JPS62118896A - 酵母の外質隙中に局在するポリペプチドの回収法 - Google Patents

酵母の外質隙中に局在するポリペプチドの回収法

Info

Publication number
JPS62118896A
JPS62118896A JP61266772A JP26677286A JPS62118896A JP S62118896 A JPS62118896 A JP S62118896A JP 61266772 A JP61266772 A JP 61266772A JP 26677286 A JP26677286 A JP 26677286A JP S62118896 A JPS62118896 A JP S62118896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yeast
lysozyme
cells
medium
soluble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61266772A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2636844B2 (ja
Inventor
アニー・ジエイ・エフ・デ・ベツエリール−フアン・ブレコーベン
ジヤツク・クラアイ
ジヤン・エム・エイ・ジー・デルクール
ジヤツク・デイ・ブイ・アノチエ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Labofina SA
Original Assignee
Labofina SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Labofina SA filed Critical Labofina SA
Publication of JPS62118896A publication Critical patent/JPS62118896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2636844B2 publication Critical patent/JP2636844B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/24Hydrolases (3) acting on glycosyl compounds (3.2)
    • C12N9/2402Hydrolases (3) acting on glycosyl compounds (3.2) hydrolysing O- and S- glycosyl compounds (3.2.1)
    • C12N9/2462Lysozyme (3.2.1.17)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/06Lysis of microorganisms
    • C12N1/063Lysis of microorganisms of yeast

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酵母により製造されそして少なくとも部分的
にそれの外質隙(periplasmic  5pac
e)中に局在しているポリペプチド類を水性媒体中に放
出させるための方法に関するものである。より特に、本
発明はその目的のために遺伝的に操作された酵母により
製造されるリゾチームを水性媒体中に放出させるための
方法に関するものである。
酵母サッカロミセス・セレヴィシエ(Sacchar。
myces cerevisiae)は、商業的に興味
のあるポリペプチド類を発酵により製造する際に意図さ
れる遺伝的操(manipulations)作用の宿
主としてますます使用が増えてきている。この酵母の使
用量増大は、例えば酵母が特に食餌性有機体であるとい
う゛バ実のように他の工業用微生物類より優れている点
などの種々の利点により説明できる。酵母の他の利点は
、それの培養に絶対的な殺菌条件が必要でなくそのため
大規模な発酵用に特に適していることである。嫌気性条
件下でそれが生存できるために、代謝産物類の連続的製
造用に非可動性形にすることもできる。
酵母をポリペプチド類、例えば酵素類、を製造するため
に使用する時には、それらを原形質膜を通って分泌させ
そして発酵媒体中に排出させる点が明らかに重要であり
1次にそれらを例えば吸着または親和力クロマトグラフ
ィの如き公知の技術を使用することにより該媒体から回
