JPS62114915A - 抗高血圧薬の持続性製剤 - Google Patents

抗高血圧薬の持続性製剤

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JPS62114915A
JPS62114915A JP25565985A JP25565985A JPS62114915A JP S62114915 A JPS62114915 A JP S62114915A JP 25565985 A JP25565985 A JP 25565985A JP 25565985 A JP25565985 A JP 25565985A JP S62114915 A JPS62114915 A JP S62114915A
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JP
Japan
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preparation
hydrophilic cellulose
compound
tablets
hydrophilic
Prior art date
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Pending
Application number
JP25565985A
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English (en)
Inventor
Sumihiro Shiraishi
澄廣 白石
Fumio Tajiri
田尻 文男
Hideya Yaginuma
柳沼 英哉
Toshiya Kai
俊哉 甲斐
Hideko Tanaka
秀子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORISHITA SEIYAKU KK
Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
MORISHITA SEIYAKU KK
Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、優れた抗高血圧作用を示すキナシリで表され
る4−アミノ−2−(4−(ピノクロ〔2,2,2)オ
クト−2−エン−5−エンド力ルポニル)−1−ピペラ
ジニル)−6,7−ジメトキシキナゾリン(以下、化合
物Iと略記)の持続性製剤に関する。
〔従来の技術〕
化合物■は、1982年4月7日開示の欧州特許第43
89号(B1)に、降圧作用を示す新規キナゾリン誘導
体の一つとして記載されている。
その後、化合物Iの有効性、安全性等についてさらに検
討が加えられ、有用な抗高血圧薬となり得ることが確か
められた(ちなみに、自然発症高血圧ラットでED31
1=0.102mg/Kg、6週齢Crj:CD系ラッ
トでLDio≧2000mg/ K g、但し、いずれ
も経口投与)。
しかし、その製剤は未だ開発されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
化合物1は、消化管から容易に吸収されて血中濃度が急
激に上昇し、その後比較的速やかに減少する。この血中
濃度の推移は、繁用の製剤学的添加剤を用いて製造した
非持続性錠剤では改良されず(ピーグル犬、経口投与)
、シたがって実際の治療にあたっては、初期の急激な血
中濃度の上昇により副作用(急激な血圧降下による副作
用:first  dose  phenomena)
が発現し易く、また血中濃度の速やかな減少のため頻回
投与が必要と推定された。
特に抗高血圧薬のように長期にわたって使用される薬剤
においては、できるだけ少ない回数の服用で副作用の発
現を抑えつつ十分な治療効果をあげ得る製剤の開発が強
く要望されている。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明者らは
、上記実情に鑑み、化合物Iの緩やかな血中1度の上昇
と有効血中濃度の持続化を図るため、その持続性製剤に
ついて鋭意研究した。
その結果、種々の持続化の方法において、薬物とその徐
放効果をもたらす高分子基剤とを均一に混合する方法が
最も好ましく、その高分子基剤としては親水性のものが
適していること、なかでも親水性のセルロース類が良好
な効果をもたらすことを見出し、1日1回投与の治療を
可能とする本発明を完成することができた。
すなわち、本発明の持続性製剤は、優れた抗高血圧作用
を有する化合物Iと、その適度な徐放効果をもたらす親
水性セルロース類の1種又は2Ia以上とを含有するこ
とを特徴とするものである。
本発明において化合物Iは、薬理学的に許容される塩酸
、硫酸等の鉱酸又は酢酸、メタンスルホン酸等の有機酸
との塩の形で用いても同様の効果が得られ、特に結晶の
扱い易さからその塩酸塩が好んで用いられる。
また、本発明で用いられるセルロース類としては、その
代表的なものとしてメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
