JPS62112413A - 適応型デイジタルフイルタ - Google Patents

適応型デイジタルフイルタ

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JPS62112413A
JPS62112413A JP25338585A JP25338585A JPS62112413A JP S62112413 A JPS62112413 A JP S62112413A JP 25338585 A JP25338585 A JP 25338585A JP 25338585 A JP25338585 A JP 25338585A JP S62112413 A JPS62112413 A JP S62112413A
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JP
Japan
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digital filter
order
basic block
basic
adaptive control
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Application number
JP25338585A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ito
伊藤 良生
Takahiro Maeno
前野 隆宏
Masaki Kobayashi
正樹 小林
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハード最の少ない適応型ディジタルフィルタに
関づるものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、小林仙著[ディ
ジタルフィルタの一構成」 (昭和60年度電子通信学
会総合全国大会講演論文集、2038 )に記載された
ものがある。以下、これに沿って説明する。
最近、ディジタル信号処理技術の急速な進歩により、適
応型ディジタルフィルタ(adaptiVo di。
1tal filter 、以下、ADFと称す。)が
その適用範囲の広さから注目を集めている。ADFの代
表的な応用例として、システム同定への適用がある。
システム同定とは、ある未知システムの入出力データを
基にしてシステムの未知パラメータを推定することであ
り、その概略を第2図に示す。同図において、1は伝達
関数H(z)の未知システム、2は伝達関数H(Z)の
ADF、3は加算器であり、入力信号x (k)を未知
システム、1に通した時に得られる信号y (k)と、
入力信号x (k)をADF2に通した時に得られる信
号y (k)とを加算器3で減算して信号e (k)が
得られた場合、例えば評価関数J=(e(k))  (
又はJ= (e(k))2を用いることもある。但し、
式の上の線は時間平均化操作を示す。)がOとなれば、
未知システAx 1の伝達関数fi(z)とADF2の
伝達関数ト1(Z)とは笠しいとみなJことができる。
即ら、未知システム1のパラメータがA I) F 2
により正しく推定されていると考えられる。
ADFのシステム同定への具体的な応用例として、エコ
ーキャンセラがある。最近、注目されている電子会議シ
ステムでは、第3図に示づようにスピーカ4とマイクロ
ホン5との間、およびスピーカ6とマイクロホン7との
間の音響的結合によりハウリングが発生し、通話が困難
となることがある。このようなハウリング防止用として
エコーキャンセラが適用される。ここで、エコーキャン
セラを構成するADF8.9の入力端子はスピーカ4.
6と伝送路10.11との間にそれぞれ接続され、また
、その出力端子はおよびマイクロホン5.7と伝送路i
i、 1oとの間の加算器12゜13にそれぞれ接続さ
れ、スピーカ4.6とマイク【]ホン5,7との間に構
成される音響結合路14.15の同定を行なうことにな
る。
エコーキせンセラのへDFとして、従来より検討されて
いる代表的なものを第4図乃至第6図に示す。
第4図は非巡回型(FIR型)ADFであり、図中、1
6−0 、16−1 、・・・・・・16− N−1は
遅延素子、17”−0、17−1、・・・・・・17−
Nは東口器、18は加算器である。ここでは、未知シス
テムの伝達関数H(z)をADFの伝達関数 N△  −1 )−1(z)=、Σa + z          ・
= −(1)″”A のパラメータai  (i=Q、1.・・・・・・N)
を適応的に調整して推定する如くなしていた。
しかしながら、前述したようなシステムにFIR型△D
「を適用する場合には、所要パラメータ数P=N+1が
103〜104オーダとなり、回路規模、消費電力が非
常に大きくなり、実用的でなかった。
第5図および第6図は、少ないパラメータ数で未知シス
テムの伝達関数H(z)が推定できる巡回型(I IR
型)ADFを示づ−ものである。第5図において、19
