JPS62130806A - 混合ヘツド - Google Patents
混合ヘツドInfo
- Publication number
- JPS62130806A JPS62130806A JP27044685A JP27044685A JPS62130806A JP S62130806 A JPS62130806 A JP S62130806A JP 27044685 A JP27044685 A JP 27044685A JP 27044685 A JP27044685 A JP 27044685A JP S62130806 A JPS62130806 A JP S62130806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- rod
- valve body
- mixing head
- shaped valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B7/00—Mixing; Kneading
- B29B7/74—Mixing; Kneading using other mixers or combinations of mixers, e.g. of dissimilar mixers ; Plant
- B29B7/7438—Mixing guns, i.e. hand-held mixing units having dispensing means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は多成分液状プラスチック原料の混合へラドに関
し、各原料液を循環させておくときの混合ヘッド内にお
けるシール構造の改良に関する。
し、各原料液を循環させておくときの混合ヘッド内にお
けるシール構造の改良に関する。
〈従来の技術〉
従来、この種の混合ヘッドとして1例えばつ・タン反応
射出成形用の第12〜14図に示した如くのものがあっ
た(特公昭57−35101号公報等参照)。第12図
は棒状弁体2が前死点1コ1%7置するときの混合ヘッ
ド縦断面を示し、この混合ヘッドはヘッドブロックlの
軸線方向に貫通孔3が形成されるとともに一側ずつ貫通
孔3にそれぞれ連通してA液噴出孔φ戻り孔4,5及び
B液噴出孔・戻り孔6.7が形成されている。当然A液
噴出孔4とB液噴出孔6の軸線は一致している。
射出成形用の第12〜14図に示した如くのものがあっ
た(特公昭57−35101号公報等参照)。第12図
は棒状弁体2が前死点1コ1%7置するときの混合ヘッ
ド縦断面を示し、この混合ヘッドはヘッドブロックlの
軸線方向に貫通孔3が形成されるとともに一側ずつ貫通
孔3にそれぞれ連通してA液噴出孔φ戻り孔4,5及び
B液噴出孔・戻り孔6.7が形成されている。当然A液
噴出孔4とB液噴出孔6の軸線は一致している。
上記貫通孔3には循環用溝10.11を備えた棒状弁体
2が軸線方向へ移動可能に嵌挿されている。そして、棒
状弁体2が前死点に位置するとき、図示しないポンプに
より各原料液は各原料タンクとの間を、原料タンク→噴
出孔4→循環用溝10→戻り孔5→原料タンク、又は原
料タンク→噴出孔6→循環用溝10→戻り孔7→原料タ
ンクのように循環している。
2が軸線方向へ移動可能に嵌挿されている。そして、棒
状弁体2が前死点に位置するとき、図示しないポンプに
より各原料液は各原料タンクとの間を、原料タンク→噴
出孔4→循環用溝10→戻り孔5→原料タンク、又は原
料タンク→噴出孔6→循環用溝10→戻り孔7→原料タ
ンクのように循環している。
第13図は棒状弁体2が後死点に位置するときの混合ヘ
ッドの断面(ヘッドブロックlのみを切欠いた)を示し
、このように棒状弁体2が後死点に位置すると、各循環
用溝10.11が閉じられて、各原料液は噴出口4,6
から高圧噴出し、棒状弁体2の先端面直前部で衝突混合
するとともに棒状弁体2の軸方向前方へ射出される。
ッドの断面(ヘッドブロックlのみを切欠いた)を示し
