JPS6211613Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6211613Y2 JPS6211613Y2 JP15105079U JP15105079U JPS6211613Y2 JP S6211613 Y2 JPS6211613 Y2 JP S6211613Y2 JP 15105079 U JP15105079 U JP 15105079U JP 15105079 U JP15105079 U JP 15105079U JP S6211613 Y2 JPS6211613 Y2 JP S6211613Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- switch
- welding mask
- optical sensor
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 38
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 26
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 101100269850 Caenorhabditis elegans mask-1 gene Proteins 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、溶接作業中に作業者が使用するハ
ンドシールド形の溶接マスクに関するものであ
る。
ンドシールド形の溶接マスクに関するものであ
る。
従来、液晶素子等の自動開閉式フイルタを備え
たハンドシールド形溶接用マスクにおいて、これ
を動作状態に設定する場合は、ハンドシールド形
溶接用マスク内に設けられたスイツチを切り換え
る方式が用いられてきた。従来からあるこの種の
装置の一例を第1図および第2図に示した。第1
図は従来のハンドシールド形溶接マスクの斜視
図、第2図は自動開閉式フイルタの正面図であ
る。第1図において1はハンドシールド形溶接用
マスクで、マスク本体2と、これに取付けられた
しや光装置3および光センサ4とハンドグリツプ
5で構成されている。また、しや光装置3は液晶
素子またはエレクトロクロミツク素子などで構成
されたしや光素子6と、その駆動回路および上記
光スイツチ4に給電する乾電池等を含む駆動装置
7および電源スイツチ8で構成される。しや光装
置3は通常プラスチツク等の材料で形成されたケ
ースにしや光素子6、駆動装置7および電源スイ
ツチ8がネジでとりつけられ、これがマスク2に
固定されている。
たハンドシールド形溶接用マスクにおいて、これ
を動作状態に設定する場合は、ハンドシールド形
溶接用マスク内に設けられたスイツチを切り換え
る方式が用いられてきた。従来からあるこの種の
装置の一例を第1図および第2図に示した。第1
図は従来のハンドシールド形溶接マスクの斜視
図、第2図は自動開閉式フイルタの正面図であ
る。第1図において1はハンドシールド形溶接用
マスクで、マスク本体2と、これに取付けられた
しや光装置3および光センサ4とハンドグリツプ
5で構成されている。また、しや光装置3は液晶
素子またはエレクトロクロミツク素子などで構成
されたしや光素子6と、その駆動回路および上記
光スイツチ4に給電する乾電池等を含む駆動装置
7および電源スイツチ8で構成される。しや光装
置3は通常プラスチツク等の材料で形成されたケ
ースにしや光素子6、駆動装置7および電源スイ
ツチ8がネジでとりつけられ、これがマスク2に
固定されている。
次にこの溶接用マスクの取扱いおよびその動作
について説明する。溶接用マスク1を使用する際
作業者はまずスイツチ8をオンに切り換え、駆動
装置7の電源を投入する。ついで、作業者が溶接
マスク1を持つて溶接作業を開始し、溶接用マス
ク1の前面に取り付けられた光センサ4が溶接ア
ーク光を検知するとこの検出信号が入力されてい
る間、駆動装置7はしや光素子6をしや光状態に
駆動する。アーク光が消えると、光センサ4から
の検出信号が切れ、しや光素子6は透明状態に復
帰する。溶接作業が終わると作業者はスイツチ8
をオフに切り換え、駆動装置7の電源を切る。
について説明する。溶接用マスク1を使用する際
作業者はまずスイツチ8をオンに切り換え、駆動
装置7の電源を投入する。ついで、作業者が溶接
マスク1を持つて溶接作業を開始し、溶接用マス
ク1の前面に取り付けられた光センサ4が溶接ア
ーク光を検知するとこの検出信号が入力されてい
