JPS62123220A - 遠赤外線放射装置の燃焼量と空気量の制御方法 - Google Patents

遠赤外線放射装置の燃焼量と空気量の制御方法

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JPS62123220A
JPS62123220A JP26399985A JP26399985A JPS62123220A JP S62123220 A JPS62123220 A JP S62123220A JP 26399985 A JP26399985 A JP 26399985A JP 26399985 A JP26399985 A JP 26399985A JP S62123220 A JPS62123220 A JP S62123220A
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N1/00Regulating fuel supply
    • F23N1/02Regulating fuel supply conjointly with air supply

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Gas Burners (AREA)
  • Combustion Of Fluid Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水や有機物に吸収されやすいので、近来人体
や各種物体の加熱用熱源として利用されつつある遠赤外
線を燃料の燃焼熱によって発生させる装置、すなわち燃
焼熱をA!)源とする遠赤外線放射装置に関するもので
ある。
従来の技術 近来赤外線中の波長の長い領域の光で、遠赤外線と呼ば
れる光が人体や各種有機物の加熱用8源として利用され
つつある。
該遠赤外線の波長が4〜10マイクロメーターの光が特
に水や有機物に吸収されやすく、該波長の光を人体に照
射して暖房し、またはサウナ用熱源として利用し、有機
物に照射して乾燥または塗装、印刷の焼付等に利用され
ている。
光の波長は光を発生させる物体の温度によって定まり、
ウィーンの変位則によれば450℃位の温度の物体から
発生する光のなかでは4マイクロメ一ター位の光が最も
多数に放射され。
210℃位の物体からは6マイクロメ一ター位の光が最
も多IIlに発生する。
該6マイクロメーター付近の遠赤外線が水や有機物に吸
収されやすいので、人体に照射して暖房やサウナ浴用と
し、有機物に照射して乾燥や焼付に利用されている。
電力をfpt源とする遠赤外線放射装置であればヒータ
の温度を該210℃位に保つことは容易であるが、燃料
の燃焼熱を熱源とする遠赤外線放射装置では、放射体の
表面温度を一定の温度に保つことは困難である。
なぜならば通常燃焼炎の温度は1500〜2000℃位
なので、特に水冷または強制的な空冷をおこなわなけれ
ば燃焼室の外面温度は通常800〜1500℃位になっ
てしまい、前記210℃よりは大幅に高くなり、波長の
問題のみならず燃焼室が焼損する恐れがある。
一方排気部に近い放射体の温度は排気ガスの温度が低い
ほど熱効率が良いので、なるべく低い方が望ましく一般
に150℃位の場合が多い。
従って熱効率が良い燃料の燃焼熱による遠赤外線放射装
置を得んとすれば燃焼室の外表面等高温部分の温度を下
げる必要がある。
燃焼室の外表面温度を下げる方法の1つに、筒状の燃焼
室の内側に更に内筒を設けて、該内筒の内側を燃焼室と
し、かつ内筒と外筒の間に冷却用の空気を強制的に流し
て内筒の外面と外筒の内面を冷却し、少なくとも燃焼が
完全に終了する距離以上の長さがある内筒出口において
、内筒内部より流出する高温の燃焼ガスと合流して燃焼
ガスの温度を低下させて燃焼外筒をより低い適当な温度
に加熱する方法がある(後述第6.7図参照)。
該方法を用いると下流の放射体の温度も冷却空気を用い
ない場合に比較してより低い温度とすることができる。
具体的な例をあげると、内外筒間に燃焼に必要な理論空
気量の2〜3倍の空気を強制的に流し外筒表面の温度を
高い所でも450〜550℃位に保ち、4〜7マイクロ