、このように棒状弁体2が後死点に位置すると、各循環
用溝10.11が閉じられて、各原料液は噴出口4,6
から高圧噴出し、棒状弁体2の先端面直前部で衝突混合
するとともに棒状弁体2の軸方向前方へ射出される。
上記混合ヘットにおいて、棒状弁体2の周面には、第1
3.14図の如く、循環用溝10.11の間の位置に、
棒状弁体2の全長に及ぶ軸方向のシール縦溝8が各々3
条形成されている。また、棒状弁体2の前後端部には周
方向のシール横溝9が各々2条形成されている。そして
、シール縦溝8へA液、B液がまわり込んで接触混合す
るとウレタンシールが成形され、自己シール的にA液。
3.14図の如く、循環用溝10.11の間の位置に、
棒状弁体2の全長に及ぶ軸方向のシール縦溝8が各々3
条形成されている。また、棒状弁体2の前後端部には周
方向のシール横溝9が各々2条形成されている。そして
、シール縦溝8へA液、B液がまわり込んで接触混合す
るとウレタンシールが成形され、自己シール的にA液。
B液のそれ以上の接触が防止される。同様に、シール横
溝9にもウレタンシールが形成されて、A液、B液の棒
状弁体2の軸方向に漏れが防止されることとなる。
溝9にもウレタンシールが形成されて、A液、B液の棒
状弁体2の軸方向に漏れが防止されることとなる。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかし、上記混合ヘッドには以下に示す問題点があった
。
。
(a)シール縦溝8.シール横溝9において、A液とB
液を理想の混合比で反応固化させることができないので
、ウレタンシールの物性が均一にならず、シール性にバ
ラツキが生ずる。更には、硬質ウレタンが生成される場
合には、シール性を奏し得ない。また、ウレタンシール
はA液、B液が少しずつシール縦溝8やシール横溝9へ
流れ込んで反応固化した多層構造となるので、貫通孔3
の内壁と摺動する際表面層(これがシール作用をする)
が剥れやすい。つまり、これらのウレタンシールに完全
なシール性を期待できず、いきおい棒状弁体2と貫通孔
3の寸法精度を高めて極力A液、B液の漏れを少なくす
ることとなる。従って、混合ヘッドの加工9組付けがコ
スト高となり、また棒状弁体2や貫通孔3の内壁の摩耗
により耐久性も高いものが望めない。
液を理想の混合比で反応固化させることができないので
、ウレタンシールの物性が均一にならず、シール性にバ
ラツキが生ずる。更には、硬質ウレタンが生成される場
合には、シール性を奏し得ない。また、ウレタンシール
はA液、B液が少しずつシール縦溝8やシール横溝9へ
流れ込んで反応固化した多層構造となるので、貫通孔3
の内壁と摺動する際表面層(これがシール作用をする)
が剥れやすい。つまり、これらのウレタンシールに完全
なシール性を期待できず、いきおい棒状弁体2と貫通孔
3の寸法精度を高めて極力A液、B液の漏れを少なくす
ることとなる。従って、混合ヘッドの加工9組付けがコ
スト高となり、また棒状弁体2や貫通孔3の内壁の摩耗
により耐久性も高いものが望めない。
(b) A液、B液が反応性の場合はよいが、未反応性
の原料液を混合する場合(例えばオイルとオイルの添加
剤)には、上記シール縦溝8やシール横溝9は自己シー
ル作用を奏し得ない。
の原料液を混合する場合(例えばオイルとオイルの添加
剤)には、上記シール縦溝8やシール横溝9は自己シー
ル作用を奏し得ない。
上記(a) 、 (b)の問題点は、特に棒状弁体の
周方向において防止する必要がある。理由は、他の原料
液が循環用溝まで回り込むと、原料液の循環流路におい
て°“つまり”の発生する虞れがあるからである。
周方向において防止する必要がある。理由は、他の原料
液が循環用溝まで回り込むと、原料液の循環流路におい
て°“つまり”の発生する虞れがあるからである。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、ヘッド本体には、貫通孔が形成されるとともに、該
貫通孔の側壁に開口する各原料液の噴出口が具備され、