る間、駆動装置7はしや光素子6をしや光状態に
駆動する。アーク光が消えると、光センサ4から
の検出信号が切れ、しや光素子6は透明状態に復
帰する。溶接作業が終わると作業者はスイツチ8
をオフに切り換え、駆動装置7の電源を切る。
スクリーンとして用いられる液晶素子は通常、
電卓等の表示部に用いられる素子と構造的にはほ
ぼ同一のものであり、その電力消費量はごくわず
かである。またこれを駆動する回路もC−MS
等を用いIC化されているのが常であり、その電
力消費量はやはりわずかである。しかしながら駆
動回路を動作状態のまま放置すると例えば通常の
単3電池2本を用いても電源寿命は2〜3千時間
であり、溶接用マスク1を使用していない時に電
源を切るためのスイツチ8が実用上不可欠であ
る。このため、作業者は、溶接作業直前にスイツ
チ8を意識的に投入せねばならず、また溶接作業
終了時には意識的にこれを切る必要があつた。ま
た、万一、作業者がスイツチ8がオフ状態のまま
溶接作業に入ると、しや光素子6は透明素通しで
あり、強烈なアーク光線が作業者の眼に入射する
恐れがあつた。アーク光線はそのまぶしさのみな
らず、眼に有害な紫赤外線を含んでおり、フイル
タ無しでこれを見ることは一瞬でもはなはだ危険
である。また、溶接作業終了後スイツチ8を切り
わすれると、電池が消耗し、不経済であるばかり
でなく後日の溶接作業に支障をきたすおそれがあ
る。しかしながら以前からある着色ガラス付溶接
用マスクの使用に慣れている作業者にとつてスイ
ツチ8のオン、オフの操作はわずらわしく、しば
しばこれの投入し忘れ、切り忘れがあり、この種
の溶接用マスクの一つの難点とされていた。
電卓等の表示部に用いられる素子と構造的にはほ
ぼ同一のものであり、その電力消費量はごくわず
かである。またこれを駆動する回路もC−MS
等を用いIC化されているのが常であり、その電
力消費量はやはりわずかである。しかしながら駆
動回路を動作状態のまま放置すると例えば通常の
単3電池2本を用いても電源寿命は2〜3千時間
であり、溶接用マスク1を使用していない時に電
源を切るためのスイツチ8が実用上不可欠であ
る。このため、作業者は、溶接作業直前にスイツ
チ8を意識的に投入せねばならず、また溶接作業
終了時には意識的にこれを切る必要があつた。ま
た、万一、作業者がスイツチ8がオフ状態のまま
溶接作業に入ると、しや光素子6は透明素通しで
あり、強烈なアーク光線が作業者の眼に入射する
恐れがあつた。アーク光線はそのまぶしさのみな
らず、眼に有害な紫赤外線を含んでおり、フイル
タ無しでこれを見ることは一瞬でもはなはだ危険
である。また、溶接作業終了後スイツチ8を切り
わすれると、電池が消耗し、不経済であるばかり
でなく後日の溶接作業に支障をきたすおそれがあ
る。しかしながら以前からある着色ガラス付溶接
用マスクの使用に慣れている作業者にとつてスイ
ツチ8のオン、オフの操作はわずらわしく、しば
しばこれの投入し忘れ、切り忘れがあり、この種
の溶接用マスクの一つの難点とされていた。
この考案は上記のような従来の溶接用マスクの
難点の解消を目的としてなされたもので、電源ス
イツチを溶接用マスクのハンドグリツプ部分に設
置し、作業者がハンドグリツプを把持したときに
自動的に電源スイツチが投入され、手を離した時
には自動的にスイツチが切れる構成としたもので
ある。
難点の解消を目的としてなされたもので、電源ス
イツチを溶接用マスクのハンドグリツプ部分に設
置し、作業者がハンドグリツプを把持したときに
自動的に電源スイツチが投入され、手を離した時
には自動的にスイツチが切れる構成としたもので
ある。
第3図はこの考案の一実施例の断面図で、9は
ハンドグリツプ5の把持部に配設された感圧スイ
ツチで、電極板10a,10b、バネ12a,1
2bおよびこれらを支承するホルダ13a,13
bで構成される。11は接触を確実にするための
突起14a,14bはスイツチ9と駆動部7とを
接続するリード線である。
ハンドグリツプ5の把持部に配設された感圧スイ
ツチで、電極板10a,10b、バネ12a,1
2bおよびこれらを支承するホルダ13a,13
bで構成される。11は接触を確実にするための
突起14a,14bはスイツチ9と駆動部7とを
接続するリード線である。
つぎにこの溶接用マスクの使用方法およびその
ときの動作を説明する。
ときの動作を説明する。
作業者が溶接開始時に溶接用マスクのハンドグ
リツプ5を握ると電極板10bもいつしよに握ら
れ、電極板10bが電極突起11と接触して感圧
スイツチ9が導通状態になり、リード線14a,