メーターの光を主体に放射する遠赤外線放射装置が暖房
用、サウナ用、乾燥用等の熱源としてすでに実用化され
ている。
該遠赤外線放射装置の大部分は燃焼中か消火中の2位W
1動作で温度等のコントロールを行なっているが、近来
高燃焼、低燃焼、停止の3位置制御または比例制御等の
高度な燃焼量制御が一部に用いられるようになった。
L記の遠赤外線放射装置は、水や有機物に吸収され易い
波長の光を主体に放射するという利点がある反面、余分
な空気を加熱して排気ガスといっしょに排気するので熱
効率が低いという欠点がある。
発明が解決しようとする問題点 本発明は前記水や空気に吸収され易いという利点を損な
わずに冷却空気の鼠をより少なくして熱効率を上昇させ
んとするものである。
問題点を解決するための手段 従来の遠赤外線放射装置では燃料の量を増減する場合当
然燃焼空気量も自動的に同様に増減させ、該増減させる
燃焼空気量とほぼ同率で冷却空気にを自動的に増減させ
ている。
本発明は燃焼量を減少させる場合、燃焼外筒の温度を許
容できる限りなるべく高く保つように冷却空気の量を必
要最小限とする。換言すれば燃焼量を減少させた場合、
燃焼空気量と同様の比率で冷却空気の量を減少させれば
燃焼外筒の温度は高燃焼時よりも低下するという現象に
着[1し、燃焼外筒の温度が高燃焼時と同程度となるよ
うに冷却空気の量を大幅に減少させて低燃焼時の冷却空
気量を従来より減少させ、低燃焼時の排気ガス於をg動
的に減少させて熱効率を上昇させんとするものである。
実施例 以下本発明実施例について説明する。
第1図は本発明第1実施例の正面図で、配管等の一部を
系統図で示し、第2図は第1図のA−A断面の拡大断面
図、第3図は第1図の矢印B方向から見た部分拡大図で
ある。
燃料ガスはガバナー1を通りから分岐し、比較的少品二
のガスがオリフィス2を通り低燃焼電磁片3を通って分
岐部から高燃焼電磁片4を通ってくるより多量のガスと
合流し、燃焼内筒5内に設けられたガスバーナ6内に流
入する。
燃焼用空気は燃焼空気ダンパー7を通って燃焼内筒5内
に入り、黒い矢印で示す通りガス/1°−す6の小孔6
−1よりガスバーナ6内に流入し燃料ガスと混合し燃焼
する。
8は点火用スパーク棒、9は火炎検出用電極棒である。
冷却用空気は冷却空気ダンパー10よりダクト11内に
入り、白い矢印で示す通り燃焼外筒12と燃焼内筒5の
間を通りなから両筒を冷却し、燃焼内筒5の出口部より
下流において徐々に燃焼ガスと混合し、遠赤外線放射管
13゜14.15を通り排気用送風fi16より煙突1
7から外部に排気される。
上記説明した状況は高燃焼の状態であるが。
被加熱物の状態により燃焼量を減少させなければならな
い状況が生ずる。
低燃焼の信号がでると燃料ガスの供給ラインでは高燃焼
電磁片4が自動的に閉じ、ガスは低燃焼Tt電磁片のラ
インのみを流れるが、オリフィス2の抵抗によりガス量
は減少する。
本第1実施例では高燃焼時の半分位にガス敬を減少させ
る。
同時に空気はコントロールモータ18の動作によりいず
れも全開になっている燃焼空気ダンパー7、冷却空気ダ
ンパー10が自動的に閉じる。
この時第3図に示す通り、燃焼空気ダンパー7は45°
閉じるが、冷却空気ダンパー10は60’閉じる。
燃焼空気ダンパー7が45°閉じると開口面積は全開時
(高燃焼時)の30%位となるが、ダンパー前後の差圧
が増加するので:jSl実施例では燃焼空気量は高燃焼
時の60%位に減少する。
冷却空気ダンパー10の開口面積は全開時の13%位に
閉じるが差圧の増加により冷却空気量、は高燃焼時の3
0%位となる。
以北述べたml実施例はすでにサウナ用等に使用されて
いる遠赤外線放射装置を改良せんとするものであり、各
部の温度、空気ψ等を現在実用化されている装置のなか
でもっとも一般的な実例をあげて説明すると、燃焼外筒
12の温度は該筒内の燃焼ガスの温度のみならず燃焼外
筒12の太さ、その時の燃焼量9周囲の温度等によって
定まるが、高燃焼時の燃焼外筒12のf均的な温度は4
00’C位である。
該高燃焼時の燃焼空気、6は理論空気の162倍位(空
気比1.2.過剰空気率20%)、冷却空気量は理論空
