JPS6042044Y2 - 水冷式スイベル電磁チヤツク - Google Patents

水冷式スイベル電磁チヤツク

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JPS6042044Y2
JPS6042044Y2 JP725881U JP725881U JPS6042044Y2 JP S6042044 Y2 JPS6042044 Y2 JP S6042044Y2 JP 725881 U JP725881 U JP 725881U JP 725881 U JP725881 U JP 725881U JP S6042044 Y2 JPS6042044 Y2 JP S6042044Y2
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JP
Japan
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chuck body
electromagnetic chuck
chuck
hose
cooling medium
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Expired
Application number
JP725881U
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JPS57122332U (ja
Inventor
勇 荒井
和久 師川
Original Assignee
鐘通工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水冷式電磁チャックに関し、特に電磁チャッ
ク本体が磁性体を吸着するための作業面と平行の軸線の
周りに回転可能に支承されたいわゆるスイベル電磁チャ
ックに関する。
電磁チャックは、その内部に収容された励磁コイルへの
通電により加熱される。
この加熱による電磁チャックの温度上昇は、一般に、該
電磁チャックの作業面に歪を生じさせる等の種々の弊害
をもたらすことから、電磁チャックを強制冷却して該チ
ャックの温度上昇を防止することが提案されている。
ために、作業台上等に固定して使用されるいわゆる固定
型電磁チャックでは、従来、電磁チャックの内部に冷却
媒体のための通路を形威し、該通路の両端を電磁チャッ
クの側面に開放させ、一方の開口から水のような冷却媒
体を連続的に前記通路に導き、この通路に導かれた前記
媒体を前記側面に設けられた他方の開口より電磁チャッ
クの外部に排出することが試みられている。
前記電磁チャックでは、該チャックが固定して使用され
ることから、前記通路の両開口が電磁チャックの作業面
を除くいずれの部分に設けられていても、両開口に設け
られるニップルおよびこれに接続される冷却媒体用ホー
スが電磁チャックの操作に支障をもたらすことはない。
しかしながら、電磁チャック本体がその両端に一体成形
された一対の軸部でそれぞれ一対の軸受部材を介して作
業台上等に回転可能に支承される、いわゆるスイベル電
磁チャックでは、前記チャック本体の側面に前記通路の
両開口を設けた場合、該各間口に設けられるニップルお
よびこれに接続される冷却媒体用ホースが前記チャック
本体の回転操作に伴なって大きく揺動しようとする。
このため、前記ニップルおよびホースが作業台等に当接
して前記チャック本体の自由な回動を阻止し、該チャッ
ク本体の作業面を所望の傾斜角に設定することに支障を
来すことがある。
従って、本考案の目的は、冷却媒体のための通路に接続
されるニップル、ホースが電磁チャック本体の回転操作
の妨げにならず、磁性体を吸着するための作業面を所定
の角度に設定することができる。
水冷式スイベル電磁チャックを提供することを目的とす
る。
本考案は、電磁チャック本体の内部に形成される冷却媒
体のための通路を前記チャック本体に一体成形される軸
部を経て該軸部の端面に開放させたことを特徴とする。
本考案に係る水冷式スイベル電磁チャックによれば、冷
却媒体のためのホースは前記軸部の端面で前記チャック
本体に接続されることから、該チャック本体の回転操作
によっても前記ホースは大きく揺動することはなく、こ
れにより前記チャック本体の前記作業面を所望の傾斜角
に設定するための前記チャック本体の回転操作に支障を
来すことなく該チャック本体を強制冷却することができ
る。
本考案が特徴とするところは、図示の実施例についての
以下の説明により、さらに明らかとなろつO 本考案に係る電磁チャック10は、第1図に示されてい
るように、電磁チャック本体12と、該チャック本体を
作業台上等に回転可能に支承するための一対の軸受部材
14,16とから威る。
前記チャック本体12は、従来よく知られているように
、鉄心18および該鉄心の周囲を取り巻く励磁コイル2
0を収容するための磁性体からなる箱形のケーシング2
2を備える。
ケーシング22は、図示の例では、全体に矩形の枠体2
2aと、第2図に明確に示されているように枠体22a
