JPS6212272Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6212272Y2
JPS6212272Y2 JP1981193129U JP19312981U JPS6212272Y2 JP S6212272 Y2 JPS6212272 Y2 JP S6212272Y2 JP 1981193129 U JP1981193129 U JP 1981193129U JP 19312981 U JP19312981 U JP 19312981U JP S6212272 Y2 JPS6212272 Y2 JP S6212272Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
tension
center
pivot
receiving member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981193129U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5899649U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19312981U priority Critical patent/JPS5899649U/ja
Publication of JPS5899649U publication Critical patent/JPS5899649U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6212272Y2 publication Critical patent/JPS6212272Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フユーエルタンク、リザーバータン
ク等に半田付又はロー付で組付けたチユーブのチ
ユーブ取付部分の強度確認を行うための引張り治
具の改良に関するものである。
タンクに組付けられたチユーブの外径にはブリ
ーザー用から給油用まで各種があり、小は6.3φ
程度から大は48.6φまであるが、いずれもタンク
にロー付け等で組付けられたチユーブのチユーブ
組付け部分の強度確認をする際はチユーブに引張
り用ワイヤを引掛けて引張るようにしていた。
例えば、第1図に示すように小径のチユーブ1
aを引張る場合には、引張り用ワイヤ2の保持用
に、内径がチユーブ1aの外径に合致し、かつ、
バルジ1a′の外径より小さく形成されたU字状を
なすワイヤクリツプ3が用いられる。すなわち、
前記ワイヤクリツプ3を前記チユーブ1aの外径
に挾持するように取付け、次に前記ワイヤ2の一
方をワイヤクリツプ3とチユーブ1aの間で挾持
されるように、他方がワイヤクリツプ3の先側に
位置するように引掛る。然る後、ワイヤクリツプ
3の開放端側に止具6を嵌合させ、その先端に刻
設されたねじ部3aにナツト7を螺合させて係止
した後、前記ワイヤ2を引張ることによつて前記
チユーブ1aを引張つていた。
又、第2図に示すように大径のチユーブ1bを
引張る場合には、該チユーブ1b略中間に横方向
に貫通するボルト挿通孔4を穿設し、該ボルト挿
通孔4にボルト5を挿通した後、該ボルト5に引
張り用ワイヤ2を引掛けて引張つていた。
このため、小径のチユーブであつても、又、大
径のチユーブであつても、引張るまでの前準備の
作業、作業時間及び待ち時間に多くを要し、又、
締付、孔あけ等の加工をするため、半田付部にひ
ずみが生ずる恐れがある等強度確認上の問題があ
つた。
又、チユーブを引張る場合には、タンク内の気
密性をチエツクするため、タンク内に一定の内圧
を加え、気密を保持しながら行なうのであるが、
このため従来では、第1図、第2図に示すように
小径のチユーブ1a、大径のチユーブ1b共にタ
ンク内の気密保持のため、該チユーブ1a,1b
内の下端近傍にウレタンを詰めて接着したメクラ
栓8を設けている。
したがつて、ウレタンが硬化するまで待ち時間
が生じる等、作業時間に無駄があるという問題も
あつた。
そこで本考案は、前述した従来の問題点に鑑み
てなされたものであつて、チユーブに何等加工す
ることなく、又チユーブが肉薄に形成されていて
も変形することなく、又引張り確認の際チユーブ
と治具とが滑ることのないタンクに組付けたチユ
ーブの引張り治具を提供することを目的とするも
のである。
そのために本考案では、該引張り治具を、中央
にガイド孔が穿設され、かつ、左右にアームの基
端が回動可能に枢支されたアーム受の前記ガイド
孔に引張り部材の基部が摺動及び回動可能に挿通
され、該引張り部材の基部先端にワイヤ引掛部が