気量の2.3倍位で、合計空気比3.5(過剰空気率2
50%)であり、排気ガスの量は天然ガスを主成分とす
る都市ガス10000キロカaり一当り36Nm’位で
ある。
従って低燃焼では燃焼空気量は理論空気量の1.44倍
(1,2X0.8 X2)、冷却空気量は1.38倍(
2,3X O,3X 2) 、合計理論空気量の2.8
2倍であり、この時の燃焼ガスには都市ゴス1α000
キロカロリー当り29Nm3位である。
以上述べた燃焼用、冷却用空気量について説明する。
燃焼外筒12の平均的温度は前述の通り400℃位とす
ることが望ましく、従来の各種遠赤外線放射装置におい
て高燃焼時の空気比を3.5位にして燃焼外筒12の温
度を400℃位になるようにしている場合が最も一般的
である。
これは燃焼筒を太くすれば燃焼外筒12の温度を低くす
ることができるが、あまり太くすると装置が大型化する
欠点があり、さらには反射板と対面する燃焼外筒12の
非放射方向部分があまり太すぎると局部的に加熱する恐
れがあるので、燃焼筒を適当な太さにし、この時の燃焼
外筒12の温度を400℃位にしようとして冷却空気量
を調整すると、空気比が3.5位となることが最も一般
的な実例である。
該空気比3.5の内、燃焼空気を1,2としたのは推定
値である。
低燃焼時の燃焼空気量は空気とガスとの混合が高燃焼時
より遅くなるので燃焼速度を高めなければならないので
、燃焼量は高燃焼時の50%減少させても空気量は60
%位に減少させるので、低燃焼時の燃焼空気の空気比は
1.44となる。
該低燃焼時の冷却空気量は従来燃焼空気量と同率で調節
するので高燃焼時の60%、空気比は2.76となる。
これに対しml実施例では1.38としているが、該数
値は下記のようにして推定した。
天然ガスを主成分とする都市ガスでは、空気比が3.5
の時の理論燃焼温度(燃焼が終了するまで放熱しなかっ
たと仮定した場合の燃焼ガスの温度)は比熱を0.34
K cal/N m3℃と仮定すると約735℃となる
(排気ガス量×比熱X温度=低位発熱量36 Xo、3
4%温度=9000’1低燃焼時には発生する熱量が5
0%になるので燃焼内筒5および燃焼外筒12が受ける
単位伝熱面積当りの熱量は高燃焼時の半分になる。
従って高燃焼時と同様に燃焼外筒12の表面温度を40
0℃とするには、単位伝熱面積当りの伝熱量を2倍にす
ればよい。
燃焼室内の熱伝達は放射伝熱が主体となり、該放射伝熱
量は絶対温度の4乗に比例するから燃焼温度を高めれば
熱伝達量を増加させることができる。
では燃焼温度を何度にすれば熱伝達量が2倍になるかを
推定しなければならないが、実際の燃焼温度は数多くの
要因があり、推定が困難なので理論燃焼温度を推定する
放射伝熱量は燃焼温度のみならず伝熱面(燃焼外筒12
の内面)温度、放射伝熱係数等の影響を受けるが、とり
あえずこれらを無視すると低燃焼時の理論燃焼温度が7
35℃の時の放射伝熱量Qは下記の式で求められ、Cは
常数である。
Q=C(−署)4 Q=C(2ム22間)4  ・・・・・・・・・・・・
(1)/θρ 求める温度T’にの時には放射伝熱量が2倍になるので
下記の式が成tする。
2XQ=C(÷)4・・・−・・・・・・・・ (2)
式(1)を式(2)に代入。
2X(笠)4つ(ニ)4 /ρD           /ρ0 2oe47= (1)4  (÷) A = 11.9
9/DO T=11.!19 °K     T=926℃・・・
・・・・・・・・・ (3) 1−記の通り926℃に燃焼温度をト昇させれば、はぼ
熱伝達量が2倍になり、燃焼外筒12の温度が400℃
位になるであろうこと推定できるが、伝熱面側の条件に
よって該推定温度が大幅に変っては問題なので更に詳細
に検討する。
従来の各種遠赤外線放射装置における低燃焼時の燃焼外
筒12の温度は280℃位のことが多いので、該温度を
含めて更に推定計算を行なう。
2面体間の放射伝熱F′#1は下記の式により求められ
る。
DC(二l ) a   (−T2−) a ) = 
Q100           //り ここで Tl 、高温体の表面の絶対温度T2;低温体
の表面の絶対温度 D ;係数 従来の低燃焼時の熱伝達量Qは、 ・・・・・・・・・・・・・・・ (4)低燃焼時の熱
