JPS6210957B2 - - Google Patents

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JPS6210957B2
JPS6210957B2 JP54086815A JP8681579A JPS6210957B2 JP S6210957 B2 JPS6210957 B2 JP S6210957B2 JP 54086815 A JP54086815 A JP 54086815A JP 8681579 A JP8681579 A JP 8681579A JP S6210957 B2 JPS6210957 B2 JP S6210957B2
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JP
Japan
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refractory material
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chromium
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JP54086815A
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Ansonii Burazaasu Jatsuku
Chaaruzu Dooman Robaato
Nikorasu Makuneri Robaato
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KOOHAATO RIFURAKUTORIIZU CO
Original Assignee
KOOHAATO RIFURAKUTORIIZU CO
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Publication date
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Publication of JPS6210957B2 publication Critical patent/JPS6210957B2/ja
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/01Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
    • C04B35/10Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on aluminium oxide
    • C04B35/107Refractories by fusion casting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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    • C04B35/01Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
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    • C04B35/101Refractories from grain sized mixtures
    • C04B35/105Refractories from grain sized mixtures containing chromium oxide or chrome ore
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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    • C04B35/01Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
    • C04B35/42Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on chromites

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は溶融耐火材料に関するものである。 従来のクロム−アルミナ溶融耐火物は一般に、
クロムを含有するコランダム固溶体と、MgOと
酸化鉄を含むクロム−アルミナ固溶体の2相結晶
構造からなつている。米国特許第2063154号に記
載されているような、より以前の組成物において
は、スピネル固溶体が強調されていた。しかしな
がら、米国特許第2279260号に記載されているよ
うな比較的最近の組成物においては、MgOと
FeOの含有量を抑えるとともに、SiO2、TiO2
ZrO2あるいはB2O3を少量加えることによつて、
そのスピネル固溶体が制限されている(Journal
of the American Ceramic Society、Vol.27、No.
11(1944)、pp327〜329、H.N.Baumann、Jr.参
照)。 そのようなクロム−アルミナ溶融耐火材料は、
その耐火材料から溶出するCr2O3によつて緑色に
着色するのが問題とならない、ガラス繊維あるい
は或3種のガラス容器等を形成するための溶融ガ
ラスを収容する構造体を製造するのに実用されて
いる。1964年10月に英国のピルキントンブラザー
ス社の研究所において行なわれたガラス溶融炉用
の耐火材料に関するシンポジウムにおける論文
(論文#20)で、Mジヨウペイン(Jaupain)は
数種の組成の異なるクロム−アルミナ溶融耐火材
料に関する実験についてレポートしているが、そ
の中で彼はマグネシア含有率の最も低い(その結
果としてスピネル相が最も少ない)ものが、普通
板ガラスに対する耐蝕性が最も優れており、しか
もガラスの着色が殆ど無視し得る程度しか発生し
ないことをレポートしている。それにもかかわら
ず、過去約15年間に製造された市販のクロム−ア
ルミナ溶融耐火材料は米国特許第3188219号に特
定されている耐蝕性と耐熱衝撃性のバランスをと
つた組成に習慣的に従つている。その組成は、ク
ロムを含有するコランダム固溶体相に分散させた
第2の相としての少量のスピネルマトリツクスを
形成する約3.7〜7.3重量%のMgOと約2.7〜4.9重
量%の酸化鉄を含んでいる。 クロム−アルミナ溶融耐火材料は本来、普通ア
ルミナ−ジルコニヤ−シリカ(AZS)溶融耐火材
料や普通アルミナ溶融耐火材料に比べて、多くの
ガラスに対する耐蝕性が高いが、コストが高いた
めに、例えガラスの着色が許容し得る程度であつ
ても過去においては使用されることが少なかつ
た。しかしながら電気溶融が使用されるようにな
り、また着色が問題とならないグラスウール(例
えばビルの断熱用)やガラス容器を製造する炉内
における製造レートが高くなるにつれて、上記の
ような普通耐火材料の消費レートの高さが大きな
問題になつて来た。その結果、耐蝕性の高いクロ
ム−アルミナ溶融耐火材料や米国特許第3837870
号に記載されているようなクロム変成したAZS溶
融耐火材料を使用する方が経済的になつて来た。
さらに、運転温度における電気抵抗率が比較的小
さいために発生する耐火構造を通しての電気エネ
ルギーの損失については、例えば米国特許第
3806621号、第3818112号、第3967046号および英
国特許第1473091号に記載されているに炉の設計
を変えることに軽減することができる場合もあ
る。しかしながら、それでもなお、溶融ガラスに
対する耐蝕性がより大きく、また電気抵抗率が高
く電気エネルギーの損失を防止することができ、
しかも耐熱衝撃性の優れた耐火材料が要望されて
いる。 本発明はこのような要望に応えることのできる
新規な耐火材料を提供することを目的とする。 本発明はクロム−アルミナ溶融組成物からマグ
ネシアやスピネル固溶体相を単に除去することに
よつては耐蝕性を上げることができないというこ
とを認識したことに始まる。もし、そのようにク
ロム−アルミナ溶融組成物からマグネシアやスピ
ネル固溶体相を単に除去すると、耐熱衝撃性を弱
めるとともに、溶融ガラスによる侵蝕が起こり易
くする弱点と粒子間気孔を多く有する、相当細長
く、互いに配向されたクロム含有コランダム固溶
体結晶の単相体となつてしまう。すなわち、本発
明者は、粒子の細かい、配向されていない、稠密
度の高い結晶構造を維持し、クロム−アルミナ溶
融耐火材料に良好な強度と、優れた耐熱衝撃性を
与えるとともに、コランダム固溶体の本来の特性
に帰因する溶融ガラスに対する耐蝕性をできる限