14bを通して駆動装置7の電源がオンされ、し
や光素子6および光センサ4が動作状態になる。
その結果、作業者が溶接作業を開始すると、光セ
ンサ4が溶接のアーク光を検知してしや光素子6
がしや光状態になり、アーク光が消えると光セン
サ6の検出信号が切れてしや光素子6が透明状態
に復帰する。溶接作業が終り作業者がハンドグリ
ツプ3から手を放すと、バネ12a,12bの復
元力により感圧スイツチ9はオフとなり、駆動装
置7の電源が切れる。
リツプ5を握ると電極板10bもいつしよに握ら
れ、電極板10bが電極突起11と接触して感圧
スイツチ9が導通状態になり、リード線14a,
14bを通して駆動装置7の電源がオンされ、し
や光素子6および光センサ4が動作状態になる。
その結果、作業者が溶接作業を開始すると、光セ
ンサ4が溶接のアーク光を検知してしや光素子6
がしや光状態になり、アーク光が消えると光セン
サ6の検出信号が切れてしや光素子6が透明状態
に復帰する。溶接作業が終り作業者がハンドグリ
ツプ3から手を放すと、バネ12a,12bの復
元力により感圧スイツチ9はオフとなり、駆動装
置7の電源が切れる。
なお、上記実施例では感圧スイツチを押ボタン
形のスイツチを用いた例を示したが、この例に限
られるものではなく、例えばシーソ形のスイツチ
でもよい。また以上の説明ではしや光液晶素子で
構成した例を示したが、この他エレクトロクロミ
ツク素子等も同様に適用しうることはいうまでも
ない。
形のスイツチを用いた例を示したが、この例に限
られるものではなく、例えばシーソ形のスイツチ
でもよい。また以上の説明ではしや光液晶素子で
構成した例を示したが、この他エレクトロクロミ
ツク素子等も同様に適用しうることはいうまでも
ない。
以上のように、この考案は光センサとしや光素
子と、上記光センサから出力される溶接アーク光
の検出信号を受けたとき上記しや光素子をしや光
状態に駆動する駆動装置と、ハンドグリツプとを
備えた溶接用マスクにおいて、上記ハンドグリツ
プに配設され、作業者が当該ハンドグリツプを把
持したときその把持力をうけて作動し、上記光セ
ンサおよび上記駆動装置の電源を投入する感圧ス
イツチを備えたことを特徴とするもので、従来起
こりがちであつた電源スイツチの入れわすれによ
り、作業者の眼に強烈な有害アーク光線が入射す
るというような危険が解消し、また電源の切り忘
れによる電池の損耗が防止されるようにしたもの
で、作業者は溶接の終始のたびごとにスイツチの
切り換えを行なうわずらわしさから解放され、従
来の着色フイルタ付溶接用マスクと同様の感覚で
自動的にしや光状態となるしや光素子を備えた溶
接マスクを使用することができる。
子と、上記光センサから出力される溶接アーク光
の検出信号を受けたとき上記しや光素子をしや光
状態に駆動する駆動装置と、ハンドグリツプとを
備えた溶接用マスクにおいて、上記ハンドグリツ
プに配設され、作業者が当該ハンドグリツプを把
持したときその把持力をうけて作動し、上記光セ
ンサおよび上記駆動装置の電源を投入する感圧ス
イツチを備えたことを特徴とするもので、従来起
こりがちであつた電源スイツチの入れわすれによ
り、作業者の眼に強烈な有害アーク光線が入射す
るというような危険が解消し、また電源の切り忘
れによる電池の損耗が防止されるようにしたもの
で、作業者は溶接の終始のたびごとにスイツチの
切り換えを行なうわずらわしさから解放され、従
来の着色フイルタ付溶接用マスクと同様の感覚で
自動的にしや光状態となるしや光素子を備えた溶
接マスクを使用することができる。
第1図は従来のハンドシールド形溶接用マスク
の斜視図、第2図はその自動開閉式フイルタの一
例を示す正面図、第3図はこの考案の一実施例の
断面図である。 図において、1はハンドシールド形溶接マス
ク、2はマスク本体、3は自動開閉式フイルタ、
4は光センサ、5はハンドグリツプ、6は液晶素
子、7は駆動部、9は感圧スイツチ、10a,1
0bは電極板、11は突起、12a,12bはバ
ネ、13a,13bはホルダ、14a,14bは
リード線である。なお、図中、同一符号はそれぞ
れ同一、または相当部分を示す。
の斜視図、第2図はその自動開閉式フイルタの一
例を示す正面図、第3図はこの考案の一実施例の
断面図である。 図において、1はハンドシールド形溶接マス
ク、2はマスク本体、3は自動開閉式フイルタ、
4は光センサ、5はハンドグリツプ、6は液晶素
子、7は駆動部、9は感圧スイツチ、10a,1
0bは電極板、11は突起、12a,12bはバ
ネ、13a,13bはホルダ、14a,14bは