伝達量を2倍にするための理論燃焼温度T3°には DC(÷)4  c−+7た上#)4) = 2 X 
Q/ρO ・・・・・・・・・・・・・・・ (5)(4)式を(
5)式に代入、 D((−T−L)a  (13,73)4)lρ0 = 20 ((10,08)4− (5,53)す(4
薯)4= 2 (10324−935)+2051G判
)4 = 20829 T3 = 1201’ K (928℃) ・・・・・
・・・・ (6)以上の通り(3)と(6)の温度が殆
ど同じなので理論燃焼温度を900°位にすれば燃焼外
筒12の温度が、高燃焼時と同じ400’位になるであ
ろうことが推定できる。
理論燃焼温度が900℃の時の天然ガスを主成分とし、
lNm3当りの発8量が11000Kcal (7)都
市ガス(13A)  1000[IK cal  (低
位発熱19000Kcal )当りの燃焼ガス量Q N
 m 3は比熱を0.34Kcal/Nm’ ”Cjと
すると下記によって求められる。
QX 900X0.34=aOOOQ=29.4薯m’
・・・・・・・・・・・・・・・ (7)2.8位であ
る。
以上の計算結果から本第1実施例の低燃焼時における空
気量を燃焼空気の空気比を1.44 、冷却空気は1.
3B、合計理論空気量の2.82倍と推定したものであ
る。
以上を要約すると、従来の遠赤外線放射装置では燃焼緘
を50%に減少させる低燃焼時には理論空気量の4.2
倍(1,44+ 2.7Ef)の空気を必要としたが、
本発明第1実施例では理論空気量の2.82倍の空気量
でよく2排気ガス丑を減少させ熱効率を上’ylさせ得
たものである。
発明の効果 本発明の効果を従来の装置と比較して説明する。
まず従来最も一般的な装置として第1図に対応させた第
6図を示す、第7図は第6図のC−C断面の拡大断面図
である。
r:R1実施例同様に高燃焼時燃料ガスはガバナlより
オリフィス2.低燃焼電磁弁3を通る少量のガスが高燃
焼電磁弁4よりの、より多量のガスと合流しガスバーナ
6内に流入する。
燃焼用空気は燃焼空気口19より燃焼内筒5内に入り、
黒い矢印に示す通すガスバーナ6内に入り燃料ガスと混
合し燃焼する。冷却用空気は白い矢龍に示す通り冷却空
気口20よりダクトエエ内に入り燃焼外筒12と燃焼内
筒5を冷却しながら燃焼ガスと徐々に混合し、冷却空気
と混合した燃焼ガスは遠赤外線放射管13゜14.15
を通りダンパー21より排気用送風機16を経て煙突1
7から排気される。
低燃焼時には高燃焼電磁弁4が閉じ、燃料ガス量は高燃
焼時の50%減少し、コントロールモータ18の動作に
−よりダンパー21が閉じるので該ダンパー21を通過
する燃焼ガス量は高燃焼時の60%に減少するので、燃
焼空気口19よりの燃焼空気と、冷却空気口20からの
冷却空気の量が同様に60%に減少する。
高燃焼時には前述の通り燃焼外筒12の平均的温度は4
00℃であり、この時の燃焼空気量は理論空気の1,2
倍、冷却空気量は理論空気の2.3倍、合計の空気比は
3.5(過剰空気率250%)である。
低燃焼時にはいずれも高燃焼時の60%となるので、前
述の通り燃焼空気の空気比が1.44 。
冷却空気は2.76、合計空気比4.2となる。
上記の従来装置の例に対し未発明第1実施例の低燃焼時
における空気比は2.82であり、その差(4,2−2
,82=1.38)理論空気量の1.38倍の空気が加
熱されて煙突17より排気されることを本発明:51実
施例において防止し得たものである。
天然ガスを主成分とする都市ガス(13A)10000
Kcal  (高位発熱績)の理論空気量は約1ONm
コなので1本発明第1実施例の低燃焼時では従来より 
100OOK cal当り、13.8N rn3の空気
を節約したこととなり、低燃焼時の排気温度を200℃
、気温を20℃と仮定し、空気の比熱を0.31Kca
l / N m’ ℃とすると、(13,8X 0.3
1X (200−20)) m約した8量は10000
Kcal当り 770Kcal となる。
従来装置の実施例の低燃焼の排気ガス量は、10000
K cal当り43Nmコなので排気ガスの比熱を0.
