JPS62122903A

JPS62122903A - 錠剤供給機

Info

Publication number: JPS62122903A
Application number: JP25703285A
Authority: JP
Inventors: 清水　宏晏
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1985-11-15
Filing date: 1985-11-15
Publication date: 1987-06-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、多数の錠剤ケースにそれぞれ薬種側に収納し
ている錠剤を適宜取り出して供給するとともに、特別な
形状の薬剤或いは使用頻度の低い薬剤を補助薬剤ケース
に収納して、錠剤ケースの錠剤とともに供給可能な錠剤
供給機に関する。

（ロ）　従来の技術この種錠剤供給機は、例えば特開昭５９−１４２９０１
号公報でも示されているように、錠剤の種類毎に多数の
錠剤ケースを配列しており、供給するべき錠剤の種類及
び個数が指定されると、指定された錠剤ケースを駆動し
て錠剤をホッパに導き包装機構により包装して供給する
よう構成されている。

ところで病院等において種々の症状の患者に投薬する錠
剤の種類は数百種に及び、錠剤供給機もこの数に応じた
錠剤ケースが必要であるが、この場合スペースやコスト
的な面で問題がある。また錠剤ケースより摘出するのが
困難な形状の薬剤もある。そのため実公昭５７−６３２
１号公報には錠剤ケースとは別に補助薬剤ケースを設け
、特殊形状の薬剤や何れの錠剤ケースにも収納していな
い使用頻度の低い薬剤を投与する場合Ｋ、この種薬剤を
補助薬剤ケースに充填して供給する構成の錠剤供給機に
ついてか開示されてい・る。これは薬剤を収納する複数
のバスケットを無端ゲエーンに装着して成る補助薬剤供
給装置を、錠剤ケースとともに錠剤供給機に配設し、バ
スケットに収納している薬剤も錠剤ケースから摘出した
錠剤と同様ホッパに導入して供給する構成で、ｔ・る。

し→　発明が解決しようとする問題点しかしながら上記の従来技術によると、補助薬剤供給装
置は機器に固定されているために、機筺内でのバスケッ
トへの薬剤の充填作業は非常に煩わしいものとなる。そ
のため同従来技術では、薬剤の供給カセットを備えてバ
スケットに充填する薬剤をいったん供給カセットにセッ
トした稜、バスケットへ移し換える構成が示されている
。ところがこのような供給カセットを備えた場合は高価
であり、しかもバスケットに移し換える際には薬剤もれ
や脱落等のトラブルが発生しゃすい。

上記点より本発明は、補助薬剤の充填が簡単に行なえ、
しかも補助薬剤を確実に摘出可能な補助薬剤ケースを備
えた錠剤供給機を提供するものである。

−問題点を解決するための手段本発明は、少くとも一方の面を開口させた筐体と、この
開口部に上下に亘り複数配設した棚体と、棚体に配置し
た錠剤ケースと、棚体の後端部の背後に形成されて錠剤
ケースより摘出の錠剤が導入される錠剤落下通路と、錠
剤落下通路の錠剤を集めるホッパと、開口部内にあって
開口部への出し入れが可能なよう棚体と略平行した方向
への摺動が可能な補助薬剤ケースと、補助薬剤ケースか
ら取出した薬剤をホッパへ導くシュートと、補助薬剤ケ
ースの開口部へのセットを検知するスイッチ装置と、ス
イッチ装置の検知に基づき補助薬剤ケースを係止するロ
ック装置とを備えた構成である。

（ホ）作用上記構成により、前後方向に引き出し可能な補助薬剤ケ
ースは、錠剤供給機へ適切にセットされると、ロック装
置により係止されるために補助薬剤が確実に摘出される
。

（へ）実施例第２図は本発明を、錠剤を包装して供給する錠剤供給機
の例にて示しており、筐体（１）は錠剤ケース格納部（
ＩＡ）と包装部（ＩＢ）とから成る。錠剤ケース格納部
（ＩＡ）は前後面を開口しており、開口部には複数の棚
体（２）を上下方向に前後２列にわたり装架している。