収できる。酵母の原形質膜を通って分泌される蛋白質類
は外質隙に閉じこめられて保有されるかまたは少なくと
も細胞壁と結合して保有される傾向があることは知られ
ている。これはサツカロミセス属の、そして特にS、セ
レヴイシエ種の、酵母中でしばしば観察される(R,シ
ェックマン(SCHEKMAN) およびP、/ヴ4−
/ り(NOVICK)著、酵母サツカロミセスの分子
生物学、代謝および属表示(the  Mo、1ecu
lar  Biol。
gy  of  Yeast  Saccharomy
ces、  Metabolism  and  Ge
ne  Expression)、J、N、ストラサー
ン(Strathern)他編集、コールド・スプリン
グ・ハーバ−、ニューヨーク、1982.361−39
3頁)、シかしながら、酵母にある種の機能的利益をも
たらすこの特性は商業的に興味のある蛋白質類の発酵に
よる製造の実施時には実際的な観点からすると大きな欠
点となる。
実際、当該蛋白質は細胞に結合して保有されているため
細胞内蛋白質の場合のように細胞物質全体から分離しな
ければならないので、そのような場合には生じた利点が
興味ある蛋白質を回収するための分泌により失われてし
まう。酵母が分泌した蛋白質類を酵lす壁に結合させて
保有するというこの酵母の傾向は、これらの蛋白質類の
ほとんどが大量にグリコジル化されているという事実の
ためであるとされていた。このことは、大きい割合で本
質的にマンノースからなる多糖類を含有している転化酵
素および酸性燐酸酵素の場合にそうである。これらの蛋
白質類のグリコジル化された部分の一機能は、蛋白質類
を本質的にマンノースだけからなる壁の多糖類マトリッ
クスに結合させて保有することである(J、0.ランペ
ン(LAMPEN)i、アントニイΦヴアン・リイウベ
ンヘーク(Antonie  van  Leeuve
nhoek)、34.1−18.1968)、この説明
によると、Matα−型酵母類またはある種の酵母菌株
により製造されたキラー蛋白質のα−因子の媒体中への
排出はそれらがグリコジル化されていなかったという事
実から解釈できる。
しかしながら、グリコジル化されていない異型の蛋白質
類が酵母中に現われる時には製造される蛋白質の一部分
だけしか媒体中に排出されないということがしばしば起
き、それが原形質膜を通る分泌を可能にするシグナル配
列を備えている時でさえ起きる。人間のC1インターフ
ェロンの場合にそうであり(A、シン(SINGH)他
著、ヌクレイツク・アシズΦリサーチ(Nucleic
  Ac1ds  Res、)、12.8927−89
38.1984)、それの分泌は酵母α因子の先駆体の
先導配列用にコード付けされているDNAと対応する属
の融合により保証されているのだが、それらの半分しか
媒体中で観られない、このことは、自身のシグナル配列
の結果として分泌される鶏のリゾチームの場合でもそう
である(ベルギー特許番号901,223)、そのよう
な場合には蛋白質の可溶性部分だけを回収できるが、こ
れが収率の損失をもたらすことは明白である。
また、細胞に結合して保有されている部分を回収するこ
ともできるが、これには余分の操作が必要である。いず
れの解決法も高い製造費用がかかり、そのことは酵母を
製造用の有機体として使用する際の上記の利点をある程
度減じることとなろう。
本発明の主な目的は、酵母により製造されそして排出さ
れているか外賀隙内に部分的にもしくは全部が局在して
いるようなポリペプチド類を簡単な方法でしかも高収率
で回収するための方法を提供することである。より特に
、本発明の目的は意図的に遺伝的操作がなされている酵
母により製造されそして少なくとも媒体中に分泌されて
いる異型の蛋白質類を高収率で回収することである。さ
らに特に1本発明の目的は酵fftS、セレヴイシエか
ら遺伝的操作の結果としてその中で製造されそして分泌
されたりゾチームを回収することである。
本発明に従うと、これらの酵母を水性媒体中で(i)中
性の可溶性鉱物質塩(mineral 5alt)およ
び(ii) 8〜15の間にあるHLB (親木性−親
脂性平衡)を有するポリエトキシル化されたアルキルフ
ェノール型の可溶性の非イオン性表面活性剤からなる系
により処理することからなる方法によりこれらの目的が
達成される。
酵母の培養媒体中に充分な濃度の塩化ナトリウムまたは
他の塩類、例えばKCIもしくはNaNO3、が存在し
ているとそれらの中での可溶性蛋白質類が遊離しやすく
なるということは公知である。すなわち、通気媒体中で
のパン酵母の6時間にわたる培@後の媒体中の蛋白質量
は0.6MのNaC1の存在下では塩の不存在下の場合