形成され、かつ、該引張り部材の他端にねじ部が
形成され、該ねじ部に引張り受部材が螺合されて
いると共に、前記左右のアームの先端にはチユー
ブを挾持するチユーブ受部が互いに対向するよう
に形成され、かつ、該左右のアームの中間に設け
られた枢着部と前記引張り受部材に設けられた枢
着部がリンクで連結され、該リンクのアーム側の
枢着部は、前記チユーブ受部でチユーブを挾持し
たとき、引張り受部材側の枢着部よりもチユーブ
受部寄りに位置するようになされ、かつ、該チユ
ーブの中心が前記ガイド孔の中心と前記ねじ部の
中心を結ぶ中心線上に位置するようになされてい
る構造とすることにより所期の目的を達成するよ
うにしたものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随つて説明す
る。
第3図は本考案によるチユーブの引張り治具A
の正面図を示すものであつて、アーム受11に
は、中央に上下方向に貫通する引張り部材12の
ガイド孔11aが穿設されている。該ガイド孔1
1aには引張り部材12の基部12aが摺動及び
回転可能に挿通され、該基部12aの先端には、
前記引張り部材12上に突出されたナツト状の台
座13が設けられ、該台座13にはワイヤ引掛部
14が穿設されている。又、前記引張り部材12
の他端にはねじ部12bが形成され、該ねじ部1
2bには引張り受け部材15が螺合されている。
尚、ワイヤ引掛部14は図示のものに限定される
ものではない。
前記アーム受11のガイド孔11aの左右対称
位置には、左右対称形のアーム16,17の基端
16a,17aがピン18,19により回動可能
に枢支されている。該アーム16,17の先端に
は互に対向するように内側に向いて形成されたフ
ツク部16b,17bが設けられている。該フツ
ク部16b,17bの夫々の先端には第4図に示
すように略円弧状のチユーブ受部20,21が形
成され、該チユーブ受部20,21のチユーブ3
0との当接面には第5図に示すように上下方向に
鋸歯状の凸凹22が形成されている。
前記凸凹22を形成することによつて、引張り
部材12を引張つた時該凸凹22がチユーブ30
に喰い込む方向に押圧されるため、引張り方向へ
のすべりが防止され、確実にチユーブ30を挾持
することができる。又、チユーブ受部20,21
を円弧状にすることによつて、チユーブ30の全
周をつかむようにして挾持するので、該チユーブ
30に対して部分的に力が加わることがないた
め、該チユーブ30が肉薄のものであつても変形
することがない。
前記引張り受部材15とアーム16,17と
は、該アーム16,17の中間に設けられた枢着
部23a,24aと引張り受部材15に設けられ
た枢着部23b,24bを介してリンク23,2
4により夫々連結されている。該リンク23,2
4の枢着部の位置関係は、前記アーム16,17
のチユーブ受部20,21でチユーブ30を挾持
したとき、アーム16,17側のリンク23,2
4の枢着部23a,24aが、引張り受部材15
側のリンク23,24の枢着部23b,24bよ
りもチユーブ受部20,21寄りに位置するよう
に枢着されている。又、前記チユーブ30はチユ
ーブ受部20,21で挾持されたとき該チユーブ
30の中心が前記ガイド孔11aの中心と前記ね
じ部12a中心を結ぶ中心線L上に位置されるよ
うになされている。
尚、リンク23,24はチユーブ30のバルジ
30aの径を通過するだけの大きさに開くだけの
移動量があればよい。
次に前記引張り治具Aによるチユーブ30の引
張り方法について説明する。
先ず、予じめ引張り部材12を引張り受部材1
5がねじ部12bの先端方向に移動するように回
転させ、該引張り受部材15をねじ部12bの先
端側に移動させる。これにより、リンク23,2
4の引張り受部材15側の枢着部23b,24b
も同方向に移動するため、該リンク23,24と
介してアーム16,17のチユーブ受部20,2
1が開く。
次に、開いた前記チユーブ受部20,21の間
にタンク31に取付けられたチユーブ30を位置
させた後、引張り部材12を前記とは逆方向に回
転させて引張り受部材15をねじ部bの基端方向
に移動させ、該引張り受部材15をねじ部12b
の基端側に移動させる。これにより、リンク2
3,24の引張り受部材15側の枢着部23b,
24bも同方向に移動するため、該リンク23,
24を介してアーム16,17のチユーブ受部2
0,21が閉じてチユーブ30が挾持される。そ
して、この時点においてアーム16,17側のリ
ンク23,24の枢着部23a,24bが引張り
受部材15側のリンク23,24の枢着部23
b,24bよりもチユーブ受部20,21側に位
置する。
然る後、引張り部材12のワイヤ引掛部14に
