JPS62127065A - 空気イオン発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 最近の大気の汚染や冷暖房などによる現代病の原因は空
気中のイオンの欠乏によるものがその一要因とされてい
る。

この空気中のイオンを補うために種々の空気イオン発生
装置が出現している。そしてこのイオンを発生させ方法
には、高圧放電によるもの、放射線によるもの、紫外線
によるもの等がある１本発明はこれらの方法のうちの高
圧放電による空気イオン発生装置に関するものである。

（ロ）従来の技術 従来、高圧放電部を具備する空気イオン発生装置にあっ
ては、この高圧放電部を支持する金属シャーシおよび高
圧放電部を覆う絶縁ケースに蓄積される電荷を消滅させ
ようとする手段を講じたものはなく、その蓄積される電
荷は人体への危害や電波瞠害等を招来する原因ともなっ
ているのである。

（ハ）発明が解決しようとする間１４点このように従来
の高圧放電による空気イオン発生装置にあっては金属シ
ャーシや高圧放電部を覆う絶縁ケースに電荷が蓄積され
人体への危害や電波障害等を招来する原因ともなってい
るのであるから、本発明はこの電荷を消滅させるように
して人体への危害や電波障害をなくしようとするを目的
として提供せんとするものである。

（ニ）問題点を解決するための手段 そこで本発明は、上記の目的を遂行する上で次のように
構成しようとするものである。

即ち、高圧放電部を具備する空気イオン発生装置におい
て、この高圧放電部を支持する金属シャーシおよび前記
高圧放電部を覆う絶縁ケースと、前記金属シャーシとの
間に帯電防止機構を具備せしめて電気的に短絡させ静電
誘導により絶縁ケースに蓄積される電荷を金属シャーシ
側に放電させる構成にするものである。

（ホ）作　　用 本発明は上記のように構成されているから、高圧放電部
に負のパルス電圧を印可させるとコロナ放電を生じ、こ
の放電により生じたイオンのうち負イオンは高圧放電部
の周りに放出される。しかし、この場合に高圧放電部の
電圧が高いときはこれを匿う絶縁ケースが帯電して金属
シャーシとの間に電位差を生じ絶縁ケースと金属シャー
シの間で放電現象を生ずるが、絶縁ケースに蓄積する電
荷は帯電防止機構を介して金属シャーシ側に放電されて
前記の放電現象を生ずることなく消滅するようになる。

（へ）実施例 以下１本発明について実施例図を蚕糸ようして具体的に
説明する。

（１）は樹脂材などから形成された絶縁ケース、（２）
はこの絶縁ケース（１）内に内蔵された金属シャーシ、
（３）はこの金属シャーシ（２）の上部に嵌合して載設
された絶縁材から成る支持体で、高圧放電針（４）を備
える高圧放電部（ａ）を支持している。（５）は支持体
（３）に支承され前記金属シャーシ（２）と高圧放電部
（ａ）の間に設けられたイオン反射体で樹脂材などの非
導電性の材料で箱状に形成されている。尚、図中（６）
は高圧パルス発生回路、（７）は絶縁ケース（１）の上
部に間口した数条の放出口である。

（８）は前記絶縁ケース（１）と金属シャーシ（２）と
の間に具備された帯電防止機構であって、９５１図乃至
第３図に示す第１実施例のものは、−嬬を金属シャーシ
（２）側に取着し他端側を絶縁ケース（１）の内面に圧
接する金属バネで構成し、第４図と第５図に示す第２実
施例のものは金属シャーシ（２）側から絶縁ケース（１
）に向けて突設する金属ブラシで構成したものである。

また、上記の第２実施例と第６図と第７図に示す第３実
施例のものの絶縁ケース（１）にはその適所に金属油を
貼着するか金Ｒ塗料を塗着した集電極（９）を設け、こ
の集電極（９）に第２実施例のものでは金属ブラシの先
端を接触させ、第３実施例のものでは金属バネが圧接す
るように構成されているのである。したがって。