よりも3倍はど高いということが示されている(T、A
、フランクリン(FRANKLIN)他著、バイオチク
ノロシイ・アンド・バイオエンジニアリング・シンポジ
ウム(BiotechnolOgVand  Bioe
ngineering  SVmp 、) 、 No 
、 14,467.1984)、この結果は浸透圧衝撃
による蛋白質類の遊離では説明できず、その理由はS、
セレヴイシエの外質隙蛋白質類はこの処理により遊離さ
れないということが認められているからである(W、N
、アーノルド(ARNOLD)著、酵母細胞外包の物理
的な面;酵母細胞外包における生化学、生物理学および
超微細構造(Physical  Aspects  
of  the  Yeast  Ce1l  Env
elope;  in  Yeast  Ce1lEn
velope:  Biochemistry、  B
iophysics  and  Ultrastru
cture)、1巻、W、N、アーノルド(ARNOL
D)編集、CRC・プレス・インコーホレーテッド、ポ
カ・ラドン、フロリダ、1981.25−47頁)、こ
の塩の作用機構は詳細には知られていないが、酵母細胞
壁と媒体中に可溶性の蛋白質との間でイオン結合が生じ
、塩の効果はこれらの結合を破壊しそして蛋白質を遊離
させることであろうと推測できる。この現象は下記の実
験でも証明できる。
最少量の媒体(3%のグルコース、0.67%の酵母窒
素基質、0.002%のヒスチジンおよびロイシン)中
で成長しそして静止相の最初のところで捕集された酵母
(S、セレウ゛イシエ、GRF18菌株)を、鶏のリゾ
チーム(ベリンガー・インゲルヘイム(Boehrin
ger lngelheim)が670ii位/mlの
懸濁液の濃度となるまで加えられであるPHが6.5の
0.1Mの燐酸塩緩衝液中に再懸濁させた。37°Cに
おける2時間の培養後に、細胞を遠心分離し、そして上
澄み液中に存在しているリゾチームをり、シュガー(S
HtJGAR)の方法(バイオキミカO工・バイオフィ
ジカΦアクタ(Bi ochem、Bi ophys、
Aeta)、旦、302−309.1952)により測
定する。その結果、リゾチーム濃度は440単位/ml
、すなわち最初の値の66%、でしかないことが示され
た。0℃においても同じ結果が観察された。初期培養の
上澄み液中で同一濃度および同一温度において培養され
たリゾチームは活性損失を示さなかったため、この結果
が培養中の酵素の部分的不活性化によるものではあり得
ない。
他の実験では、リゾチームの存在下での4°Cにおける
1時間の培養後にNaClを酵母懸濁液に0.5Mの濃
度となるまで加え、それを30°Cにおいてさらに2時
間培養した。懸濁液を次に遠心し、そして)、澄み液中
に存在しているリゾチームを上記の如くして測定した。
初期のリゾチームの98%が上澄み液中に溶解されてい
ると測定されたが、それに対してNaC1が省略されて
いること以外は同一である実験では38%であった。
これらの実験は、他のりゾチームは酵母の細胞壁に可逆
的に結合しており、媒体のイオン強度を増大させること
によりそこからそれを定量的に遊離できるということを
示している。この状態は。
細胞についているリゾチームがその中の分枝系属(C1
oned  gene)の出現から生じる時には生じな
い。酵母中で1.4−β−N−アセチルムラミダシン活
性を有する酵素用のコードのついた属、例えば鶏のリゾ
チーム用のコードのついた属、が分枝および出現できる
ということは公知である(ベルギー特許901,223
)、このようにして酵母中で製造されたリゾチームは下
記の作用を示す;それは一部分培養媒体中に存在してお
り、そこからそれはPH6,5の0.1M燐酸塩緩衝液
中の急速流動カルボキシメチルセファロース(ファーマ
シア)」;での吸着により分離され、その後同一緩衝液
で洗節され、次に0.5MのNaC1が補充されている
同一緩衝液中で溶離される。このようにして得られた溶
離液を次に限外濾過によりe1ilシ、セファデックス
G−25(ファーマシア)上を通過させて脱塩し、限外
濾過により再濃縮し、そして凍結乾燥により乾燥する。
ドデシル硫酸ナトリウムの存在下におけるポリアクリル
アミドゲル上での電気泳動法では1個だけの蛋白質帯が
示され、それは卵白から抽出された市販の鶏のりゾチー
ムのものと同じ電気泳動可動性を有していた。実際のと
ころ、上記の方法により培養媒体から抽出された蛋白質
のN−末端部の最初の10個のアミノ酸類の配列は成熟
鶏のリゾチームのものと同一であることが示されていた
。この結果は1分枝症の出現により酵母中で製造された
