JPS6211501A - 蒸発装置等の熱回収装置 - Google Patents
蒸発装置等の熱回収装置Info
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- JPS6211501A JPS6211501A JP60147649A JP14764985A JPS6211501A JP S6211501 A JPS6211501 A JP S6211501A JP 60147649 A JP60147649 A JP 60147649A JP 14764985 A JP14764985 A JP 14764985A JP S6211501 A JPS6211501 A JP S6211501A
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- Japan
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- evaporator
- heat
- absorber
- heat recovery
- vapor
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蒸発装置、蒸留装置等で使用される蒸気の取扱
い技術に関し、とくに蒸発、蒸留に伴って排出される蒸
気から、なお保有する熱を回収するために使用する熱回
収装置に関するものである。
い技術に関し、とくに蒸発、蒸留に伴って排出される蒸
気から、なお保有する熱を回収するために使用する熱回
収装置に関するものである。
従来の技術
低温の熱をなお利用するために昇温して熱回収する方法
としては、従来圧縮式ヒートポンプ、第2種吸収式ヒー
トポンプ等が使用されている。
としては、従来圧縮式ヒートポンプ、第2種吸収式ヒー
トポンプ等が使用されている。
多重効用蒸発装置や機械圧縮式蒸発装置もしくは蒸留装
置を使用して蒸発や蒸留を行い、対象とする液を処理す
ると、それぞれ最終効用缶、フラッシュ缶、蒸留塔の塔
頂などにおいて利用度のない低温蒸気が発生し、これら
の蒸気は低温側熱源としてヒートポンプで熱回収し、ま
たは真空下で冷却し凝縮液として排除していた。
置を使用して蒸発や蒸留を行い、対象とする液を処理す
ると、それぞれ最終効用缶、フラッシュ缶、蒸留塔の塔
頂などにおいて利用度のない低温蒸気が発生し、これら
の蒸気は低温側熱源としてヒートポンプで熱回収し、ま
たは真空下で冷却し凝縮液として排除していた。
とくに機械圧縮式蒸発装置において蒸発量りに対する供
給液量F(F/D)が大きいときには、供給液を予熱す
ることが行われて、ここに補助スチームを使用していた
。
給液量F(F/D)が大きいときには、供給液を予熱す
ることが行われて、ここに補助スチームを使用していた
。
上記したような諸装置において有効な熱回収をはかるに
あたって、圧縮式ヒートポンプを使用する場合には、作
動媒体によっては法規制があって運転管理がむずかしく
、さらKは圧縮機用の動力消費が大きくてランニングコ
ストがかかるという問題があった。
あたって、圧縮式ヒートポンプを使用する場合には、作
動媒体によっては法規制があって運転管理がむずかしく
、さらKは圧縮機用の動力消費が大きくてランニングコ
ストがかかるという問題があった。
また、第2wi吸収式ヒートポンプを使用する場合には
、低温側熱源の温度に制限があり、大約60℃以下の温
度の熱回収は不能とされ、さらに成績係数が0.48と
低く、総じて上記したような諸装置から排出される低温
の排ペーパの熱回収には不適当という問題があった。
、低温側熱源の温度に制限があり、大約60℃以下の温
度の熱回収は不能とされ、さらに成績係数が0.48と
低く、総じて上記したような諸装置から排出される低温
の排ペーパの熱回収には不適当という問題があった。
さらに、機械圧縮式蒸発装置でF/1)の大きい場合に
は、供給液を約60℃以上に予熱するために補助スチー
ムを必要とし、加うるにフラッシュ缶から発生する低温
水蒸気を除去するのに、冷却水を必要としていた。
は、供給液を約60℃以上に予熱するために補助スチー
ムを必要とし、加うるにフラッシュ缶から発生する低温