貫通孔へ棒状弁体が往復運動可能に嵌挿されて、この棒
状弁体が前死点に位置するとき、各原料液は原料タンク
との間に循環され、棒状弁体が後死点に位置するとき、
各原料液は衝突混合されて前記棒状弁体の前方軸線方向
へ射出される構成の混合ヘッドにおいて、棒状弁体の外
周面及び/又は貫通孔の内壁に、しかも各噴出口の間の
位置へ各噴出口を離隔するように軸線方向のシール部材
が埋設されている構成の混合ヘッドである。
り、ヘッド本体には、貫通孔が形成されるとともに、該
貫通孔の側壁に開口する各原料液の噴出口が具備され、
貫通孔へ棒状弁体が往復運動可能に嵌挿されて、この棒
状弁体が前死点に位置するとき、各原料液は原料タンク
との間に循環され、棒状弁体が後死点に位置するとき、
各原料液は衝突混合されて前記棒状弁体の前方軸線方向
へ射出される構成の混合ヘッドにおいて、棒状弁体の外
周面及び/又は貫通孔の内壁に、しかも各噴出口の間の
位置へ各噴出口を離隔するように軸線方向のシール部材
が埋設されている構成の混合ヘッドである。
〈実施例〉
以下、ウレタンの反応射出成形用混合ヘッドを例に採り
、本発明の詳細な説明する。
、本発明の詳細な説明する。
第1図は本実施例の混合ヘッド21の半断面図を、第2
図はA液(ポリイソシアネート成分)とB液(ポリオー
ル成分)の循環流路を示す概略斜視図である。
図はA液(ポリイソシアネート成分)とB液(ポリオー
ル成分)の循環流路を示す概略斜視図である。
実施例の混合ヘッド21のヘッド本体23には、金型の
スプルー延長線上に位置する貫通孔25が穿設され、こ
の貫通孔25へ棒状弁体51(第5図参照)が軸方向へ
摺動可能に嵌挿されている。そして、第2図に示した如
く、ヘッド本体23の一方の側面に形成されたA液の液
入口27から貫通孔25の上側に、A液の循環流路29
が形成されている。同様にヘッド本体23の他方の側面
に形成されたB液の液入口31から貫通孔25の下側に
、B液の循環流路33が形成されている。
スプルー延長線上に位置する貫通孔25が穿設され、こ
の貫通孔25へ棒状弁体51(第5図参照)が軸方向へ
摺動可能に嵌挿されている。そして、第2図に示した如
く、ヘッド本体23の一方の側面に形成されたA液の液
入口27から貫通孔25の上側に、A液の循環流路29
が形成されている。同様にヘッド本体23の他方の側面
に形成されたB液の液入口31から貫通孔25の下側に
、B液の循環流路33が形成されている。
各循環流路29.33は、ヘッド本体23の前面円筒部
24において貫通孔25に向けた噴出口28.32を有
する。勿論、これら噴出口28.32の軸線は一致する
。そして、各循環流路29゜33は1例えばヘッド本体
23の後部分で同一平面上を上方へ立ち上り、プランジ
ャー嵌挿孔35で一旦分断された後、A液、B液の液出
口37゜39に達する。
24において貫通孔25に向けた噴出口28.32を有
する。勿論、これら噴出口28.32の軸線は一致する
。そして、各循環流路29゜33は1例えばヘッド本体
23の後部分で同一平面上を上方へ立ち上り、プランジ
ャー嵌挿孔35で一旦分断された後、A液、B液の液出
口37゜39に達する。
プランジャー嵌挿孔35には、第3図の如く、切換えプ
ランジャー41がプランジャー嵌挿孔35の軸方向へ移
動可能に嵌挿されている。この切換えプランジャー41
の制御は、棒状弁体51と同一の油圧系で行い、両者の
移動を同期させることが望ましい。切換えプランジャー
41はプランジャー嵌挿孔35と同径の大径部43.4
4と小径部45.46を各循環流路29.33に対応し
て具備している。この小径部45.46は、第3図の如
く、循環流路29.33のプランジャー嵌挿孔35によ
って分断された切口30.34へ同時に対向し、A液、
B液を第3図で下から上へ同時に流通させる。尚、第4
図は第3図のIV−IV矢視線に示す部分断面図であり
、このように小径部45が切口30に対向するとき、小
径部45とプランジャー嵌挿孔35の周壁の間にできる