高圧パルス発生回路（６）により負のパルス電圧を高圧
放電針（４）に印可すると、これによりコロナ放電を生
じ正および負のイオンが発生するが正イオンは高圧放電
針（４）に吸引され逆に負イオンは高圧放電針（４）に
より反発され高圧放電部（ａ）の周りに放射状に放出さ
れる。

そしてこの高圧放電部（８）の周りに放出される負イオ
ンは放出口（７）から放出されるようになる。

しかし、この場合に高圧放電針（４）の電圧が高いとき
は高圧放電針（４）の周囲における絶縁ケース（１）が
帯電して金属シャーシ（２）の間で放ｆｌｉ現象が生じ
ようとするが、絶縁ケース（１）と金属シャーシ（２）
を帯電防止機構（８）および集ｆｆｉ極（９）を介して
電気的に短絡して誘導されるＴ、’ｆｓは金属シャーシ
（２）側に放電されて消滅するようになる。

尚、高圧放電針（４）に印可される電圧が小なる状態で
は高圧放電針（４）より帯電防止機構（８）に放電を生
ずるようなことはないが、高圧放電針（４）の電圧が高
くなると直接放電するようになるから帯電防止機構（８
）と高圧放電部（ａ）の距離を適宜調整する必要がある
。

（ト）発明の効果 本発明は以上詳述したように、高圧放電部を具備する空
気イオン発生装置において、この高圧放電部を支持する
金属シャーシおよび前記高圧放電部を覆う絶縁ケースと
、前記金属シャーシとの間に帯電防止ｖ１稿を具備せし
めて電気的に短絡させ静電誘導により絶縁ケースに蓄積
される電荷を金属シャーシ側に放電させる構成にしたの
であるから、高圧放電によりイオンを得る場合、高電圧
により絶縁ケースに誘導される電荷を金属シャーシとの
間に具備せしめた帯電防止機構によって金属シャシ側に
放電して消滅させるので人体に危害を与える電荷の蓄積
や電波障害を生じる放電現象をなくする特徴を有するも
のである。

特に絶縁ケースに集電極を設け、この集電極と前記帯電
防止機構とを併用すればさらに蓄積される電荷の放電消
滅に効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明装置における実施態様を例示するものにし
て、第１図乃至第３ＵＡはその第１実施例であって、第
１図はその要部を縦断して示す正面図。 第２図は横断してその内部を示す平面図、第３図は要部
の縦断側面図であり、第４図と第５図は第２実施例を示
し、その第４図は賀部を縦断して示す正面図、第５［ｉ
Ａは横断してその内部を示す平面図である。またｉＡ６
図と第７図は第３実施例を示し、その第６図は要部の縦
断正面図、第７図は横断して内部を示す平面図である。 （ａ）・・・高圧放電部　　　（２）・・・金属シャー
シ（１）・・・絶縁ケース　　　（８）・・・帯電防止
機構（９）・・・集電極 第２図 第１図 第５図 第４図 第７図 　ｄ　　ｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）高圧放電部を具備する空気イオン発生装置において
   、この高圧放電部を支持する金属シャーシおよび前記高
   圧放電部を覆う絶縁ケースと、前記金属シャーシとの間
   に帯電防止機構を具備せしめて電気的に短絡させ、静電
   誘導により絶縁ケースに蓄積される電荷を金属シャーシ
   側に放電させる構成にしたことを特徴とする空気イオン
   発生装置。 ２）上記の帯電防止機構を金属バネで構成したことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の空気イオン発生装
   置。 ３）上記の帯電防止機構を金属ブラシで構成したことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の空気イオン発生
   装置。 ４）上記絶縁ケースに金属泊又は金属塗料等の集電極を
   設け、この集電極と金属シャーシとの間に帯電防止機構
   を具備せしめてあることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の空気イオン発生装置。