水蒸気を除去するのに、冷却水を必要としていた。
そこで本発明では、上記したような蒸発装置、蒸留装置
に吸収装置を付設し、吸収装置には、高濃度の硫酸また
は苛性ソーダを吸収剤として供給する管路と、希釈液を
取出す管路とを有する吸収液の循環管路を備えた吸収器
を設け、これに蒸発装置等からの排蒸気を導いて高温の
吸収液に吸収させ、吸収器内での直接の気液接触によっ
て吸収液を希釈し、水蒸気の吸収によってさらに昇温さ
れた吸収液を循環させる。これによって、排蒸気の低温
は昇温される。
に吸収装置を付設し、吸収装置には、高濃度の硫酸また
は苛性ソーダを吸収剤として供給する管路と、希釈液を
取出す管路とを有する吸収液の循環管路を備えた吸収器
を設け、これに蒸発装置等からの排蒸気を導いて高温の
吸収液に吸収させ、吸収器内での直接の気液接触によっ
て吸収液を希釈し、水蒸気の吸収によってさらに昇温さ
れた吸収液を循環させる。これによって、排蒸気の低温
は昇温される。
次に本発明では循環管路内に熱交換器を設け、吸収液と
熱を利用すべき流体との間で熱交換させるために熱交換
器の2次側に熱回収用管路を接続し、この管路を介して
当該蒸発装置、蒸留装置または系外の他の装置に熱を供
給して熱回収をはかつている。
熱を利用すべき流体との間で熱交換させるために熱交換
器の2次側に熱回収用管路を接続し、この管路を介して
当該蒸発装置、蒸留装置または系外の他の装置に熱を供
給して熱回収をはかつている。
さらに、蒸発、蒸留・装置等から排出される蒸気が溶剤
ペーパーであったり、希釈吸収液が極度に汚染をきらう
ような場合には、蒸発装置等と吸収器との間に水蒸発器
を設け、排蒸気の保有熱を純粋な水蒸気に変換し、間接
に吸収器に導入する。
ペーパーであったり、希釈吸収液が極度に汚染をきらう
ような場合には、蒸発装置等と吸収器との間に水蒸発器
を設け、排蒸気の保有熱を純粋な水蒸気に変換し、間接
に吸収器に導入する。
以上によって、蒸発装置、蒸留装置からの排蒸気は、高
い沸点上昇を有する吸収液に吸収されて、高温の希釈吸
収液となり、当該装置の熱源の一部または他の装置の熱
源として利用されるように熱回収される。
い沸点上昇を有する吸収液に吸収されて、高温の希釈吸
収液となり、当該装置の熱源の一部または他の装置の熱
源として利用されるように熱回収される。
実施例
以下に本発明を図面に示す実施例のフロー図にもとづい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図と第2図とは本発明をそれぞれ多重効用蒸発装置
1と機械圧縮式蒸発装置FK適用した例であり、第3図
と第4図とは本願の第2の発明をそれぞれ蒸留装f3と
機械圧縮式蒸発装置2に適用した例である。これらの実
施例において、共通の構成には同一の符号を与え、各構
成部の材料の説明を省略する。
1と機械圧縮式蒸発装置FK適用した例であり、第3図
と第4図とは本願の第2の発明をそれぞれ蒸留装f3と
機械圧縮式蒸発装置2に適用した例である。これらの実
施例において、共通の構成には同一の符号を与え、各構
成部の材料の説明を省略する。
実施例 1
第1図において破線で囲った1は多重効用蒸発装置であ
って、3重効用のものを例として第1、第2、第3の蒸
発器11.12.13を有し、第1効用缶に供給液量を
供給され第3効用缶から処理液Pを取出している。14
は熱圧縮機であって蒸発缶側に自己蒸気の加熱、蒸発の
管路を形成し、第3の蒸発缶から蒸気vlを排出してい
る。
って、3重効用のものを例として第1、第2、第3の蒸
発器11.12.13を有し、第1効用缶に供給液量を
供給され第3効用缶から処理液Pを取出している。14
は熱圧縮機であって蒸発缶側に自己蒸気の加熱、蒸発の
管路を形成し、第3の蒸発缶から蒸気vlを排出してい
る。
次に破線で囲った4は吸収装置であって、吸収器41を
有し、その下部42と上部43の間に循環ポンプ44を
有する循環管路Cが形成されている。45は吸収器41
内に設けられる散液管である。この循環管路Cには、吸
収剤の原液M46がポンプ47を介して接続されるとと
もに、希釈液はポンプ4Bによって適宜抜き出される。
有し、その下部42と上部43の間に循環ポンプ44を