ワイヤ32の一端を引掛けて滑車33を介して該
ワイヤ32をチエーンブロツク(図示せず)等で
引張り、引張り部材12にF方向の引張力を与え
る。
これにより、引張り治具AにF方向の引張力が
与えられると共に、アーム16,17側のリンク
23,24の枢着力23a,23bが引張り受部
材15寄りに引き寄せられて、アーム16,17
に閉じ方向に回動しようとする力が作用する。し
たがつて、該アーム16,17のチユーブ受部2
0,21にも当然閉じ方向に力が作用するため、
該チユーブ受部20,21によつてチユーブ30
が一層緊密に挾持されると共に、該チユーブ30
にF方向の力(引張力)が掛る。
尚、実施例では、アーム16,17にリンク2
3,24の枢着部23a,24aが夫々1個宛図
示したが、アーム16,17の上下方向に枢着部
23a,24aとなる複数の枢着孔(図示せず)
を穿設し、リンク23,24の枢着部23a,2
4aの位置を変えることによつて、挾持するチユ
ーブ30の径が変つても汎用的に用いることがで
きる。
以上述べたように本考案によれば、タンクに組
付けたチユーブの引張り治具を、中央にガイド孔
が穿設され、かつ、左右にアームの基端が回動可
能に枢支されたアーム受の前記ガイド孔に引張り
部材の基部が摺動及び回動可能に挿通され、該引
張り部材の基部先端にワイヤ引掛部が形成され、
かつ、該引張り部材の他端にねじ部が形成され、
該ねじ部に引張り受部材が螺合されていると共
に、前記左右のアームの先端にはチユーブを挾持
するチユーブ受部が互いに対向するようにして形
成され、かつ、該左右のアームの中間に設けられ
た枢着部と前記引張り受部材に設けられた枢着部
がリンクで連結され、該リンクのアーム側の枢着
部は、前記チユーブ受部でチユーブを挾持したと
き、引張り受部材側の枢着部よりもチユーブ受部
寄りに位置するようになされ、かつ、該チユーブ
の中心が前記ガイド孔の中心と前記ねじ部の中心
を結ぶ中心線上に位置するようになされている構
造としたので、タンク内の気密をチエツクするた
めに、該タンク内を加圧状態にして負荷をかけて
チエツクするに際し、ワイヤ取付用のボルトを挿
通するための孔をあける等のチユーブに対する加
工は一切施す必要がなく、直ちに引張り確認を可
能にするため準備作業が容易になり、作業性を向
上させることができる。
又、本考案によれば、引張り受部材を引張る
と、フツク部が閉じ方向に作用し、挾持力がアツ
プするため、チユーブを確実に挾持してすべり防
止が図られ、しかも、チユーブのバルジ部分がス
トツパーの役目をするため、安全性を向上させる
ことができるのみならず、チユーブを挾持すると
きには、引張り部材を回転させて引張り受部材を
適宜移動させ、リンクを介してアームを閉じ仮止
め程度の力で挾持するだけでよいので該作業が簡
単にできる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の小径チユーブの引張り確認状態
を示す線図、第2図は従来の大径チユーブの引張
り確認状態を示す線図、第3図は本考案の治具の
正面図、第4図は第3図A−A線の拡大断面図、
第5図は第3図B部の断面図、第6図は本考案の
治具を使用してタンクに取付けたチユーブの強度
確認をする状態を示す線図である。 11……アーム受、11a……ガイド孔、12
……引張り部材、12a……基部、12b……ね
じ部、13……台座、14……ワイヤ引掛部、1
5……引張り受部材、16,17……アーム、1
6a,17a……基端、16b,17b……フツ
ク部、18,19……ピン、20,21……チユ
ーブ受部、22……凹凸、23,24……リン
ク、23a,24a,23b,24b……枢着
部、30……チユーブ、31……タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央にガイド孔が穿設され、かつ、左右にアー
    ムの基端が回動可能に枢支されたアーム受の前記
    ガイド孔に引張り部材の基部が摺動及び回転可能
    に挿通され、該引張り部材の基部先端にワイヤ引
    掛部が形成され、かつ、該引張り部材の他端にね
    じ部が形成され、該ねじ部に引張り受部材が螺合
    されていると共に、前記左右のアームの先端には
    チユーブを挾持するチユーブ受部が互いに対向す
    るようにして形成され、かつ、該左右のアームの
    中間に設けられた枢着部と前記引張り受部材に設
    けられた枢着部がリンクで連結され、該リンクの
    アーム側の枢着部は、前記チユーブ受部でチユー
    ブを挾持したとき、引張り受部材側の枢着部より
    もチユーブ受部寄りに位置するようになされ、か
    つ、該チユーブの中心が前記ガイド孔の中心と前
