JPS62112707A - 複合摺動材 - Google Patents
複合摺動材Info
- Publication number
- JPS62112707A JPS62112707A JP25062385A JP25062385A JPS62112707A JP S62112707 A JPS62112707 A JP S62112707A JP 25062385 A JP25062385 A JP 25062385A JP 25062385 A JP25062385 A JP 25062385A JP S62112707 A JPS62112707 A JP S62112707A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer material
- molding
- subjected
- resulted
- sintered body
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明゛はプラスチック及び金属の複合材料よりなる
耐摩耗性、潤滑性に優れた複合摺動材料に関する。
耐摩耗性、潤滑性に優れた複合摺動材料に関する。
従来の技術
近年オフィスオートメーションＣ０Ａ）機器などの軸受
は部分には、低摩擦性、耐焼入れ性などが優れているこ
とから、ナイロンやポリエチレ／、フッ素樹脂（ｐＴＦ
Ｅ ）、ポリイミドなどの樹脂よりなるドライ軸受は材
が多用されるようになっている。
は部分には、低摩擦性、耐焼入れ性などが優れているこ
とから、ナイロンやポリエチレ／、フッ素樹脂（ｐＴＦ
Ｅ ）、ポリイミドなどの樹脂よりなるドライ軸受は材
が多用されるようになっている。
発明が解決しようとする問題点
しかしこれらの軸受は材は、熱伝導性が悪く、かつ低融
点、低硬度であるため、一般的ＩＩＣＰＶ値下での耐摩
耗性が悪いと共に、高耐面圧性にも劣るなどの不具合が
あった。
点、低硬度であるため、一般的ＩＩＣＰＶ値下での耐摩
耗性が悪いと共に、高耐面圧性にも劣るなどの不具合が
あった。
この発明は上記不具合を改善する目的でなされたもので
ある。
ある。
問題点を解決するための手段及び作用
多孔質焼結体に高分子材料を高密度で含浸させることに
より、耐摩耗性、自己潤滑性、耐焼付き性などを向上さ
せた複合摺動材。
より、耐摩耗性、自己潤滑性、耐焼付き性などを向上さ
せた複合摺動材。
実施例
この発明の一実施例を図面を参照して詳述する。
Ｆｅ、Ｎｉ、Ｃｏ、Ｃｕ、ＡＩ、Ｃａ−Ｚｎなどベース
母相となる金属の粉末に、金属焼結体に焼結したとき目
的とする空隙密度が得られるよう、高分子材料粉末をＩ
〜６５メ０１ｔｓ、好ましくは５〜４０ＶＯ１％ 添加
して、両省を十分攪拌混合した後、プレス成形やＣＩＰ
（静水圧プレス）成形、圧延などの方法で目的とする形
状に成形する。次にこれを高分子材料が分解ガス化する
温度にまで加熱して高分子材料を脱脂する。このとき成
形品を形成する金属粉末の酸化を防止するため、Ｎ！ま
たはＨｌなどの保護雰囲気中で高分子材料の脱脂を行う
ことが望ましい。
母相となる金属の粉末に、金属焼結体に焼結したとき目
的とする空隙密度が得られるよう、高分子材料粉末をＩ
〜６５メ０１ｔｓ、好ましくは５〜４０ＶＯ１％ 添加
して、両省を十分攪拌混合した後、プレス成形やＣＩＰ
（静水圧プレス）成形、圧延などの方法で目的とする形
状に成形する。次にこれを高分子材料が分解ガス化する
温度にまで加熱して高分子材料を脱脂する。このとき成
形品を形成する金属粉末の酸化を防止するため、Ｎ！ま
たはＨｌなどの保護雰囲気中で高分子材料の脱脂を行う
ことが望ましい。
得られた成形品は母相金属の焼結温度に適した温度にま
で加熱して本焼結を行い、成形品を強固なものとする。
で加熱して本焼結を行い、成形品を強固なものとする。
特に高耐摩耗性、高耐面圧性の要求される部分に使用さ
れるものにあっては、本焼結後に熱処理を施すことが有
効であり、母相金属が銅粉の場合、焼入れや浸炭、窒化
などの表面処理を施す。
れるものにあっては、本焼結後に熱処理を施すことが有
効であり、母相金属が銅粉の場合、焼入れや浸炭、窒化
などの表面処理を施す。
また鋼の表面処理に当ってはプロパン、ブタンなどの炭
化水素を用いたがＮ、ガス浸炭、浸炭窒化などが効果的