各棚体（２）には複数の錠剤ケース（３）を筐体（１１
の開放面より出し入れが可能に並設している。そして上
下方向の棚体（２：の列の間、即ち各棚体（２）の後端
部の背後には錠剤落下通路（４）を形成しており、錠剤
ケース（３）はその錠剤取出口（３Ａ）を錠剤通路（４
）に向けて装填される。包装部（ＩＢ）の内部には錠剤
通路（４）に連通しており、錠剤ケース（３）からの錠
剤を集めるホッパー（５）と包装機構０〔とを配置して
いる。包装機構（１（Ｉ＋は二つ折りにした包装紙にホ
ッパー（５）からの錠剤を導入し、包装紙をヒートシー
ルして錠剤を包装する。

更に筐体（１１の開口部の下方には、各一対のガイドロ
ーラ旧１（１２０３にて筐体（１）からのｗし入れが自
在な補助薬剤ケース（６）を配設している。補助薬剤ケ
ース（６）は第１図に示すように、補助薬剤を収納する
バスケットαり・・・（１５１を箱体（＋４１の内部に
前後２列に亘り配置しており、各バスケット（＋５１の
上面開口は箱体Ｑ４１の窓部ａｅに面して、窓部（ｌυ
を通し一投与量の薬剤が充填される。バスケラ）（１５
１・・・ａ９は第３図及び第４図に示すように、その回
転軸αυを鉛直方向に配電した主従一対のスプロケット
αＤに張架した無端チェーンａ８１に装着している。バ
スケットａ５１・・・α９の下方には該バスケットの底
板となる基板ａ！Ｊを配置しており、モータ■の駆動に
て主スプロケットａηが回動し無端チェーン（＋８１が
駆動すると、バスケラ）ｆＪ５１・・・ａｓｎｉ基板ａ
Ｉ上を摺動して長円状拠移動するもので、前列及び後列
のバスケットα９・・・ａ９の移動方向は互いに逆向き
となる。そして基板ａ！Ｊのバスケットα９・・・αＳ
の移動軌道上には薬剤取出口Ｑυを開口しており、各バ
スケット的が薬剤取出口ｃ！Ｄに到達するととに補助薬
剤が摘出される。この薬剤取出口＋２１１はシュート（
７）を通してホッパ（５１に連通しており、錠剤ケース
（３）より摘出の錠剤と同様にホッパ（５）を通して包
装機構Ｇ（ｊへ導かれる。

補助薬剤ケース（６）は箱体α滲の下方に一対のガイド
レール（至）を有し、ガイドレール器にはガイドローラ
α２と嵌合するガイド溝（２４）を形成している。各一
対のガイドローラ（Ｉｌｌ（ｉ３Ｇ３は錠剤供給機本体
のテーブル器上に立設した一対のガイド壁（２１ｉ）に
回動自在に支持されている。そしてガイドローラ（Ｉｌ
ｌαＪはガイドレール器の下端摺動面し二当接して補助
薬剤ケース（６）を支持している。したがって補助薬剤
ケース（６）は把手＠により前後方向に押したり引いた
りすると、ガイドローラ０２）がガイド溝１２４１と噛
み合つ゛て回動し、またガイドローラ（ＩＩＩＱ３はガ
イドレール＠の下端摺動面と接触して回動するために、
筐体（１１の開口部からの出し入れが自在となる。ガイ
ドローラａｕａ’ａ（１３１は補助薬剤ケース（６）の
移動方向で重なることがないように間隔を存し【配置し
、またまん中のガイドローラα２はその回転軸を他のガ
イドローラα１１（１３１０回転軸と高さに置いて異る
位置に配置したことで、補助薬剤ケース（６）は最大限
に開口部から引き出した状態ではガイドローラαＤα２
とで支持され、また開口部に押し込まれている状態では
主にガイドローラ［１５（１３とで支持される。また筐
体（１）内において錠剤落下通路（４）を画成する仕切
板（至）には補助薬剤ケース（６）と対向してマイクロ
スイッチ（８）を取り付けている。マイクロスイッチ（
８）は、補助薬剤ケース（６）を筐体（１）の開口部に
セットし該ケース（６）の後端部が作動部翰と当接する
と、ＯＮするようになっている。また補助薬剤ケース（
６）の基板ａ９の裏面には、ロック装置（９）のストッ
パアームＣ３１）と係止する突起部■を形成している。