環状間隙47をA液は流通することとなる。同じくB液
は環状間隙48を流通することとなる。一方、切換えプ
ランジャー41が第3図において左側へ移動すると、大
径部43.44が循環流路29.33の各切口30.3
4へ同時に対向し、環状間隙47.48が同時に閉塞さ
れる。従って、一本の切換えプランジャー41を往復動
させることにより、A液、B液の循環流路29.33は
同時に開放及び遮蔽がなされることとなる。
ランジャー41がプランジャー嵌挿孔35の軸方向へ移
動可能に嵌挿されている。この切換えプランジャー41
の制御は、棒状弁体51と同一の油圧系で行い、両者の
移動を同期させることが望ましい。切換えプランジャー
41はプランジャー嵌挿孔35と同径の大径部43.4
4と小径部45.46を各循環流路29.33に対応し
て具備している。この小径部45.46は、第3図の如
く、循環流路29.33のプランジャー嵌挿孔35によ
って分断された切口30.34へ同時に対向し、A液、
B液を第3図で下から上へ同時に流通させる。尚、第4
図は第3図のIV−IV矢視線に示す部分断面図であり
、このように小径部45が切口30に対向するとき、小
径部45とプランジャー嵌挿孔35の周壁の間にできる
環状間隙47をA液は流通することとなる。同じくB液
は環状間隙48を流通することとなる。一方、切換えプ
ランジャー41が第3図において左側へ移動すると、大
径部43.44が循環流路29.33の各切口30.3
4へ同時に対向し、環状間隙47.48が同時に閉塞さ
れる。従って、一本の切換えプランジャー41を往復動
させることにより、A液、B液の循環流路29.33は
同時に開放及び遮蔽がなされることとなる。
次に、ヘッド本体23の貫通孔25へ嵌挿される棒状弁
体51について説明する。
体51について説明する。
第5図は棒状弁体51の側面を示し、実施例の棒状弁体
51はロッド部53.第1シール溝部55、遮蔽弁部5
7.第2シール部59及び絞り弁部65からなり、後端
部には作動装置75のピストン77に取付けられるフラ
ンジ部61が配設されている(第1図参照)。ロンド部
53の中腹には長円形のキー溝54が穿設されている。
51はロッド部53.第1シール溝部55、遮蔽弁部5
7.第2シール部59及び絞り弁部65からなり、後端
部には作動装置75のピストン77に取付けられるフラ
ンジ部61が配設されている(第1図参照)。ロンド部
53の中腹には長円形のキー溝54が穿設されている。
また、第1シール部55.第2シール部59には各々周
方向にシール溝56.58が形成されており、この溝5
6.58へA液、B液が流れ込むと反応してウレタンシ
ールを形成し、自己シール作用を奏する。勿論各シール
溝56.58へシールリングを装着してもよい。
方向にシール溝56.58が形成されており、この溝5
6.58へA液、B液が流れ込むと反応してウレタンシ
ールを形成し、自己シール作用を奏する。勿論各シール
溝56.58へシールリングを装着してもよい。
第2シール部59から遮蔽部57及び第1シール部55
にかけて形成されている横長部分はシール部材63の周
面を示す。該シール部材61は上辺を円弧とした断面略
台形のフッ素樹脂製の板状部材であり、第6図(第5図
におけるVl−VI矢視線断面図)に示した如く、棒状
弁体51の両側部分に形成された2条のアリ溝63埋植
されている。このシール部材61は遮蔽弁部57が噴出
口28.32を遮蔽するとき(第1図の状態)、その外
周面を貫通孔25の周壁へ密着させて、A液。
にかけて形成されている横長部分はシール部材63の周
面を示す。該シール部材61は上辺を円弧とした断面略
台形のフッ素樹脂製の板状部材であり、第6図(第5図
におけるVl−VI矢視線断面図)に示した如く、棒状
弁体51の両側部分に形成された2条のアリ溝63埋植
されている。このシール部材61は遮蔽弁部57が噴出
口28.32を遮蔽するとき(第1図の状態)、その外
周面を貫通孔25の周壁へ密着させて、A液。