プレリゾチームのシグナルペプチドが酵hLにより正確
に認識されそして処理されて、酵母によってリゾチーム
が活性形で分泌されたことを明白に示している。しかし
ながら下記の実施例により証明されているように、酵母
により製造されるリゾチームの一部は上記の実験で示唆
されているように細胞を0.5MのNaC1の存在下で
培養した時でさえ媒体中にIftglされない。このリ
ゾチーム部分は、細胞を粉砕しそして細胞残層を遠心し
た後に検出でき、特に粉砕を0.5MのNaC1の存在
下で実施した時に検出できる。従って、たとえNaC1
の効果が示されているように思えるため該リゾチームが
部分的に一方だけの細胞成分上に吸着可能な場合でも、
該リゾチームは可溶性部分(分子内または性質性)に相
当すると結論づけることができる。
しかしながら、酵母により製造されるリゾチームの無視
できない部分が膜構造(原形質膜および/または細胞内
構造)と、多分プレリゾチームの形で、結合しうる可能
性がある0例えば酵母中で出現する子牛のキモシンは細
胞が崩壊して遠心可能な細胞残層になった後にそして充
分な洗浄後でさえかなりの部分が結合されて保有されて
いる(J、メラー(MELLOR)他、Gene、24
.1−14.1983)、ある場合には、膜構造に結合
している蛋白質をエトキシル化されたアルキルフェノー
ル型の穏やかな表面活性剤を用いる処理により溶解させ
ることができる(A、ヘレニウス(HELENIUS)
およびに、シモンズ(SIMONS)、バイオキミカΦ
工・バイオフィジカ・アクタ(Biochem、Bi 
ophys、Acta)、l11.29−79.197
5)。この処理はあるときには細胞に結合している蛋白
質を放出させることができる。従って、す、ンカロミコ
プシス・リポリチカ(Saccharo鵬ycopsi
s  1ipolytica)の懸濁液をエトキシル化
されたノニルフェノール(エマルゲン 950、カオ番
アトラス・カンパニイ)で処理することにより、それに
結合していたリパーゼを細胞を崩壊させずに溶解させる
ことができた(Y、オタ(OTA)他、アグリカルチュ
ラル・バイオロジカル・ケミストリイ(Agric、B
iol、Chem、)。
46.2885−2889.1982)。しかしながら
、同じ工程をリゾチームを製造するために遺伝的に操作
されたS、セレウィシエに適用するときにはこれの放出
は観察されなかった。リゾチームを製造する酵母細胞を
例えば0.05%の濃度のトリトン X−100(ロー
ム・アンド・ハアース)の如きポリエトキシル化された
オクチルフェノールの存在下で粉砕した時でさえ、上澄
み液中で測定されたりゾチーム活性は表面活性剤の不存
在下で観察されたものと実質的に異ならなかった。
これらの種々の結果は、1図的に遺伝的操作がなされた
酵lすにより製造されるリゾチームの主部分を回収する
ためには先行技術により示唆されている如き表面活性剤
を用いたとしても細胞を可溶性塩で処理することだけで
は不充分であることを示しており、公知の技術にたよる
ときには細胞構造を破壊することが依然として必要であ
り、それには実際にこの操作に伴なう全ての欠点が存在
している。従って、細胞を本発明の方法によりすなわち
水溶性の中性塩および疎水性部分が置換された芳香族核
である非イオン性表面活性剤を同時に用いて処理するこ
とにより、該細胞に結合されているリゾチームの主部分
がそれらの構造を破壊する必要なしに回収されるという
ことは驚くべきことである。このことは、酵母細胞に結
合して保有されているリゾチームの主部分は細胞内性で
はなくそれらの性質陣中に放出されていることを示して
いる。
本発明に従い使用される塩は水溶性の中性鉱物質塩であ
る。例えばNaC1,KCI、NaNO3、KNO3、
Na2504他が挙げられる。経済的および生物学的の
両方の理由から、NaC1が好適に使用される。111
の使用濃度は厳密なものではないが、希望する結果を最
も良く得るためには少なくとも0.1Mの濃度が使用さ
れるであろう。はとんどの場合、0.5M以上の濃度を
使用しても特別な利点はない。
本発明に従い使用される表面活性剤は非イオン性のもの
から選択される。アニオン性またはカチオン性表面活性
剤とは対照的に、非イオン性のものは一般的に蛋白質中
でそれらの生物学的活性の減少もしくは損失をもたらす
ような構造的改変を誘発しないという本質的な利点を有
する。性質隙の蛋白質の回収用に水溶性の中性鉱酸塩類
と共に相乗効果を示す非イオン性表面活性剤は、水中に
可溶性でありそして8〜15の間になるHLBを有する
ポリエトキシル化されたアルキルフェノール型のもので
あるということが、本出願人により見出された。そのよ