有する循環管路Cが形成されている。45は吸収器41
内に設けられる散液管である。この循環管路Cには、吸
収剤の原液M46がポンプ47を介して接続されるとと
もに、希釈液はポンプ4Bによって適宜抜き出される。
またこの管路CKは熱交換器Hが設けられており、その
2次側には熱回収用管路Rが設けられて、供給液ムの管
路と接続しである。点線で示したBは他の装置に接続さ
れる例の場合を示している。
2次側には熱回収用管路Rが設けられて、供給液ムの管
路と接続しである。点線で示したBは他の装置に接続さ
れる例の場合を示している。
この吸収装置4は吸収器41の下部側方において、前記
蒸発装置1からの排蒸気v1の管路を接続するとともに
、その上部49を管路V。
蒸発装置1からの排蒸気v1の管路を接続するとともに
、その上部49を管路V。
によって真空ポンプ5に接続して吸収器41内を真空に
保持している。
保持している。
以上の構成は蒸発装置1と凝縮器を接続する従来構成の
排蒸気管路を直接真空ポンプ5に接続するとともに、そ
の管路をv8とv2に分け、そこに吸収装置4を設け、
排蒸気v1を直接吸収器41に導く形式となっている。
排蒸気管路を直接真空ポンプ5に接続するとともに、そ
の管路をv8とv2に分け、そこに吸収装置4を設け、
排蒸気v1を直接吸収器41に導く形式となっている。
実施例 2
第2図に示す例は、実施例1に訃ける多重効用蒸発装置
1を機械圧縮式蒸発装置2におきかえたものであって、
21は蒸発器、22は機械圧縮機、23は自己蒸発缶で
あり、吸収装置4の構成は前例と全く同様である。この
例の好適な実施例はこの機械圧縮式蒸発装置2が、φ中
10というような大きな値となる濃縮装置である場合で
あって、供給原人が蒸発器21で濃縮され、自己蒸発缶
23でフラッシュ蒸発させられた蒸気V、が吸収装置4
に送られ、昇温された吸収液によって供給液が予熱され
るものである。
1を機械圧縮式蒸発装置2におきかえたものであって、
21は蒸発器、22は機械圧縮機、23は自己蒸発缶で
あり、吸収装置4の構成は前例と全く同様である。この
例の好適な実施例はこの機械圧縮式蒸発装置2が、φ中
10というような大きな値となる濃縮装置である場合で
あって、供給原人が蒸発器21で濃縮され、自己蒸発缶
23でフラッシュ蒸発させられた蒸気V、が吸収装置4
に送られ、昇温された吸収液によって供給液が予熱され
るものである。
実施例 3
次に第2の発明の実施例について第3図の例を説明する
。この例では蒸発装fNK代えて蒸留装置3を示してい
る。蒸留装置3は蒸留塔31とリボイラー32とからな
り、リボイラー32に加熱蒸気Sを導き、塔頂33から
塔頂ペーパーV、を排出しているものを例示している。
。この例では蒸発装fNK代えて蒸留装置3を示してい
る。蒸留装置3は蒸留塔31とリボイラー32とからな
り、リボイラー32に加熱蒸気Sを導き、塔頂33から
塔頂ペーパーV、を排出しているものを例示している。
ζこで、蒸留装置3と吸収装置4の中間には、第2の発
明の特徴となる水蒸発器6を設けである。水蒸発器6は
加熱臼61と蒸発缶62とからなり、加熱臼61には蒸
留装置3の塔頂33から排蒸気管V、が接続され、その
凝縮器は63として取出されるが、本例では63は留出
液であり、一部は64として還流されている。
明の特徴となる水蒸発器6を設けである。水蒸発器6は
加熱臼61と蒸発缶62とからなり、加熱臼61には蒸
留装置3の塔頂33から排蒸気管V、が接続され、その
凝縮器は63として取出されるが、本例では63は留出
液であり、一部は64として還流されている。
蒸発缶62には常温の水65が供給され、その水蒸気v
4の管路が吸収装置4の吸収器41下部側方に接続され
ている。この構成は実施例1゜2の排蒸気に関して管v
1を管路v3とv4とに分けて、そこに新たに水蒸発器
6を介在させて熱の取扱いを間接式としたものとなって
いる。
4の管路が吸収装置4の吸収器41下部側方に接続され
ている。この構成は実施例1゜2の排蒸気に関して管v
1を管路v3とv4とに分けて、そこに新たに水蒸発器
6を介在させて熱の取扱いを間接式としたものとなって
いる。
そして、吸収装置4の熱交換器五では蒸留装置の供給液
