JPS62128838A - 直流電気量の変化分検出継電器 - Google Patents

直流電気量の変化分検出継電器

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JPS62128838A
JPS62128838A JP26716185A JP26716185A JPS62128838A JP S62128838 A JPS62128838 A JP S62128838A JP 26716185 A JP26716185 A JP 26716185A JP 26716185 A JP26716185 A JP 26716185A JP S62128838 A JPS62128838 A JP S62128838A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、tg電鉄用直流電線の保護など直流電力回路
の保護に関し、特に負荷電流と事故電流が単にその絶対
値のみでは判定できない様な直流き電回路の保護に関す
る。
〔発明の背景〕
一般に電鉄用直流き電回路においては、第3図に示スよ
うに、き電セクション19によって区分された1つのき
定区間に対して、各変゛電所の直流母線18から、直流
高速度遮断器1を介して給電することにより、き電線の
保@金行っている。1つのき定区間の中で複数の電車2
0がレール21上を同時に運行している状態で、変電所
近くで電車が起動すると、変電所のき電回路を流れる′
電流量は第4図(a)のように変化する。一方、電車負
荷がないときに変電所から遠く離れた地点で短絡故障が
発生すると、第4図(b)のような電流が流れ、故障電
流ifがピーク運転電流1r1m  より小さい場合が
あυ、従来の高速度遮断器1だけでは保護できない。
しかし、第4図に示すように運転電流は電車のノツチ制
御等によシ小刻みに電流が増加Δ11゜Δ12するが、
故障電流23は一度に電流が増加し、′α流増加量Δi
は故障1流の方が一般的に大きいという関係がある。従
って、′電流増加量Δiの大きさを抽出し、これが所定
値を越えたことによシ故障電流と判断することにより、
絶対値がピーク運転1流より小さな故障電流についても
、故障と負荷t−選択できることになる。
従来は、この機能を第5図に示すような装置によシ実現
していた。以下第6図の各部信号波形と共にその動作を
説明する。き電線27に故障電流iが流れると、磁路の
一部にギャップを有する一次λ通形の不飽和変成器24
の2次側には、故障電流iの微分波形に相当する電圧v
1が発生する。
電圧v1は、抵抗25a、25bとコンデンサ25Cに
よシ構成される一次遅れ積分回路25に入力され、出力
として電圧v2を発生する。電圧v2は比較器11に印
加され、整定値電圧2Gより大きくなると比較器11は
、出力電圧v3を出力する。出力電圧v3H単安定マル
チパイプV −タ13を駆動し、単安定マルチバイプン
ータの出力v4により電磁リレー14を動作させ、この
電磁リン−14の接点により、高速度遮断器lをトリッ
プさせている。
この装置では、1つのき電区間内で、2台の電車が時間
的に極めて接近して起動すると、起@電流と故障電流と
を区別することができず、誤動作する欠点があった。こ
れは−次遅れ積分回路25のコンデンサ25Cは、起動
する電車の負荷電流によるギャップ付変流器24の2次
側出力電圧vlにより充電される。通常、充電電荷は抵
抗25bによシ徐々に放電する。しかし、2台の電車2
0の起動が時間的に極めて接近して行なわれると、最初
の電車の起動時に充電されたコンデンサ25Cの電荷が
放電しきらないうちに、後発電車の起動電流による充電
がなされるため、結果的に2台分の電車の起動電流を一
度に検出したのと同じ結果となって、誤動作してしまう
ことになる。
尚、電気鉄道用き電区分回路としては特開昭60−33
134号公報を挙げることができる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、誤動作を防止した直流電気量の変化分
検出継電器を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の直流電気量の変化分検出継電器は、直流回路に
流れる負荷ait検出するサングラと、ランブラの検出
値をデジタル値に変換するA/D変換器と、A/D変換
器の出力値t−電流変化分として出力する減算器と、減
算器の出力信号と負荷起動電流値と比較し、負荷起動電
流値より大きい値のみ出力する比較器と、比較器からの
出力信号により電流変化分が増加している時に積算し、
電流変化分が減少、停帯した時にカウンタ會零値する積
算カウンタと、積算カウンタの出力信号が事故′電流を
示す時にリレーを作動し、しゃ断器をしゃ断する比較器
と、から構成することにより、上述の目的を達成するこ
とにある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図に示す電鉄用直流き電保
護回路により説明する。
分流器2は直流き1線1に流れるき電電流に比例した電
圧を発生し、電圧は絶縁増幅器3により高圧直流回路と
絶縁された電圧としてサングラ4に入力された後に、A
/D変換器5によシデイジタル信号に変換される。一連
のディジタル信号は遅延ノジスタ6と減算器7により卓
立時間内のd流変化分が計算される。単位時間内螺流変
化分は比較器8によシ基準変化分メモリ9の内容と比較
される。基準変化分メモリ9は電車の起動直流により大
きい値つまり故障゛ぼ流、事故電流時のみ比較器8によ
り出力するが、それより小さい時に比較器8の出力がオ
ンとなる鎌に構成されている。
比較器8の出力がオンの時には、これが積算カウンタ1
0の零リセット端子Rf、駆動するので、積算カウンタ
10の値は、零をと9続ける。
これに対して、直流き電線27の′(電流が急激に増加
を始めると、これに伴って$C44器7の出力であるサ
ンプルタイム内の変化分の大きさが基準変化分メモリ9
の内容より大きくなる。すると比較器8の出力がオフと
なって、積算カウンタ10の零リセツト端子Rが駆動さ
れなくなるため、ff[算カウンタ10は変化分が増加
を続ける間にサンプルタイム内の変化分を積算してゆく
