JPS62130737A - 歯車の製造方法 - Google Patents

歯車の製造方法

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JPS62130737A
JPS62130737A JP26934585A JP26934585A JPS62130737A JP S62130737 A JPS62130737 A JP S62130737A JP 26934585 A JP26934585 A JP 26934585A JP 26934585 A JP26934585 A JP 26934585A JP S62130737 A JPS62130737 A JP S62130737A
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JP
Japan
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tooth
punch
teeth
pitch angle
gear
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Pending
Application number
JP26934585A
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English (en)
Inventor
Kenichi Okada
健一 岡田
Keiichi Nakamura
敬一 中村
Hiroshi Asao
浅尾 宏
Shinobu Watanabe
忍 渡辺
Yoichi Kawada
川田 陽一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は歯車の製造方法に係り、特に、大形歯車を、塑
性加工によって容易に且つ安価に製造するに好適な、歯
車の製造方法に関するものである。
〔発明の背景〕
従来、塑性加工による歯車の製造方法としては、昭和3
8年9月、養賢堂発行の成瀬政男による“歯車の塑性加
工”と題する書籍があり、この書籍には、転造法および
鍛造法による歯車の製造方法が記載されている。
ところで、大形歯車を製造するにあたって、前記鍛造法
【よれば、加工力の増大および型費が高価であるなどの
問題点があった。一方、転造法によれば、加工力の低減
ははかれるものの、線型が必要であるために、依然とし
て型費の低減に関する配慮がされていないという問題点
があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した従来技術の問題点を改善して、大形
歯車を、塑性加工によって容易に且つ安価に製造するこ
とができる、歯車の製造方法の提供を、その目的とする
ものでるる。
〔発明の概要〕
本発明に係る歯車の製造方法の構成は、金属製の円板状
素材の外周部に、塑性加工によって歯を成形するように
した歯車の製造方法において、円板中心のまわりに回転
可能に支持した円板状素材の外周部を、高周波誘導加熱
によって加工温度まで局部加熱し、該円板状素材を、成
形すべき歯の円周ピッチ角ずつ回転させながら、前記加
熱部を、該歯の隣接する歯間の空隙と同一断面形状を有
するポンチで順次鍛造加工することにより歯を成形し、
成形した歯へ冷媒を噴射することにより該歯を熱処理す
るようにしたものである。
さらに詳しくは、次の通りである。
回転装置に取付けた金属製の円板状素材の外周部で且つ
歯を成形すべき近傍を、予め高周波誘導加熱により加工
温度まで局部的に加熱した後、前記円板状素材を、成形
すべき歯の円周ピッチ角ずつ逐次回転させながら、該歯
間の空隙と同一断面形状を有するポンチにより、−歯ず
つ部分的に順次鍛造して該円板状素材の外周部に歯を成
形後、加工終了部に冷却水を噴射して、−歯ずつ表面焼
入れの熱処理を施すことにより、加工と熱処理とを同一
工程で行なえるようにしたものであって、前記順次鍛造
は、単純形状の前記ポンチにより −歯ずつ部分的に加
工を行ない、これを連続的に順次繰返し加工し、要求さ
れる歯車の全体を創成することができるので、金型費お
よび加工力の大幅低減がはかれ安価な加工設備により製
造できるとともに、同一工程で熱処理(表面焼入れ)も
できるので、強度の高い歯車を製造できるものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例によって説明する。
第1図は1本発明の一実施例に係る歯車の製造方法の実
施に使用される歯車製造装置の一例を示す正面図(第2
図のI−I矢視図)、第2図は、第1図の■−■矢視図
祖国3図は、第1図に係る歯車製造装置によって製造さ
れた大形歯車の一例を示す斜視図である。
第1,2図において、1は、ボス部Bを有する金属製の
円板状素材、13は、そのロッド14を円板状素材lの
ボス部Bへ嵌入せしめて、該円板状素材1を、鉛直面、
内で、円板中心Cのまわりに回転可能に支持し、前記ロ