B液が遮蔽弁部57を周方向へ漏れないようにしている
。
。
棒状弁体51の先端に形成される絞り弁部65は、第7
図の如く断面弓状の突出片67.69を上下に形成した
ものであり、棒状弁体51を構成する他の部分とは別体
に形成し、ねじ旧め等で周方向に回動可能に固定される
。
図の如く断面弓状の突出片67.69を上下に形成した
ものであり、棒状弁体51を構成する他の部分とは別体
に形成し、ねじ旧め等で周方向に回動可能に固定される
。
棒状弁体51が前死点にある第1図の状態から、作動装
置75のピストン77を図で左へ移動させ、棒状弁体5
1を後死点へ位置させると(第8図参照)、ヘッド本体
23から外部へ突出していた絞り弁部65は、A液、B
液の各循環流路29.33の噴出口28.32に対向す
る。このとき、第9図(第8図のIX−IX矢視線断面
を示す)の如く、上側の突出片67は噴出口28を所定
量遮蔽し、同様に下側の突出片69は噴出口32を所定
量遮蔽する。そして、第9図において絞り弁部65を左
右に回動させると、噴出口28.32の開口量は無段階
的に調節でき、且つ突出片67゜69が対象的に形成さ
れているのならば、各噴出口28.32の開口量の増減
量は比例して行なわれる。
置75のピストン77を図で左へ移動させ、棒状弁体5
1を後死点へ位置させると(第8図参照)、ヘッド本体
23から外部へ突出していた絞り弁部65は、A液、B
液の各循環流路29.33の噴出口28.32に対向す
る。このとき、第9図(第8図のIX−IX矢視線断面
を示す)の如く、上側の突出片67は噴出口28を所定
量遮蔽し、同様に下側の突出片69は噴出口32を所定
量遮蔽する。そして、第9図において絞り弁部65を左
右に回動させると、噴出口28.32の開口量は無段階
的に調節でき、且つ突出片67゜69が対象的に形成さ
れているのならば、各噴出口28.32の開口量の増減
量は比例して行なわれる。
尚、第10図は棒状弁体51が前死点にあるときの第9
図と同じ部分の断面図を示す(第1図におけるX−X矢
視線断面図)。各循環流路29゜30の開口部28.3
2は遮蔽弁部57により完全に遮蔽されている。
図と同じ部分の断面図を示す(第1図におけるX−X矢
視線断面図)。各循環流路29゜30の開口部28.3
2は遮蔽弁部57により完全に遮蔽されている。
次に、本混合ヘッド21の作用を説明する。
まず第1図の如く棒状弁体51を前死点に位置させ、か
つ、第3図の如く切換えプランジャー41の各小径部4
5.46を循環径路29.30の各切口30.34に対
向させる。そしてA液、B液をそれぞれポンプ(図示せ
ず)を稼動させて各原料タンク(図示せず)との間を、
液入ロ27→循環流路29→環状間隙47→液出口37
又は法人口31→循環流路33→環状間隙48→液出口
39を経て所定時間循環させる。
つ、第3図の如く切換えプランジャー41の各小径部4
5.46を循環径路29.30の各切口30.34に対
向させる。そしてA液、B液をそれぞれポンプ(図示せ
ず)を稼動させて各原料タンク(図示せず)との間を、
液入ロ27→循環流路29→環状間隙47→液出口37
又は法人口31→循環流路33→環状間隙48→液出口
39を経て所定時間循環させる。
次に、第8図の如く棒状弁体51を後死点に位置させ、
かつ、第3図の切換えプランジャー41を左へ移動させ
て大径部43.44を切口30゜34に対向させて各循
環流路29.33を同時に遮蔽する。そして前記にて高
圧に加圧されたA液、B液は、第9図つ如く各噴出口2
8.32から高圧噴出して絞り弁部65の内で衝突混合
し、棒状弁体51の軸方向前方へ射出されることとなる
その後、再び棒状弁体51を前死点(第1図の状態)に
位置させると、絞り弁部65はヘッド本体23の前面円
筒部41から突出した状態となるので、必要に応じ洗浄
を行うことが可能となる。
かつ、第3図の切換えプランジャー41を左へ移動させ
て大径部43.44を切口30゜34に対向させて各循
環流路29.33を同時に遮蔽する。そして前記にて高