うな試薬類の代表例として、ポリエトキシル化されたオ
クチル−、ノニル−およびトリブチル−フェノール類、
特に商標トリドアX−Zoo、ノニデット P−40、
ルチンツル AP  8、シンペロニック NP  1
0、セムルソル OF  9.サボゲナッ)  T−0
80などとして市販されているもの、が挙げられる。
そのような表面活性剤の選択時には、それらの活性は置
換された芳香族核によってだけでなくエトキシル化され
た鎖の長さによっても影響を受けるということを考慮す
べきである。一般的原則として、それらのHLBが8〜
15の間にあるようなエトキシル化された鎖を有する表
面活性剤類が選択されるであろう、HLBが8より低い
時には、一般的に水中での表面活性剤の溶解度が不充分
である。一方、HLBが15より高い時には、本発明で
特許が請求されている相乗効果か弱すぎて実用的でない
。表面活性剤の使用濃度はあまり厳密なものではない、
はとんどの場合、0.02〜1%の間の濃度が有利に使
用される。
本発明に従うと、回収しようとするポリペプチドと結合
している酵母細胞を可溶性の中性塩および非イオン性表
面活性剤の両方を含んでいる水性媒体中に懸濁させる。
操作温度は厳密なものではない。しかしながら、回収し
ようとするポリペプチド類の変性を最少にするためには
室温以上での操作は避けるべきであろう、一方、細胞お
よび媒体の間の充分な接触時間をもつ必要がある。一般
原則として、室温付近の温度においては期待する結果を
得るためには30〜120分間、より特に45〜90分
間、の間の接触時間で充分である。
次に細胞を遠心または他の適当な技術により分離する。
好適にはそれらを同じ媒体中または他の水性媒体中に、
実際には純水中に、再懸濁させることによりそれらを洗
浄する。その後それらを再び分離し、次に圧縮または乾
燥することができ、すなわち例えば動物飼料中の蛋白質
源としてのそれらの価格安定性を確実にするための有用
な操作にかけることができる。
一方、媒体からの蛋白質類を遠心し、分離し、そして当
技術で公知の技術、すなわち凍結乾燥、限外症過、沈澱
、クロマトグラフィ他、の適当な組み合わせにより精製
することもできる。実際のところ、本発明は他の蛋白質
類との混合物から分離するのが困難な物理化学的性質を
有する蛋白質類を単離するのに特に有用である。実際に
酵母細胞の簡単な遠心により、全部または部分的に性質
隙と結合している蛋白質が、培養媒体中に溶液状で存在
している他の蛋白質類から容易に分離できる。さらに、
それらの培養媒体から単離された酵母を最少量の本発明
に従う媒体で処理することにより、興味ある蛋白質は細
胞内蛋白質と混ざらずにかなり濃縮された形で放出され
る。
本発明の方法は、固体担体上または例えばアルギネート
もしくはアクリルアミドゲルの如き重合体ゲル中での固
着によるような何らかの手段により不動性化された酵母
により分泌された蛋白質類の回収にも適用できる。当技
術の専門家に明らかな他の適用も本発明の範囲内である
。同様に、本発明は遺伝的操作の結果としてS、セレヴ
イシエの酵母により製造された異型の(heterol
ogous)蛋白質類の回収用に特に適しているが、ポ
リペプチドが酵母の性質隙中に局在している時には酵母
の属および種がいずれであろうとも或いは異型であって
ももしくはそうでなくてもいずれのポリペプチドの回収
用にも明らかに使用できる。
実施例1 サツカロミセスφセレヴイシエ種、菌株GRF18(ロ
イシンおよびヒスチジン用の栄養要求株)に属しそして
プラスミツド pLy sΔ49により転換された酵母
を28℃において、0.002%のヒスチジンが補充さ
れている最少量の媒体(グルコース:3%;酵母窒素基
質:0.67%)中で成長させた。プラスミツド pL
ysΔ49は転換された酵母にロイシン用の原栄養を与
えるLEUZ属を含んでおり、それはまた鶏のりゾチー
ムの完全なcDNAも含有している(ベルギー特許90
1,223.セントラル・ビューロー・ヴール・シュメ
ル力ルチュアス、オオステルストラート l、バーン、
オランダ、に1984年12月5日に番号CBS  7
130として保管されている菌株)。
培養が静止相に達した時に、10m1の部分標本を25
00gにおいて10分間遠心した0次に細胞を0.5M
c7)NaCIおよび0.05重量%の濃度のポリエト
キシル化されたp−オクチルフェノール型の表面活性剤
(ローム・アンド・ハース製の商標トリトン X−10
0として重版されている製品であり、該表面活性剤は一
般的に1分子当たり10個のオキシエチレン単位を含ん
でいる)が補充されているpHが6.5の3mlの0.