−0 、19−1 、・・・・・・+9−N−1,20
−1、20−2、・・・・・・20−Hは遅延素子、2
1−0 、21−1 、・・・・・・21−N  12
2−1  、 22−2  、  ・・・・−・22−
Hは乗算器、23.24は加算器である。ここで、伝達
関数H(z)は、 であり、パラメータal  (i=0.1.・・・・・
・N)、bi  (i=1.2.・・・・・・M)をそ
れぞれ適応的に調整し、未知システムの伝達関数1−1
(Z)を推定する如くなしている。
また、第6図において、25−0 、25−1 、・・
・・・・25−N−1,26−11,26−12,・・
・・・・26−に1.26−に2は遅延素子、27−0
 、27−1 、・・・・・・27−N 、 28−1
1、2112.  ・・・・・・28−Kl、 28−
に2は乗算器、2つ、30−11.30−12.・・・
・・・3Q−に1.30−に2は加算器である。ここで
、伝達関数H(z)は、 であり、パラメータai  <i=o、1.・・・・・
・N)、bil、bi2(i−1,2,・・・・・・K
)をそれぞれ適応的に調整し、未知システムの伝達関数
H(2)を推定する如くなしている。
11R型△DFは、(2)、 (3)式から明らかなよ
うにその分母多項式の根が7平面上の単位円[の外に存
在する場合にはADFは不安定な状態になる。このよう
な状態を回避し、常にADFを安定に動作させるために
は安定性判別のための演算が必要となる。
第5図のADFでは安定性判別は(2)式から分かるよ
うにM次の代数方程式の根を求めることであり、Mが大
きくなると処理時間および演算回路規模の点で実現困難
となる。そこで、通常は安定性判別の容易な第6図のA
DFが用いられる。この構成では(3)式かられかるよ
うに縦続接続されているに個の2次区間について、各々
その分母の2次方程式の根が7平面上の単位円[内に存
在しているかどうかを判別することになる。
第4図のFIR型ADFに対し、第5図、第6図のよう
なIIR型ADFを用いることにより、所要ハード規模
の削減は可能であるが、パラメータの適応制御回路が複
雑となり、結局ADF全体としての所要ハード規模はF
IR型ΔDFに対し、充分に削減されたものになってい
なかった。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来のIIR型ADFにおいては、その各
パラメータの適応制御回路の規模が大きいため、FIR
型へDFに対して充分にハード規模が削減されず、II
R型構成の特長が充分に生かされないという問題点があ
った。
本発明は、前述した従来の問題点を解決し、所要ハード
規模の小さいIIR型ADFを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明では前記問題点を解決するため、2次巡回型ディ
ジタルフィルタとその極の7平面上の単位円に関する鏡
像の位置に零点を右する2次非巡回型ディジタルフィル
タとを縦続接続して構成される基本区間を複数個縦続接
続しく但し、そのうちの最後の1つの基本区間は2次巡
回型ディジタルフィルタだけよりなる。)、各基本区間
の巡回型フィルタと非巡回型フィルタとの間に各々1次
非巡回型ディジタルフィルタを接続しく基本区間とそれ
に接続される1次非巡回型ディジタルフィルタよりなる
ブロックを基本ブロックと称す。)、各1次非巡回型デ
ィジタルフィルタの出力和を出力とし、前記全てのフィ
ルタにより形成される有理関数の分母多項式を決定する
パラメータの適応制御は、初段の基本ブロックに属する
パラメータより順次、ある一定期間ずつ最終段の基本ブ
ロックに属づるパラメータまで適応制御を行ない、最終
段の基本ブロックに属するバラ、メータの適応制御が終
了した場合、再び初段の基本ブロックに属するパラメー
タの適応制御を行ない、以後同様の操作を繰返すように
なした。
(作用) 本発明によれば、前記各基本ブロックに属するパラメー
タは、未知システムの出力値より最終段の基本ブロック
の出力値を減じた値を最小とするよう、順次、ある一定
期間ずつ適応制御され、これが循環的に繰返され、最適
値が求められる。
(実施例) 第1図は本発明のディジタルフィルタの基本的な構成を
示すものである。同図において、31は入力端子、32
は出力端子、33は加算器、40−1 、40−2 、
・・・・・・40−に−1,40−には2次巡回型ディ
ジタルフィルタ、50−1 、50−2 、・・・・・
・50−に−1は2次非巡回型ディジタルフィルタ、e
o−i。
60−2.・・・・・・60−に−1、60−には1次
非巡回型ディジタルフィルタである。
このフィルタは、以下のようにして構成されている。ま
ず、各2次巡回型ディジタルフィルタ40−1 、40
−2 、・・・・・・40− K〜1.40−にの極の
7平面上の単位円「に関する鏡像の位置に、各々2次非
巡回型ディジタルフィルタ50−1 、50−2 、・
・・・・・50−に−1の零点を配置し、この2つのフ