等を挙げることができる。
これらはいずれも広範な分子量のものが使用できるが、
2 W/V%水t8液の20℃における粘度が6〜40
0センチポイズの範囲にあるものが好ましい。
本発明において、化合物■と親水性セルロース類の含有
率は、必要に応じて使用される製剤学的添加剤によって
変化するが、製剤全重量中、化合物Iを0.1〜15重
量%、親水性セルロース類を30〜60重量%とじたと
き好適な服用量で且つ有効な持続性を示す製剤が得られ
る。前記[製剤学的添加剤」とは、通常用いられる乳糖
等の賦形剤、タルク等の滑沢剤、澱む]等の結合剤、そ
の他慣用の添加剤を意味する。
本発明持続性製剤の形態としては、顆粒剤、細粒剤、カ
プセル剤等いずれも可能であるが、−aに繁用されてい
る錠剤が好ましい。
本発明持続性製剤を錠剤とする場合、その操作法におい
て特に困難はなく公知の方法によればよよいが、化合物
Iと賦形剤とを混合、湿式造粒したのち親水性セルロー
ス類及び滑沢剤のほか、圧縮助剤として合成ケイ酸アル
ミニウム又は水酸化アルミナ・マグネシウムを製剤全重
量中2〜10重景%添加混合し、これを圧縮成型するこ
とにより品質の優れた錠剤が得られる。錠剤にはさらに
苦味防止及び外観の改善を目的とするコーティングを施
してもよい。
〔実施例1〕 化合物1の塩酸塩24gと乳糖600gを攪拌混合機で
15分間混合したのち、さらに、コーンスターチ300
gとヒドロキシプロピルセルロース(HPC−5L:商
品名、日本曹達;2%、20°Cの粘度、3〜5.9セ
ンチポイズ)36gを加え混合し、常法によって湿式造
粒したのち、60℃で40分間乾燥し顆粒を製した。得
られた顆粒にヒドロキシプロピルセルロース(HPC−
M:商品名、日本曹達;2%、20℃の粘度、150〜
400センチポイズ)480g、合成ケイ酸アルミニウ
ム108g、ステアリン酸マグネシウム6g及びタルク
6gを加えて混合し、通常の打錠機を用いて1錠あたり
化合物Iの塩酸塩2mgを含有する第1表の錠剤を得た
第   1   表 成  分       組成Cg>  (ffig/錠
)化合物1− HCl       24    2乳
を唐                       
600       50コーンスターチ      
300   25HP C−S L         
36    3合成ケイ酸アルミニウム  108  
  9HPC−M          480   4
0ステアリン酸マグ不ンウム   6   0.5タル
ク             6   0.5全重fl
     1560g  130mg〔実施例2〕 実施例1と同様にして、第2表に示す組成の錠剤を得た
第   2   表 成   分         組成 (g )  (m
g/ i2)化合物■・HCI       24  
  2乳1!i            480   
40コーンスターチ      300   25RP
C−3L          36    3合成ケイ
酸アルミニウム  108   9HPC−M    
     600   50ステアリン酸マグネシウム
   6   0.5タルク            
 6   0,5全重量    1560g  130
+wg〔実施例3〕 実施例1と同様にして、第3表に示す組成の錠剤を得た
第   3   表 成   分         組成 (g)  <mg
/錠)化合物1− ll Cl       24  
  2乳塘           420   35コ
ーンスターチ      240   20HPC−3
L         36    3合成ケイ酸アルミ
ニウム  108    9HPC−M       
   720   60ステアリン酸マグネシウム  
 6   0.5タルク             6
   0.5全重量    1560g  130mg
〔実施例4〕 化合物Iの塩酸塩100gと乳糖1900gをバーチカ
ルミキサーで15分間混合したのち、コーンスターチ1
000 g、ヒドロキシプロピルセルロース(RPC−
3L)150 gを加え、さらに攪拌下にて40%エタ
ノールを徐々に加え顆粒とし、60℃にて1時間乾燥し
た。
上記の方法で製した顆粒に、合成ケイ酸アルミニウム、
ヒドロキシプロピルセルロース(HP C−M、及び/
又はHPC−L :商品名、日本曹達;2%、20℃の
粘度、6〜10センチポイズ)、ステアリン酸マグネシ
ウム及びタルクをそれぞれ第4表に示した(A)、(B
)、(C)3種の組成で混合し、通常の打錠機を用いて
1錠あたり化合物Iの塩酸塩2mgを含有する120m
gの錠剤をそれぞれ得た。
第   4   表 成   分         組  成 (g)(A)
  (B)  (C) 顆粒       819  819  819合成ケ
・イ酸 アルミニウム  91   91   91N P C
−M     624  546  468HPC−L
       O78156ステアリン酸 マグネシウム  13   13   13タルク  
     13   13   13全重りt   1
560 g   1560 g   1560 g〔参