圧に加圧されたA液、B液は、第9図つ如く各噴出口2
8.32から高圧噴出して絞り弁部65の内で衝突混合
し、棒状弁体51の軸方向前方へ射出されることとなる
その後、再び棒状弁体51を前死点(第1図の状態)に
位置させると、絞り弁部65はヘッド本体23の前面円
筒部41から突出した状態となるので、必要に応じ洗浄
を行うことが可能となる。
尚、上記混合ヘッド21において、各原料液の噴出口を
貫通孔25のもつと深い位置に形成してもよく、そのと
きには、棒状弁体51も対応して短くなり、前死点にあ
るときでも絞り弁部65はヘッド本体23から突出しな
くなる。
貫通孔25のもつと深い位置に形成してもよく、そのと
きには、棒状弁体51も対応して短くなり、前死点にあ
るときでも絞り弁部65はヘッド本体23から突出しな
くなる。
また、3種以上の原料液を混合する場合には、原料液の
数に応じた液入口、循環流路、噴出口及び液出口を形成
する。このとき、各噴出口は軸心が貫通孔25の略中心
で交差するように設計され、各循環流路を直線的に貫通
するようにシリンダ嵌挿孔が形成される。そして、棒状
弁体の遮蔽弁部周面には、各噴出口を分割するように軸
方向のシール部材が埋植される。
数に応じた液入口、循環流路、噴出口及び液出口を形成
する。このとき、各噴出口は軸心が貫通孔25の略中心
で交差するように設計され、各循環流路を直線的に貫通
するようにシリンダ嵌挿孔が形成される。そして、棒状
弁体の遮蔽弁部周面には、各噴出口を分割するように軸
方向のシール部材が埋植される。
以上説明してきた混合ヘッド21において、本実施例の
特徴とするところは、棒状弁体2の遮蔽弁部57の周面
に各噴出口28.32の中間位置に軸方向へ2条のフッ
素樹脂製のシール部材61が埋設され、該シール部材6
1と貫通孔25の内壁との密着により積極的にA液、B
液の漏れを防止することにある。
特徴とするところは、棒状弁体2の遮蔽弁部57の周面
に各噴出口28.32の中間位置に軸方向へ2条のフッ
素樹脂製のシール部材61が埋設され、該シール部材6
1と貫通孔25の内壁との密着により積極的にA液、B
液の漏れを防止することにある。
上記において、シール部材61を遮蔽弁部57に対応す
る貫通孔3の内壁側へ同様に埋設してもよい。更には、
遮蔽弁部57及び貫通孔の内壁へ各々埋設してもよく、
勿論、各噴出口28 、32が隔離するようにされれば
、シール部材61の埋設条数は特に限定されない。板状
部材であるシール部材61が埋め込まれる溝も、上記ア
リ溝63に限定されないが、シール部材61が剥れない
ように、半径方向にアンダーカットとすることが望まし
い。
る貫通孔3の内壁側へ同様に埋設してもよい。更には、
遮蔽弁部57及び貫通孔の内壁へ各々埋設してもよく、
勿論、各噴出口28 、32が隔離するようにされれば
、シール部材61の埋設条数は特に限定されない。板状
部材であるシール部材61が埋め込まれる溝も、上記ア
リ溝63に限定されないが、シール部材61が剥れない
ように、半径方向にアンダーカットとすることが望まし
い。
そしてまた、上記において、シール部材61の材料もフ
ッ素樹脂に限定されず、貫通孔25の内壁又は棒状弁体
25よりも軟質であればよく、ポリアセタール等の他の
合成樹脂、軟質の金属及びセラミックス等を例示できる
。そして、貫通孔の内壁又は棒状弁体との摺動により摩
耗したら交換するものとする。
ッ素樹脂に限定されず、貫通孔25の内壁又は棒状弁体
25よりも軟質であればよく、ポリアセタール等の他の
合成樹脂、軟質の金属及びセラミックス等を例示できる
。そして、貫通孔の内壁又は棒状弁体との摺動により摩
耗したら交換するものとする。
尚、当然であるが、従来例の棒状弁体において各シール
溝8へ、同一断面形状を有するシール部材63を埋め込
んでもよい(第11図(第14図と同一断面を示す)参
照)。
溝8へ、同一断面形状を有するシール部材63を埋め込
んでもよい(第11図(第14図と同一断面を示す)参
