JPS6211342Y2 - - Google Patents

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JPS6211342Y2
JPS6211342Y2 JP1981073879U JP7387981U JPS6211342Y2 JP S6211342 Y2 JPS6211342 Y2 JP S6211342Y2 JP 1981073879 U JP1981073879 U JP 1981073879U JP 7387981 U JP7387981 U JP 7387981U JP S6211342 Y2 JPS6211342 Y2 JP S6211342Y2
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JP
Japan
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concrete
hopper
discharge pipe
discharge
pipe
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JP1981073879U
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JPS57186667U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンクリートポンプに関するもので、
詳しくは2本のコンクリートシリンダとコンクリ
ートホツパー間にスライドバルブを用いない形式
の定置式コンクリートポンプに関するものであ
る。
従来のこの種コンクリートポンプとしては、第
1図及び第2図に示す如く、コンクリートホツパ
ーaの下部前面に吸入吐出口bを2個並べて設
け、該両吸入吐出口bにそれぞれコンクリートシ
リンダcを接続させると共に、コンクリートホツ
パーa内に吐出管dを縦方向へ屈曲させた状態で
収納し、該吐出管dの下端の開口が2個のコンク
リートシリンダcに交互に接続するように、該吐
出管dの下端が左右へ揺動できるようにし、該吐
出管dの揺動中心hをホツパーaの頂部にもつて
来て、揺動用シリンダgにより吐出管dを揺動さ
せるようにしてあり、更に、コンクリート吐出時
の推力を受けるため、ホツパーa内の下部位置に
吐出管dの推力受部eを備えた構成のものがあ
る。fは撹拌羽根、iはホツパー内コンクリート
の排出用カバーである。
しかし、上記従来のコンクリートポンプでは、 (イ) ホツパーa内で吐出管dを揺動するようにな
つているので、コンクリート中に没している吐
出管dがコンクリートシリンダcの吐出側と接
続するために移動すると、直後に空洞が生じ、
この空洞部を吸入側のコンクリートシリンダc
で吸入することになつてコンクリートの分離が
起る。コンクリートが分離すると、次に吐出を
行う際に吐出管が詰るおそれがある。
(ロ) 吐出管dが左右方向へ揺動するため、撹拌羽
根fの取付位置が吐出管dと干渉しない位置に
制限され、コンクリートシリンダへの吸入口位
置へもつて来ることができない。そのため、撹
拌性能が劣る。
(ハ) 吐出管dの先端側はテーパー管を用いて小径
にしている。そのため、大きな塊のコンクリー
トが吐出管dに詰ると逆転させてホツパーaへ
戻し砕く必要があるが、撹拌羽根fの取付位置
の関係から、戻されたコンクリートの塊の砕き
が充分に行われず、結局、従来ではホツパーa
へ戻したコンクリートをコンクリート排出カバ
ーiを開いて排出し、新しいコンクリートと替
えていた。
等の欠点があつた。
本考案は、かかる欠点を解消するためになした
もので、前面に2個の吸入口と1個の吐出口を開
口させたコンクリートホツパー内に、上記吐出口
と連通する吐出管を固定して、該吐出管の一端を
回転連結装置を介しコンクリート輸送管に接続さ
せ、またコンクリートホツパーの前側に、一方が
上記吸入口のいずれかに直接連通すれば他方が吐
出口と直接連通するように2本のコンクリートシ
リンダを設置し、前記コンクリートホツパーを適
宜架台に配設し前記吐出管の上端部を中心として
左右方向へ揺動自在としたことを特徴とするもの
である。
以下、図面にもとづき本考案の実施例を説明す
る。
第3図乃至第5図に示す如く、コンクリートホ
ツパー1内に屈曲させて収納した吐出管2を、ホ
ツパー1に固定させ、該ホツパー1の前面に、該
吐出管2の入口と一致する吐出口3と、該吐出口
3を挾んで等間隔の位置に2個の吸入口4,5と
をそれぞれ開口させ、一側に連結させた揺動用シ
リンダ6の作動によりホツパー1が吐出管2と一
体となつて且つホツパー1の上端中央部のホツパ
ー回転支点14を中心に左右方向へ揺動できるよ
うにする。そのために、吐出管2の一端は回転継
手15と接続し、回転可能な架台16で支承さ
れ、コンクリート輸送管13は一端を回転継手1
5で吐出管2と接続し固定用サポート17で支承
されている。ホツパー1の荷重は架台16の揺動
軸受部19で支承される。又、上記ホツパー1の
前側には、2本のコンクリートシリンダ7,8
を、一方が吐出口3と連通状態にあるときは他方
が必ずいずれかの吸入口4又は5と連通状態とな
るように間隔を定めて設置せしめ、2本のコンク
リートシリンダ7,8のピストン11,12の交
互移動により交互にコンクリートの吸入、吐出が
行われるようにする。
9は撹拌羽根、10はコンクリートシリンダ
7,8側とホツパー1側とをつないだシールカバ
ーである。又18はホツパー1とコンクリートシ
リンダ7,8を密接に押え合せる押圧装置であ
る。
今、図面では、コンクリートシリンダ8が吸入
開始、コンクリートシリンダ7が吐出開始の状態
にある。この状態で、各コンクリートシリンダ
7,8のピストン11,12を作動させると、ホ
ツパー1内のコンクリートは吸入口4よりコンク
リートシリンダ8内へ吸入されると同時に、先に
コンクリートシリンダ7内へ吸入されたコンクリ
