JPS62109964A - 装飾用イオンプレ−テイング方法 - Google Patents
装飾用イオンプレ−テイング方法Info
- Publication number
- JPS62109964A JPS62109964A JP25019185A JP25019185A JPS62109964A JP S62109964 A JPS62109964 A JP S62109964A JP 25019185 A JP25019185 A JP 25019185A JP 25019185 A JP25019185 A JP 25019185A JP S62109964 A JPS62109964 A JP S62109964A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion plating
- oxygen
- blue
- film
- titanium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は金属装飾品の表面に、新たな色調を有する硬質
被膜を形成するための装飾用イオンプレーティング方法
に関するものである。
被膜を形成するための装飾用イオンプレーティング方法
に関するものである。
[従来の技術]
従来金属装飾品の表面におけるイオンプレーティング方
法によるカラーバリエーションは、金色、灰色、黒色等
が実用化しているが、青色については耐蝕、耐摩耗性の
あるものは得られていない。またこの種の多様化は色々
と試みられているが、木質的な反応性イオンプレーティ
ングを用いた方法については、まだ実用化していないの
が現状である。
法によるカラーバリエーションは、金色、灰色、黒色等
が実用化しているが、青色については耐蝕、耐摩耗性の
あるものは得られていない。またこの種の多様化は色々
と試みられているが、木質的な反応性イオンプレーティ
ングを用いた方法については、まだ実用化していないの
が現状である。
本発明はこの点を鑑みて、時計ケース、メガネフレーム
等装飾性を有し、かつ耐蝕、f!4IIJ粍性を必要と
する部品に、安定した音色の色調を有する硬質被膜を施
す方法を提供することを目的とする。
等装飾性を有し、かつ耐蝕、f!4IIJ粍性を必要と
する部品に、安定した音色の色調を有する硬質被膜を施
す方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明は反応ガスとして酸素を導入し、チタンを蒸発源
とし、10−5〜10−4Torrの酸素ガス雰囲気中
で、基材表面にTi−Q系の被膜を形成することにより
、青色の硬質被膜を形成した装飾用イオンプレーティン
グ方法を提供するものである。酸素圧が10−4Tor
rより高いと美麗な色調が得られず耐蝕性が低下し、酸
素圧が10−4Torrより低いと硬度が低下するため
、この間の範囲が好ましい。
とし、10−5〜10−4Torrの酸素ガス雰囲気中
で、基材表面にTi−Q系の被膜を形成することにより
、青色の硬質被膜を形成した装飾用イオンプレーティン
グ方法を提供するものである。酸素圧が10−4Tor
rより高いと美麗な色調が得られず耐蝕性が低下し、酸
素圧が10−4Torrより低いと硬度が低下するため
、この間の範囲が好ましい。
[実施例]
三極アーク敢・電型イオンプレーティング装置により・
真空槽内に被加工物を取付けたワークを配置し1O−6
Torr以下に真空1ノ[気した後、アルゴンガスを導
入してボンバード処理を行ない、再排気後、電子銃を用
いてチタンを加熱蒸発させ、イオン化電極に直流30〜
50Vを印加してプラズマを発生させ、ワークに直i%
tloo〜1000Vを印加してチタンをイオンプレー
トする。数分少槽内に酸素ガスを導入し、圧力を10−
5〜1O−4Torr台の真空にしてイオンプレーティ
ングを継続させる。約20分経過後シャッターを閉じ冷
却した。
真空槽内に被加工物を取付けたワークを配置し1O−6
Torr以下に真空1ノ[気した後、アルゴンガスを導
入してボンバード処理を行ない、再排気後、電子銃を用
いてチタンを加熱蒸発させ、イオン化電極に直流30〜
50Vを印加してプラズマを発生させ、ワークに直i%
tloo〜1000Vを印加してチタンをイオンプレー
トする。数分少槽内に酸素ガスを導入し、圧力を10−
5〜1O−4Torr台の真空にしてイオンプレーティ
ングを継続させる。約20分経過後シャッターを閉じ冷
却した。
得られ/j生成膜は約1鴻厚であり、美麗な青色であっ
た。この生成膜を人口汗に浸iムし48時間耐蝕テスト
を行なったが表面の変化はなく、膜硬度はHv1200
以上であり、剥離も生じなかった。色調は酸素分圧を上
昇させると濃度が上がり、またイオン化゛電極の印加電
圧を増加させると濃度が上がる。
た。この生成膜を人口汗に浸iムし48時間耐蝕テスト
を行なったが表面の変化はなく、膜硬度はHv1200
以上であり、剥離も生じなかった。色調は酸素分圧を上
昇させると濃度が上がり、またイオン化゛電極の印加電
圧を増加させると濃度が上がる。
1発明の効果1
本発明による青色硬質被膜は、以上のように耐蝕、耐摩
耗性が良好であり、装飾性においても青色濃淡のバリエ
ーションを容易に選択ひき、反応性イオンプレーティン
グは安定した色調を供給する最善な方法であることが判
明し、イオンプレーティングによる装飾分野を拡大する
ことができる。
耗性が良好であり、装飾性においても青色濃淡のバリエ
ーションを容易に選択ひき、反応性イオンプレーティン
グは安定した色調を供給する最善な方法であることが判
明し、イオンプレーティングによる装飾分野を拡大する
ことができる。
Claims (1)
- チタンを蒸発源としたイオンプレーティングにおいて、
反応ガスとして圧力10^−^5〜10^−^4Tor
rの酸素ガス雰囲気中で、基材表面にTi−O系の被膜
を形成することにより、青色の硬質被膜を形成すること
を特徴とした装飾用イオンプレーティング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25019185A JPS62109964A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 装飾用イオンプレ−テイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25019185A JPS62109964A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 装飾用イオンプレ−テイング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62109964A true JPS62109964A (ja) | 1987-05-21 |
Family
ID=17204165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25019185A Pending JPS62109964A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 装飾用イオンプレ−テイング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62109964A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0215162A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-18 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 酸化チタン被膜の形成方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS546876A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-19 | Shinko Seiki | Method of forming colored coat over metal surface |
JPS5466385A (en) * | 1977-11-08 | 1979-05-28 | Seiko Epson Corp | Outer parts for pocket watch |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP25019185A patent/JPS62109964A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS546876A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-19 | Shinko Seiki | Method of forming colored coat over metal surface |
JPS5466385A (en) * | 1977-11-08 | 1979-05-28 | Seiko Epson Corp | Outer parts for pocket watch |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0215162A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-18 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 酸化チタン被膜の形成方法 |
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