ッド14を介して任意の角度ず2間欠的に回転方向15
へ回転させることができるパルスモータ(図示せず)を
具備した回転装置である。20は、前記パルスモータと
制御盤6(詳細後述)とを接続する導線である。5は、
下プレート19に立てたボス)4a、4bによって支持
された上プレートである。8は、高周波誘導加熱によっ
て円板状素材lの外周部1aを局部加熱することができ
る、二色温度計(図示せず)と一体になった加熱コイル
であって、この加熱コイル8は、トランス9.導線18
を介して、制御盤6内に備えられた高周波発振機(図示
せず)へ接続されており、また該加熱コイル8へは、制
御盤6内に備えられた給水ポンプ(図示せず)から冷却
水配管を通して冷却水が循環するようになっている。前
記二色温度計は、円板状素材1の局部加熱部の温度を非
接触で検出することができ、この検出値は、制御盤6内
に備えられた温度調節器(図示せず)へ入力され、前記
高周波発振機の電流を調節することによって、前記局部
加熱部の温度を設定温度に維持することができるよう忙
なっている。前記トランス9はボス)4aに固定されて
いる。
3は、スピンドル3aを有するシリンダであり、このシ
リンダ3は、前記ロッド14の直上に位置するように、
前記上プレート5に固定されている。
また、このシリンダ3は、油圧配管7a、7bを介して
、制御盤6内に備えられている油圧ポンプ(図示せず)
へ接続されている。2は、成形すべき歯の隣接する歯間
の空隙と同一断面形状を有し、高さhが成形深さと等し
く、厚さが円板状素材1の厚さよりも厚い先端部2aを
有するポンチであり、このポンチ2は、前記シリンダ3
のスピンドル3aの下端に取付けられている。そして、
該シリンダ3の駆動によりスピンドル3aを介して。
円板状素材1の外周部1a(局部加熱された外周部1a
)に加工力16を負荷することができる。
10は、その噴射口10aから、成形された歯lbへ冷
媒に係る冷却水12を噴射することができるノズルであ
り、このノズル10は、その噴射口10aから前記ポン
チ2の先端部2aまでの距離が、成形すべき歯の円周ピ
ッチのほぼ1.5倍になるようにして、固定金具11に
よってポスト4bに取付けられている。17は、前記給
水ポンプからノズルlOへ冷却水を供給する冷却水配管
である。
前記制御盤6は、前記高周波発振機、油圧ポンプ、給水
ポンプ、温度調節器などを備えてお9、シリンダ3の駆
動量(=成形深さ)1円板状素材1の外周部1aの局部
加熱温度(=加工温度)。
前記高周波発振機の電流2回転装置13の1回当りの回
転角度(=成形すべき歯の円周ピッチ角)。
歯数、冷却水12の流量を設定することにより、加工条
件を制御することができるものである。
このように構成した歯車製造装置を使用して、本発明の
一実施例に係る歯車の製造方法を説明する。
回転装置13のロッド14へ円板状素材1のボス部Bを
嵌入して、該円板状素材1をセツティングする。制御盤
6に、成形深さ、加工温度、前記高周波発振機の電流、
成形すべき歯の円周ピッチ角、歯数、冷却水の流量を設
定する。
ここで歯車製造装置をONにすると、制御盤6内の前記
高周波発振機が起動し、加熱コイル8によって円板状素
材1の外周部1aが高周波誘導加熱によって局部加熱さ
れる。その局部加熱部の温度が前記二色温度計によって
検出され、検出温度が設定加工温度まで昇温すると1回
転装置13内の前記パルスモータが駆動して、円板状素
材1が設定円周ピッチ角だけ回転方向15へ回転し、局
部加熱された外周部1aがポンチ2の直下に来て停止す
る。シリンダ3が駆動し、ポンチ2が設定成形深さだけ
下降して、1回目の鍛造加工が行なわれる。円板状素材
1が設定円周ピッチ角だけさらに回転方向15へ回転し
、局部加熱された外周部1aがポンチ2によって鍛造加
工される。これで1枚目の歯1bが成形される。円板状
素材1が設定円周ピッチ角だけさらに回転方向15へ回
転し、局部加熱された外周部1aがポンチ2によって鍛
造加工される。これで2枚目の歯1bが成形される。こ
のとき、さきに成形された歯1bがノズル10の噴射口
10a近傍に位置し、ここで該歯1bが、噴射口ioa
から噴射される冷却水12によって加工温度から急冷さ
れて、焼入れの熱処理が行なわれる。円板状素材1が設
定円周ピッチ角だけさらに回転方向15へ回転し、局部
加熱された外周部1aがポンチ2によって鍛造加工され
る。これで3枚目の歯1bが成形される。以下、上述の
鍛造加工が順次繰返して行なわれ、回転装置13による
回転角度が歯数×円周ピッチ角になったとき鍛造加工が
終了し、最後の歯1bの熱処理が終了したとき、歯車製
造装置がOFFになる。このようにして、第3図に示す
所望の大形歯車IAが得られる。
具体例を説明する。
外径1040m、ボス内径40間、厚さ50順で、材質
が工具鋼の円板状素材1の外周部1aに、歯数50.モ
ジュール201円周ピッチ62.8間。
成形深さ80間の大形歯車を製造する具体例を、第1.
