業用等にも簡単に丸めて軽く
持ち運び使用が出来るようにと、可とう性の有る面ヒー
タを、安価に提供としようとするにある。
更に、絶縁体とする石綿類のシートの製造も簡略化すべ
くする。
(問題点を解決するための手段) 前出の安価で粒子径約0.001〜300μの黒鉛粉(
グライド)に対し、重量比300〜500%の小麦粉又
は澱粉糊或はポリビニールアルコール5〜10%溶液の
糊剤溶液を加え混線して黒鉛ベーストとする。
シート材は、石綿、岩綿、ガラス繊維等の無機質繊維を
素材として、それに適当なる糊剤を加え粉砕、開混綿し
て可とう性のある状態のシート体面状としたものとする
。そして好ましくは密の方がよいし、5mo+位のや5
厚目とするがよい。
加工費は高くなるが、縦組状とすればシートとして強固
となり好ましい。
その後そのシート面上をシャワー、噴霧、噴射等適当な
手段で散水し、充分なる湿副を与えた後シート面上の凹
凸を、絞りローラ等にて脱水と共に圧縮して平準化する
次に、前記の黒鉛ベーストをシート面に、シート材の材
質に最も適した慣用手段にて、や5厚目に塗布展着させ
、その後圧縮脱水、加熱乾燥して黒鉛ベーストをシート
面に固定させ完成とする。
勿論、ヒータとしての完成には電極、リード線を付ける
と共に、シート面全体の絶縁包被が必要であることは言
うまでもない。
尚、シート材料として、安価な石綿を用いる場合に就い
て詳述すると、製造上粉廖の発生を防ぎ歩留りを向上さ
せ、しかも設備類を簡略化きせるため2乃至7クラスの
石綿の1種か数種に、重量比5〜15%のポリビニール
アルコール繊維等の糊剤を加え、粉砕開綿混合して石綿
ファイバーとする。此の際、前出した石綿以外の無機質
材を混入させ夫々の特徴を出させた混合ファイバーとし
てもよい。
これらファイバーを、搬送するベルトコンベアー上に展
延して上方よりシャワー等にて散水湿潤後、絞りローラ
ーにて脱水させ加熱乾燥して石綿シートを得る。勿論、
脱水前に継続して黒鉛ベーストを展着させることも可能
である。
又、黒鉛ベースト製造時に、金属粉、金属短線条若しく
はカーボン粉末を、黒鉛粉に適当量混合するもよい。尚
、糊剤によフては通電に支障を与えるものがあるから注
意を要する。
(作用) 黒鉛ベーストは、や5厚目で可とう性のある面状で、充
分散水湿潤されたシート面に展延されるから、通常の慣
用手段にて、黒鉛ベーストの粘調度等に従い、任意な厚
ざに展着させ得る。
その後の脱水、加熱乾燥によって黒鉛ベースト中の糊剤
が、黒鉛及びシート材間を連結する。
即ち、成る層となった黒鉛同士が抵抗導電体として通電
し、面状の発熱体となるのである。
(実施例) A)2〜7クラスの石綿に、重量比10〜15%のポリ
ビニールアルコール繊維を糊剤として加えて粉砕、開!
混合して石綿ファイバーと成し、これを担持搬送するベ
ルトコンベアー上に展延して上方より充分散水してから
、絞りローラにて適当に圧縮脱水して、乾燥後の厚ざ約
3mmの連続石綿シートを作った。
一方、粒子径約0.01〜100μの黒鉛粉(グライド
、信濃電気精練!りに、重量比400%のポリビニール
アルコール8%溶液を加えて、混練して黒鉛ベーストを
作った。
そして、上記石綿シート上にほぼ重量比35〜50%の
黒鉛ベーストを均等に塗布展着させ、加熱乾燥、圧縮し
て可とう仕置ヒータを得た。
これを300mm x 300mmに切断して、その両
端に輻10mm0銅箔を極を設け、電極間距離を280
mmとして、交流100Vを印加したところ、450Ω
を示し、30分後に温度は50℃まで上昇した。又、実
用に耐える程度の屈曲性を得た。
B)  2〜7クラスの石綿に、石綿とほぼ同様の粒子
長である短繊維の岩綿及びガラス繊維を夫々はぼ均等量
としたものを、重量比40%混合した他はA)と同様と
したところ455Ωを示し、30分後に温度は48℃ま
で上昇した。又、実用に耐える程度の屈曲性を得た。
C)2〜7クラスの石綿を、希釈した澱粉糊にて処理し
た他はA)と同様としたところ殆どA)と同様な結果を
得た。
D)黒鉛ベースト製造時に、直径0.1mm程度で、長
き250〜500μに裁断した短かい銅線屑を容量比で
20%混合した他ばA)と同様とした ところ、殆どA
)と同様な結果を得た。
その他、上記の各組合せを実施したが何れも大差なかっ
たので記述を省略した。
(効 果) 前記のごとく、黒鉛粉(グライド)は、例えば研磨材を
製造する時の副産物として出来るもの故、非常に安価に
入手出来るものである。たとえ、単位長当りに多少の電
気抵抗値のバラツキがあったとしても、従来の合成樹脂
製シート中に固定化されたグラファイトやカーボンブラ
ックとは異なり、黒鉛粉(グライド)は可とう性のある
シートの厚みの中へも入り込んでいるから、通電上に安
定性を増すことが出来る。
更に、石綿シート及び混合シートを製造するにしても、
前出のごとく筒便な手順で、しかも、従来の製造法で発
生していた15〜30%の屑物をも有効に利用できるか
ら、全体としては大変安価に提供でき得るので、工業的
に有益な発明である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)耐熱性乃至不燃性繊維材を開綿混合して成る可とう
    性シート面に、散水した後、黒鉛粉に糊剤溶液を加えて
    混練して成る黒鉛ベーストを、均等且つ厚目に展着させ
    、そのシート面を圧縮の上、加熱乾燥して上記の展着し
    た黒鉛粉を電気抵抗発熱体とした可とう性面ヒータの製
    造法。 2)可とう性シート面を、石綿に水溶性又は繊維性糊剤
    を加え、開混綿して成る石綿ファイバーを素材としたも
    のとした特許請求の範囲第1項記載の可とう性面ヒータ
    の製造法。 3)石綿ファイバー製造時に、岩綿、ガラス繊維等の無
    機質繊維を付加した特許請求の範囲第2項記載の可とう
    性面ヒータの製造法。 4)黒鉛ベースト製造時に、金属粉、金属短線条カーボ
    ンブラックなりを、黒鉛粉に混合した特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の可とう性面ヒータの製造法。
JP26984385A 1985-11-30 1985-11-30 可とう性面ヒ−タの製造法 Pending JPS62131492A (ja)

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