照)。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明の混合ヘッドは、貫通孔に
嵌挿される棒状弁体の外周面及び/又は貫通孔の内壁に
、しかも各原料液の噴出口の間の位置に軸線方向のシー
ル部材が埋設された構成であるから、各原料液の棒状弁
体に対する周方向の漏れが完全にシールされることとな
る。勿論、各原料液が未反応性の場合においても、何ら
不具合は発生しない、従って、混合ヘッドにおける棒状
弁体及び貫通孔の寸法精度がそれ程高くなくても、″つ
まり”はほとんど発生しなくなってメインテナンスに手
間がかからなくなるとともに、混合ヘッドの加工1組付
はコストを低減可能となる。
嵌挿される棒状弁体の外周面及び/又は貫通孔の内壁に
、しかも各原料液の噴出口の間の位置に軸線方向のシー
ル部材が埋設された構成であるから、各原料液の棒状弁
体に対する周方向の漏れが完全にシールされることとな
る。勿論、各原料液が未反応性の場合においても、何ら
不具合は発生しない、従って、混合ヘッドにおける棒状
弁体及び貫通孔の寸法精度がそれ程高くなくても、″つ
まり”はほとんど発生しなくなってメインテナンスに手
間がかからなくなるとともに、混合ヘッドの加工1組付
はコストを低減可能となる。
更に、シール部材は取換えることができるので、多少棒
状弁体や貫通孔の内壁が摩耗しても完全なシール性を維
持可能となり、混合ヘッドの耐久性が向上する。
状弁体や貫通孔の内壁が摩耗しても完全なシール性を維
持可能となり、混合ヘッドの耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図は混合ヘッドの構成を示し、
第1図は本発明の第1実施例の混合ヘッドにおいて棒状
弁体51が前死点にある状態を示す半断面図、第2図は
A液とB液の循環流路を示す概略斜視図、第3図は切換
えプランジャー41を示す第1図における■−■矢視線
断面図、第4図は環状間隙47を示す第3図におけるI
T−TV矢視線断面図、第5図は棒状弁体51の側面図
、第6図は第5図におけるVI−VI矢視線断面図、第
7図は絞り壁部65を示す斜視図、第8図は棒状弁体5
1が後死点にある状態を示す混合ヘッド21の半断面図
、第9図は噴出ロア1.73を示す第8図におけるIX
−IX矢視線断面図、第10図は第1図におけるX−X
矢視線断面図、第11図は、従来例の混合ヘッドの棒状
弁体2のシール縦溝8ヘシール部材61を埋植した状態
を示した断面図であり第12図は従来例の混合ヘッドの
断面図、第13図は同じく棒状弁体2の周面に形成され
たシール縦溝8及びシール横溝9を示す断面図、第14
図は第12図における虐−虐矢視線断面図である21・
・・混合ヘッド、 23・・・ヘッド本体、 25・・・貫通孔、 28・・・噴出口、 32・・・噴出口、 41・・・棒状弁体、 61・・・シール部材。 特 許 出 願 人 c111cIJ〜へ1η寸の 第sm 第6図 第7図 第 9 図 第 ]O2第 11 図
弁体51が前死点にある状態を示す半断面図、第2図は
A液とB液の循環流路を示す概略斜視図、第3図は切換
えプランジャー41を示す第1図における■−■矢視線
断面図、第4図は環状間隙47を示す第3図におけるI
T−TV矢視線断面図、第5図は棒状弁体51の側面図
、第6図は第5図におけるVI−VI矢視線断面図、第
7図は絞り壁部65を示す斜視図、第8図は棒状弁体5
1が後死点にある状態を示す混合ヘッド21の半断面図
、第9図は噴出ロア1.73を示す第8図におけるIX
−IX矢視線断面図、第10図は第1図におけるX−X
矢視線断面図、第11図は、従来例の混合ヘッドの棒状
弁体2のシール縦溝8ヘシール部材61を埋植した状態
を示した断面図であり第12図は従来例の混合ヘッドの
断面図、第13図は同じく棒状弁体2の周面に形成され
たシール縦溝8及びシール横溝9を示す断面図、第14
図は第12図における虐−虐矢視線断面図である21・