4図を用いて説明する。
第4図は、第3図に係る大形歯車(ただし、材質:工具
鋼、冷媒:水)の加工゛温度と歯面硬さとの関係を示す
加工温度−歯面硬さ線図である。
制御盤6に、成形深さ80 m (=シリンダ3の駆動
量)、加工温度900C(このときの前記高周波発振機
の出力15に!、周波数1000Hz)。
成形すべき歯の円周ピッチ角7.2° (=回転装置1
3の1回当りの回転角度)、歯数50.冷却水12の流
量約20t/minを設定した。
先端2aの高さhが80+o+、厚さが65間のポンチ
2を使用し、第1図に係る歯車製造装置により加工力1
6として4トンを負荷して歯1bを順次鍛造加工するこ
とにより、所望の大形歯車IA(歯面硬さI(v=48
0)を製造することができた。
以上説明した実施例によれば、次の効果がある。
(1)歯1bを1枚ずつ、しかも加工温度まで局部加熱
して鍛造加工するようにしたので、ポンチ2の形状が単
純で、加工力が小さくなり(常温加工の約1/8)、大
形歯車IAを容易に且つ安価に製造することができる。
(2)鍛造加工に続いて、ノズルlOから冷却水12を
噴射することにより、熱処理工程を同時に実施すること
が可能でるる。
(3)加工温度を選ぶことにより、大形歯車IAの歯面
硬さを大幅に制御することができる。
なお、本実施例においては、冷媒として水を使用するよ
うにしたが、空気、空気と水との混合した冷媒などを使
用することにより歯1bの冷却速度を適当に選べば、歯
面硬さをさらに大幅に制御することができ、任意の強度
を有する大形歯車を製造することができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、大形歯車を
、塑性加工によって容易に且つ安価に製造することがで
きる。歯車の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例に係る歯車の製造方法の実
施に使用される歯車製造装置の一例を示す正面図(第2
図のI−4矢視図)、第2図は、第1図の■−■矢視図
、第3図は、第1図に係る歯車製造装置によって製造さ
れた大形歯車の一例を示す斜視図、第4図は、第3図に
係る大形歯車(ただし、材質:工具鋼、冷媒:水)の加
工温度と歯面硬さとの関係を示す加工温度−歯面硬さ線
図である。 1・・・円板状素材、1a・・・外周部、1b・・・歯
、IA・・・大形歯車、2・・・ボ/チ、2a・・・先
端部、8・・・加   ゛熱コイル、10・・・ノズル
、12・・・冷却水、13・・・第 (ロ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、金属製の円板状素材の外周部に、塑性加工によつて
    歯を形成するようにした歯車の製造方法において、円板
    中心のまわりに回転可能に支持した円板状素材の外周部
    を、高周波誘導加熱によつて加工温度まで局部加熱し、
    該円板状素材を、成形すべき歯の円周ピツチ角ずつ回転
    させながら、前記加熱部を、該歯の隣接する歯間の空隙
    と同一断面形状を有するポンチで順次鍛造加工すること
    により歯を成形し、成形した歯へ冷媒を噴射することに
    より該歯を熱処理するようにしたことを特徴とする歯車
    の製造方法。
JP26934585A 1985-12-02 1985-12-02 歯車の製造方法 Pending JPS62130737A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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