で、焼結体中に高純度の黒鉛を析出させると、潤滑性が
改善されて軸受は材などの摺動材に好都合である。
化水素を用いたがＮ、ガス浸炭、浸炭窒化などが効果的
で、焼結体中に高純度の黒鉛を析出させると、潤滑性が
改善されて軸受は材などの摺動材に好都合である。
上記方法で得られた多孔質焼結体よりなる成形品に、ナ
イロン、ポリエチレン、ポリアセタール、ポリカーボネ
イト、ＰＯＢ、ＦＥＥ、ＰＰＳ。
イロン、ポリエチレン、ポリアセタール、ポリカーボネ
イト、ＰＯＢ、ＦＥＥ、ＰＰＳ。
ＦＡＩ、ＰＥＥＫなどの熱可塑性樹脂及びｐｂまたは熱
硬化性樹脂を単独、もしくはこれらにＢＮ、Ｉｓｔ、Ｍ
ｏｂ、、ＴｉＳｉ、黒鉛、７ツ素樹脂、ｐｂ、ｐｈｏ
を単独または２種以上で、かつ〜７０％以上混合した
ものを含浸させる。
硬化性樹脂を単独、もしくはこれらにＢＮ、Ｉｓｔ、Ｍ
ｏｂ、、ＴｉＳｉ、黒鉛、７ツ素樹脂、ｐｂ、ｐｈｏ
を単独または２種以上で、かつ〜７０％以上混合した
ものを含浸させる。
なおり Ｎ 、 ／／’Ｓ、 、 Ｍｏｂ、 、 Ｔｉ
Ｓｉ 、黒鉛、フッ素樹脂、ｐｂの添加量は〜４０％程
度が流動性の点で好ましい。
Ｓｉ 、黒鉛、フッ素樹脂、ｐｂの添加量は〜４０％程
度が流動性の点で好ましい。
また熱可塑性樹脂の場合、潤滑油を分散させたものを使
用してもよく、この場合高融点、熱可塑性樹脂、Ｐ Ｉ
、 ＰＴＦＥ は微粉末にした抜水またはアルコー
ルなどの有機剤でスラリ状にして成形品に含浸させて乾
燥させた後、成形品を再度圧縮成形し、複合体の成形密
度を理論密度比の６５チ以上にした後、高分子材料の焼
結温度、例えばＰＴＦＨの場合３５０〜４００″Ｃに加
熱して、高分子材料を十分に焼結するものとする。
用してもよく、この場合高融点、熱可塑性樹脂、Ｐ Ｉ
、 ＰＴＦＥ は微粉末にした抜水またはアルコー
ルなどの有機剤でスラリ状にして成形品に含浸させて乾
燥させた後、成形品を再度圧縮成形し、複合体の成形密
度を理論密度比の６５チ以上にした後、高分子材料の焼
結温度、例えばＰＴＦＨの場合３５０〜４００″Ｃに加
熱して、高分子材料を十分に焼結するものとする。
上記方法にて得られた複合摺動材の組織構造を第１図に
示す。この図は、母相焼結体に鉄系を用いた場合で、熱
処理によって鋼自体の組織にマルテンサイト、パーライ
ト、その他の硬質相を析出させて耐摩耗性を向上させて
いる。
示す。この図は、母相焼結体に鉄系を用いた場合で、熱
処理によって鋼自体の組織にマルテンサイト、パーライ
ト、その他の硬質相を析出させて耐摩耗性を向上させて
いる。
第１図において、１が母相焼結体粒子、２がこれら粒子
１間に含浸された高分子材料、３がマルテンサイト、４
がパーライト、５が硬質粒子分散鋼、６が黒鉛分散鋳鉄
を示す。
１間に含浸された高分子材料、３がマルテンサイト、４
がパーライト、５が硬質粒子分散鋼、６が黒鉛分散鋳鉄
を示す。
また第２図はＦ−粉末に高分子材料としてナイロン粉末
を配合してプレス成形したときの理論密度比を調べたも
ので、成形時の強度は、樹脂添加によって著しく改善さ
れる。
を配合してプレス成形したときの理論密度比を調べたも
ので、成形時の強度は、樹脂添加によって著しく改善さ
れる。
また３０ＶＯ１％のナイロン粉末を添加した成形品を５
００℃で加熱してナイロン粉末を分解させると、密度は
ナイロン添加と理論密度比から計算された値と一１０％
の範囲でよく対応することがわかった。一方第３図は成
形品にナイロンを含浸させた複合摺動材の無給油状態で
の摩擦係数と面圧の関係を調べたもので、２０〜４０チ
のナイロンを添加することにより、エコノールＥ ３０
１０（／’Ｃ）Ｂ）とほぼ同等のものが得られることが
確認できた。
００℃で加熱してナイロン粉末を分解させると、密度は
ナイロン添加と理論密度比から計算された値と一１０％
の範囲でよく対応することがわかった。一方第３図は成
形品にナイロンを含浸させた複合摺動材の無給油状態で
の摩擦係数と面圧の関係を調べたもので、２０〜４０チ
のナイロンを添加することにより、エコノールＥ ３０
１０（／’Ｃ）Ｂ）とほぼ同等のものが得られることが
確認できた。
また第４図はナイロン−Ｆｇ系摺動材を油潤滑下（８０
°Ｃ）で摺動させたときの摩擦係数を調べたもので、銅
系摺動材（ＬＢＣ３）よりも低摩擦係数を示すことが判
明し、ウェット摺動材としても優れた特性を示すことが