A′の管路を熱回収用管路8に接続しである。
A′の管路を熱回収用管路8に接続しである。
実施例 4
第4図に示す例は、機械圧縮式蒸発装置2を用いた実施
例2と同様の構成に、実施例3における第2の発明の水
蒸発器6の構成を加えたものである。従って、実施例2
と同様の好適例が適用できる。
例2と同様の構成に、実施例3における第2の発明の水
蒸発器6の構成を加えたものである。従って、実施例2
と同様の好適例が適用できる。
作用
上記のように構成された熱回収装置の運転の方法の叙述
によって本発明の詳細な説明する。
によって本発明の詳細な説明する。
ただし、以下においては、装置の各部の符号はそこを通
過する流体にもそのまま適用することとする。
過する流体にもそのまま適用することとする。
第1図、第2図において、各蒸発装置1tたは2から発
生する蒸気V、は低温のものであり、これを吸収器41
に導く。吸収器41には循環ポンプ44に駆動されて吸
収液46が循環Cして供給され、その内部で直接気液接
触45する。
生する蒸気V、は低温のものであり、これを吸収器41
に導く。吸収器41には循環ポンプ44に駆動されて吸
収液46が循環Cして供給され、その内部で直接気液接
触45する。
吸収剤は硫酸または苛性ソーダであって、蒸気V、を吸
収し、凝縮熱、希釈熱の発生により昇温されている。こ
の吸収液は循環管路Cに設けた熱交換器Hにかいて熱交
換によって供給液ムを予熱すると同時に循環吸収液自体
の温度が操作圧力における沸点以下に保持されて、各蒸
発装置から排出される蒸気V、を連続的に吸収し、熱回
収を行5゜ このようにして蒸発装置1または2の最終段において排
蒸気とされていた蒸気の熱は吸収器f4によって昇温さ
れ、蒸発装置の熱源としての回収が達成される。
収し、凝縮熱、希釈熱の発生により昇温されている。こ
の吸収液は循環管路Cに設けた熱交換器Hにかいて熱交
換によって供給液ムを予熱すると同時に循環吸収液自体
の温度が操作圧力における沸点以下に保持されて、各蒸
発装置から排出される蒸気V、を連続的に吸収し、熱回
収を行5゜ このようにして蒸発装置1または2の最終段において排
蒸気とされていた蒸気の熱は吸収器f4によって昇温さ
れ、蒸発装置の熱源としての回収が達成される。
熱交換器11においては供給液ムを予熱して昇温させて
いるが、熱交換器HVCは他の系統の管路Bを接続して
もよい(第1図)。
いるが、熱交換器HVCは他の系統の管路Bを接続して
もよい(第1図)。
ここで吸収剤として沸点上昇の高いものが選ばれている
ので、低温の蒸気を高温の吸収液で吸収除去できる。例
えば、55.3 Torr の飽和水蒸気(40℃)
を吸収除去するのに吸収シ孤を65チの硫酸とした場合
、吸収液は84℃の高温まで再蒸発しないため、40℃
の低温熱源から84℃の熱を回収できる。
ので、低温の蒸気を高温の吸収液で吸収除去できる。例
えば、55.3 Torr の飽和水蒸気(40℃)
を吸収除去するのに吸収シ孤を65チの硫酸とした場合
、吸収液は84℃の高温まで再蒸発しないため、40℃
の低温熱源から84℃の熱を回収できる。
実施例2で示した好適例では、フラッシュ缶からの蒸発
蒸気の持つ熱量が大きく、吸収器41内で発生する凝縮
熱と希釈熱が加えられて供給液量の大きな供給液を十分
予熱する熱量が得られる。
蒸気の持つ熱量が大きく、吸収器41内で発生する凝縮
熱と希釈熱が加えられて供給液量の大きな供給液を十分
予熱する熱量が得られる。
次に、第2の発明にあっては第3図、第4図において水
蒸発器60機能が前記のものに加わることになる。
蒸発器60機能が前記のものに加わることになる。
各蒸発装置2または蒸留装R3における供給液A′の濃
縮、蒸留などの最終段の排出ペーパー、が、溶剤ペーパ
ーである場合、または吸収剤にとって汚染のおそれがあ
る場合でも、蒸気V、を水蒸発器6の加熱缶61に導き
、蒸発缶62側に供給される水65を加熱して蒸発させ
、純粋な水蒸気v4を得る。これによって蒸発装置等か
ら出る排蒸気の熱は水蒸気に転換され、間接的に吸収器
411C導入され、その後は前記したと同様に水蒸気の
吸収による凝縮熱、希釈熱によって所望に昇温され利用
可能な熱の回収が可能となる。