考例1〕 化合物Iの塩酸塩6gと乳$6450 gを攪拌混合機
で15分間混合したのち、さらにコーンスターチ240
 g、カルボキシメチルセルロースカルシウム48g及
びl−I P C−S L 24 gをカロえ混合し、
常法によって湿式造粒したのち60℃で40分間乾燥し
顆粒を製した。得られた顆粒にステアリン酸マグネシウ
ム6g及びタルク6gを加え混合し、通常の打錠機を用
いて第5表に示す組成の錠剤を得た。
第   5   表 成   分         組成 (g) (慨g/
錠)化合物■・I CI       1.2    
2乳$73            444   74
コーンスターヂ      240   40カルボキ
シメチル セルロースカルシウム  48   8RPC−3L 
        24    4ステアリン酸マグネシ
ウム   61 タルク             61全重1    
 780g  130mg〔発明の効果〕 以下、試験例によって本発明の効果を示す。
試験例I 第十改正日本薬局方の崩壊試験法第1 ?&を用い、同
局方の溶出試験第2法(パドル法、撹拌回転数100 
r、p、m、)に準拠して前記各実施例及び参考例1で
得た錠剤の溶出試験を行った。その結果を第1図及び第
2図に示した。
試験例2 24時間絶食した8〜10Kgの相性ビーグル大8頭に
、実施例4の(A)、(B)、(C)3種の錠剤及び化
合’ilの塩酸塩水溶液をそれぞれ経口投与しく 1 
filあたり化合物1の塩酸塩として10mg)、血漿
中の該化合物4度を測定した。結果を第3図に示した。
〔試験例3〕 実施例4 (B)の錠剤と参考例1の錠剤について、試
験例2と同様にしてピーグル大における化合物Sの血漿
中濃度を測定し、結果を第4図に示した。
〔試験例4〕 24時間絶食した7〜l OKgの舞麻酔正常血圧雌性
ビーグル大5頭を用い、実施例4 (B)の錠剤と参考
列lの錠剤について、経口投与(1頭あたり1!2、化
合物Iの塩酸塩として2mg)後の収縮期圧に及ぼす作
用効果を調べ、その結果を第5図に示した。
第1〜5図から、本発明製剤が、はぼ一定の徐放性溶出
挙動を示すとともに良好な血中4度推移と有意な降圧作
用の持続をもたらすことがわかる。
なお、本発明製剤の投与量は、体重や症状等によって異
なるが、例えば実施例4(B)の錠剤で、成人男子10
につき、1ないし数錠を1回服用すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1〜3及び参考例1の錠剤の、第2図は
実施例4の3種の錠剤の、それぞれ溶出試験の結果(溶
出曲線)を示す。 第3図は、実施例4の3種の錠剤及び化合物lの塩酸塩
水溶液について、経口投与後のピーグル大における血中
濃度推移を示す。 第4図及び第5図は、実施例4 (B)の錠剤と参考例
1の錠剤について、経口投与後のピーグル犬における血
中濃度推移及び収縮期圧の推移をそれぞれ示す。 特許出願人  森下製薬株式会社 第1図 一奉一実施例1 −(一実施例2 □実施例6 一植−参考例1 第2図 時間(Hr、 ) 一→一実施例4(A) 一→一実施例4(B) 一壷一実施例4(c) 第3図 投与量 一袷一水溶液    10mV′bOdy−啼−実施例
4 (A)   + Omv/body−◇一実施例A
 (BI   I OmVbody−←一実施例4 (
C)   I Omy/boay第4図 時間(Hr、) 投与量

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薬物と高分子基剤とを均一に混合してなる持続性
    製剤において、抗高血圧薬として4−アミノ−2−〔4
    −{ビシクロ〔2,2,2〕オクト−2−エン−5−エ
    ンドカルボニル}−1−ピペラジニル〕−6,7−ジメ
    トキシキナゾリンと、高分子基剤として親水性セルロー
    ス類の1種又は2種以上とを含有することを特徴とする
    抗高血圧薬の持続性製剤。
  2. (2)親水性セルロース類から選ばれた1種又は2種以
    上の化合物の2W/V%水溶液の20℃における粘度が
    、6〜400センチポイズの範囲にあることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の製剤。
  3. (3)親水性セルロース類が、メチルセルロース、ヒド
    ロキシプロピルセルロース又はヒドロキシプロピルメチ
    ルセルロースである特許請求の範囲第1項記載の製剤。
  4. (4)該抗高血圧薬(A)及び親水性セルロース類(B
    )の含有率が、製剤全重量中、それぞれA:0.1〜1
    5重量% B:30〜60重量% である特許請求の範囲第1項記載の製剤。
  5. (5)製剤の形態が錠剤である特許請求の範囲第4項記
    載の製剤。
  6. (6)圧縮助剤として合成ケイ酸アルミニウム又は水酸
    化アルミナ・マグネシウムを、製剤全重量中、2〜10
    重量%含有する特許請求の範囲第5項記載の製剤。
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