り低下させないためには、副次的な相が必要であ
ることを認識した。 本発明者が直面した主な問題は、コランダム固
溶体との相互作用によつて溶融ガラスに対する耐
蝕性を従来のクロム−アルミナ溶融耐火材料に比
べて大巾に向上させる新規なもしくは変成された
副次相を有するクロム−アルミナベースの組成物
からなる新規な溶融耐火材料を発見することであ
つた。本発明者の直面したもう1つの問題は耐蝕
性を高めるとともに、電気抵抗率を大巾に大きく
することのできる組成を発見することであつた。 クロムを含まないコランダム相を有する従来の
耐火材料においては、副次的な種々の酸化物相
(AZSタイプのジルコニアの他に)が種々の目的
で使用されている。例えば米国特許第2474544
号、第2695849号、第3230101号、第3264123号、
第3844803号、第3879210号等を参照されたし。し
かしながら、それらの知識は上記のような問題を
解決するための明快な指標とはならなかつた。 本発明は、コランダム固溶体の主結晶相との相
互作用によつて溶融ガラス、特にソーダ石灰ガラ
スおよび硼珪酸ガラスに対する耐蝕性を大巾に向
上にさせる、クロムを含有するアルカリ土類金属
ヘキサアルミネート固溶体を主成分とする酸化物
の副次結晶相を形成する新規な組成のクロム−ア
ルミナ溶融耐火材料を発見したことに基づくもの
である。また、その新規な組成の溶融耐火材料は
その組成のうちのSiO2含有量を制御することに
よつて大きな電気抵抗率を持つようにすることが
できる。 本発明の耐火材料は (a) 少なくとも約70容量%のクロム含有コランダ
ム固溶体結晶相、クロム含有アルカリ土類金属
ヘキサアルミネート固溶体を主成分とする少な
くとも約5容量%の酸化物の副次結晶相、およ
び10容量%未満の金属相からなる微細構造と、 (b) 20〜60%のCr2O3、1〜4%のMO(但しM
はCa、Ba、Sr、Mg、Feまたはそれらの混合
物であり、CaO、BaO、SrOおよびそれらの混
合物は0.4〜3.5%、MgOは3%以下、FeOは
3.5%以下)、5%未満のSiO2、0.5%以下のフ
ツ素、1.5%未満のR2O(但しRはLi、Na、
K、Rb、Csまたはその混合物)、2%以下の
TiO2、3%以下のZrO2および前記Cr2O3と和
が少なくとも90%となるような量のAl2O3から
なる分析的組成を有している。但し上記(b)の組
成の%は重量%である。 前記組成は幾つかの極めて重要なフアクターを
含んでいる。上に集合的、個別的に特定したMO
の比率は本発明の耐火材料の耐蝕性を高めるのに
大きな効果がある、極めて大容量のコランダム固
溶体相(少なくとも75容量%であるのが望まし
い。)を形成するのに必要である。アルカリ土類
金属酸化物(すなわち、CaO、BaOおよびSrO、
一般にはCaOが望ましいが)の前記臨界量は、充
分な量のそれらのアルカリ土類金属のヘキサアル
ミネート固溶体層を形成し、しかも耐蝕性を低下
させるようなその他の相(例えばジカルシウムア
ルミネート)の形成を招くような量としないため
に必要である。また、前記MgOは全く含まない
ようにするか、またはスピネル固溶体相の形成を
できるだけ抑え、かつ耐蝕性への悪影響をできる
だけ小さくするように厳密に制限する必要があ
る。注意深く制御された量のFeOはスピネル固溶
体相の形成を抑えるのに必要であるが、なくとも
よい。しかしながら、幾つかの実験によれば、耐
熱衝撃性を適当なものとするためには、少なくと
も約0.5重量%のFeOが存在するのが望ましい。
またSiO2の上限は、望ましくない珪酸塩相乃至
ガラス相がヘキサアルミネート固溶体相の替りに
大量に形成されてしまうのを防止するのに必要で
ある。さらに、そのSiO2を1重量%未満に制限
すれば、電気抵抗率を大巾に高くすることができ
る。なお、SiO2は全く存在しなくとも差し支え
ないが、許容できる範囲の少量のSiO2の存在に
よつて本発明の溶融耐火材料の製造が容易にな
る。またCr2O3とAl2OO3の割合を注意深く制御
することによつてコランダム固溶体相との相互作
用によつて、優れた耐蝕性を耐火材料に与えるヘ
キサアルミネート固溶体の副次相を形成すること
ができる。他の成分は全くなくとも、また本発明
の耐火材料の望ましい特性(特に耐蝕性)に悪影
響を与えないように所定の範囲内で存在していて