ィルタを縦続に接続しく但し、最後の2次巡回型ディジ
タルフィルタ40−Kには2次非巡回型ディジタルフィ
ルタを接続しない。)で基本区間34−1 、34−2
.・・・・・・34−に−1,34−Kを構成する。次
に、これらの複数個の基本区間34−1 、34−2 
、・・・・・・34−に−1,34−にを縦続接続する
。また、基本区間34−1.34−2 、・・・・・・
34−に−1、34−にの2次巡回型ディジタルフィル
タ40−1 、40−2 、・・・・・・40−に−1
、40−にと2次非巡回型ディジタルフィルタ50−1
 、50−2 、・・・・・・50− K−1の間(但
し、最後の基本区間34−にでは2次巡回型ディジタル
フィルタ40−にの直後)に、1次非巡回型ディジタル
フィルタ60−1 、60−2 、・・・・・・60−
に−1,6〇−Kを接続し、基本ブロック35・−1、
35−2、・・・・・・35−に−1、35−Kを構成
する。この基本ブロック35−1 、35−2 、・・
・・・・35−に−1、35−に中の1次非巡回型ディ
ジタルフィルタ60−1 、60−2 。
・・・・・・60−に−1,60−にの出力和がこのフ
ィルタの入力x (k)に対り゛る出力y (k)とな
る。
第7図は前記フィルタの詳細を示すものである。
2次巡回型ディジタルフィルタ40−1は、2個の加算
器41−1 、42−1と、2個の乗算器43−1゜4
4−1と、2個の遅延素子45−1 、46−1とから
なり、以下、2次巡回型ディジタルフィルタ40−2、
・・・・・・40−に−1、40−にも同様の構成を備
えている。また、2次非巡回型ディジタルフィルタ50
−1は、2個の加締2!151−1 、52−1と、2
個の乗符器53−1 、541と、2個の遅延索子45
−1゜46−1とからなる。この場合、遅延索子は2次
巡回型fイジタルフィルタと共用することになる。
また、2次非巡回型50−2.・・・・・・50− K
−1も同様の構成を備えている。1次非巡回型ディジタ
ルフィル’)60−IL、を加1361−1 と、乗a
器62−1 。
63−1と、遅延素子64−1とからなり、以下、1次
非巡回型ディシルタルフィルタ60−2.・・・・・・
60−に−1,60−にも同様な構成を備えている。
従って、このフィルタの伝達関数t」(z)は、乗算器
43−1 、4.3−2 、・・・・・・43−に−1
,43−にの係1 、44−2 、・・・・・・44−
に−1,44−にの係数を1)1゜乗算器54−1 、
54−2 、・・・・・・54−に−1の係数を・・・
・・・62−に−1、62−にの係数をPl 、 P2
 、・・・・・・pK−1、PK 、乗算器63−1 
、63−2 、・・・・・・63−に−1,61にの係
数をql 、 q2 、・・・・・・qに−1゜qKと
すると、 −an z−1+bn’z−2> )−・−(4a)−
見(Pi +qi zす) ’411(z)−0−(4
b)(=1 どなる。ここで、 i−I  AA−1−2 14/1(z) =π(bn−anz  +z  )1
+4 /’T!T(1−anzす+bnz−2)信=1 ・・・・・・(4C) としている。Vi(z)の逆2変換をΦ1(k)とする
と、−〇         ・・・・・・(5)(但し
、i +m) が成立する。即ち、第i基本ブロック中のパラメータP
i 、q:  (i=l、・・・、K)を係数と16乗
算器への入力は他の基本ブロック中の対応する入力と互
いに直交している。以下、このフィルタを直交関数型デ
ィジタルフィルタと称するものとする。この直交関数型
ディジタルフィルタの出力9には、 9(k)=、Σ(Pi φ1(k)十q + φ1(K
−1))・・・・・・(6) である。これをADFとして用いる場合には第7図にお
ける乗算器の係数(a+ 、bi 、Pi 。
ql )  (i=1.2.・・・・・・K)を可変パ
ラメータとする。未知システムの出力をy (k)とす
ると、未知システムに対する推定誤差e (k)はe(
k) −y(k) −y(k)       ・・・・
・・(7)として表わされる。未知システムに対する直
交関数型ADFの近似の良さを評価する関数Jとして、
推定誤差e (k)の2乗平均値 J−(e(k))2         ・・・・・・(
8)を用いる。
直交関数型ADFへの入力x (k)が白色信号のよう
な無相関な信号の場合、上記φ1(k)についても、ψ
1(k)について成立する(5)式と同様なことがいえ
る。即ち、 φ1(k)φm(k)=φi(に−1)φm(k)−〇
          ・・・・・・(9)(但し、if
=m) −(K−1) yk ”     ・・・・・・(10
a)となる。ここで e 1(k)= V (k)−(βiφ1(k)+ q
 iφ1(k−1))・・・・・・(10b) である。
つまり、(8)式で示される評価関数、即ち未知システ
ムに対する直交関数型ADFの推定誤差e (k)の2
乗平均値は(10)式で示されるように、未知システム
の出力値により各基本ブロックの出力値を減じた値ei