1M燐酸塩緩衝液中に再懸濁させた。比較のために、培
養の他の部分標本から遠心された細胞を(i)燐酸塩緩
衝液だけの中に、(2)0.5MのNaC1だけが補充
されている同じ緩衝液の中に、そして(3)0.059
6のトリトン X−100だけが補充されている緩衝液
の中に、再懸濁させた。種々の媒体中での28℃におけ
る60分間の培養後に、細胞を再び遠心により分離し、
そして上澄み液中に存在しているリゾチームをり、シュ
ガー(SHUGAR)の方法(バイオキミカ・工・バイ
オフィジカ・アクタ(Biochem、Biophys
、Acta)、旦、302−309.1952)により
測定した。まだ細胞と結合しているリゾチームを測定す
るためには、後者を同一媒体中に再懸濁させそしてブラ
ウン・ホモゼナイザー中で5分間にわたりガラス球によ
り粉砕した。2500gにおける遠心により細胞残層を
分離した後に、上澄み液中に存在しているリゾチームを
上記の如くして測定した。
得られた結果を表1に示す、酵母懸濁液に0.5MのN
aC1だけをまたは0.05%のトリトン X−100
だけを添加しても細胞と結合しているリゾチーム活性の
放出をもたらさないということがわかる。この活性は細
胞を0.5MのNaC1の存在下を粉砕することにより
得られる均質物中でのみ検出できた。NaC1の不存在
下でまたはトリトン X−100の存在下での粉砕によ
り測定された活性は、0.5MのNaC1の存在下で観
察されたものの20〜30%にしか達しなかった。それ
とは対照的に、NaC1およびトリトン X−100の
両方が存在している場合には細胞からのリゾチームの放
出に関して相当な相乗効果が生じ、この場合均質物中で
測定された活性の88%が初期の上澄み液中で観察され
た。
本実施例で本発明の方法の適用により放出されるリゾチ
ームの量が細胞を粉砕することにより検出できるリゾチ
ームの合計量に近いという事は、この場合にリゾチーム
が酵母性質隙中に主に局在しているということを示して
いる。しかしながら、性質隙中に分泌されていないリゾ
チームの無視できない部分が依然として細胞内にあるよ
うな場合もありうる。そのような場合には、本発明の方
法により回収されるリゾチーム中の収率は本実施例中で
得られたものより明らかに低いはずである。
実施例2 トリトン X−100を1重量%のセムルソル0P−5
(i分子当たり9個のオキシエチレン「1位を有するポ
リエトキシル化されたp−オクチルフェノール;ソシエ
テ・フランセイス拳テ・オルガノ・シンセセ、5FOS
により販売されている製品)により置換したこと以外は
、実施例1中に記されている工程を繰り返した。得られ
た結果を表2に示す。
酵titにより製造されたリゾチームの21%が、粉砕
せずに1表面活性剤の不存在下で0.5MのNaClに
より放出されたことがわかる。これはすでに媒体中に排
出されているリゾチームの酵母壁土での吸着により説明
できる。しかしながら、本発明の方法では4倍も高いリ
ゾチームの量が媒体中で得られるということに注目すべ
きであり、このことは本発明の方法で使用される画成分
類の相乗効果を明白に示している。
実施例3 この実施例は酵母の性質隙中に局在しているリゾチーム
の放出に対する本発明の方法に従う表面活性剤濃度の影
響を説明するものである。
実施例1の工程を繰り返したが、遠心後に細胞を0.5
MのNaC1および種々の濃度のトリトン X−Zoo
が補充されているpHが6.5の0.1M燐酸塩緩衝液
中に再rlA#Iさせた。実施例1中に記されている如
き細胞の培養後に得られた結果を表3に示す。
0゜01%以下のトリトン X−10oe度ではリゾチ
ームの放出は観察されなかった。それとは対照的に、0
.05%の濃度では酵素の意義ある放出が観察され、そ
れは表面活性剤の濃度をこの1lfiを越えて増すとさ
らに改良できた。
実施例4 この実施例は酵母の外賀隙中に局在しているリゾチーム
の放出に対する本発明の方法に従う可溶性塩濃度の影響
を説明するものである。
実施例1の工程を繰り返したが、遠心後に細胞を0.0
5%のトリトン X−100および種々の濃度のNaC
1が補充されているPHが6.5の0.1M燐酸塩緩衝
液中に再懸濁させた。実施例1中に記されている如き細
胞の培養後に得られた結果を表4に示す。
0.1M以下のNaCle度では、リゾチームの放出は
観察されなかった。リゾチーム活性の全部が細胞と結合
しておりそして粉砕により部分的にa11定できた。0
.25MのNaC1濃度からりゾチーム活性が上澄み液
中で検出され、そして0.5Mの濃度で最高f直に達し
た。
実施例5 実施例1の工程を繰り返したが、0.05%のトリドア
X−1ooおよび0.5MのNaC1が補充されである
燐酸塩緩衝液中での酵母細胞の培養時間を変えた。得ら
れた結果を表5に示す。
酵母と結合されたリゾチームを放出させるためには細胞
を媒体と充分な時間にわたり接触させて保つ必要がある