縮、蒸留などの最終段の排出ペーパー、が、溶剤ペーパ
ーである場合、または吸収剤にとって汚染のおそれがあ
る場合でも、蒸気V、を水蒸発器6の加熱缶61に導き
、蒸発缶62側に供給される水65を加熱して蒸発させ
、純粋な水蒸気v4を得る。これによって蒸発装置等か
ら出る排蒸気の熱は水蒸気に転換され、間接的に吸収器
411C導入され、その後は前記したと同様に水蒸気の
吸収による凝縮熱、希釈熱によって所望に昇温され利用
可能な熱の回収が可能となる。
発明の効果
本発明は上述のよ5に構成され、その特徴として吸収液
の高い沸点上昇を利用し、低温ペーパーから高温の熱を
回収しているので、低温ペーパーを昇温するのに圧縮機
が不要となり、ランニングコストが低減される。また第
2種吸収式ヒートポンプと比較すると、この吸収装置の
成績係数は1であって約2倍であり、低温側に温度の制
約もうけることがなく、排ペーパーの凝縮に使用されて
いた冷却水も不要となる。
の高い沸点上昇を利用し、低温ペーパーから高温の熱を
回収しているので、低温ペーパーを昇温するのに圧縮機
が不要となり、ランニングコストが低減される。また第
2種吸収式ヒートポンプと比較すると、この吸収装置の
成績係数は1であって約2倍であり、低温側に温度の制
約もうけることがなく、排ペーパーの凝縮に使用されて
いた冷却水も不要となる。
さらにこの利点なりの大きい機械圧縮式蒸発装置2に応
用すると、供給液の予熱に使用していた補助スチームと
フラッシュ缶からの排ペーパーの凝縮に必要とされた冷
却水が不要となり、このような熱回収装置を組込んだこ
とによって、全体としてエネルギー効率が高く、用役費
を節減した蒸発装置となる。
用すると、供給液の予熱に使用していた補助スチームと
フラッシュ缶からの排ペーパーの凝縮に必要とされた冷
却水が不要となり、このような熱回収装置を組込んだこ
とによって、全体としてエネルギー効率が高く、用役費
を節減した蒸発装置となる。
図面は本発明と第2の発明の熱回収装置をフロー図で示
すものであって、第1図と第2図は蒸発装置を異にする
ときの排出蒸気を直接吸収装置に導いた例、第3図と第
4図はそれぞれ蒸留装置と第2図の蒸発装置の排出蒸気
を水蒸発器を介して間接に吸収装置に導いた例である。 1−−−−−多重効用蒸発装置 2・・・・・・機械圧縮式蒸発装置 3・・・・・・蒸留装置 4・・・・・・吸収装
置41−・・・・・吸収器 44−−−−・循環
ポンプ46・・・・・・吸収剤[C・・・・・・循環管
路H・・・・・・熱交換器 R・・・・・・熱回
収用管路、5・・・・・・真空ポンプ vl、v3、v4・・・・・・蒸気管路V、・・・・・
・真空管路 6・・・・・・水蒸発器 61・・・・−加熱缶6
2・・・・・・蒸発缶 65・・・・・・水入、
A′・・・・・・供給液 B・・・・・・他装置
の管路P・・・・・・・・・処理液 代理人 三 宅 正 夫 他1名
すものであって、第1図と第2図は蒸発装置を異にする
ときの排出蒸気を直接吸収装置に導いた例、第3図と第
4図はそれぞれ蒸留装置と第2図の蒸発装置の排出蒸気
を水蒸発器を介して間接に吸収装置に導いた例である。 1−−−−−多重効用蒸発装置 2・・・・・・機械圧縮式蒸発装置 3・・・・・・蒸留装置 4・・・・・・吸収装
置41−・・・・・吸収器 44−−−−・循環
ポンプ46・・・・・・吸収剤[C・・・・・・循環管
路H・・・・・・熱交換器 R・・・・・・熱回
収用管路、5・・・・・・真空ポンプ vl、v3、v4・・・・・・蒸気管路V、・・・・・
・真空管路 6・・・・・・水蒸発器 61・・・・−加熱缶6
2・・・・・・蒸発缶 65・・・・・・水入、
A′・・・・・・供給液 B・・・・・・他装置
の管路P・・・・・・・・・処理液 代理人 三 宅 正 夫 他1名
Claims (6)
- (1)吸収剤を循環させ、その供給、排出を行う管路を
有する吸収器と、この管路に設けられた熱交換器とから
なる吸収装置の前記吸収器を、蒸発装置等の排出蒸気管
路および真空系とに接続するとともに、熱交換器には、
熱回収用管路を接続してなることを特徴とする、蒸発装
置等の熱回収装置。 - (2)吸収剤を循環させ、その供給、排出を行う管路を