31.温度は同様に200℃の時の排気損失熱値は(4
3X0.31X(200−20)) =2399Kca
lであり、熱効率(低位発熱量基準、高位発熱量100
00K calの13Aガスの低位発熱量は9000K
cal )は73,3%である。
((9000−23!39)÷9000) X100 
=73.3%未発明第1実施例の低燃焼時の排気損失は
1829Kcalなので、熱効率は81.9%であり、
2399−770  = 1629 ((9000−1629)÷9000) X100 =
st、9%低燃焼時において従来より10.4%燃料を
節減できた。
((9000−2399)  +  (9000−16
29)) X100 =8Le100−89.8= 1
0.4% 低燃焼時に10.4%燃料を節減すると、装置を連続的
に運転した場合どの程度の効果を発揮するかについて考
察する。
高燃焼で燃焼する時間をH5低燃焼時間をし、高燃焼の
燃焼量をq、従来装置の総燃焼量をQl、本発明t51
実施例の総燃焼量をQ2とすると下記によって燃料の節
減率が求められる。
HX q + L X  0.5q = Q I   
 ・=−・−・(+)HXq+LX  Q、5q(1−
0,IO2)=Q2・・・・・・・・・・・・(2) (2)÷(1) 高燃焼、低燃焼の運転時間の比率は各装置ごとに異なる
が、一般には始動時は高燃焼で燃焼し、m定の温度まで
上昇した立上り後はほとんど低燃焼運転となることが多
い、従って長時間連続的に運転するサウナ用熱源や遠赤
外線放射装置、コンベアー乾燥機等の連続式乾燥機等で
はほとんど低燃焼での運転となり1本発明の効果は大き
く、パッチ式乾燥機等の間欠運転装置では効果が少ない
営業サウナでは1日16時間営業するこたが多く、1日
平均16時間装置を運転する営業サウナでは年間を通じ
て始動時間は30分から1時間位なので、仮に高燃焼の
時間を1日2時間、低燃焼の時間を12時間、燃焼が停
止する時間を2時間と仮定すると(aも一般的な例であ
ろうと推定するので) 、 (3)式より未発明装置で
は従来装置の81.0%の熱量でよく9%の燃料が節約
できる。
1F2)M装置では1日10時間運転しシーズンを通じ
ての高燃焼時間を1日1時間、低燃焼時間を8時間、燃
焼停止時間を1時間と仮定すると8.3%の燃料を節約
できる。
効果の多い装置でも10%以下の省エネルギー効果しか
ないが、近来の各種燃焼量δの熱効率はすでにかなり高
効率となっているのでサウナや暖房装置に用いられた場
合水発す1装置は簡単な装この改良で大きな効果を発揮
することができる。
未発【4は以上述べた第1実施例のみならず燃料の燃焼
熱により遠赤外線を発生させる装置において、燃焼室の
外側に冷却空気を浣し燃焼量を減少させる場合、自動的
に燃焼空気凌の減少率よりも冷却空気量の減少率をより
大きくするという特徴の範囲内で、種々設計変更が可能
である。
例えば第4図は本発明のfJ′S2実施例であり、第1
実施例の燃焼量制御は高燃焼、低燃焼、停止の3位置制
御であるが、本第2実施例はより高度な比例制御方式の
実施例である。
燃焼量ガス量はコントロールモータ18と連動するバタ
フライ弁22により比例的に調節され、コントロールモ
ータ18とバタフライ弁22が最大60°!!IJ作す
ると、燃焼空気ダンパー7は最大45°動作し、冷却空
気ダンパー10は最大60’fi作し空気量の減少率は
常に冷却空気の方が多くなっている。
:55図は本発明第3実施例のバーナ部分の拡大図で、
第1実施例のがスバーナは先混合式ガスバーナであった
が、本第3実施例では元混合式ガスバーナを装備してい
る。
高燃焼時理論空気量の50〜70%位が燃焼空気ダンパ
ー7を通って混合管23内に入り。
燃料ガスと混合し炎口24より燃焼内筒5内に流出し、
冷却空気ダンパー10を通ってダクト11内に流入した
空気の一部が二次空気口25から流入し二次空気として
混合し燃焼するが、この時の二次空気量は理論空気量の
50〜70%位で、燃焼内筒5と燃焼外筒12の1t1
1を通る冷却空気量は理論空気rhの2.3倍位であり
、冷却空気ダンパー10を通過する空気量は理論空気量
の2.8〜3倍位である。
燃焼量を50%に減少させる低燃焼時には燃焼空気ダン