中央が軸支Ｃ３２１されて回動自在なストッパアームＣ
ＨＩ）の一方の端部は、ソレノイド（至）の作動杆に連
結されており、ソレノイド（至）の吸引動作によりスト
ッパ　　　　゛アーム０１）がスプリングｃ３４）に抗
して回動すると、他方の端部に形成した係止溝（至）が
突起部（至）Ｋ嵌合して補助薬剤ケース（６）はロック
される。かかるソレノイド（ト）の吸引動作はマイクロ
スイッチ（８）のＯＮにより通電されて行なわれる。し
たがって補助薬剤ケース（６）を筐体（］）の開口部の
奥行方向に正しくセットすることで、補助薬剤ケース（
６）はロック装置（９）にて係止される。ソレノイド（
２）への通電は図示しないリセットスイッチの操作にて
停止するように回路構成しており、ソレノイド（至）が
吸引動作を停止すると、スプリング鉋）に付勢されてス
トッパアームｔ３１）が係止を解除するようＫなってい
る。

以上の構成により、補助薬剤ケース（６）を手前に引出
して補助薬剤を充填し、そして筐体（１１の開口部の奥
行方向に押込みマイクロスイッチ（８）がＯＮすると、
補助薬剤ケース（６）がロックされる。したがって補助
薬剤ケース（６）は適正な状態で押し込まれるとロック
装置（９）にて係止され、薬剤取出口ＱＬｌがシュート
（７）を通しホッパ（５）に連通した状態に保持される
ために、補助薬剤が確実に摘出される。

そして錠剤供給機の錠剤供給動作中に誤って補助薬剤ケ
ース（６）を薬剤の補充のために引き出そうとしても引
き出せず、薬剤の供給に誤りを生じることがない。

（ト）発明の効果本発明に依ると、補助薬剤ケースは前後方向への移動が
可能なために薬剤の充填が簡略化されるとともに、ロッ
ク装置にてロックされるために補助薬剤を確実に摘出で
きる。そして補助薬剤ケースは、筐体の開口部からの出
し入れを可能にしたことで、薬剤の摘出場所を筐体の内
方にまで設定できるために、補助薬剤をホッパ忙導くシ
ュートが小型化される。またホッパの形状も複雑化する
ことな（補助薬剤を受入れることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は補助薬剤ケースとともに該ケースの錠剤供給機
への取付は構造を示す図、第２図は錠剤供給機の側断面
図、第３図は補助薬剤ケースの一部平面図、第４図は第
１図のＡ−Ｎ断面図、Ｋ５図は第１図のＢ−Ｂ’断面図
である。（１１・・・筐体、　（２）・・・棚体、　（３）・・
・錠剤ケース、（４）・・・錠剤落下通路、　（５）・
・・ホッパ、　（６）・・・補助薬剤ケース、　（７）
・・・シュート、　（８）・・・スイッチ装置、（９）
・・・ロック装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少くとも一方の面を開口させた筐体と、この開口
部に上下に亘り複数配設した棚体と、該棚体に配置した
錠剤ケースと、前記棚体の後端部の背後に形成されて前
記錠剤ケースより摘出の錠剤が導入される錠剤落下通路
と、該錠剤落下通路の錠剤を集めるホッパと、前記開口
部内にあって該開口部への出し入れが可能なよう前記棚
体と略平行した方向への摺動が可能な補助薬剤ケースと
、該補助薬剤ケースから取出した薬剤を前記ホッパへ導
くシュートと、前記補助薬剤ケースの前記開口部へのセ
ットを検知するスイッチ装置と、該スイッチ装置の検知
に基づき前記補助薬剤ケースを係止するロック装置とか
ら成る錠剤供給機。