有する吸収器と、この管路に設けられた熱交換器とから
なる吸収装置の前記吸収器を、水を供給して水蒸気を発
生する水蒸発器の水蒸気管路および真空系とに接続し、
さらに上記水蒸発器の加熱側を蒸発装置等の排出蒸気管
路に接続するとともに、熱交換器には熱回収用管路を接
続してなることを特徴とする蒸発装置等の熱回収装置。 - (3)吸収剤は高濃度の硫酸または苛性ソーダである特
許請求の範囲第1項または第2項に記載の熱回収装置。 - (4)熱回収用管路は蒸発装置等の処理対象液の供給管
路である特許請求の範囲第1項または第2項に記載の熱
回収装置。 - (5)蒸発装置等は、多重効用蒸発装置または機械圧縮
式蒸発装置、もしくは蒸留装置である特許請求の範囲第
1項または第2項に記載の熱回収装置。 - (6)蒸発装置等は、蒸発量に対する供給量の大きな機
械圧縮式蒸発濃縮装置であり、排出蒸気は蒸発缶から出
てくる濃縮液を自己蒸発缶でフラッシュ蒸発させた蒸気
である特許請求の範囲第4項に記載の熱回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60147649A JPS6211501A (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 | 蒸発装置等の熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60147649A JPS6211501A (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 | 蒸発装置等の熱回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6211501A true JPS6211501A (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=15435121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60147649A Pending JPS6211501A (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 | 蒸発装置等の熱回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6211501A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008050740A1 (en) * | 2006-10-26 | 2008-05-02 | Kawasaki Plant Systems Kabushiki Kaisha | Method of saccharifying/decomposing cellulose-based biomass and saccharification/decomposition device |
JP2009261276A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Kawasaki Plant Systems Ltd | セルロース系バイオマスの糖化分解方法及び糖化分解装置 |
JPWO2012042841A1 (ja) * | 2010-09-30 | 2014-02-03 | 川崎重工業株式会社 | セルロース系バイオマスの糖化分解方法及び糖化分解装置 |
Citations (2)
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JPS61287402A (ja) * | 1985-06-15 | 1986-12-17 | Kimura Kakoki Kk | 高真空蒸発装置 |
-
1985
- 1985-07-06 JP JP60147649A patent/JPS6211501A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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