パー7は少ししか閉じないので理論空気量の90−11
0%位の空気が−・次空気として混合管23内に流入し
、冷却空気ダンパー10からは理論空気量の゛1.6〜
1.8倍位の空気が入り、この内の20%位、すなわち
理論空気量の35%位が二次空気025から燃焼内筒5
内に燃焼用二次空気として供給される。
この他、 ■ バーナを油圧噴霧式油バーナ等に変更し、燃料を液
体燃料に変更すること。
■ 燃焼内筒5をパンチングメタルや多孔質のセラミッ
ク等を用いて製作し、鎖孔を通して燃焼炎よりの光を燃
焼外筒12の内面に放射し、燃焼外筒12の上流部の伝
熱量を増加させること。
■ 燃焼内筒5の長さを短くし、燃焼炎の先端部を燃焼
外筒12内に露出させて該炎先端部より燃焼外筒12へ
ふく射熱を放射し燃焼外筒12からの遠赤外線放射量を
増加させること。
等々である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の正面図で配管図の一部を系
統図で示す6第2図は第1図のA −A断面の拡大図、
第3図は第1図のB方向から見た部分拡大図である。第
4因は木発す1の第2実施例の制御形態を説明する図、
第5図は本発明の第3実施例のバーナ部分の拡大断面図
である。第6図は従来装置例の第1図に対応する図であ
り、第7図は第4図のC−C断面図である。 1・・・ガバナー、2・・・オリフィス、3・・・低燃
焼電磁弁、4・・・高燃焼電磁弁、5・・・燃焼内筒、
6・・・ガスバーナ、7・・・燃焼空気ダンパー、8・
・一点火用スパーク杯、9・・・火炎検出用電磁棒。 10・・・冷却空気ダンパー、11・・・ダクト、12
・・・燃焼外筒、13.14.15・・・遠赤外線放射
管、16・・・排気用送風機、17・・・煙突、18・
・・コントロールモータ、22・・・バタフライ弁。 23・・・混合管、24・・・炎口、25・・・二次空
気口。 以   上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 管内で気体または液体燃料を燃焼させ、あるいは管内に
    燃焼ガスを流通させて管外面より赤外線を放射して人体
    、物体等を加熱し、暖房用熱源、サウナ用熱源、各種乾
    燥機用熱源として利用する赤外線放射装置の燃料を燃焼
    させる燃焼管内に管状の内筒を設け、該燃焼管内筒内部
    を燃料を燃焼させる燃焼室とし、該燃焼管内筒外面と燃
    焼管内面との間に冷却用空気を流通させて、燃焼管外面
    をほぼ500℃以下位に保ち、発生する赤外線をより波
    長の長い遠赤外線主体とすることを特徴とする遠赤外線
    放射装置において、主として燃焼の用に供する燃焼用空
    気の量と、主として燃焼管および燃焼管内筒の冷却に利
    用する冷却空気の量と、燃料の供給量をそれぞれ別個に
    かつ自動的に調整する機構を設け、該燃料の供給量と空
    気量の調整機構を燃焼空気量と冷却空気量の比、すなわ
    ち燃焼空気量を冷却空気量で除した値が燃焼量が多い時
    には燃焼量が少ない時に比べて小さく、燃焼量が少ない
    時には燃焼量が多い時に比べて大きくなるように自動的
    に作動させることを特徴とする遠赤外線放射装置の燃焼
    量と空気量の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019027630A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 静岡製機株式会社 赤外線放射ヒータ
EP4194750B1 (de) * 2021-12-10 2024-01-31 Schwank GmbH Dunkelstrahler

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JP2019027630A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 静岡製機株式会社 赤外線放射ヒータ
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