(k) (i −1、2,・”=K)(以下、部分誤差
と称す。)の2乗平均値の和より未知システムの出力値
の2乗平均値の整数倍した値を減じたものとなる。従っ
て、評価関数Jに関して、各基本ブロックの部分誤差は
互いに独立である。
ここで注目すべきことは、最終ブロック、即ち第にブロ
ックの出力値u K(k)は、全ての基本ブロックのパ
ラメータfii 、bi  (i=1.2.・・・・・
・K)の関数となっている。従って、第にブロックの部
分誤差 e K(k)= y (k) −uに(k)     
  ・・−・−(11)も、a+ 、bi  (i =
1.2.−K)の関数となっている。従って、パラメー
タ=i、bi(i=1.2.・・・・・・K)は第にブ
ロックの部分誤差eに(k)の2乗平均値が各基本ブロ
ックのパラメータδi 、bi  (+=1.2.・・
・・・・K)に対して最小となるように適応制御し、パ
ラメータPi。
a+  (+=1.2.・・・・・・K)は対応する部
分誤差e 1(k) −V (k) −u 1(k)が
pi 、q+に対して最小となるように適応制御するこ
とにより、評価関数Jを最小にすることができる。その
方法について、例えば最急降下法を用いた場合について
、以下に説明する。
パラメータδi 、bi  (i=1.2.・・・・・
・K)の制御法は、以下のようになる。
まず、第に基本ブロックの部分誤差をJにとする。即ち
、 Jに=(1/2)(eに(k) )     −・・・
・−(12)この時、第m基本ブロック(1≦m≦K)
の極パラメータに対する適応制御法は次式で表わされる
δ□ (ν・1) へ (ν)−11,θJに=am /arm  (v)−・−−−−(13a)bm  ’
ν+1)=6.(ν’ −a2− θJK/θ61Il
(1′)   ・・・・・・(13b)ココテ、an+
  (1′)、 6m  (1′)ハシ回更新後のam
、bmの値を示し、α1.α2は1回の更新量を決定す
る係数を示す。ここで、画成における傾きは次式のよう
になる。
θJに/aam=−8K(k)−1/27rJ・・・・
・・(14a) ・・・・・・ (14b) ここで、 Tm1(Z) = (PK十〇KZ−’)・(−Z−’
) +5K(z)−z−1/<1−’im z−’+6
m z−2>・・・・・・(15a) Tm2(z) = (PK +dK z”)/F’r(
1−ai z−1+Gi z−2)−S K(z)・z
−2 / (1−@m z−1+ bIIlz−2)・・・・
・・(15b) 但し、 Sに(z)=(PK+dKz”) 一% (bi −ai z−’+z−2>1;1 /TT(1−Ki z−’+bi□−2);=1 である。一方、パラメータpm 、(1m  (m=1
゜2、・・・・・・K)の適応制御は、次式により実行
される。
β、(ν+1)=βm(+、’L−β1・θJm/8β
m(1,’)   ・・・・・・(17a)a m  
(v”  ”  ”)−82−2Jm=qm 786m (1)  ・・・・・・(17b)ここで、
β1.β2は1回の更新量を決定する係数である。また
、 I4”’i’、 z−2、 BJm/θq111 =−em(kl 1/2π、+〒
涜−トーンー2) ・・・・・・(iab) であり、 e m(k)= y(k)  −u m(k)    
        (19!ぐある。
以上を整理すると、パラメータの適応制御法は以下のよ
うになる。
へ、へ ・■  パラメータa+ 、bi  (i = 1.2
.=・・・・K)について、 i=1から1=l(まで、ある一定期間ずつ順次(13
)式に従ってa+ 、biを適応制御する。イして、1
=l(まで実行されたら、再びi =1に戻り同様な操
作を繰返す。
へ 、    ^ ■ パラメータP+ 、q+  (i=1.2.・・・
・・・K)について、 へ     へ      。
(17)式に従って、並列的にpi、Ql  < +=
=i。
2、・・・・・・K)を適応制御する。
第8図に本発明による直交関数型ADFを示す。
同図において、35−1 、35−2 、・・・・・・
35−に−1゜35−には第1図および第7図と同様の
基本ブロック、36は未知システム、70−1 、70
−2 、・・・・・・70−に−1,70−にはPm、
q+g適応制御回路、80はam、bm適応制御回路で
ある。
第9図(a)はpm、qm適応制御回路の詳細を承りも
ので・、71.72.73は加偉器、74.75.76
゜77は東鈴器である。
また、第9図(b)はam、bm適応制制御路の詳細を
示す。同図においで、34−1 、34−2 、・・・
・・・34−KJは第1図および第7図と同様の基本区
間、35.−には第1図および第7図と同様の基本ブロ
ック、81.82.83.84.85.86.87.8
8.89゜90、91は加i器、92.93は乗算器、
94.95は遅延素子である。但し、この回路では第m
基本ブロックのパラメータalll、bIIlの制御を
している状態を示()ている。同図において、信号x 
(k)が入力されて、第8図に示されるに個の基本区間