もよい。しかしながら、本発明の耐火材料を溶融
注型によつて製造する場合には、少なくとも約
0.02重量%の残留フツ素が存在すると、製造中の
クラツクやスポーリングが少なくなる。溶融グレ
ーンを製造する場合には残留フツ素成分は一般に
必要ない。 本発明の望ましい実施例の耐火材料においては
前記微細構造は少なくとも75容量%のクロム含有
コランダム固溶体結晶相、クロム含有カルシウム
ヘキサアルミネート固溶体を主成分とする少なく
とも5容量%の酸化物の副次結晶相および10容量
%未満の金属相からなつており、また前記Al2O3
とCr2O3の和は少なくとも95重量%であり、
Cr2O3は25〜50重量%であり、前記MOのうち
CaOは0.5〜3%、MgOは1.5%以下、FeOは0.5
〜3%であり、前記SiO2は1%未満、フツ素は
0.2%以下、前記R2Oは1%未満であり、そのR
はLi、Na、Kまたはその混合物であり、前記
TiO2は1%以下、ZrO2は3%以下である。 本発明の特に望ましい実施例においては、前記
コランダム固溶体結晶相は少なくとも80容量%で
あり、前記酸化物の副次結晶相は少なくとも約10
容量%であり、前記金属相は5容量%未満であ
り、前記分析的成分は次のような割合である。 Al2O3+Cr2O3−少なくとも95%(但し、Cr2O3
30〜40%) CaO−0.6〜1% MgO−0.4〜0.8% FeO−1〜1.5% SiO2−0.3%以下 フツ素−0.05〜0.2% R2O−0.5%未満 TiO2−0.2%以下 ZrO2−3%以下 本発明の耐火材料は溶融注型製品(すなわちブ
ロツク)としてもよいし、溶融グレーン製品(焼
結された溶融グレーン製品も含む)としてもよ
い。 本発明の溶融耐火材料を製造するのには、従来
の溶融グレーンや溶融注型製品の製造方法を使用
することができる。例えば溶融グレーンは溶融し
た材料の流れを噴霧することによつて製造しても
よいし、溶融注型によつて得られた硬化材料ある
いは溶融炉内で硬化したものを粉砕して製造して
もよい。流し込み流の温度は一般には2000〜2150
℃に維持される。アルミナアニール粉によつてバ
ツクアツプしたグラフアイト型のこのような温度
に充分耐える。クロム−アルミナ溶融耐火材料は
元々注型のときに気孔ができ易く、本発明の耐火
材料の場合にもそのようなことが言える。気孔が
多いと耐蝕性が低下するから望ましくないが、こ
の気孔の形成は、電圧を比較的低くし、溶融アー
クを比較的短く(2cm未満)維持する方法や、空
気酸素、亜酸化チツソ、二酸化炭素、チツソ、ア
ルゴン等の酸化ガスや不活性ガスを、溶融中(注
型中)乃至溶融後(注型後)に溶融材料中に吹き
込んだり、溶融材料上に吹きつけたりする方法に
よつて防止乃至減少させることができる。上記の
ようなガス処理の方法については日本国特許第
444323号や米国特許第3670061号に開示されてい
る。またCr2O3成分をクロム鉱から供給するとき
にはそのクロム鉱を予備焼成すれば気孔の形成を
抑えることができる(米国特許第2911313号参
照)。さらに、溶融耐火材料中の減少された金属
相を形成する際に電気溶融炉のグラフアイト電極
の効果が低下するのは、酸化ガス吹きつけ処理に
よつて溶融材料を再酸化することによつて抑える
ことができる。これによつて金属相中のクロムを
減少させCr2O3成分を増加させることができる。
また、鉄はその幾らかはFe2O3の形態で存在して
もよいが大部分はFeOの形態に維持される。いず
れの場合においても、前記分析組成の範囲は、全
ての金属成分が前記組成の範囲に示したような酸
化物の形態で存在するという仮定に基づいたもの
である。 本発明の溶融耐火材料の分析組成を提供するこ
とができれば、どのような原料の組合わせも使用
することができる。 商業的に入手し得る望ましい原料の分析値は例
えば次の通りである。なお%は重量%である。 アルミナ−99.01%Al2O3、0.45%Na2O、0.02%
SiO2 酸化クロム−99.2%Cr2O3、0.05%FeO、0.01%
Al2O3、0.01%CaO、0.01%SiO2 クロム鉱−45.73%Cr2O3、24.39%FeO、14.60%
Al2O3、11.39%MgO、2.00%SiO2、0.56%
TiO2、0.29%CaO 螢石−95.24%CaF2 石灰−97.04%CaO、1.48%SiO2 なお、フツ化物の原材料を配合する際には、フ