Ｎ認できた。
°Ｃ）で摺動させたときの摩擦係数を調べたもので、銅
系摺動材（ＬＢＣ３）よりも低摩擦係数を示すことが判
明し、ウェット摺動材としても優れた特性を示すことが
Ｎ認できた。
第５図は面圧５０ｋｇ／−のときの無油摺動時の摩耗量
を調べたもので、エコノール、ＰＥＳなどの高級樹脂摺
動材に比べて極端に摩耗量が少なく、立上りのなじみ摩
耗を除けば上記条件では非常によいことがわかる。特に
焼入、浸炭などの処理を施すとより耐摩耗性は向上し、
また面圧７００ｉＣＩｉｌ／−以上、周速Ｑ、０５ ｍ
／ａｅｃ以上で（吏う建設用作業機ブシュとしては、シ
ール部からの砂の混入があっても現行の焼入、浸炭ブシ
ュ（グリースまたは油潤滑）とほぼ同等の耐久性を示し
た（０．０２３調／＋０００Ｈ）。
を調べたもので、エコノール、ＰＥＳなどの高級樹脂摺
動材に比べて極端に摩耗量が少なく、立上りのなじみ摩
耗を除けば上記条件では非常によいことがわかる。特に
焼入、浸炭などの処理を施すとより耐摩耗性は向上し、
また面圧７００ｉＣＩｉｌ／−以上、周速Ｑ、０５ ｍ
／ａｅｃ以上で（吏う建設用作業機ブシュとしては、シ
ール部からの砂の混入があっても現行の焼入、浸炭ブシ
ュ（グリースまたは油潤滑）とほぼ同等の耐久性を示し
た（０．０２３調／＋０００Ｈ）。
発明の効果
この発明は以上詳述したように多孔質焼結体に高分子材
料を高′＆７度で含浸させたことにより、高硬度で、し
かも耐摩耗性、自己潤滑性、耐焼付き性などに優れた複
合摺動材が得られるよりになり、この複合摺動材を使用
することによって０７機器などの軸受け、建設機械や自
動車などの軸受けなどが安価に得られるようになると共
に、無給油で長期間の使用に耐えることから、保守の容
易化も図れるようになる。
料を高′＆７度で含浸させたことにより、高硬度で、し
かも耐摩耗性、自己潤滑性、耐焼付き性などに優れた複
合摺動材が得られるよりになり、この複合摺動材を使用
することによって０７機器などの軸受け、建設機械や自
動車などの軸受けなどが安価に得られるようになると共
に、無給油で長期間の使用に耐えることから、保守の容
易化も図れるようになる。
図面はこの発明の実施例を示すもので、第１図は組織図
、第２図は体積分率と理論密度比の関係を示す線図、第
３図は面圧と摩擦係数の関係を示す線図、第４図はナイ
ロンの含有率と摩擦係数の関係を示す線図、第５図は摺
動時間と摩耗量の関係を示す線図である。
、第２図は体積分率と理論密度比の関係を示す線図、第
３図は面圧と摩擦係数の関係を示す線図、第４図はナイ
ロンの含有率と摩擦係数の関係を示す線図、第５図は摺
動時間と摩耗量の関係を示す線図である。
Claims (1)
- 多孔質焼結体に高分子材料を高密度で含浸させてなる複
合摺動材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25062385A JPS62112707A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 複合摺動材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25062385A JPS62112707A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 複合摺動材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112707A true JPS62112707A (ja) | 1987-05-23 |
Family
ID=17210606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25062385A Pending JPS62112707A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 複合摺動材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62112707A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03250095A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-07 | Central Glass Co Ltd | フッ素樹脂含侵多孔質材料およびその製造法 |