と同一の回路構成部を、前述した信号x (k)が通過
するわけであるが、第m基本ブロックのパラメータam
、bmを制御している場合には、第m基本区間の2次非
巡回ディジタルフィルタ部は除去される。この制御回路
は、全ての基本ブロックのパラメータam 、 bm 
 (i = 1 、2.−−−−K)の制御に共通に用
いられる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、直交関数型へ〇F
において、このA D Fが実現する有即関数の分母多
項式を形成する各基本ブロックパラメータの適応制御回
路が、前記各基本ブロックのパラメータの制御に対し共
通に用いられるので、大巾に回路規模が削減され、例え
ばエコーキトンセラをLSI化する場合におけるADF
としで用いることができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適応型1イジタルフイルタの基本的な
構成を示す図、第2図はへDFによる未知システムの同
定の説明図、第3図はスピーカとマイクロホンとの間の
音響結合で生じるハウリング防止用としてのADFによ
る工]−キャンセラを示す説明図、第4図は従来より用
いられているFIR型ADFの構成図、第5図は従来よ
り用いられているTTR型ΔDFの構成図、第6図は従
来より用いられているIIR型ADFの伯の例を示す構
成図、第7図は第1図の詳細を示す図、第8図は本発明
の適応型ディジタルフィルタの一実施例を示す構成図、
第9図(a)(b)はパラメータの適応制御回路を示す
説明図である。 31;入力端子、32;出力端子、33;加算器、34
−1 、34−2 、・・・・・・34−に:基本区間
、35−1 、35−2 、・・・・・・35−に;基
本ブロック、40−1 、40−2 、・・・・・・4
0−に:2次巡回型ディジタルフィルタ、50−1 、
50−2 、・・・・・・50−に;2次非巡回型ディ
ジタルフィルタ、60−1゜60−2.・・・・・・6
0−に;1次非巡回型ディジタルフィルタ。 特許出願人 沖電気工業株式会社 代理人弁理士 古  1) 精  孝 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2次巡回型ディジタルフィルタとその極のZ平面
    上の単位円に関する鏡像の位置に零点を有する2次非巡
    回型ディジタルフィルタとを縦続接続して構成される基
    本区間を複数個縦続接続し(但し、そのうちの最後の1
    つの基本区間は2次巡回型ディジタルフィルタだけより
    なる。)、各基本区間の巡回型フィルタと非巡回型フィ
    ルタとの間に各々1次非巡回型ディジタルフィルタを接
    続し(基本区間とそれに接続される1次非巡回型ディジ
    タルフィルタよりなるブロックを基本ブロックと称す。 )、 各1次非巡回型ディジタルフィルタの出力和を出力とし
    、 前記全てのフィルタにより形成される有理関数の分母多
    項式を決定するパラメータの適応制御は、初段の基本ブ
    ロックに属するパラメータより順次、ある一定期間ずつ
    最終段の基本ブロックに属するパラメータまで適応制御
    を行ない、最終段の基本ブロックに属するパラメータの
    適応制御が終了した場合、再び初段の基本ブロックに属
    するパラメータの適応制御を行ない、以後同様の操作を
    繰返すことを特徴とする 適応型ディジタルフィルタ。
  2. (2)各基本ブロックに属するパラメータの適応制御は
    、未知システムの出力信号より、最終段の基本ブロック
    の出力信号を減じた信号を最小にするように適応制御す
    るようになしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の 適応型ディジタルフィルタ。
JP25338585A 1985-11-12 1985-11-12 適応型デイジタルフイルタ Pending JPS62112413A (ja)

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JP (1) JPS62112413A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4868775A (en) * 1986-07-14 1989-09-19 Oki Electric Industry Co., Ltd. Adaptive digital filter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4868775A (en) * 1986-07-14 1989-09-19 Oki Electric Industry Co., Ltd. Adaptive digital filter

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