ことがわかる。30分後にリゾチームの意義ある放出が
観察されそして培養時間をさらに伸ばすとさらに改良で
きた。
実施例に の実施例では、KCIの効果をNaC1のものと比較し
た。実施例1の工程を繰り返し、そして得られた結果を
表6に示す。
0.5M(7)KC1またはNaC1を酵母懸濁液媒体
に添加しても細胞と結合しているリゾチーム活性の放出
をもたらさないことがわかる。それとは対照的に、細胞
を0.5MKCIおよび0.05%のトリトン X−1
00を含有している媒体中に懸濁させる時には、リゾチ
ームはNaC1を可溶性塩として使用した時と同じ割合
で放出された。
実施例7 この実施例は本発明に従う一般式に適合する種々の表面
活性剤の影響を説明するものである。これらの全ての表
面活性剤の間にある差異は芳香族基のアルキル置換基お
よびオキシエチレン単位数nにある。比較するため、こ
の式に相当しない他の表面活性剤類も試験した。
これらの種々の表面活性剤類の活性を実施例1に記され
ている条件下で0.5MのNaC1の存在下で試験した
。得られた結果を表7に示す。全ての試験した表面活性
剤類の中で、@水性部分が本発明に従う置換された芳香
族環を有しているものだけが活性であることがわかる。
実施例8 この実施例は、一般式およびHLB (親木性−親油性
平衡)が本発明に従っている表面活性剤類の影響を説明
するものである。比較するため、他の表面活性剤類も試
験した。これらのうち後者は同じ一般式を満たしている
がそれらのHLBが本発明で記されている限界外のもの
である。得られた結果を表8に示す、vk者の場合には
リゾチームの放出が弱いかまたは0であることがわかる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酵母により製造されそして少なくとも部分的にそれ
    の外質隙中に局在しているポリペプチド類を水性媒体中
    に放出させる方法において、該酵母を水性媒体中で(i
    )中性でそして水溶性の鉱物質塩および(ii)8〜1
    5の間にあるHLBを有するポリエトキシル化されたア
    ルキルフェノール型の水溶性の非イオン性表面活性剤か
    らなる系により処理することを特徴とする方法。 2、酵母を遺伝的に操作してポリペプチドを製造する、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、酵母を遺伝的に操作して異型のポリペプチドを製造
    する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、異型のポリペプチドがリゾチームである、特許請求
    の範囲第3項記載の方法。 5、酵母がサッカロミセス属に属している、特許請求の
    範囲第1〜4項のいずれかに記載の方法。 6、酵母がサッカロミセス・セレヴィシエ種に属してい
    る、特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、酵母がGRF18菌株に属している、特許請求の範
    囲第6項記載の方法。 8、中性でそして水溶性の塩を媒体中で少なくとも0.
    1Mの濃度で使用する、特許請求の範囲第1〜7項のい
    ずれかに記載の方法。 9、非イオン性表面活性剤を少なくとも0.02%の濃
    度で使用する、特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに
    記載の方法。 10、非イオン性表面活性剤が10〜15の間にあるH
    LBを有するポリエトキシル化されたオクチル−および
    ノニルフェノール類からなる群から選択される、特許請
    求の範囲第1〜9項のいずれかに記載の方法。 11、非イオン性表面活性剤が8〜12.5の間にある
    HLBを有するポリエトキシル化されたトリブチルフェ
    ノールである、特許請求の範囲第1〜9項のいずれかに
    記載の方法。 12、前記の特許請求の範囲のいずれかに記載の方法に
    より回収されるポリペプチド。 13、特許請求の範囲第1〜11項のいずれかに記載の
    方法により回収されるリゾチーム。
JP61266772A 1985-11-13 1986-11-11 酵母の外質隙中に局在するポリペプチドの回収法 Expired - Lifetime JP2636844B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BE85215849A BE903626A (fr) 1985-11-13 1985-11-13 Procede pour la recuperation de polypeptides localises dans l'espace periplasmique de la levure.