・・混合ヘッド、 23・・・ヘッド本体、 25・・・貫通孔、 28・・・噴出口、 32・・・噴出口、 41・・・棒状弁体、 61・・・シール部材。 特 許 出 願 人 c111cIJ〜へ1η寸の 第sm 第6図 第7図 第 9 図 第 ]O2第 11 図
Claims (1)
- ヘッド本体には、貫通孔が形成されるとともに、該貫通
孔の側壁に開口する各原料液の噴出口が具備され、前記
貫通孔へ棒状弁体が往復運動可能に嵌挿されて、前記棒
状弁体が前死点に位置するとき、前記各原料液は各原料
タンクとの間に循環され、前記棒状弁体が後死点に位置
するとき、前記各原料液は衝突混合されて前記棒状弁体
の前方軸線方向へ射出される構成の混合ヘッドにおいて
前記棒状弁体の外周面及び/又は前記貫通孔の内壁に、
しかも前記各噴出口の間の位置へ前記各噴出口を隔離す
るように軸線方向のシール部材が埋設されていることを
特徴とする混合ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27044685A JPS62130806A (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 | 混合ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27044685A JPS62130806A (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 | 混合ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62130806A true JPS62130806A (ja) | 1987-06-13 |
JPH034020B2 JPH034020B2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=17486395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27044685A Granted JPS62130806A (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 | 混合ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62130806A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4946284A (en) * | 1988-04-30 | 1990-08-07 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Mixing head |
KR20020001689A (ko) * | 2001-11-26 | 2002-01-09 | (주) 디유티코리아 | 크리닝 로드에 나선형 홈을 설치하여 고착 및 긁힘을방지하게한 믹싱 헤드 뭉치 |
-
1985
- 1985-11-30 JP JP27044685A patent/JPS62130806A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4946284A (en) * | 1988-04-30 | 1990-08-07 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Mixing head |
KR20020001689A (ko) * | 2001-11-26 | 2002-01-09 | (주) 디유티코리아 | 크리닝 로드에 나선형 홈을 설치하여 고착 및 긁힘을방지하게한 믹싱 헤드 뭉치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH034020B2 (ja) | 1991-01-22 |
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