| JPH04183805A (ja) * | 1990-11-16 | 1992-06-30 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 高温用焼結滑り軸受 |
| JPH07216411A (ja) * | 1994-02-04 | 1995-08-15 | Chuo Hatsumei Kenkyusho:Kk | 摺動部材および摺動部材の摩擦特性の改善方法 |
| US7094473B2 (en) | 2002-12-27 | 2006-08-22 | Komatsu Ltd. | Wear-resistant sintered contact material, wear-resistant sintered composite contact component and method of producing the same |
| CN113560578A (zh) * | 2021-08-11 | 2021-10-29 | 苏州中耀科技有限公司 | 一种临时性金属模具的成型方法 |
-
1985
- 1985-11-11 JP JP25062385A patent/JPS62112707A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03250095A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-07 | Central Glass Co Ltd | フッ素樹脂含侵多孔質材料およびその製造法 |
| JPH04183805A (ja) * | 1990-11-16 | 1992-06-30 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 高温用焼結滑り軸受 |
| JPH07216411A (ja) * | 1994-02-04 | 1995-08-15 | Chuo Hatsumei Kenkyusho:Kk | 摺動部材および摺動部材の摩擦特性の改善方法 |
| US7094473B2 (en) | 2002-12-27 | 2006-08-22 | Komatsu Ltd. | Wear-resistant sintered contact material, wear-resistant sintered composite contact component and method of producing the same |
| US7279228B2 (en) | 2002-12-27 | 2007-10-09 | Komatsu Ltd. | Wear-resistant sintered contact material, wear-resistant sintered composite contact component and method of producing the same |
| US7282078B2 (en) | 2002-12-27 | 2007-10-16 | Komatsu Ltd. | Wear-resistant sintered contact material, wear-resistant sintered composite contact component and method of producing the same |
| US7473296B2 (en) | 2002-12-27 | 2009-01-06 | Komatsu, Ltd. | Wear-resistant sintered contact material, wear-resistant sintered composite contact component and method of producing the same |
| CN113560578A (zh) * | 2021-08-11 | 2021-10-29 | 苏州中耀科技有限公司 | 一种临时性金属模具的成型方法 |
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