の下方開口部分を閉じるベース板22bと、枠体22a
の上方開口部分を閉じる作業面板22cとからなる。
枠体22aの互いに対向する両端すなわちケーシング2
2の両端には、該ケーシングの長手方向に沿って互いに
軸線を一致して外方に伸びる一対の円柱状の軸部24,
26が枠体22aに一体的に形成されている。
鉄心18は枠体22aに一体成形されておおり、鉄心1
8は枠体22aの上方へ開放する凹溝27により枠体2
2aから区画されている。
鉄心18を取り巻く前記励磁コイル20は、前記凹溝2
7内に収容されており、励磁コイル20は、一方の軸部
24の端面24aから外方へ伸びる電源コード28を経
て供電により励起される。
前記作業面板22cは、従来よく知られているように、
励磁コイル20の励起により励磁される鉄心18の一方
の磁極に磁気的に結合された磁極面部分30aと、磁気
絶縁体32によって前記磁極面部分30aから磁気的に
遮断されかつ鉄心18の他方の磁極に磁気的に結合され
た複数の磁極面部分30bとを有する。
両磁極面部分30a。30bはチャック本体12の作業
面を構威し、画部分30a、30bは互いに異磁極に励
磁され、その磁気吸着力によって磁性材料からなる被工
作物を作業面板22c上に保持する。
前記軸線24.26は、前記作業面と平行に伸びる。
前記軸部24.26を支承する軸受部材14゜16は、
それぞれに対応する軸部24,26の端面24a、26
aを露出させて各軸部24,26を回転可能に受は入れ
る。
各軸受部材14.16はその基部に設けられた切欠部3
2(第3図参照)に嵌合されるボルトおよびナツト(い
ずれも図示せず)を介して例えば作業台上に固定される
一方の軸受部材14および該軸受部材に受は入れられる
一方の軸部24には、前記チャック本体12の回転によ
る作業面板22cの傾斜角を明示するための従来よく知
られた目盛リング34および指斜36がそれぞれ設けら
れており、また両軸受部材14,16には、所望の傾斜
角すなわち回転位置でチャック本体12を固定するため
の従来よく知られたロックボルト38が設けられている
前記チャック本体12を強制冷却すべく、前記鉄心18
にはその長手方向に沿って互いに平行に伸びる、冷却媒
体のための一対の孔40a、40bが形成されている。
両孔40a、40bの前記一方の軸部24の側に位置す
る一方の端部は、連結孔42aを経て相互に連結されて
いる。
一方の孔40aは、第2図に明示されているように、そ
の他方の端部で前記凹溝27に間隔をおいてその下方に
伸びる小孔44aに連らなる。
小孔44aは、軸部26aの中央部に向けて伸びる傾斜
孔46aに連らなり、該傾斜孔は前記軸部26の軸線に
平行してその端面26aに向けて伸びる連通孔48aに
連らなり、該連通孔は前記端面26aに開放する。
従って、一方の孔40aの前記他端は、前記孔44 a
、 46 b、 48 aを経て軸部26の端面2
6aに開放する。
また、他方の孔40bの他端は、前記孔44a、46b
、48aのそれぞれに並行する前記したと同様な小孔4
4b1傾斜孔46bおよび連通孔48bを経て軸部26
の端面26aに開放する。
両孔40a*40bは、前記したように、その一端で連
結孔42aを介して相互に連結されていることから、前
記孔40a、40b、42a、44 a、 44 b、
46 a、 46 b、 48 aおよび48bは、
両端が前記軸部26の端面に開放する通路を構成する。
前記通路のそれぞれの開放端には、第1図および第3図
に示されるようにホースニップル50 a、 50
bが設けられており、該ニップル50a、50bには図
示しないが従来よく知られた水のような冷却媒体を送給
するための可撓性を有する送給ホースおよび前記冷却媒
体を排出するための可撓性を有する排出ホースがそれぞ
れ接続される。
従って、前記送給ホースを例えば一方のホースニップル
50aに接続し、また前記排生出ホースを他方のホース
ニップル50bに接続することにより、冷却媒体を連続
的に前記孔48a、46a、44a、40a、42a、
40b、44b。
46bおよび48bを経て排出することができ、この冷
却媒体により主として前記鉄心18を効果的に強性冷却
して前記チャック本体12の温度上昇を防止することが
できる。
また、前記チャック本体12の前記作業面の傾斜角を変
更すべく前記チャック本体を回転操作しても、この回転
操作によって前記軸部の端面に設けられた各ニップル5
0a、50bはチャック本体の両側面のような大きな揺
動運動を生じることはなく、かつチャック本体12の如
何なる回転操作によっても該チャック本体の下方への突
出位置を占めることはない。
従って、前記ニップル50a、50bがチャック本体1
2の下方に位置する前記作業台に当接することはなく、
各ニップル50a、50bに接続される前記各ホースも
前記チャック本体の回転操作によってわずかな捩れを与
えられるだけであり、このチャック本体の回転によって
前記ホースが軸受部材14.16に絡まり或は当接する
ことはない。
これにより、前、記チャック本体の作業面を所望の傾斜
角に設定iるための操作に前記ニップルおよびホースが