    記ねじ部の中心を結ぶ中心線上に位置するように
    なされていることを特徴とするタンクに組付けた
    チユーブの引張り治具。
JP19312981U 1981-12-28 1981-12-28 タンクに組付けたチユ−ブの引張り治具 Granted JPS5899649U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19312981U JPS5899649U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 タンクに組付けたチユ−ブの引張り治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19312981U JPS5899649U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 タンクに組付けたチユ−ブの引張り治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5899649U JPS5899649U (ja) 1983-07-06
JPS6212272Y2 true JPS6212272Y2 (ja) 1987-03-28

Family

ID=30106499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19312981U Granted JPS5899649U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 タンクに組付けたチユ−ブの引張り治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5899649U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6426058B2 (ja) * 2015-06-23 2018-11-21 株式会社カーメイト ルーフボックスのクランプ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4720751U (ja) * 1971-03-29 1972-11-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4720751U (ja) * 1971-03-29 1972-11-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5899649U (ja) 1983-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5806813A (en) Tubing bracket assembly
US4344215A (en) Pipefitter's tool
JPS6212272Y2 (ja)
US4095910A (en) Builders scaffolding joints
US4770025A (en) Pulling clamp
US4306345A (en) Pipefitter's tool
US4474500A (en) Removal of dental crowns with wire noose
JPS6311851Y2 (ja)
JP3513744B2 (ja) パイプ固定工具
US4040754A (en) Cable attachment
JPH0919038A (ja) 架空線用締結具
US20040239132A1 (en) Internal tube gripping device
JP2832490B2 (ja) 遠隔取外し式カムアロング
JP2832491B2 (ja) 押圧片抜取式カムアロング
JPH10128585A (ja) シート・フレーム組立て治具に使用されるパイプ・クランプ
JPH06330487A (ja) コッタソケットのワイヤ装着装置
US4306592A (en) Method of and tool for use in applying soft wire clamps to flexible tubing
JPH062056Y2 (ja) 支線用油圧式張線器
JPS629006Y2 (ja)
JPS6111954Y2 (ja)
JP3018007U (ja) 吊り金車ロープと固定ロープとの連結金具
JP2954315B2 (ja) 線状体の接続方法
JPH0380626U (ja)
JPH083807Y2 (ja) 下水道管等の挿入治具
JPH03289307A (ja) 巻付グリップ位置決め工具