JPS6212524Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6212524Y2 JPS6212524Y2 JP1981196068U JP19606881U JPS6212524Y2 JP S6212524 Y2 JPS6212524 Y2 JP S6212524Y2 JP 1981196068 U JP1981196068 U JP 1981196068U JP 19606881 U JP19606881 U JP 19606881U JP S6212524 Y2 JPS6212524 Y2 JP S6212524Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bottom plate
- groove
- iron core
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 6
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Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は各種の研削盤のテーブル上にて被研削物
を研削加工中吸着して保持する電磁チヤツクに関
する。
を研削加工中吸着して保持する電磁チヤツクに関
する。
この形式の電磁チヤツクの1例としては、その
吸着面を持つ面板に複数個の平行な溝を有する。
この溝の中に磁気絶縁材の薄い層を介して細い角
棒状の磁極を埋め込み、然る後面板表面を精密な
平面に仕上げて吸着面となす。このように構成さ
れた面板を有する電磁チヤツクが実際の使用に当
り通電されると電磁コイルの帯熱作用により、面
板も熱せられ、その際上記の磁気絶縁材と磁極及
び面板等の面板構成要素間の熱膨張系数の相違に
より、面板の吸着面に歪が発生する。その結果吸
着面に吸着されている被加工物にも、研削精度に
影響する結果を招く。
吸着面を持つ面板に複数個の平行な溝を有する。
この溝の中に磁気絶縁材の薄い層を介して細い角
棒状の磁極を埋め込み、然る後面板表面を精密な
平面に仕上げて吸着面となす。このように構成さ
れた面板を有する電磁チヤツクが実際の使用に当
り通電されると電磁コイルの帯熱作用により、面
板も熱せられ、その際上記の磁気絶縁材と磁極及
び面板等の面板構成要素間の熱膨張系数の相違に
より、面板の吸着面に歪が発生する。その結果吸
着面に吸着されている被加工物にも、研削精度に
影響する結果を招く。
従来、上記の欠点を免れるため電磁チヤツク内
に装着される電磁コイルの周囲に冷却水を循環さ
せるものが既に考案されている。然しながら、こ
の考案ではコイルの電気絶縁性を保つため、防水
用の樹脂加工がコイルに施されている。この樹脂
加工はコイルを樹脂液に浸漬する樹脂加工では充
分な防水性が得られない。そのため、金型を用
い、コイルの外周、本体内周の寸法を正確に規制
し、かつ充分な厚さの皮膜でコイルを覆う樹脂加
工となる。然しながら金型は、それ自体加工費の
高額なものであるから、少数ずつ多種類にわたる
コイルを樹脂加工するときには金型費が高額とな
り、成品価額の低廉化上不利を招く。
に装着される電磁コイルの周囲に冷却水を循環さ
せるものが既に考案されている。然しながら、こ
の考案ではコイルの電気絶縁性を保つため、防水
用の樹脂加工がコイルに施されている。この樹脂
加工はコイルを樹脂液に浸漬する樹脂加工では充
分な防水性が得られない。そのため、金型を用
い、コイルの外周、本体内周の寸法を正確に規制
し、かつ充分な厚さの皮膜でコイルを覆う樹脂加
工となる。然しながら金型は、それ自体加工費の
高額なものであるから、少数ずつ多種類にわたる
コイルを樹脂加工するときには金型費が高額とな
り、成品価額の低廉化上不利を招く。
そこで本案は、コイル自体への防水加工を施さ
ないことにより上記の金型の問題を回避し、然も
面板を含め電磁チヤツク全体を充分冷却し得る冷
却水回路を有する価額低廉化上有利な電磁チヤツ
クを提供することを目的とするものである。
ないことにより上記の金型の問題を回避し、然も
面板を含め電磁チヤツク全体を充分冷却し得る冷
却水回路を有する価額低廉化上有利な電磁チヤツ
クを提供することを目的とするものである。
上記目的を達するため本案は、箱形の電磁チヤ
ツク本体の底板の外面に当接し底板全面を覆う当
板を設け、この当板にその本体底面に接する側に
冷却水の通水用の溝を、蛇行状その他の形状に設
け、然る後その側の面を水密に底板に溶接あるい
は接着し、この溝に外部からの給水口及び外部へ
の排水口を付設するか、もしくは底板の外面に同
様の溝を付設し、この溝を外部から覆う様に、溝
のない上記当板を水密に付設し本体内に収容され
るコイルを完全に冷却水から隔離したものであ
る。以下図について本案を説明する。
ツク本体の底板の外面に当接し底板全面を覆う当