従来のような支障を与えることはない。
第1図ないし第3図には、前記通路の両端を一方の軸部
26の端面に開放させた例を示したが、第4図に示され
ているように、前記したと同様な冷却媒体のための通路
を前記軸部24.26のそれぞれの端面24a、26a
に開放させることができる。
すなわち、前記連結孔42aを経て相互に一端を連結さ
れる一対の孔40a、42bは、その他端で連結孔42
bを経て相互に連結され、一方の連結孔42aは前記し
たと同様な小孔44a1傾斜孔46aおよび一方の軸部
24に設けられた連通孔48aを経て一方の軸部24の
端面24aに開放する。
また、他方の連結孔42bは前記したと同様な小孔44
b1傾斜孔46bおよび他方の軸部26に設けられた連
通孔48bを経て他方の軸部26の端面26aに開放す
る。
前記孔40a、40b 〜48a、48bは、前記孔4
0at 40bt 42aおよび42bで分岐する前記
したと同様な冷却媒体のための通路を構威し、一方の連
通孔48aまたは48bを経て送給される前記冷却媒体
は前記孔40a、40bを同一方向へ流れ、他方の連通
孔48bまたは48aを経て排出される。
第4図に示したように、前記通路を分岐させかつ該通路
を両軸部14,16のそれぞれの端面14a、16aに
開放させることにより、第1図ないし第3図に示したと
同様、前記通路の開放端に設けられるホースニップル5
0a、50b、 にこれに接続される前記したと同様な
冷却媒体送給ホースおよび排出ホースによって前記チャ
ック本体12の回転操作に支障が生じることはない。
また、前記した分岐通路40a* 40b 〜48a
*48bに冷却媒体を流すことにより、チャック本体1
2をより均等に冷却することができる。
前記軸部の端面に開放する冷却媒体のための前記した通
路は、第1図ないし第4図に示した例に限らず、必要に
応じてケーシング22の内部等に形成することができ、
またホースニップルを用いることなく前記通路の開放口
に直接前記ホースを結合することができる。
本考案によれば、冷却媒体のための通路はチャック本体
の回転操作時に該チャック本体の側面に比較して極めて
小さな運動をなす軸部の端面に開放し、その開放口が前
記チャック本体の如何なる回転操作によっても下方に向
けられることはない。
従って、前記開放口に接続される冷却媒体用ホースが作
業台等に当接して前記チャック本体の回転操作を妨げる
ことはなく、またこの回転操作によって前記ホースが軸
受部材に当接し或はこれに絡まることはなくこれにより
前記チャック本体の作業面の所望の傾斜角設定に支障を
来すことなく該チャック本体を強制冷却することができ
る。
さらに、本考案によれば、前記ホースと作業台との干渉
を防ぐために軸受部材の高さ寸法を増大させる必要はな
く、チャック本体の前記作業面を従来における同様低く
設定することができ、該作業面の被工作物の工作作業を
有利に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本考案に係る電磁チャッ
クの一部を破断して示す平面図および正面図であり、第
3図は前記電磁チャックの側面図であり、第4図は本考
案の他の実施例を示す第1図と同様な図面である。 12:電磁チャック本体、14,16:軸受部材、24
,26:軸部、24a、26a:軸部の端面、40a、
40b、42a、42b、44at 44bt 46a
t 46bt 48at 48b:通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に冷却媒体のための通路を備え、また両端に互いに
    軸線を一致させて外方へ伸びる一対の軸部を備える電磁
    チャック本体であって前記軸線が磁性体を吸着するため
    の作業面と平行に伸びる電磁チャック本体と、前記軸部
    のそれぞれをその端部を露出させて回転可能に支承する
    一対の軸受部材とを含み、前記通路の両端が前記軸部を
    経て該軸部の前記端面に開放することを特徴とする水冷
    式スイベル電磁チャック。
JP725881U 1981-01-23 1981-01-23 水冷式スイベル電磁チヤツク Expired JPS6042044Y2 (ja)

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JPS57122332U JPS57122332U (ja) 1982-07-30
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WO2001094070A1 (fr) * 2000-06-09 2001-12-13 Makino Milling Machine Co., Ltd. Dispositif de machine-outil et procede de remplacement de la palette dudit dispositif

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