リード線である。なお、図中、同一符号はそれぞ
れ同一、または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 光センサとしや光素子と、上記光センサから
出力される溶接アーク光の検出信号を受けたと
き上記しや光素子をしや光状態に駆動する駆動
装置と、ハンドグリツプとを備えた溶接用マス
クにおいて、上記ハンドグリツプに配設され、
作業者が当該ハンドグリツプを把持したときそ
の把持力をうけて作動し上記光センサおよび上
記駆動装置の電源を投入する感圧スイツチを備
えたことを特徴とするハンドシールド形溶接用
マスク。 (2) しや光素子が液晶素子またはエレクトロクロ
ミツク素子である実用新案登録請求の範囲第1
項記載のハンドシールド形溶接用マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15105079U JPS6211613Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15105079U JPS6211613Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5668520U JPS5668520U (ja) | 1981-06-06 |
JPS6211613Y2 true JPS6211613Y2 (ja) | 1987-03-19 |
Family
ID=29382036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15105079U Expired JPS6211613Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6211613Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-31 JP JP15105079U patent/JPS6211613Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5668520U (ja) | 1981-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8959662B2 (en) | Grinding mode selector switch for welding masks | |
KR101130222B1 (ko) | 용접 헬멧의 카트리지 제어방법 | |
JPS6211613Y2 (ja) | ||
USD255337S (en) | Electro-optic digital display for a timepiece | |
JPS6036282Y2 (ja) | ヘルメツト形溶接用マスク | |
CA1191729A (en) | Motor-driven film winder for cameras | |
JPH11160659A (ja) | 暗色化機能を有する透明レンズユニットを具備した眼用保護装具 | |
EP1722733B1 (en) | An improved welding mask | |
KR200206245Y1 (ko) | 불교의 배례용 계수기 | |
JPS588853B2 (ja) | 液晶ガラスを設けた溶接マスクにおける光制御方法 | |
JPS6120571Y2 (ja) | ||
JPS6345069Y2 (ja) | ||
JPH11176286A (ja) | リモートコントロール装置 | |
JPS5492229A (en) | Flashing display device | |
KR200185227Y1 (ko) | 무선호출기 | |
WO2023047254A1 (en) | Welding protection device with haptic sensing | |
JP2604583B2 (ja) | カメラ | |
JPS6022417Y2 (ja) | 小型電子機器 | |
JPS606377A (ja) | 産業用ロボツトのテイ−チングボツクス | |
JPH0629519U (ja) | 溶接用保護面 | |
JPS6235124Y2 (ja) | ||
JP2751719B2 (ja) | イルミネーションチェック器具 | |
JPS5818518U (ja) | 溶接用保護面 | |
JPH1166011A (ja) | ペン入力装置 | |
JPH06235898A (ja) | ペーパーウェイト |