。積算カウンタ10の、積算値は比較器11によシ整定
値メモリ12の内容と比較され、その値より大きい時に
比較器11の出力がオンとなる。この出力は単安定マル
チパイプノー夕13により一定時間引き延ばされ、電磁
IJI/−14を駆動し高速度しゃ断器lにトリップ指
令を出力して、高速度しゃ断器1iしゃ断する。ま九、
電流変化分メモリが減少又は停滞し、基準変化分メモリ
9の設定値以下になれば、積算劣リセット端子Rは駆動
されて、積算カウンタ10の値は零をとり続ける。
この給米、1台目の電車の起動時の起動電流が、@算カ
ウンタ10で積算を開始しても、起動電流が整定値メモ
リ12の値に達する前に減少するので、積算カウンタ1
0が零リセットされると共に、起動電流が減少している
途中で、2台目の電車が起動されれば、再び積算カウン
タ10は、積算?開始するが、整定値メモリ12の値に
達する前に減少し、積算カウンタ10t−零リセットさ
れる。つまり、2つ以上の起動電流は重畳することがな
く、トリップ指令は出力されないが、事故電流・故障電
流等の電流変化分は大きく、整定値メモリ12の値を越
えて、トリップ指令を出力して、高速度しゃ断器1をし
ゃ断する。し九がって、2編成以上の電車が時間的に接
近して起動しても、電車の起動電流と事故電流とが誤動
作をすることなく、判別でき、直流き電線を保護するこ
とができると共に、′電車を支障なく運行できる。
次に、本発明の他の実施例全第2図により説明する。
電流検出器16はき電通流に比例した′電圧を発生し、
この電圧は主回路と絶縁されておシ、サンプラ4により
サンプリングされた後、A/D変換器5によりディジタ
ル信号に変換されるう一連のディジタル信号は遅延Vジ
スタロと減算器7によシサンプルタイム内の変化分が計
算される。この変化分は比較器8によシ基準変化分メモ
リ9の内容と比・較され、それよυ小さい時に比較器8
の出力がオンとなる様に構成されている。比較器8の出
力がオンの1寺はオンディレータイマ17の入力端子C
が!g動され、規定クロック回数遅れて出力端子Uもオ
ンとなる。この出力は4資算カウンタ10の零リセツト
端子Rを駆動するので、積算カウンタ10の値は零をと
シ続ける。
一方、直流き電線27の電流が急激に増加を始めると、
これに伴って減算器7の出力であるサンプルタイム内の
変化分の大きさが基準変化分メモリ9の内容よシ大きく
なる。すると比較器8の出力がオフとなって、オンディ
ン−タイマ1フ0入力がオフとなるので、出力もすぐに
オフとなり、以後第1図と同様な動作を行い、直流き電
線全保護することができる。
冑、本発明では、電鉄用直流き′[lt線の保護に適用
した場合について述べたが、本発明は直流回路の眠流変
化を検出・計測する場付たとえば圧延機の制御回路にも
適用することが出来る。
〔発明の効果〕
μ上のように本発明の直流電気量の変化分検出継電器に
よれば、2以上の超勤電流が重畳することなく、起動電
流と故障電流とを判別できるようになり、誤動作を防止
できるので、直流回路を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例である電鉄用直流き電
線の変化分検出継電器の保護回路、第3図は電鉄用き電
区間の回路図、第4図(a)、 (b)は電鉄用直流き
主回路に流れる電車の運転電流と故障電流とを示す電流
波形図、第5図は従来の電鉄用直流き′FM、線の変化
分検出継電器の保賎回路、第6図は第5図の回路の動作
を説明するための信号波形図である。 1・・・高速度しゃ断器、4・・・サンプラ、5・・・
A/D変換器、7・・・減算器、8.・・11・・・比
較器、9・・・基準変化分メモリ、IO・・・積算カウ
ンタ、12・・・整定値メモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、負荷を接続した直流回路にしや断器を設置し、事故
    電流を検出してリレーを動作して、しや断器をしや断す
    るものにおいて、直流回路に流れる電流を検出するサン
    プラと、ランプラの検出値をデジタル値に変換するA/
    D変換器と、A/D変換器の出力値を電流変化分として
    出力する減算器と、減算器の出力信号と負荷起動電流値
    と比較し、負荷起動電流値より大きい値のみ出力する比
    較器と、比較器からの出力信号により電流変化分が増加
    している時に積算し、かつ電流変化分が減少、停滞した
    時に積算値を零値にする積算カウンタと、積算カウンタ
    の出力信号が起動電流か事故電流かを比較し、事故電流
    の時のみ出力する比較器と、から成ることを特徴とする
    直流電気量の変化分検出継電器。
JP60267161A 1985-11-29 1985-11-29 直流電気量の変化分検出継電器 Expired - Lifetime JPH0764236B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63290124A (ja) * 1987-05-21 1988-11-28 Toshiba Corp 直流電流変化分検出継電器
RU2695043C1 (ru) * 2018-05-07 2019-07-18 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Омский государственный университет путей сообщения" Способ управления мгновенным автоматическим повторным включением для выключателей фидеров контактной сети постоянного тока на тяговых подстанциях и постах секционирования

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174836U (ja) * 1984-10-22 1986-05-20

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