ートは該コンクリートシリンダ7のピストン11
の作動により吐出口3を通り吐出管2内へ押し出
され、コンクリート輸送管13内を通り目的の場
所へと送られることになる。
コンクリートシリンダ7,8のピストン11,
12がそれぞれストロークエンドに達すると、シ
リンダ6によりホツパー1自体を揺動させ、これ
まで吸入側であつたコンクリートシリンダ8を吐
出口3に、又吐出側であつたコンクリートシリン
ダ7を吸入口5にそれぞれ連通させる。すなわ
ち、第4図の例ではホツパー1を矢印A方向へ揺
動させ、吐出管2とコンクリートシリンダ8とを
連通し、ホツパー1内が吸入口5を介してコンク
リートシリンダ7と連通するようにする。この場
合、シールカバー10が伸縮して移動量を吸収す
ることができる。
上記の作用が終ると、前記と同様にコンクリー
トシリンダ7,8のピストン11,12を作動さ
せ、コンクリートの吸入、吐出操作を行わせ、以
降かかる操作を操り返す。
上記の操作において、本考案では、吐出管2が
ホツパー1と一体となつて動くので、ホツパー1
内でのコンクリートの空洞が発生することはな
く、又撹拌羽根9も、吐出管2が単独で移動しな
いことから吸入口4,5に近い位置にセツトする
ことができる。これによりコンクリートの分離が
なく、撹拌性能もよくなる。
尚、上記の実施例では、ホツパー1が円弧運動
をする場合を例示したが、水平に移動させるよう
にしてもよい。この場合は吸入口4,5と吐出口
3とは同一高さ位置としておけばよい。
以上述べた如く、本考案のコンクリートポンプ
によれば、吐出管を固定したホツパーを揺動さ
せ、2本のコンクリートシリンダに対して交互に
ホツパーの吸入口、吐出口を合致させるようにし
てあるので、 (i) 吐出管がホツパー内で動く方式に比してコン
クリートの空洞の発生が皆無であり、コンクリ
ートの分離のおそれがない。
(ii) 撹拌羽根を吸入口に近づけて取り付けること
ができて吸入されるコンクリートの撹拌が充分
に行われる。
(iii) コンクリートの塊などが吐出管先端側のテー
パー管に詰つた場合に逆転操作してホツパー内
へコンクリートを戻しても、撹拌羽根の取り付
け位置が規制されないことから、撹拌が充分に
行われる。
(iv) シールカバーを付けることにより、ホツパー
が移動するときでもホツパー内のコンクリート
が外部へ出ることがない。
(v) 信頼性が高く、長寿命である。
等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンクリートポンプの一例を示
す断面図、第2図は第1図の−方向矢視図、
第3図は本考案のコンクリートポンプの断面図、
第4図は第3図の平面図、第5図は第3図の−
方向断面図である。 1……コンクリートホツパー、2……吐出管、
3……吐出口、4,5……吸入口、6……揺動用
シリンダ、7,8……コンクリートシリンダ、1
0……シールカバー、11,12……ピストン、
13……コンクリート輸送管、14……ホツパー
回転支点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に2個の吸入口と1個の吐出口を開口させ
    たコンクリートホツパー内に、上記吐出口と連通
    する吐出管を固定して、該吐出管の一端を回転連
    結装置を介してコンクリート輸送管に接続させ、
    またコンクリートホツパーの前側に、一方が上記
    吸入口のいずれかに直接連通すれば他方が吐出口
    と直接連通するように2本のコンクリートシリン
    ダを設置し、前記コンクリートホツパーを適宜架
    台に配設し前記吐出管の上端部を中心として左右
    方向へ揺動自在としたことを特徴とする定置式コ
    ンクリートポンプ。
JP1981073879U 1981-05-21 1981-05-21 Expired JPS6211342Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981073879U JPS6211342Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

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JP1981073879U JPS6211342Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57186667U JPS57186667U (ja) 1982-11-26
JPS6211342Y2 true JPS6211342Y2 (ja) 1987-03-17

Family

ID=29869650

Family Applications (1)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022258A (ja) * 1973-06-26 1975-03-10
JPS53148033A (en) * 1977-05-28 1978-12-23 Mitsuo Iwasaki Low nox space combustion burners
JPS5577624A (en) * 1978-12-08 1980-06-11 Hitachi Ltd Combustion apparatus for combustible gas

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154306U (ja) * 1974-10-23 1976-04-26

Patent Citations (3)

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JPS57186667U (ja) 1982-11-26

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