BE903626 1985-11-13
BE215849 1985-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62118896A true JPS62118896A (ja) 1987-05-30
JP2636844B2 JP2636844B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=25654770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61266772A Expired - Lifetime JP2636844B2 (ja) 1985-11-13 1986-11-11 酵母の外質隙中に局在するポリペプチドの回収法

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0222725B1 (ja)
JP (1) JP2636844B2 (ja)
AT (1) ATE73490T1 (ja)
BE (1) BE903626A (ja)
CA (1) CA1339800C (ja)
DE (1) DE3684240D1 (ja)
ES (1) ES2030000T3 (ja)
GR (1) GR3004042T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036223A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 国立大学法人山口大学 ポリペプチド抽出方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE903626A (fr) * 1985-11-13 1986-03-03 Labofina Sa Procede pour la recuperation de polypeptides localises dans l'espace periplasmique de la levure.
NO177065C (no) * 1988-09-26 1995-07-12 Labofina Sa Framgangsmåte for framstilling av enzymatisk aktivt humant lysozym
WO2004042003A2 (en) * 2002-11-01 2004-05-21 Promega Corporation Cell lysis compositions, methods of use, apparatus, and kit

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63501121A (ja) * 1985-08-15 1988-04-28 アムジエン 酵母細胞からb型肝炎表面抗原を抽出するための細胞溶解法および緩衝液

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE903626A (fr) * 1985-11-13 1986-03-03 Labofina Sa Procede pour la recuperation de polypeptides localises dans l'espace periplasmique de la levure.

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63501121A (ja) * 1985-08-15 1988-04-28 アムジエン 酵母細胞からb型肝炎表面抗原を抽出するための細胞溶解法および緩衝液

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036223A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 国立大学法人山口大学 ポリペプチド抽出方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA1339800C (en) 1998-04-07
EP0222725A2 (en) 1987-05-20
EP0222725A3 (en) 1988-09-21
ATE73490T1 (de) 1992-03-15
ES2030000T3 (es) 1992-10-16
GR3004042T3 (ja) 1993-03-31
JP2636844B2 (ja) 1997-07-30
BE903626A (fr) 1986-03-03
EP0222725B1 (en) 1992-03-11
DE3684240D1 (de) 1992-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK175460B1 (da) Fremgangsmåde til fremstilling af et pattedyrpolypeptid
Yokogawa et al. Purification and properties of lytic enzymes from Streptomyces globisporus 1829
US4382028A (en) Separation of plasma proteins from cell culture systems
JPH0472508B2 (ja)
GB2138004A (en) A process for the production of a protein
Volesky et al. Microbial enzymes: production, purification, and isolation
Sindhu et al. Purification and characterization of α-amylase from Penicillium janthinellum (NCIM 4960) and its application in detergent industry
Ahmed Extraction and purification of protease from Aspergillus niger isolation
Bernier et al. The turnip lysozyme
Huňková et al. Induction of β-N-acetylhexosaminidase in Aspergillus oryzae
JPS62118896A (ja) 酵母の外質隙中に局在するポリペプチドの回収法
EP0205506B1 (en) A method of transforming fungi with a vector
US5124256A (en) Process for recovering polypeptides localized in the periplasmic space of yeast without breaking the cell wall by using an non-ionic detergent and a neutral salt
Yamamoto et al. Crystalline enzyme which degrades the cell wall of living yeast
Deane et al. Transformation of Trichoderma reesei with a constitutively expressed heterologous fungal chitinase gene
van Heeswijck The formation of protoplasts from Mucor species
JPS61187787A (ja) ポリペプチド製品
Suarez et al. Isolation, regeneration, and fusion of Phycomyces blakesleeanus spheroplasts
CA1289492C (en) Process for the production of chymosin
García-Orozco et al. Recombinant bacterial expression of the lysozyme from the tobacco-hornworm Manduca sexta with activity at low temperatures
EP0121138B1 (en) Plasmids, methods for contruction of the same, microorganisms carrying the plasmids and methods for cultivation of the microorganisms
Ohno et al. Purification and properties of amylases extracellularly produced by an imperfect fungus, Fusidium sp. BX-1 in a glycerol medium
JPS6181786A (ja) N―アシルノイラミン酸アルドラーゼ遺伝子を含む組換えプラスミド及び形質転換微生物
JPS6156997B2 (ja)
Ruffner et al. Plant and fungal invertases in grape berries infected with Botrytis cinerea

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term