板を設け、この当板にその本体底面に接する側に
冷却水の通水用の溝を、蛇行状その他の形状に設
け、然る後その側の面を水密に底板に溶接あるい
は接着し、この溝に外部からの給水口及び外部へ
の排水口を付設するか、もしくは底板の外面に同
様の溝を付設し、この溝を外部から覆う様に、溝
のない上記当板を水密に付設し本体内に収容され
るコイルを完全に冷却水から隔離したものであ
る。以下図について本案を説明する。
第1図下方の本体1は全体が磁性材料で作られ
ていて鉄心2と周壁3とからなる。
ていて鉄心2と周壁3とからなる。
第1図上方の4は面板であつて、全体は方形の
箱状体を伏せた形状をなしている。その縁部3b
は本体1の縁部3aと外周と内周が一致し同形状
である。箱状体の鏡板あるいは底部に相当する吸
着面5は図示のように平行な貫通溝6を数条有す
る。各溝6内には磁極7が以下説明するようには
まる。
箱状体を伏せた形状をなしている。その縁部3b
は本体1の縁部3aと外周と内周が一致し同形状
である。箱状体の鏡板あるいは底部に相当する吸
着面5は図示のように平行な貫通溝6を数条有す
る。各溝6内には磁極7が以下説明するようには
まる。
磁極7は中央の鉄心部2bとその両側の端部3
cとを有する。鉄心部2bは組付後は鉄心2に当
接し(第2図)、鉄心2の磁力線を導く。そのほ
かの箇所では、磁極7は、面板4とも本体1の縁
部3aとも直接には当接しないで、面板4の溝6
の内側面及び縁部3aと、それぞれ磁気絶縁材の
セパレータ8の薄い層を介して当接する(第2
図、第3図を参照)。
cとを有する。鉄心部2bは組付後は鉄心2に当
接し(第2図)、鉄心2の磁力線を導く。そのほ
かの箇所では、磁極7は、面板4とも本体1の縁
部3aとも直接には当接しないで、面板4の溝6
の内側面及び縁部3aと、それぞれ磁気絶縁材の
セパレータ8の薄い層を介して当接する(第2
図、第3図を参照)。
第1図に戻り、周壁3と鉄心2との間の4辺形
状の大きい溝9内には、第2図に示すように電磁
コイル10が収容される。
状の大きい溝9内には、第2図に示すように電磁
コイル10が収容される。
以上説明のように構成された本案電磁チヤツク
のコイル10に通電すると面板4の吸着面には、
各磁極7と、磁極7と磁極7との間の面板4の部
分とに、異なる極性の磁力が発生し、吸着面上に
被研削物を吸着する。各磁極7はその鉄心部2b
が本体1の鉄心2に当接して(第2図)磁力線回
路が構成される。面板4は縁部3bが本体1の周
壁3の縁部3aに当接して磁力線回路が作られ
る。
のコイル10に通電すると面板4の吸着面には、
各磁極7と、磁極7と磁極7との間の面板4の部
分とに、異なる極性の磁力が発生し、吸着面上に
被研削物を吸着する。各磁極7はその鉄心部2b
が本体1の鉄心2に当接して(第2図)磁力線回
路が構成される。面板4は縁部3bが本体1の周
壁3の縁部3aに当接して磁力線回路が作られ
る。
次に本案の特徴を説明する。本案の特徴は当板
11(第1図、第4図)にある。当板11には本
体の底板12(第2図)に当る面に蛇行状の通水
用の溝13がある。この溝13は排水口14及び
給水口15により外部と連通しているだけであつ
て、本体1内とは遮断されている。従つて電磁チ
ヤツクの使用に当り、給水口15から供給される
冷却水は、下方のコイル10の方には浸透しない
のみならず、長期使用の間にも、漏洩により、コ
イルを湿潤させて、電気絶縁上の支障を招くこと
はない。その結果コイル10の防水樹脂加工が不
要となり、従つて前述の樹脂加工用金型の問題を
回避し、成品価額の低廉化上有利な電磁チヤツク
を提供するという目的を達し得るとともに、面板
4のコイル10による加熱を有効に抑止し面板の
帯熱に起因する歪を防止できるという効果を得る
ものである。
11(第1図、第4図)にある。当板11には本
体の底板12(第2図)に当る面に蛇行状の通水
用の溝13がある。この溝13は排水口14及び
給水口15により外部と連通しているだけであつ
て、本体1内とは遮断されている。従つて電磁チ
ヤツクの使用に当り、給水口15から供給される
冷却水は、下方のコイル10の方には浸透しない
のみならず、長期使用の間にも、漏洩により、コ
イルを湿潤させて、電気絶縁上の支障を招くこと
はない。その結果コイル10の防水樹脂加工が不
要となり、従つて前述の樹脂加工用金型の問題を
回避し、成品価額の低廉化上有利な電磁チヤツク
を提供するという目的を達し得るとともに、面板
4のコイル10による加熱を有効に抑止し面板の
帯熱に起因する歪を防止できるという効果を得る
ものである。
以上当板11が溝13を有するものについて説
明したが、本体1の底板12の外面に同様な溝を
設け、この溝を覆うように溝のない当板を底板に
水密に付設しても同じ目的を達し得るものであ
る。
明したが、本体1の底板12の外面に同様な溝を
設け、この溝を覆うように溝のない当板を底板に