ツ素の揮発損失を見込んでおく必要がある。本発
明者が螢石を用いて実験したところによれば配合
したフツ素成分の約3分の1が溶融材料内に残
る。 以下に述べるサンプルはサンプル5、25、26を
除いて全て、2本の中空のグラフアイト電極を備
えた電気アーク炉内で約2.6〜12.8mmの短アーク
で94〜109ボルト/120kWで溶融した57Kgのバツ
チ混合物から製造した。溶融中に、その溶融材料
内に電極1本当り約0.6m3/hrのレートでチツソ
ガスの泡を吹き込んだ。さらに、溶融の終了時、
注型の前に約5.9m3/hrのレートで30秒間酸素ガ
スを吹き込んだ。その後、その溶融材料を型に流
し込んで、約7.62×15.24×30.48cmの耐火材料を
製造した。 サンプル25、26は3本のグラフアイト電極を備
えた電気アーク炉内で約9.5〜19mmの短アーク
で、120〜180ボルト/2200kWで溶融した約1ト
ンの溶融材料の一部を使用して製造した。溶融中
に、その溶融材料内に電極1本当たり約1.1m3
hrのレートでチツソガスを吹き込んだ。さらに、
その溶融材料に約0.8m3/分のレートで5分間酸
素ガスを吹き込んだ。次に、その溶融材料を型に
流し込んで種々のサイズと形状の密注型製品を製
造した。サンプル25はほぼ0.9×0.3×0.4mの注型
製品から取り出し、サンプル25はほぼ0.7×0.3×
0.5mの注型製品から取り出した。 またサンプル5は市販の溶融注型耐火材料のブ
ロツクから取り出した。 表1は本発明の望ましい実施例の耐火材料(サ
ンプル1)を(a)前記ジヨウペインの材料S−6と
ほぼ同じ材料(サンプル2)、(b)そのジヨウペイ
ンの材料S−5とほぼ同じ材料(サンプル3)、
(c)米国特許第2279260号の特許請求の範囲第4項
および6項に記載されている2重量%MgO/5
重量%FeOを含む溶融耐火材料とほぼ同じもの
(サンプル4)、および米国特許第3188129号にし
たがつて製造された市販品(サンプル5)と比較
したものである。相分析は従来のX線回析法によ
つて行なつた。溶融ガラスによる内張の侵蝕
(MLC)のデーターはオーエンス−コーニングフ
アイバーグラス社製の米国特許第2877124号およ
び第2882173号に記載されている溶融AFウールガ
ラスを用いた以外は、米国特許第3632359号の第
6段の3〜16行に記載されている標準的な試験方
法によつて決定した。そのテストにおけるガラス
の温度は1450℃であり、侵漬時間は4日であつ
た。他の表のMLCデーターを取る際にも同じ試
験方法を使用した。
【表】
【表】 表2はAl2O3とCr2O3の割合の重要性を示すも
のである。なお表2においてサンプル6〜8は本
発明以外のものであり、サンプル9〜14は本発明
の実施例である。
【表】
【表】 表3に示すデーターは過剰のCaOの害を示すも
のである。なお表3中、サンプル19以外は本発明
の実施例である。
【表】 表4にSiO2の量と耐蝕性の関係のデーターを
示す。表4においてサンプル11および20〜22は本
発明の実施例であり、サンプル23は本発明以外で
ある。
【表】
【表】 表5はSiO2の含有率を少量に制御することに
よつて優れた電気抵抗率が得られることを示して
いる。サンプル24はサンプル1、10、11と同じバ
ツチ分析組成を有している。このサンプル24の製
品分析組成とサンプル1、10、11のバツチ分析組
成を比較すれば、両組成がフツソ損失以外は極め
て良く似ていることが分かる。
【表】 本発明の組成に少量のTiO2を加えても差し支
えないことを確認するために、次のようなバツチ
組成によつてサンプル27を製造した。なお%は重
量%である。 64.4%Al2O3、31.90%Cr2O3、 0.64%CaO、0.57%MgO、 1.24%FeO、0.12%SiO2、 0.20%フツソ、0.29%Na2O、 1.00%TiO2 サンプル27の2つの標本は次のような特性を示
した。 %AP MLCmm×10-5 4.9 8 5.9 14 焼成された溶融グレイン製品が本発明の目的を
達成し得ることを示すために、サンプル25、26を
製造するのに使用したのと同じ溶融材料から形成
した溶融注型製品を粉砕して、サイジングし、次
のような3つのグレイン画分のバツチとした。 45重量%−4+10タイラーメツシユ、 25重量%−10+45タイラーメツシユ、 35重量%−100タイラーメツシユ このグレインバツチに、そのグレーンバツチの