水密に付設しても同じ目的を達し得るものであ
る。
第1図は本案電磁チヤツクの分解斜視図、第2
図は横断面図、第3図は正面図、第4図は一部の
平面図である。 1……本体、2……鉄心、3……周壁、14…
…排水口、15……給水口、6……溝、4……面
板、7……磁極、11……当板。
図は横断面図、第3図は正面図、第4図は一部の
平面図である。 1……本体、2……鉄心、3……周壁、14…
…排水口、15……給水口、6……溝、4……面
板、7……磁極、11……当板。
Claims (1)
- 鉄心、鉄心を囲む電磁コイル、コイルの外周を
囲む周壁、鉄心と周壁とに磁気的に当接して周壁
を閉鎖する底板を有する本体、底板と反対側にて
同様に周壁を閉鎖する面板とを有してなる電磁チ
ヤツクにおいて、底板の外側面に水密に当接し付
設された当板を備え、底板、当板の何れか一方に
冷却水用の流水用溝を設け、この溝を底板、当板
の何れか一方に形成した給水口、排水口を介して
外部に連通してなる電磁チヤツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19606881U JPS58110325U (ja) | 1981-12-27 | 1981-12-27 | 電磁チヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19606881U JPS58110325U (ja) | 1981-12-27 | 1981-12-27 | 電磁チヤツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58110325U JPS58110325U (ja) | 1983-07-27 |
JPS6212524Y2 true JPS6212524Y2 (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=30109318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19606881U Granted JPS58110325U (ja) | 1981-12-27 | 1981-12-27 | 電磁チヤツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58110325U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63251139A (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-18 | Kanetsuu Kogyo Kk | 永久磁石式電磁チヤツク |
JP2007301640A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Kanetec Co Ltd | 磁気チャック用面板 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321819U (ja) * | 1976-07-31 | 1978-02-23 | ||
JPS5610500U (ja) * | 1979-07-03 | 1981-01-29 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6042044Y2 (ja) * | 1981-01-23 | 1985-12-23 | 鐘通工業株式会社 | 水冷式スイベル電磁チヤツク |
-
1981
- 1981-12-27 JP JP19606881U patent/JPS58110325U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321819U (ja) * | 1976-07-31 | 1978-02-23 | ||
JPS5610500U (ja) * | 1979-07-03 | 1981-01-29 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63251139A (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-18 | Kanetsuu Kogyo Kk | 永久磁石式電磁チヤツク |
JP2007301640A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Kanetec Co Ltd | 磁気チャック用面板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58110325U (ja) | 1983-07-27 |
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