2.75重量%のリグニンスルホネートのバインダー
(46.5重量%水溶液)および1.15重量%のポリエ
チレングリコール溶液(トレードマーク、カーボ
ワツクス20Mの10重量%水溶液)を加え、良く撹
拌した後、プレスしてレンガを形成し、1650℃で
6時間焼いた。このようにして形成したレンガの
サンプルは次のような特性を示した。 %AP MLCmm×10-2 24.7 62 24.9 81 焼成した溶融グレーン製品は本来溶融注型製品
より気孔率が大きいが、上記焼成溶融グレイン製
品の上記特性は粒子サイズを適当に調整すること
によつて改良することができる。さらに、本発明
の焼成溶融グレーン製品は例えばアルミナもしく
はアルミナと酸化クロムの混合物等の非溶融グレ
ーン材料を−100メツシユの分として使用して製
造することもできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 少なくとも約70容量%のクロム含有コラ
    ンダム固溶体結晶相、クロム含有アルカリ土類
    金属ヘキサアルミネート固溶体を主成分とする
    少なくとも約5容量%の酸化物の副次結晶相お
    よび10容量%未満の金属相からなる微細構造
    と、 (b) 20〜60重量%のCr2O3、そのCr2O3との和が
    少なくとも90重量%となるような量のAl2O3
    1〜4重量%のMO、5%未満のSiO2、0.5%
    以下のフツ素、1.5%未満のR2O、2%以下の
    TiO2および3%以下のZrO2からなる分析組
    成、とを有し、 前記MOのMがCa、Ba、Sr、Mg、Feまたはそ
    れらの混合物であり、そのうちのCaO、BaO、
    SrOおよびその混合物が0.4〜3.5%の範囲内であ
    り、MgOが3%以下であり、FeOが3.5%以下で
    あり、前記R2OのRがLi、Na、K、Rb、Csまた
    はそれらの混合物であることを特徴とする溶融耐
    火材料。 2 溶融注型製品の形態をしているとともに、フ
    ツ素の分析含有量が少なくとも0.02%であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の耐火材
    料。 3 前記微細構造の前記コランダム固溶体結晶相
    が少なくとも75容量%であり、前記ヘキサアルミ
    ネート固溶体相がカルシウムをベースとするもの
    であり、 前記分析組成の前記Al2O3とCr2O3との和が少
    なくとも95%であり、Cr2O3が25〜50%であり、
    CaOが0.5〜3%であり、MgOが1.5%以下であ
    り、FeOが0.5〜3%であり、SiO2が1%未満で
    あり、フツ素が0.2%以下であり、R2Oが1%未
    満であり、TiO2が1%以下であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または2項記載の耐火
    材料。 4 前記微細構造の前記コランダム固溶体結晶相
    が少なくとも80容量%であり、前記酸化物の副次
    結晶相が少なくとも約10容量%であり、前記金属
    相が5容量%未満であり、 前記分析組成の前記Al2O3とCr2O3の和が少な
    くとも95%であり、Cr2O3が30〜40%であり、
    CaOが0.6〜1%であり、MgOが0.4〜0.8%であ
    り、FeOが1〜1.5%であり、SiO2が0.3%以下で
    あり、フツ素が0.05〜0.2%であり、R2Oが0.5%
    未満であり、TiO2が0.2%以下であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または2項記載の耐
    火材料。 5 溶融グレーンの形態をなしていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の耐火材料。 6 焼成溶融グレーン製品の形態をなしているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の耐火
    材料。
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